文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかに回復しておりますが、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題など景気の下振れリスクの存在などにより、先行きについては不透明な状態で推移しました。道内の経済においても、観光の好調さが増していることや公共投資が増加していることもあり緩やかに回復しておりますが、民間設備投資の減少などもあり、今後の経済動向を注視する必要があります。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高め収支改善や経営体質の強化などに取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は17,224百万円(対前年同期比2.6%増)、営業利益は323百万円(同28.2%減)、経常利益は407百万円(同23.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は251百万円(同24.9%減)となりました。
事業別の業績は、次のとおりであります。
① 旅客自動車運送事業
乗合運送事業は、札幌市内線においては輸送需要に適合したラッシュ時間帯の運行便数の見直しを行い、都市間高速バスにおいては利用客の要望に応え、札幌ターミナルから札幌駅前ターミナルへの始発停留所の変更などを実施しました。新千歳空港連絡バスにおいては、観光やビジネスの需要を取り込むため、札幌都心から新たな経路による運行を開始しました。これらのほか、JR特急列車の運休による影響などもあり都市間高速バスの利用者が増加し、増収となりました。
貸切運送事業は、一車当たりの収入が増加しましたが受注が減少し、減収となりました。
この結果、売上高は10,461百万円(対前年同期比0.9%増)、バス燃料費は減少したもののバス償却費の増加などにより営業利益は352百万円(同20.0%減)となりました。
② 建設業
建設業は、受注高、完成工事高とも増加しました。
この結果、売上高は4,292百万円(対前年同期比5.6%増)、営業利益は73百万円(同92.0%増)となりました。
③ 清掃業・警備業
清掃業・警備業は、新規契約の獲得などにより増収となりました。
この結果、売上高は1,490百万円(対前年同期比4.4%増)、営業利益は84百万円(同9.1%増)となりました。
④ 不動産事業
不動産事業は、新規賃貸契約の獲得などにより増収となりました。
この結果、売上高は429百万円(対前年同期比0.4%増)、修繕費の増加もあり営業利益は153百万円(同13.2%減)となりました。
⑤ 観光事業
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、春スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、夏場のイベント開催効果もあり国内外の個人観光客が増加しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、個人客が増加しました。
この結果、売上高は246百万円(対前年同期比6.0%増)、スキーシーズン前ということもあり、245百万円の営業損失(前年同期は293百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
⑥ その他の事業
介護福祉事業は、平成28年4月、サービス付き高齢者向け住宅2棟目となる「マイラシーク南郷」を札幌市内に開業しました。自動車教習所は、入校生が減少しました。旅行業は、団体旅行の取扱いが増加しました。
この結果、売上高は1,921百万円(対前年同期比3.7%増)、介護福祉事業の費用の増加もあり、81百万円の営業損失(前年同期は16百万円の営業利益)となりました。
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は39,538百万円で、前連結会計年度末と比べ863百万円(2.1%)の減少となりました。これは、有形固定資産合計が997百万円減少したこと等によるものであります。
負債合計は10,864百万円で、前連結会計年度末と比べ1,104百万円(9.2%)の減少となりました。これは、設備関係支払手形の減少や未成工事受入金の増加により、流動負債のその他が1,164百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は28,674百万円で、前連結会計年度末と比べ241百万円(0.8%)の増加となりました。これは、利益剰余金が106百万円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結会計期間末から1,373百万円増加し、8,457百万円(対前年同期比19.4%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益445百万円に減価償却費等を加減した結果、得られた資金は2,854百万円(同34.1%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出2,706百万円等により、使用した資金は2,327百万円(同73.7%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払145百万円等により、使用した資金は145百万円(同13.5%減)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。