当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は35,569百万円で、前連結会計年度末と比べ3,095百万円(8.0%)の減少となりました。これは、現金及び預金が1,641百万円、有形固定資産の合計が1,113百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債合計は9,403百万円で、前連結会計年度末と比べ1,569百万円(14.3%)の減少となりました。これは、流動負債のその他が1,459百万円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は26,166百万円で、前連結会計年度末と比べ1,525百万円(5.5%)の減少となりました。これは、利益剰余金が1,420百万円減少したこと等によるものであります。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和され、企業収益や個人消費に持ち直しの動きがみられたものの、変異株の出現により、先行きに不透明感が続く状況で推移しました。道内の経済においても、観光需要や個人消費の一部に持ち直しの動きが見られたものの、極めて低い水準であり、厳しい状況が続きました。
このような経営環境の中、当第3四半期連結累計期間の業績は、コロナ禍により甚大な影響を受けた令和2年度から引き続き、旅客自動車運送事業及び観光事業においてコロナ禍前の水準を大幅に下回る状況が続いており、売上高は20,267百万円(対前年同期比4.5%減)、営業損失は1,818百万円(前年同期は3,324百万円の営業損失)、経常損失は1,128百万円(前年同期は2,656百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,215百万円(前年同期は1,618百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(旅客自動車運送事業)
乗合運送事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の発令期間が前年同期よりも長期間にわたり、外出自粛が要請された結果、バス需要が大きく減少しております。そのような中、事業計画については、運休や運行便数の見直しを細やかに行い運行効率を高めるとともに、コロナ禍の収束を見据えた経営管理体制の見直し方針のもとで、設備投資の抑制や全般的な費用の削減に取り組んでおり、当第3四半期連結累計期間においては、施設の廃止を含めた運用の見直しなどを行って費用の削減に努めました。また、サービス面については、非接触型サービスである遠隔接客システムを主要ターミナルに導入するとともに、全バス車両にウイルス抗菌加工を実施しました。
貸切運送事業は、東京オリンピック・パラリンピックの関係者輸送や、コロナ禍における仕事として、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場への送迎バスを受注しました。
この結果、かつてない大幅な減収を余儀なくされた前年同期と比べると、輸送人員が増加したことにより、売上高は11,177百万円(対前年同期比11.6%増)となりましたが、依然としてコロナ禍前を大幅に下回る水準にあり、1,773百万円の営業損失(前年同期は3,392百万円の営業損失)となりました。
(建設業)
建設業は、受注高は増加しましたが、完成工事高は減少しました。
この結果、売上高は5,806百万円(対前年同期比27.9%減)、営業利益は44百万円(同84.8%減)となりました。
(清掃業・警備業)
清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は2,274百万円(対前年同期比3.4%増)、外注費の増加により営業利益は126百万円(同2.1%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業は、テナントの退去により減収となりました。
この結果、売上高は581百万円(対前年同期比1.9%減)、営業利益は267百万円(同2.8%減)となりました。
(観光事業)
観光事業は、緊急事態宣言の発令期間が前年同期よりも長期間にわたり、外出自粛が要請された結果、施設の休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、12月からのスキーシーズンにおいて営業時間の短縮を行いましたが、前年同期に比べ、スキー客は増加しました。
小樽天狗山スキー場は、ロープウェイの運休や営業時間の短縮を行いましたが、イベントの開催などもあり、前年同期に比べ、利用客は増加しました。
ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、一時休館を余儀なくされましたが、学校行事の再開などにより前年同期に比べ、利用者は増加しました。
砂川ハイウェイオアシス館は、営業時間の短縮を行いました。
ワイン&カフェレストラン「小樽バイン」は、臨時休業や営業時間の短縮を行いました。
旅行業は、主催旅行を一時実施することができました。
この結果、観光事業全体として前年同期同様、コロナ禍前を大幅に下回る水準にあり、売上高は590百万円(対前年同期比14.3%減)、555百万円の営業損失(前年同期は615百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。
(その他の事業)
介護福祉事業は、介護サービスの取扱いが増加しました。自動車教習所は、前年同期に臨時休業を実施した反動により、入校生が増加しました。
この結果、売上高は1,668百万円(対前年同期比6.2%増)、営業利益は68百万円(前年同期は16百万円の営業損失)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。