第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

   (1) 財政状態及び経営成績の状況

① 財政状態

  当第1四半期連結会計期間末における資産合計は32,913百万円で、前連結会計年度末と比べ864百万円(2.6%)の減少となりました。これは、受取手形、売掛金及び契約資産が1,412百万円減少したこと等によるものであります。

 負債合計は8,470百万円で、前連結会計年度末と比べ74百万円(0.9%)の増加となりました。これは、流動負債のその他が344百万円増加したこと等によるものであります。

 純資産合計は24,443百万円で、前連結会計年度末と比べ939百万円(3.7%)の減少となりました。これは、利益剰余金が935百万円減少したこと等によるものであります。

② 経営成績

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少に伴い、行動制限の緩和や社会・経済活動の正常化が進み、個人消費を中心に持ち直しの動きがみられました。一方、原材料価格の上昇やウクライナ情勢の長期化などにより、依然として不透明な状況が続いております。

道内の経済においても、観光需要や個人消費に持ち直しの動きが見られました。

このような経営環境の中、当第1四半期連結累計期間の業績は、コロナ禍の影響を引き続き受けており、旅客自動車運送事業及び観光関連事業においては、依然としてコロナ禍前の水準を下回る状況となり、売上高は6,287百万円(対前年同期比18.8%増)、営業損失は959百万円(前年同期は1,493百万円の営業損失)、経常損失は848百万円(前年同期は1,274百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は863百万円(前年同期は1,301百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

なお、当第1四半期連結会計期間から、従来「観光事業」としていた報告セグメントの名称を「観光関連事業」に変更しております。この変更によるセグメント情報に与える影響はありません。

 

(旅客自動車運送事業)

乗合運送事業は、行動制限が緩和される中で、輸送需要は回復の途上にあります。そのような中、事業計画については、需要に応じた路線や運行便数の見直しを行い運行効率を高めるとともに、コロナ禍の収束を見据えた経営管理体制の見直し方針のもとで、全般的な費用の削減に取り組んでおり、当第1四半期連結累計期間においては施設の廃止を含めた運用の見直しなどを行いました。

貸切運送事業は、修学旅行の受注が好調に推移しました。

 

この結果、旅客自動車運送事業全体として、輸送人員が増加したことなどにより、売上高は3,655百万円(対前年同期比23.5%増)となりましたが、コロナ禍前を下回る水準にあり、787百万円の営業損失(前年同期は1,321百万円の営業損失)となりました。

 

(建設業)

建設業は、道内の公共投資が底堅く推移し、民間設備投資が緩やかに持ち直す中、受注高、完成工事高ともに増加しました。

 

この結果、売上高は1,549百万円(対前年同期比22.1%増)、営業損失は142百万円(前年同期は146百万円の営業損失)となりました。

 

(清掃業・警備業)

清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。

 

この結果、売上高は780百万円(対前年同期比3.7%増)、外注費の増加などにより営業利益は50百万円(同0.5%減)となりました。

 

 

(不動産事業)

不動産事業は、前年同期並みの売上高を確保しました。

 

この結果、売上高は194百万円(対前年同期比0.2%増)、修繕費の増加などにより営業利益は89百万円(同6.9%減)となりました。

 

(観光関連事業)

観光関連事業は、行動制限が緩和される中で、観光需要は回復の途上にあります。

ニセコアンヌプリ国際スキー場は、前年同期に比べ、春スキー客は増加しました。

小樽天狗山スキー場は、新規のアクティビティとして、空中に張られたワイヤーロープを滑り降りる「ジップライン」や、熱気球の体験乗車を開始したことなどにより、前年同期に比べ、利用客は増加しました。

ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、どうみん割事業への参加や修学旅行の受入れなどにより、前年同期に比べ、利用客は増加しました。

砂川ハイウェイオアシス館は、集客イベントの開催や団体客の受入れなどにより、前年同期に比べ、利用客は増加しました。

ワイン&カフェレストラン「小樽バイン」は、メニューの見直しなどを行い、また、旅行業は、北海道遺産を巡るバスツアーなどを実施し、増収に努めました。

 

この結果、観光関連事業全体として、コロナ禍前を下回る水準にあり、売上高は231百万円(対前年同期比77.1%増)、169百万円の営業損失(前年同期は204百万円の営業損失)となりました。

 

なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動があります。

 

(その他の事業)

介護福祉事業は、介護サービスの取扱いなどが減少しました。自動車教習所は、入校生が減少しました。公衆浴場や飲食店は、前年同期に比べ、利用客は増加しました。物品販売業は、商品の取扱いが増加しました。

 

この結果、売上高は575百万円(対前年同期比10.0%増)、営業利益は10百万円(同52.8%減)となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

  当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

  該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。