当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、海外経済の回復に牽引された一方、新型コロナウイルス感染症の脅威が収まることなく個人消費が低迷する等、依然不透明な状況が続きました。当社の主要な事業エリアである兵庫県・大阪府下においても、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言により断続的に外出自粛や営業時間の短縮がなされるなど、経済活動が大きく制限されました。
人の移動や対面を中心としたサービスを展開する当社におきましても、中長距離の高速バスや旅行、観光バス、飲食など一部の業種・業態においては非常に厳しい状況が続いております。前年同期に比べますと、通勤・通学など日常的な移動については回復しつつあることや、継続して取り組んでいるコスト削減効果もあり、売上高、営業利益、経常利益は大きく改善しておりますが、コロナ禍前には遠く及ばず、根本的な改善には至っていない状況であります。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,229百万円減少し、54,913百万円となりました。増減の主なものは、受取手形、売掛金及び契約資産の減少1,987百万円、未収還付法人税の減少219百万円、有形固定資産の減少605百万円、現金及び預金の増加470百万円、仕掛品の増加173百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,126百万円減少し、14,944百万円となりました。増減の主なものは、未払金の減少542百万円、借入金の減少318百万円、繰延税金負債の減少184百万円、リース債務の減少180百万円等であります。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等による利益剰余金の減少1,140百万円、退職給付に係る調整累計額の減少21百万円、その他有価証券評価差額金の増加59百万円等により、前連結会計年度末に比べ1,103百万円減少の39,968百万円となり、自己資本比率は72.8%となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1,562百万円(10.2%)増の16,934百万円となり、営業損失は1,384百万円(対前年同期1,729百万円の改善)、経常損失は1,035百万円(対前年同期1,671百万円の改善)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,057百万円(対前年同期1,544百万円の改善)となりました。
セグメントの経営成績は次の通りであります。売上高、営業利益はセグメント間の内部売上高又は振替高控除前の金額であります。なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(自動車運送)
一般乗合バス部門におきましては、需要の変化に応じたダイヤ改正を適宜実施し、利用者の減少を最小限に留めながら収益確保と固定費削減のバランスを図りました。乗合高速バス部門におきましては、関西空港リムジン、姫路~東京線を全日運休したほか、緊急事態宣言等行動制限に応じて三宮~四国・中国地方線を中心に運休・減便対応を続けました。貨物部門では、郵便輸送の増便に加え、一般貨物輸送の新規開拓などがありました。タクシー部門は稼働数、稼働台当たり収入ともに増加しました。以上の結果、売上高は前年同期比628百万円(9.7%)増の7,088百万円となり、営業損失は1,616百万円(対前年同期1,255百万円の改善)となりました。
(車両物販・整備)
整備部門におきましては、車検の入庫台数が増加しました。車両物販部門におきましては、インターネット販売が伸びたほか、昨年の整備需要減退への反動や新車納車の遅れなども影響し部品出荷量が増加しました。また、自動車販売においても、販売単価が上昇しました。以上の結果、売上高は前年同期比111百万円(2.9%)増の3,898百万円となり、営業利益は神戸営業所に整備工場を新設したことによる諸経費を計上したため、前年同期比69百万円(△33.6%)減の137百万円となりました。
(業務受託)
車両管理部門におきましては、新規取引先の獲得や既存契約の増額改定などがありました。経営受託部門におきましては、時短要請等施設の利用制限はありましたが、スイミングスクールやキャンプ施設・宿泊施設等で利用者が増加しました。以上の結果、売上高は前年同期比74百万円(5.0%)増の1,571百万円となり、営業利益は18百万円(△19.4%)減の75百万円となりました。
(不動産)
賃貸部門におきましては、既存物件が引き続き高稼働を維持したことに加え、昨年8月に取得した賃貸マンションが収益に寄与しました。建設部門におきましては、保育園2棟等の引き渡しがありました。住宅部門におきましては、土地の販売区画数は減少しましたが、建売住宅やリノベーション住宅の販売が増加しました。建物管理部門におきましては、清掃や消毒作業の新規獲得がありました。以上の結果、売上高は前年同期比373百万円(18.5%)増の2,392百万円となり、営業利益は44百万円(6.7%)増の720百万円となりました。
(レジャーサービス)
ツタヤFC部門におきましては、前年度の人気コミックの販売や巣ごもり需要の反動がありました。飲食部門では、コロナ禍による緊急事態宣言等により営業時間短縮やアルコール類の提供ができませんでした。また、昨年2店舗を閉店しております。サービスエリア部門におきましては、中国自動車道リニューアル工事の影響はありましたが、昨年に比べ店前通行量が増加しました。以上の結果、売上高は前年同期比102百万円(△5.4%)減の1,785百万円となり、営業損失は135百万円(対前年同期73百万円の改善)となりました。
(旅行貸切)
旅行部門におきましては、緊急事態宣言期間中は主力バスツアーブランドである「真結」「バスの旅」の催行を中止したことや、全面運休した関西~東京・東京ディズニーリゾート路線を利用したツアーを全て中止しました。手配旅行については、修学旅行等学校団体の受注が増加しました。貸切バス部門におきましては、コロナワクチン接種者輸送や東京オリンピック・パラリンピックの輸送を行いました。以上の結果、売上高は前年同期比485百万円(131.3%)増の855百万円となり、営業損失は539百万円(対前年同期449百万円の改善)となりました。
(その他)
農業部門におきましては、昨年開業した直営店「バスの八百屋」3店舗の売上が貢献しました。広告部門におきましては、交通広告媒体だけでなく様々な媒体を積極的に営業した結果、新聞広告の取り扱いなどが増加しました。ファミリーマートFC部門におきましては、駅前店で前年の落ち込みから来店者数・客単価が若干増加しました。化粧品部門におきましては、サロンへの来店客が減少したため、販売数量が減少しました。以上の結果、売上高は前年同期比60百万円(8.9%)増の738百万円となり、営業損失は10百万円(対前年同期11百万円の改善)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ470百万円増加し、6,286百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失1,206百万円、減価償却費1,028百万円、減損損失190百万円、有形固定資産等圧縮損247百万円、売上債権の減少額1,987百万円、未払金の減少524百万円等により1,890百万円の収入(前年同期は528百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出105百万円、有形固定資産の取得による支出805百万円、定期預金の払戻による収入105百万円等により831百万円の支出(前年同期は3,263百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出318百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出149百万円、配当金の支払い105百万円等により588百万円の支出(前年同期は1,965百万円の収入)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。