文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は41,557百万円で、前連結会計年度末と比べ425百万円(1.0%)の減少となりました。これは、車両運搬具の純額が395百万円減少したこと等によるものであります。
負債合計は11,269百万円で、前連結会計年度末と比べ109百万円(1.0%)の減少となりました。これは、支払手形及び買掛金が82百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は30,288百万円で、前連結会計年度末と比べ316百万円(1.0%)の減少となりました。これは、利益剰余金が440百万円減少したこと等によるものであります。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続きましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動への懸念により、先行きは不透明な状況で推移しました。道内の経済においても、観光が好調に推移しているほか、民間設備投資の増加もあり、緩やかな回復が見られました。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は8,097百万円(対前年同期比2.2%減)、営業損失は392百万円(前年同期は17百万円の営業損失)、経常損失は307百万円(前年同期は55百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は266百万円(前年同期は11百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
(旅客自動車運送事業)
乗合運送事業においては、訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加に対応し、外国人向け周遊パスの対象路線を拡大するとともに、定期観光バスにおいて多言語音声案内のコースを増やすなど、受入体制の強化を図りました。国内外の利用客の増加が続く新千歳空港連絡バスにおいては、乗車定員が従来よりも多い車両を導入するとともに札幌都心とを結ぶ便数を増やし、また、都市間高速バスにおいても、札幌市と帯広市を結ぶ便数を増やし、それぞれで利便性の向上を図りました。しかしながら、札幌市内線における減収等があり、乗合運送事業は減収となりました。
貸切運送事業は、受注が減少し減収となりました。
この結果、売上高は4,974百万円(対前年同期比2.3%減)、バス燃料費の増加などもあり、242百万円の営業損失(前年同期は70百万円の営業損失)となりました。
(建設業)
建設業は、受注高は増加しましたが、完成工事高は減少しました。
この結果、売上高は1,671百万円(対前年同期比16.8%減)、138百万円の営業損失(前年同期は85百万円の営業利益)となりました。
(清掃業・警備業)
清掃業・警備業は、新規物件を受注したこと等により増収となりました。
この結果、売上高は711百万円(対前年同期比1.0%増)、営業利益は37百万円(同11.0%増)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、新規の賃貸契約を獲得したこと等により増収となりました。
この結果、売上高は198百万円(対前年同期比2.0%増)、営業利益は97百万円(同6.1%増)となりました。
(観光事業)
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、豊富な積雪によりゲレンデの状態が良好であったことから、春スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、天候に恵まれたこともあり、ロープウエイ利用客が増加しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、春スキー客や強化に取り組んでいるインターネット経由の予約が増え、個人・団体ともに宿泊客が増加しました。道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウェイオアシス館は、平成29年度に団体客のみならず札幌圏を含めた地元客にもより多く利用してもらえるよう改修・整備を図ったことにより、個人客が大きく増加しました。
この結果、売上高は302百万円(対前年同期比142.5%増)、スキーのオフシーズンということもあり、133百万円の営業損失(前年同期は121百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
(その他の事業)
介護福祉事業は、サービス付き高齢者向け住宅の入居者が増加しました。自動車教習所は、平成29年度の期中に開始した技能講習事業が、当第1四半期の収益に寄与しました。旅行業は、団体旅行の取扱いが大きく減少しました。
この結果、売上高は875百万円(対前年同期比7.1%減)、19百万円の営業損失(前年同期は27百万円の営業損失)となりました。
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。