第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

    文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①財政状態

 資産合計は、固定資産の減価償却等により、前連結会計年度末に比べ132,573千円減少し、56,286,331千円となりました。

 負債合計は、有利子負債の減少等により、前連結会計年度末に比べ733,793千円減少し、36,654,647千円となりました。

 純資産合計は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上に伴う利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ601,219千円増加し、19,631,684千円となりました。

 

②経営成績

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、不安定な国際情勢、米国の通商政策や物価上昇の継続等の影響により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 こうした事業環境の中、当社グループは全社を挙げて営業活動を積極的に展開し、事業基盤の強化に努めてまいりました。

 以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は10,290,938千円(前年同期比3.8%増)、営業利益は1,177,906千円(前年同期比8.2%増)、経常利益は958,895千円(前年同期比12.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は635,126千円(前年同期比7.8%増)となりました。

 

 各セグメントの業績は、以下の通りとなります。

 なお、前連結会計年度より、従来「その他」に含めていた「航空代理事業」の量的な重要性が増したため、新たな報告セグメントとして区分しております。

 

 運輸事業におきまして、一般乗合バス部門では、運転士不足に対応するため8月17日に運行ダイヤの見直しを行い、供給量を調整しました。また、8月24日の「アプリでバス無料デー」や「未来に向けたバス利用促進事業」等の行政と連携した取り組みを通じて利用促進に努めたほか、「こどもデザインラッピングバスコンテスト」、「万代シテイバスまつり2025」等、バスへの関心を高める取り組みを実施しました。加えて、中山間地において6月にコミュニティバスの新路線が開設されたことや月岡温泉へのアクセスバスの運行委託を受けたこと等により、一般乗合バス部門全体では前年同期比増収となりました。

 高速バス部門では、都市間高速バスにおいて、運行開始40周年となる「東京=長岡・新潟線」にてフォトコンテストや値引き販売等の特別企画を実施したほか、県内高速路線バスにおいて、県内高速事業者と共同で「ぐるっと1DAYパス(土・日祝日限定)」を発売するなど利用促進に努めたこと等により、高速バス部門全体では前年同期比増収となりました。

 貸切バス部門では、引き続き旅行会社からのバスツアーの受注が増加したこと等により前年同期比増収となりました。

 この結果、運輸事業の売上高は4,284,011千円(前年同期比1.9%増)、営業利益250,549千円(前年同期比2.2%増)となりました。

 

 不動産事業におきまして、万代シテイパークにおいて週末を中心として集客や街区の価値を高めるイベントを企画実行したほか、9月に万代シテイビルボードプレイスビルや第1駐車場ビルに新店を誘致する等、「万代シテイ」への来街客増加に努めましたが、催事店舗に対する歩合賃料等の伸び悩みもあり賃貸収入は前年同期比減収となりました。また、当社が運営管理する駐車場において月極契約者の増加に努めたことやSNSを活用した施策等により駐車場収入は前年同期比増収となりました。

 この結果、不動産事業の売上高は1,312,815千円(前年同期比1.1%増)、営業利益472,373千円(前年同期比2.8%増)となりました。

 

 商品販売事業におきまして、土産卸販売部門では、新潟駅、高速SA及び佐渡市内を中心に県内各地の納品先への各種土産品の卸販売が堅調に推移し前年同期比増収となりました。土産小売部門では、8月からの既存店舗における増床効果等もあり前年同期比増収となりしました。

 この結果、商品販売事業の売上高は1,470,114千円(前年同期比7.5%増)、営業利益121,602千円(前年同期比8.4%増)となりました。

 

 旅行事業におきまして、募集型企画旅行でチャーター便利用を含む海外旅行や航空機及びフェリーを利用した関西方面のツアーを中心とした多泊コースの集客数が増加したことに加えて、受注型企画旅行では、修学旅行及び学校関係の大会遠征等の受注が堅調に推移しました。

 この結果、旅行事業の売上高は1,259,641千円(前年同期比7.4%増)、営業利益16,262千円(前年同期比66.9%増)となりました。

 

 旅館事業におきまして、新潟市内の「万代シルバーホテル」では、昨年開催された北信越中学校総合競技大会及び全国中学校体育大会等の団体客剝落の影響を受けましたが、佐渡市内の「国際佐渡観光ホテル八幡館」では、募集型企画旅行の宿泊客数が増加したことにより宿泊収入が前年同期比増収となりました。

 この結果、旅館事業の売上高は974,022千円(前年同期比5.2%増)、営業利益137,551千円(前年同期比16.2%増)となりました。

 

 航空代理事業におきまして、航空会社との空港ハンドリング業務における契約内容の変更により受託手数料が増加しました。

 この結果、航空代理事業の売上高は373,607千円(前年同期比4.7%増)、営業利益101,623千円(前年同期比27.1%増)となりました。

 

 その他の事業におきまして、広告代理業では、テレビ、新聞広告等の一般広告収入やフロントマスク等のバス広告収入が堅調に推移したことにより、前年同期比増収となりました。

 清掃・設備・環境業では、清掃部門における値上効果、環境部門における定期物件の新規獲得や佐渡島内における廃棄物処理受託業務の長期包括契約更新等により、前年同期比増収となりました。

 この結果、その他事業全体の売上高は616,725千円(前年同期比4.4%増)、営業利益76,002千円(前年同期比21.3%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より120,441千円増加し、2,706,319千円となりました。

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は1,384,730千円(前年同期比22.9%増)となりました。これは主として、税金等調整前中間純利益949,416千円に減価償却費637,664千円等を加減算したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は399,545千円(前年同期比32.8%減)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出363,824千円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は864,744千円(前年同期比40.0%増)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出4,278,039千円に長期借入れによる収入3,437,000千円等を加減算したことによるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当中間連結会計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【重要な契約等】

 財務制限条項が付された主な借入金契約

 

 当社は、金融機関との間で金銭消費貸借契約を締結しており、その内容は次のとおりです。

属性

契約締結日

返済期日

期末残高

(千円)

担保

財務制限条項

都市銀行

2025年9月26日

2028年9月30日

961,400

抵当権

(建物・土地)

各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、直前の事業年度の決算期末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額の80%以上とすること。各年度の決算期における連結の損益計算書に示される営業損益が、決算期につき損失とならないようにすること。