文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかに回復しておりますが、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題など景気の下振れリスクが存在し、また、平成28年4月に発生した熊本地震による経済への影響もあり、先行きについては不透明な状態で推移しました。道内の経済においても、観光の好調さが増していることや公共投資が増加していることもあり緩やかに回復しておりますが、民間設備投資が減少していることなどもあり、今後の経済動向を注視する必要があります。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高め収支改善や経営体質の強化などに取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は8,141百万円(対前年同期比5.6%増)、営業損失は162百万円(前年同期は123百万円の営業損失)、経常損失は93百万円(前年同期は56百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は43百万円(前年同期は80百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
事業別の業績は、次のとおりであります。
① 旅客自動車運送事業
乗合運送事業は、札幌市内線においては輸送需要に適合したラッシュ時間帯の運行体制の見直しを行い、都市間高速バスにおいては利用客の多い地区への始発停留所の変更や運行便数の増加などを実施しました。また、定期観光バスでは外国人利用客が増加しました。
貸切運送事業は、団体旅行の受注が減少しましたが、一車当たりの収入が増加し収支の改善が図られました。
この結果、売上高は5,039百万円(対前年同期比0.3%増)、バス燃料費は減少したもののバス償却費の増加などにより24百万円の営業損失(前年同期は15百万円の営業利益)となりました。
② 建設業
建設業は、受注競争の激化により受注高は減少しましたが、完成工事高は増加しました。
この結果、売上高は1,896百万円(対前年同期比15.8%増)、80百万円の営業損失(前年同期は94百万円の営業損失)となりました。
③ 清掃業・警備業
清掃業・警備業は、新規契約の獲得などにより増収となりました。
この結果、売上高は708百万円(対前年同期比1.5%増)、営業利益は29百万円(同11.4%増)となりました。
④ 不動産事業
不動産事業は、新規賃貸契約の獲得などにより増収となりました。
この結果、売上高は218百万円(対前年同期比2.4%増)、営業利益は86百万円(同0.9%減)となりました。
⑤ 観光事業
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、春スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、国内外の個人観光客が増加しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、個人客が増加しました。
この結果、売上高は102百万円(対前年同期比7.6%増)、118百万円の営業損失(前年同期は162百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
⑥ その他の事業
介護福祉事業は、平成28年4月、サービス付き高齢者向け住宅2棟目となる「マイラシーク南郷」を札幌市内に開業しました。自動車教習所は、入校生が減少しました。旅行業は、団体旅行の取扱いが増加しました。
この結果、売上高は919百万円(対前年同期比1.5%増)、介護福祉事業の費用の増加もあり、56百万円の営業損失(前年同期は5百万円の営業利益)となりました。
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は38,969百万円で、前連結会計年度末と比べ1,432百万円(3.5%)の減少となりました。これは、受取手形及び売掛金が915百万円、車両運搬具の純額が337百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債合計は10,710百万円で、前連結会計年度末と比べ1,258百万円(10.5%)の減少となりました。これは、設備関係支払手形の減少などにより、流動負債のその他が460百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は28,258百万円で、前連結会計年度末と比べ174百万円(0.6%)の減少となりました。これは、利益剰余金が188百万円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。