第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)は、大手宅配事業者で始まった料金適正化の動きが浸透してきたことや、燃料単価が昨年に比して落ち着いていることなどが追い風となり、物流業界の経営環境は総じて堅調に推移いたしました。一方、人手不足とりわけ深刻なドライバー不足は、一部で機会損失と人件費の上昇を招き、経営環境を圧迫しつつあります。

このような環境の中で当社の物流事業は3PLを中心に順調に推移しました。これに2018年8月にグループ入りしたSBSリコーロジスティクスの業績が加わったこと、さらに当連結会計年度に予定していた物流不動産の流動化を実施し第1四半期で収益を計上したことにより、業績は前年同期と比較し大幅に拡大いたしました。
 これらの結果、売上高は1,269億44百万円(前年同四半期比64.5%増)、営業利益は55億47百万円(同137.3%増)、経常利益は54億72百万円(同145.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億56百万円(同174.8%増)となりました。
 

セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。

(物流事業)

物流事業では、既存事業における料金適正化を進めつつ、高い物流機能を求める新規顧客の取りこみと、物流業務の地道な効率化・安定化に取り組みました。さらには即日配送事業におけるBtoB、あるいはBtoCの荷主様の旺盛な需要に積極的に対応することに加え、拡大が目覚ましいEコマースへの対応・EC通販の物量の増加により業績が堅調に推移しました。また、大阪市住之江区に建設を進めておりましたマルチテナント型の南港物流センター(延床面積18,540坪)が3月に竣工し稼働を開始しております。
 これに、SBSリコーロジスティクスが加わったことで、売上高は1,169億97百万円(前年同四半期比61.5%増)、営業利益は23億17百万円(同40.2%増)と前年同期と比較して大幅な増収増益となりました。
 同社については、SBSグループの倉庫・車両の相互利用、リース等のグループ企業リソースの利用及び国内外における拠点の統廃合や人材交流を進めております。同社の当第2四半期連結累計期間の業績は売上高が370億32百万円、営業利益は6億74百万円であります。なお、別途のれん等償却額が3億6百万円あります。

(不動産事業)

千葉県野田市瀬戸に計画しております当社グループ最大規模の物流センターにつきましては、土地の造成が終了し今年度中には着工の準備が整う予定です。物流不動産の流動化では長津田物流センターの30%持ち分を信託受益権の形式で譲渡した結果、業績が大きく伸びました。
 売上高は65億83百万円(前年同四半期比358.6%増)、営業利益は30億86百万円(同287.6%増)となりました。

(その他事業)

人材派遣事業の低迷が響き、売上高は33億62百万円(前年同四半期比1.6%増)、営業利益は1億43百万円(同9.2%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、1,756億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億13百万円増加しました。長津田物流センター売却に伴うたな卸資産の減少、南港物流センター竣工による建設仮勘定の減少があったものの、同センターにかかる建物等の固定資産並びに現金及び預金が増加しました。
 負債は1,247億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億64百万円増加しました。主として短期借入金等の増加によるものです。
 純資産は508億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億49百万円増加しました。これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益33億56百万円を計上した一方で、一株当たり22円の配当金総額8億73百万円の支払いが生じたことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ 6億95百万円増加し、169億98百万円となりました。各キャッシュ・フローの主な増減要因は以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、105億47百万円(前年同四半期は33億74百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益、減価償却費の計上及びたな卸資産が減少した一方、法人税等の支払いがあったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、88億25百万円(前年同四半期は80億6百万円の支出)となりました。これは主に、物流施設の建設及び土地取得や車両などの購入による支出があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、9億81百万円(前年同四半期は23億79百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入27億円及び短期借入金の純増が33億円あった一方、長期借入金の返済支出が55億27百万円及び配当金8億73百万円の支払いを行ったことによるものです。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。