第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前連結会計年度の第18期有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) 財政状態、経営成績の分析 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。

 

(2) 経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、世界的な金融引締めにともなう影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意が必要な状況であります。

 このような状況の中、当社グループは、当第2四半期連結累計期間において、3ヵ年目となる「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」のもと、「「アフターコロナの社会における目指す姿」を見据え、コロナショックを乗り越え、飛躍への道筋をつける。」をテーマに、「経営改革」「デジタル経営」「サステナビリティ」の3点を骨子とした取り組みを進めてまいりました。

 「経営改革」については「アセットライトな事業運営」「損益分岐点の引き下げ」「ニューノーマルに合わせたサービス変革」というテーマに加え、「都市交通・沿線事業の経営改革」に取り組んでまいりました。中でも「都市交通・沿線事業の経営改革」については、2023年4月1日に西武鉄道株式会社が、中核事業である鉄道業、ならびに沿線価値創造機能に特化するため、西武園ゆうえんちなど鉄道業以外の不動産を当社連結子会社である株式会社西武リアルティソリューションズへ移管いたしました。また、不動産回転型ビジネスを活用し、資本効率性を意識し、既存保有資産の再開発資金への対応及び新規開発機会への投資もおこなっていくにあたり、みずほフィナンシャルグループを協業パートナーに決定いたしました。

 「デジタル経営」については、「グループマーケティング基盤」の利活用を開始し、グループ顧客の拡充に向けたサービス構築に取り組んだほか、管理系基幹システムのグループ共通システム化などを進め、業務改革、働き方改革を実現し、固定費削減に努めました。

 「サステナビリティ」については、引き続き安全、環境、社会、会社文化の4領域12項目のアジェンダにおいて持続可能な社会実現のため「サステナビリティアクション」に取り組んでまいりました。環境領域においては、西武バス株式会社では2023年4月より100%再生エネルギーで走る大型電気路線バスの導入を開始いたしました。また、箱根湯の花プリンスホテルにおいて、2023年6月より神奈川県で初となるバイナリー発電設備を導入いたしました。

 

 当第2四半期連結累計期間における経営成績の概況は、新型コロナウイルス感染症の5類移行にともなう需要の増加を着実に取り込み、加えて値上げの取り組みにより、営業収益は、2,388億82百万円と前年同期に比べ262億87百万円の増加(前年同期比12.4%増)となりました。営業利益は、増収により、318億18百万円と前年同期に比べ184億2百万円の増加(同137.2%増)となり、償却前営業利益は、581億52百万円と前年同期に比べ169億79百万円の増加(同41.2%増)となりました。

 経常利益は、291億30百万円と前年同期に比べ164億1百万円の増加(同128.8%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期に計上したザ・プリンス パークタワー東京など4物件の譲渡にともなう反動減などにより、274億58百万円と前年同期に比べ371億83百万円の減少(同57.5%減)となりました。

 

 各セグメントにおける業績は以下のとおりであります。

 なお、第1四半期連結会計期間よりセグメントの区分を変更しております。

 

(単位:百万円)

 

 

営業収益

 

 

営業利益

 

償却前営業利益

セグメントの名称

当第2四半期

連結累計期間

前年同期比

増減

前年同期比

増減率 (%)

当第2四半期

連結累計期間

前年同期比

増減

前年同期比

増減率 (%)

当第2四半期
連結累計期間

前年同期比

増減

前年同期比

増減率 (%)

 都市交通・沿線事業

73,474

4,964

7.2

10,089

5,503

120.0

20,284

5,743

39.5

 ホテル・レジャー事業

111,074

15,173

15.8

10,144

10,164

17,917

8,531

90.9

 不動産事業

39,549

3,371

9.3

7,386

1,916

35.0

13,147

1,829

16.2

 その他

27,384

3,623

15.3

3,770

1,200

46.7

5,826

1,374

30.9

 合計

251,483

27,133

12.1

31,389

18,784

149.0

57,175

17,478

44.0

 調整額

△12,600

△846

428

△381

△47.1

976

△498

△33.8

 連結数値

238,882

26,287

12.4

31,818

18,402

137.2

58,152

16,979

41.2

(注)1 調整額については、主に連結会社間取引消去等であります。

    2 償却前営業利益は、営業利益に減価償却費及びのれん償却額を加えて算定しております。

   3 第1四半期連結会計期間より、以下3点につき、グループ内の専門性強化の観点からセグメント

     区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み

     替えて比較しております。

     ・都市交通・沿線事業に含んでいた西武園ゆうえんち等について、ホテル・レジャー事業へ移管。

     ・都市交通・沿線事業に含んでいたとしまえん跡地賃貸等について、不動産事業へ移管。

     ・不動産事業に含んでいた一部ゴルフ場等運営管理について、ホテル・レジャー事業へ移管。

 

①都市交通・沿線事業

 都市交通・沿線事業の内訳は鉄道業、バス業、沿線生活サービス業、スポーツ業、その他であり、それぞれの営業収益は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

増減額

 

営業収益

68,509

73,474

4,964

 

 鉄道業

44,420

49,912

5,491

 

 バス業

10,991

11,924

932

 

 沿線生活サービス業

9,810

8,759

△1,050

 

 スポーツ業

1,430

1,026

△404

 

 その他

1,856

1,851

△5

(注) 第1四半期連結会計期間より、「都市交通・沿線事業の経営改革」にともない、都市交通・沿線事業の内訳を変更しております。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。

 

 鉄道業では、としまえん跡地に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」と連携し、池袋駅と豊島園駅のリニューアルやフルラッピング電車「スタジオツアー東京 エクスプレス」の運行を実施し、豊島園駅周辺エリアの活性化に取り組みました。

 バス業では、高速バスの一部減便はあるものの、需要の回復に合わせて運行ダイヤを順次戻し、着実に需要の取り込みができるよう努めました。

 都市交通・沿線事業の営業収益は、リモートワークの定着などにより定期利用の回復は限定的であるものの、新型コロナウイルス感染症の5類移行にともなう需要の増加を着実に取り込み、定期外利用やレジャー施設の利用が進み、734億74百万円と前年同期に比べ49億64百万円の増加(同7.2%増)となりました。なお、鉄道業の旅客輸送人員は前年同期比5.9%増(うち定期4.1%増、定期外8.7%増)、旅客運輸収入は、前年同期比12.7%増(うち定期9.4%増、定期外15.2%増)となりました。営業利益は、100億89百万円と前年同期に比べ55億3百万円の増加(同120.0%増)となり、償却前営業利益は、202億84百万円と前年同期に比べ57億43百万円の増加(同39.5%増)となりました。

 

 都市交通・沿線事業の主要な会社である西武鉄道株式会社の鉄道業の運輸成績は以下のとおりであります。

 

(西武鉄道株式会社の鉄道業の運輸成績)

種別

単位

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

 営業日数

183

183

 営業キロ

キロ

176.6

176.6

 客車走行キロ

千キロ

85,021

85,273

 輸送人員

 定期

千人

171,434

178,420

 定期外

千人

109,184

118,682

千人

280,619

297,103

 旅客運輸収入

 定期

百万円

18,258

19,981

 定期外

百万円

23,935

27,567

百万円

42,194

47,548

 運輸雑収

百万円

1,803

1,741

 収入合計

百万円

43,998

49,289

 一日平均収入

百万円

230

259

 乗車効率

33.7

35.8

(注)1 乗車効率は 延人キロ/(客車走行キロ×平均定員)×100 により、算出しております。

2 千キロ未満、千人未満及び百万円未満を切り捨てて表示しております。

3 運輸雑収は鉄道業以外の収入を含んでおります。

 

②ホテル・レジャー事業

 ホテル・レジャー事業の内訳は国内ホテル業(保有・リース)、国内ホテル業(MC・FC)、海外ホテル業(保有・リース)、海外ホテル業(MC・FC)、スポーツ業(保有・リース)、スポーツ業(MC・FC)、その他であり、それぞれの営業収益は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

増減額

 

営業収益

95,900

111,074

15,173

 

 国内ホテル業(保有・リース)

60,463

64,696

4,233

 

 国内ホテル業(MC・FC)

124

5,267

5,143

 

 海外ホテル業(保有・リース)

15,185

18,085

2,900

 

 海外ホテル業(MC・FC)

88

218

130

 

 スポーツ業(保有・リース)

8,179

6,760

△1,419

 

 スポーツ業(MC・FC)

950

950

 

 その他

11,859

15,094

3,234

(注) 第1四半期連結会計期間より、「都市交通・沿線事業の経営改革」にともない、ホテル・レジャー事業の内訳を変更しております。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。

 

 国内ホテル業では、ホテルオペレーターである株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営をおこなう、G7広島サミットの主会場となったグランドプリンスホテル広島、外相会合の会場となった軽井沢プリンスホテル、気候・エネルギー・環境大臣会合の会場となった札幌プリンスホテルの3ホテルで、観光品質認証制度「サクラクオリティ」及びSDGsを実践する宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」を同時取得するなどお客さまに安全・安心を追求したサービスを引き続き提供できるよう努めてまいりました。サービスの向上に合わせ、レベニューマネジメントを強化し、値上げに取り組んでおります。引き続き新規出店も進めており、「グランドプリンスホテル大阪ベイ」を2023年7月1日にリブランドオープンいたしました。

 海外ホテル業では、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが北野合同建物株式会社の米国法人Kitano Arms Corporationと、ニューヨークのホテル「ザ・プリンス キタノ ニューヨーク(現:ザ・キタノホテル ニューヨーク)」の2023年12月1日のリブランドオープンに向け準備を進めております。また、ステイウェル ホールディングス Pty Ltdがライフスタイル型ブランド「Park Proxi」でオーストラリア初出店となる「Park Proxi Gibraltar Bowral」を2023年9月6日にリブランドオープンいたしました。

 そのほか、2023年4月1日より株式会社横浜八景島が「西武園ゆうえんち」の運営を受託し、新体制による営業をおこなっております。

 ホテル・レジャー事業の営業収益は、国内ホテルやハワイ、レジャー施設において回復に向かう需要に加え、インバウンド需要の着実な取り込みや値上げの取り組みなどにより、1,110億74百万円と前年同期に比べ151億73百万円の増加(同15.8%増)となりました。なお、国内ホテル業のRevPAR(注)については、12,922円と前年同期に比べ6,229円増となりました。営業利益は、増収により、101億44百万円と前年同期に比べ101億64百万円の改善(前年同期は、営業損失20百万円)となり、償却前営業利益は、179億17百万円と前年同期に比べ85億31百万円の増加(同90.9%増)となりました。

 

 (注)RevPARとは、Revenue Per Available Roomの略であり、宿泊に係る収入を客室総数で除したものであります。

 

 ホテル・レジャー事業の国内ホテル業(保有・リース)、国内ホテル業(MC・FC)、海外ホテル業(保有・リース)、海外ホテル業(MC・FC)の定量的な指標は以下のとおりであります。

 

(国内ホテル業の運営形態別施設概要)

 

施設数

(か所)

客室数

(室)

宴会場数

(室)

宴会場面積

(㎡)

 国内ホテル業

58

20,029

318

78,227

  保有・リース

42

13,537

239

51,520

  MC・FC

16

6,492

79

26,707

 

(国内ホテル業のエリア別施設概要)

 

施設数

(か所)

客室数

(室)

宴会場数

(室)

宴会場面積

(㎡)

 首都圏・中日本

26

10,963

221

47,950

  高輪・品川エリア

4

5,138

103

20,322

 東日本

19

5,614

38

14,252

  軽井沢エリア

3

687

11

3,670

 西日本

13

3,452

59

16,025

 

(注)1  面積1,000㎡以上の宴会場は21室であります。

2  首都圏・中日本の代表例として高輪・品川エリア、東日本の代表例として軽井沢エリアを記載しております。

3 高輪・品川エリアに含まれるホテルはザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテルであります。

4 軽井沢エリアに含まれるホテルはザ・プリンス 軽井沢、ザ・プリンス ヴィラ軽井沢、軽井沢プリンスホテルであります。

 

(海外ホテル業の施設概要)

 

施設数
(か所)

客室数
(室)

宴会場数
(室)

宴会場面積

(㎡)

 海外ホテル業

28

4,853

85

12,792

  保有・リース

12

1,518

34

5,185

   ハワイエリア

3

1,064

22

4,090

   The Prince Akatoki

1

82

2

115

  MC・FC

16

3,335

51

7,607

(注)1 海外ホテル業(保有・リース)の代表例としてハワイエリア、ラグジュアリーブランドであるThe Prince Akatokiを記載しております。

   2 ハワイエリアに含まれるホテルはプリンス ワイキキ、マウナ ケア ビーチ ホテル、ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートの3ホテルであります。

 

(国内ホテル業の運営形態別営業指標)

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

RevPAR(円)

 保有・リース

6,846

13,690

 MC・FC

2,880

11,023

宿泊部門全体

6,693

12,922

 

平均販売室料(円)

 保有・リース

15,597

19,989

 MC・FC

25,999

18,298

宿泊部門全体

15,702

19,545

 

客室稼働率(%)

 保有・リース

43.9

68.5

 MC・FC

11.1

60.2

宿泊部門全体

42.6

66.1

(注)1 国内ホテル業のRevPAR及び客室稼働率の算出に用いる客室総数には、行政機関へのホテル客室全室貸出にともない一時営業休止しているホテルの客室を含んでおります。

   2 第1四半期連結会計期間より、「都市交通・沿線事業の経営改革」にともない、「掬水亭」は国内ホテル業に区分を変更し、保有・リースに含めております。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の区分に組み替えて比較しております。

 

(国内ホテル業のエリア別営業指標)

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

RevPAR(円)

 首都圏・中日本

5,704

14,112

  高輪・品川エリア

4,091

12,779

 東日本

9,283

11,144

  軽井沢エリア

23,755

25,806

 西日本

7,238

10,922

宿泊部門全体

6,693

12,922

 

平均販売室料(円)

 首都圏・中日本

14,655

20,449

  高輪・品川エリア

11,958

18,690

 東日本

17,285

19,599

  軽井沢エリア

34,948

38,425

 西日本

17,065

16,289

宿泊部門全体

15,702

19,545

 

客室稼働率(%)

 首都圏・中日本

38.9

69.0

  高輪・品川エリア

34.2

68.4

 東日本

53.7

56.9

  軽井沢エリア

68.0

67.2

 西日本

42,4

67.1

宿泊部門全体

42.6

66.1

(注)1  首都圏・中日本の代表例として高輪・品川エリア、東日本の代表例として軽井沢エリアを記載しております。

2  高輪・品川エリアに含まれるホテルはザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテルであります。

3  軽井沢エリアに含まれるホテルはザ・プリンス 軽井沢、ザ・プリンス ヴィラ軽井沢、軽井沢プリンスホテルであります。

4  国内ホテル業のRevPAR及び客室稼働率の算出に用いる客室総数には、行政機関へのホテル客室全室貸出にともない一時営業休止しているホテルの客室を含んでおります。

5  第1四半期連結会計期間より、「都市交通・沿線事業の経営改革」にともない、「掬水亭」は国内ホテル業に区分を変更し、首都圏・中日本に含めております。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の区分に組み替えて比較しております。

 

(海外ホテル業の営業指標)

・ハワイエリアの営業指標

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

 RevPAR (円)

39,861

44,119

 RevPAR (米ドル)

369.08

339.38

 平均販売室料 (円)

47,773

54,199

 平均販売室料 (米ドル)

442.34

416.92

 客室稼働率 (%)

83.4

81.4

 

 

   ・The Prince Akatoki Londonの営業指標

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

 RevPAR (円)

19,704

38,079

 RevPAR (ポンド)

140.31

227.42

 平均販売室料 (円)

47,048

55,344

 平均販売室料 (ポンド)

335.01

330.54

 客室稼働率 (%)

41.9

68.8

     (注)1  海外ホテル業の代表例としてハワイエリア、ラグジュアリーブランドであるThe Prince Akatokiのうち、直営のThe Prince Akatoki Londonを記載しております。

2  ハワイエリアに含まれるホテルはプリンス ワイキキ、マウナ ケア ビーチ ホテル、ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートの3ホテルであります。

 

(国内ホテル業における宿泊客の内訳)

(単位:名、%)

 

2023年3月期

第2四半期連結累計期間

邦人客

外国人客

 

比率

 

比率

 

比率

宿泊客

1,774,166

98.6

24,585

1.4

1,798,751

100.0

 保有・リース

1,751,458

 

24,458

 

1,775,916

 

 MC・FC

22,708

 

127

 

22,835

 

 

 

2024年3月期

第2四半期連結累計期間

邦人客

外国人客

 

比率

 

比率

 

比率

宿泊客

1,759,234

74.2

610,328

25.8

2,369,562

100.0

 保有・リース

1,217,528

 

464,273

 

1,681,801

 

 MC・FC

541,706

 

146,055

 

687,761

 

 

③不動産事業

 不動産事業の内訳は不動産賃貸業、その他であり、それぞれの営業収益は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

 

2023年3月期

第2四半期

連結累計期間

2024年3月期

第2四半期

連結累計期間

増減額

 

営業収益

36,177

39,549

3,371

 

 不動産賃貸業

21,071

22,021

949

 

 その他

15,106

17,527

2,421

(注) 第1四半期連結会計期間より、「都市交通・沿線事業の経営改革」にともない、不動産事業の内訳を変更しております。前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。

 

 不動産賃貸業では、西武鉄道沿線の遊休地を活用し、趣味や生活を安全・安心かつ快適にお過ごしいただける賃貸ガレージハウス「エミベース」の2号物件となる「エミベース 小手指」を2023年秋の竣工に向けて、着工いたしました。

 また、PM、BM業務の内製化など、固定費削減策に取り組みました。

 不動産事業の営業収益は、西武造園株式会社における工事出来高の増加や東京ガーデンテラス紀尾井町におけるテナント入居の影響などにより395億49百万円と前年同期に比べ33億71百万円の増加(同9.3%増)となり、営業利益は、73億86百万円と前年同期に比べ19億16百万円の増加(同35.0%増)となり、償却前営業利益は、131億47百万円と前年同期に比べ18億29百万円の増加(同16.2%増)となりました。

 

 不動産事業の定量的な指標は以下のとおりであります。

 

(建物賃貸物件の営業状況)

 

期末貸付面積 (千㎡)

期末空室率 (%)

 

2023年3月期

第2四半期

2024年3月期

第2四半期

2023年3月期

第2四半期

2024年3月期

第2四半期

 商業施設

244

254

2.1

2.5

 オフィス・住宅

201

216

4.8

2.5

(注)土地の賃貸は含んでおりません。

 

④その他

 スポーツ事業においては、ベルーナドームを最大限活用したサービスや演出、イベント開催などにより、楽しんでいただけるスポーツ・エンターテインメント体験の提供に努めてまいりました。伊豆箱根事業では伊豆・三津シーパラダイスを中心に回復に向かう観光需要の取り込みに努めたほか、近江事業においては、鉄道事業の公有民営方式による上下分離移行に向けた準備などを進めてまいりました。

 営業収益は、埼玉西武ライオンズの観客動員数の増加や、グッズ販売の好調などにより、273億84百万円と前年同期に比べ36億23百万円の増加(同15.3%増)となり、営業利益は、37億70百万円と前年同期に比べ12億円の増加(同46.7%増)となり、償却前営業利益は、58億26百万円と前年同期に比べ13億74百万円の増加(同30.9%増)となりました。

 

 また、都市交通・沿線事業及びホテル・レジャー事業におけるスポーツ業、ならびにその他に含まれるスポーツ事業の営業収益の合計は、250億5百万円であり、前年同期に比べ13億56百万円の増加(同5.7%増)となりました。

 

(3) 財政状態の分析

 ①資産

 流動資産は、847億63百万円と前連結会計年度末に比べ96億9百万円減少いたしました。その主たる要因は、株式会社西武ホールディングス等の未収還付法人税等が減少したことなどによる流動資産「その他」の減少(105億1百万円)であります。

 固定資産は、1兆4,973億70百万円と前連結会計年度末に比べ39億9百万円増加いたしました。その主たる要因は、投資有価証券の増加(97億44百万円)及び有形固定資産及び無形固定資産の減少(66億16百万円)であります。

 以上の結果、総資産は1兆5,821億34百万円と前連結会計年度末に比べ57億円減少いたしました。

 

②負債

 流動負債は、3,403億35百万円と前連結会計年度末に比べ275億32百万円減少いたしました。その主たる要因は、西武鉄道株式会社等の工事未払金が減少したことなどによる流動負債「その他」の減少(450億7百万円)であります。

 固定負債は、8,277億73百万円と前連結会計年度末に比べ145億59百万円減少いたしました。その主たる要因は、長期借入金の減少(199億24百万円)であります。

 以上の結果、負債合計は1兆1,681億9百万円と前連結会計年度末に比べ420億91百万円減少いたしました。

 

③純資産

 純資産は、4,140億24百万円と前連結会計年度末に比べ363億90百万円増加いたしました。その主たる要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(274億58百万円)であります。

 なお、負債の減少(420億91百万円)及び純資産の増加(363億90百万円)により、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.4ポイント上昇し25.8%となっております。

 

(4) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億60百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には265億1百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益389億43百万円に、減価償却費や法人税等の支払額などを調整した結果、502億72百万円の資金収入となり、前年同期に比べ196億99百万円の資金収入の増加となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の売却による収入の減少などにより、340億7百万円の資金支出(前年同期は、862億8百万円の資金収入)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、160億78百万円の資金支出となり、前年同期に比べ501億71百万円の資金支出の減少となりました。その主たる要因は、借入金の返済の減少であります。

 

(5) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。