当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は38,795百万円で、前連結会計年度末と比べ2,569百万円(6.2%)の減少となりました。これは、有価証券が900百万円、投資有価証券が1,468百万円それぞれ減少したこと、現金及び預金が1,018百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は10,841百万円で、前連結会計年度末と比べ537百万円(5.2%)の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金が419百万円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は27,954百万円で、前連結会計年度末と比べ3,106百万円(10.0%)の減少となりました。これは、利益剰余金が1,739百万円、その他有価証券評価差額金が1,179百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に収束を見通せない中、社会経済活動が停滞し、企業収益の急速な減少や雇用環境の悪化など、依然として極めて厳しい状況で推移しました。道内の経済においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、観光需要や個人消費の減少など、厳しい状況が続いております。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりましたが、旅客自動車運送事業、観光事業において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は12,140百万円(対前年同期比33.8%減)、営業損失は3,336百万円(前年同期は314百万円の営業利益)、経常損失は2,824百万円(前年同期は410百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,594百万円(前年同期は9百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
(旅客自動車運送事業)
乗合運送事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大幅な減収を余儀なくされましたが、バス車内及び施設の感染防止対策を徹底するとともに、インバウンド需要の消失や人の移動の自粛により大きく減少したバス需要に合わせて、細やかに運行便数の減便を行い、また、緊急事態宣言解除後の外出自粛の段階的緩和に合わせて運休便の運行を一部再開するなどの対応を図りながら、バス路線の運行を維持し、地域の公共交通機関としての役割を果たしてきました。
貸切運送事業においても、消失した旅行需要が回復せず大幅な減収となりました。
この結果、売上高は5,903百万円(対前年同期比44.3%減)、設備投資計画を全面的に見直すなど費用の削減を図りましたが、3,070百万円の営業損失(前年同期は285百万円の営業利益)となりました。
(建設業)
建設業は、受注高は増加しましたが、完成工事高は減少しました。
この結果、売上高は4,204百万円(対前年同期比11.6%減)、46百万円の営業損失(前年同期は17百万円の営業損失)となりました。
(清掃業・警備業)
清掃業・警備業は、受注の減少により減収となりました。
この結果、売上高は1,432百万円(対前年同期比3.3%減)、営業利益は106百万円(同2.5%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、前年同期並みの売上高となりました。
この結果、売上高は394百万円(対前年同期比0.2%減)、修繕費の減少により営業利益は173百万円(同11.9%増)となりました。
(観光事業)
観光事業においては、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、施設の感染防止対策を徹底してきましたが、インバウンド需要の消失や人の移動の自粛により利用客が大きく減少し、施設の休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。外出自粛が緩和された後も観光需要が回復せず、大幅な減収となりました。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、春スキー客が減少し、例年よりも早く冬期営業を終了したほか、夏期のゴンドラ営業についても営業期間を短縮しました。
小樽天狗山スキー場は、ロープウエイ利用客が減少し、運休や営業時間の短縮を行いました。外出自粛が緩和された後は、営業時間の短縮を継続しながら、イベントを開催するなど、集客に努めました。
ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、4月下旬から6月末まで休館しましたが、7月から営業を再開し、Go Toトラベル事業に参加するなど集客に努めました。
道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウェイオアシス館は、臨時休業や営業時間の短縮を行いました。外出自粛が緩和された後は、営業時間の短縮を継続しながら、イベントを開催し集客に努めました。
この結果、売上高は262百万円(対前年同期比65.1%減)、411百万円の営業損失(前年同期は241百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
(その他の事業)
飲食業は、外食需要が減少したことにより、営業時間の短縮を余儀なくされたことから、テイクアウトメニューの販売を新たに開始するなど集客に努めましたが、減収となりました。自動車教習所は、政府や自治体の要請を受け臨時休業を実施した影響により、減収となりました。旅行業においても、旅行需要が消失し臨時休業を実施しました。6月以降、営業を再開し、感染防止対策を徹底した旅行商品を企画し販売しましたが、旅行需要が回復せず、大幅な減収となりました。
この結果、売上高は1,110百万円(対前年同期比37.6%減)、90百万円の営業損失(前年同期は21百万円の営業利益)となりました。
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結会計期間末から161百万円増加し、9,914百万円(対前年同期比1.7%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純損失1,049百万円に減価償却費等を加減した結果、得られた資金は141百万円(同95.1%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資有価証券の売却及び償還による収入1,975百万円、有形固定資産の取得による支出1,634百万円等により、得られた資金は241百万円(前年同期は1,366百万円の資金の使用)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払144百万円等により、使用した資金は146百万円(同0.3%減)となりました。
(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表(追加情報)」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定の一部を変更しております。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。