文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は40,892百万円で、前連結会計年度末と比べ1,090百万円(2.6%)の減少となりました。これは、車両運搬具の純額が800百万円、現金及び預金が631百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債合計は10,439百万円で、前連結会計年度末と比べ939百万円(8.3%)の減少となりました。これは、設備関係支払手形の減少により、流動負債のその他が1,574百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は30,453百万円で、前連結会計年度末と比べ151百万円(0.5%)の減少となりました。これは、利益剰余金が374百万円減少したこと等によるものであります。
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続きましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動への懸念に加え、日本国内で相次ぐ自然災害が経済に与える影響により、先行きは不透明な状況で推移しました。道内の経済においても、観光が好調に推移しているほか、個人消費の持ち直しや民間設備投資が増加していることもあり緩やかに回復しておりましたが、平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震による被害の影響などもあり、今後の経済動向を注視する必要があります。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は17,871百万円(対前年同期比0.5%減)、営業損失は280百万円(前年同期は280百万円の営業利益)、経常損失は177百万円(前年同期は369百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は200百万円(前年同期は168百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
(旅客自動車運送事業)
乗合運送事業においては、訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加に対応し、外国人向け周遊パスの対象路線を拡大するとともに、定期観光バスにおいて多言語音声案内のコースを増やすなど、受入体制の強化を図りました。国内外の利用客の増加が続く新千歳空港連絡バスにおいては、乗車定員が従来よりも多い車両を導入するとともに札幌都心とを結ぶ便数を増やし、また、都市間高速バスにおいても、札幌市と帯広市を結ぶ便数を増やし、それぞれで利便性の向上を図りました。しかしながら、不採算路線対策としての減便の影響があり若干の減収傾向で推移してきましたが、北海道胆振東部地震の影響による運休等が大きく影響し、乗合運送事業は減収となりました。
貸切運送事業は、受注の減少に加え、北海道胆振東部地震や台風の影響によるキャンセルもあり、減収となりました。
この結果、売上高は10,057百万円(対前年同期比3.3%減)、平成26年度以来の原油価格高騰に伴うバス燃料費の増加などもあり、270百万円の営業損失(前年同期は59百万円の営業利益)となりました。
(建設業)
建設業は、受注高、完成工事高とも減少しました。
この結果、売上高は4,825百万円(対前年同期比4.9%減)、2百万円の営業損失(前年同期は289百万円の営業利益)となりました。
(清掃業・警備業)
清掃業・警備業は、受注の減少により減収となりました。
この結果、売上高は1,428百万円(対前年同期比3.3%減)、営業利益は87百万円(同8.6%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、新規の賃貸契約を獲得したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は401百万円(対前年同期比2.9%増)、営業利益は180百万円(同13.1%増)となりました。
(観光事業)
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、豊富な積雪によりゲレンデの状態が良好であったことから、春スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、7月以降の天候不順や台風、さらには北海道胆振東部地震の影響により、ロープウェイ利用客が減少しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、8月まで宿泊客が増加していましたが、北海道胆振東部地震の影響により宿泊客が減少しました。道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウェイオアシス館は、団体客の減少を受けて平成29年度に札幌圏を含めた地元客にもより多く利用してもらえるよう改修・整備を図ったことにより、個人客が大きく増加しましたが、北海道胆振東部地震の影響により、団体客の減少が加速しました。
この結果、売上高は704百万円(対前年同期比45.0%増)、スキーのオフシーズンということもあり、258百万円の営業損失(前年同期は218百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
(その他の事業)
介護福祉事業は、サービス付き高齢者向け住宅の入居者数が増加しました。自動車教習所は、平成29年度の期中に開始した技能講習事業が、増収に寄与しました。旅行業は、団体旅行の取扱いが大きく減少する中、北海道胆振東部地震の影響によるツアーの催行中止もあり、減収となりました。
この結果、売上高は1,740百万円(対前年同期比10.4%減)、25百万円の営業損失(前年同期は28百万円の営業損失)となりました。
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結会計期間末から1,138百万円減少し、8,035百万円(対前年同期比12.4%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純損失176百万円に減価償却費等を加減した結果、得られた資金は1,456百万円(同49.2%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出1,980百万円等により、使用した資金は1,724百万円(同35.4%増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払173百万円等により、使用した資金は175百万円(同18.7%増)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。