文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調で推移しました。一方、中国経済の減速を始めとする海外景気の下振れ懸念などの不安要素もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
こうした事業環境の中、当社グループでは中期経営計画の目標を達成すべく積極的に事業を展開した結果、当第3四半期連結累計期間の総売上高は15,195,976千円(前年同期比1.7%減)、営業利益は1,412,156千円(同15.9%増)、経常利益は800,708千円(同35.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は718,529千円(同35.9%増)となりました。
セグメントの業績は、次の通りであります。
乗合バス部門では、新バスシステムの更なる利便性向上を目的とした冬季ダイヤ改正(平成27年12月16日~)、西小針線深夜バス増便(平成27年12月週末)、これまで短縮ダイヤで運行しておりました年末を終日運行とするなど、お客様の利便性向上に努めました。しかしながら、12月が記録的暖冬となり、荒天が続き大幅に増収となった前年同月に比べ利用者が伸び悩んだことから、運賃収入は前年同期比減収となりました。
高速バス部門では、平成27年10月に名古屋線開設10周年記念謝恩キャンペーンを実施いたしました。また、主力である東京線の運行台数を増やし増収に努めたこと、長野線、金沢線、富山線等の車両の更新により提供座席数を増加させたこともあり、前年同期比増収となりました。
貸切バス部門では、お客さまの「安心・安全」に対する関心やニーズの高まりの中、新潟交通観光バス㈱が平成27年9月に「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において最高評価である三ツ星認定を取得いたしました。また、貸切バス新運賃制度の適用開始に伴いバス単価は上昇したものの、価格上昇による利用客減少の影響等により、前年同期比減収となりました。
この結果、運輸事業の売上高は7,202,940千円(前年同期比1.7%減)、営業損失92,295千円(前年同期は営業損失302,116千円)となりました。
不動産事業では、万代シテイパークの賑わい創出のため、万代シテイ商店街振興組合やメディア各社と連携し、「万代グルメストリート&新潟らーめんストリート」(平成27年10月10日~12日)、「新潟ハロウィン2015」(平成27年10月31日)、「にいがたキッズフェスティバル」(平成27年11月1日)、「万代ロマンチックサーカス」(平成27年11月21日~)、「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開記念スペシャルイベント」(平成27年12月25日)を実施するなど、各種イベントの実施により、来街客増加に努めました。
しかしながら、暖冬の影響で冬物販売が苦戦し、テナントからの歩合賃料収入が伸び悩んだこともあり、、不動産事業の売上高は2,318,076千円(前年同期比0.0%減)、営業利益1,029,549千円(同3.8%減)となりました。
商品販売事業では、平成27年7月23日にフランチャイズで運営するメロンパンアイス店の移動販売車を導入し、県内各地で販売を行うなど売上の増強に努めました。
しかしながら、基幹の観光土産品卸売部門が振るわなかったこともあり、商品販売事業の売上高は1,739,952千円(前年同期比1.2%減)、営業利益72,837千円(同19.1%減)となりました。
旅館事業では、新潟市内の「万代シルバーホテル」では、様々なイベントやコンサートなどに伴う宿泊や飲食などの館内利用は増加したものの、同社で提供している機内食を搭載する航空路線が減便となるなどの影響を受け、売上高は前年同期比減収となりました。
佐渡市内の「国際佐渡観光ホテル八幡館」では、佐渡観光客を中心に宿泊利用促進のため営業強化するも、前年に及ばず売上高は前年同期比減収となりました。
この結果、旅館事業の売上高は1,527,931千円(前年同期比4.5%減)、営業利益69,623千円(同25.3%増)となりました。
その他事業のうち旅行業では、魅力ある旅行商品を企画し販売強化に努め、修学旅行を中心に学校関連の受注は好調に推移しました。しかしながら、航空旅行商品の販売額が前年を下回った結果、前年同期比減収となりました。
広告代理業では、行政、観光協会および県内外の交通広告代理店への積極的な営業活動を展開した他、各種イベントの運営を受注したものの、前年同期比減収となりました。
航空代理業では、札幌線減便の他、ハルビン線の運休も響き、前年同期比減収となりました。
設備・環境業においては、リサイクル部門における古紙の価格上昇や、平成27年4月より佐渡クリーンセンター等における受託業務を開始したことにより、前年同期比増収となりましたが、清掃業においては厳しい事業環境が続き、前年同期比減収となりました。
この結果、その他事業全体の売上高は2,407,076千円(前年同期比2.1%減)、営業利益330,870千円(同8.5%増)となりました。