第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年6月30日)は、前年来の新型コロナウイルス感染症拡大が終息の気配を見せず、東京都をはじめとした地域で緊急事態宣言が繰り返し発出された影響もあり、経済の回復に遅れが生じる結果となりました。他方、生活必需品やネット通販などEC関連の市場は拡大が続いており、当社グループはお客様、取引先ならびに従業員の感染防止と安全確保を最優先に取り組みながら、こうした需要に応えるべく積極的な対応を図ってまいりました。
 また、前年11月に株式の66.6%を取得したSBS東芝ロジスティクス㈱は本年1月から連結業績への寄与を始め、さらに本年1月に東洋運輸倉庫㈱、4月には旭新運輸開発㈱と㈱日ノ丸急送が当社グループに加わったこともあり、当社グループのサービスラインナップはさらに拡充され、物流サプライチェーンを強固にサポートする体制を整えております。
 当第2四半期連結累計期間の業績については、グループの物流事業が堅調であることに加えて、上記会社の新規連結や、物流不動産の流動化で前期を上回る収益を計上したこと等が奏功し、売上高は前年同四半期より731億4百万円増(+56.6%)の2,022億44百万円、営業利益は同77億26百万円増(+123.8%)の139億69百万円、経常利益は同76億58百万円増(+122.0%)の139億36百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同36億77百万円増(+89.0%)の78億9百万円となりました。

 

セグメント別の経営成績は以下のとおりです。

(物流事業) 

物流事業では、既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力しました。上記のとおりSBS東芝ロジスティクス㈱の新規連結に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きく落ち込んだ企業間物流が海外を含めて回復傾向にあること、さらに即日配送事業におけるEC需要の取り込みや、生活物流・ネットスーパー等の分野における需要拡大とも相まって、物流事業は全体として堅調に推移しました。物流事業の売上高は前年同四半期より650億34百万円増(+55.3%)の1,825億38百万円、営業利益は同60億20百万円増(+279.6%)の81億73百万円となりました。

(不動産事業)

不動産事業は、開発事業と賃貸事業で構成されております。開発事業では、グループの3PL、4PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行います。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収入を得ています。当社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めております。
 物流不動産の流動化として、当第2四半期において、南港物流センター(大阪市)の信託受益権の譲渡を実施しました。これに伴う収益が前期の物流不動産流動化における実績を上回った結果、不動産事業の売上高は前年同四半期より76億69百万円増(+92.9%)の159億24百万円、営業利益は同17億51百万円増(+44.6%)の56億80百万円となりました。

 

(その他事業)

その他事業の主なものは、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業です。その他事業の売上高は前年同四半期より4億円増(+11.8%)の37億80百万円、営業利益は同70百万円増(+46.8%)の2億22百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,617億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ71億82百万円増加しました。これは主に、東洋運輸倉庫㈱等の新規連結に伴う固定資産の増加等によるものです。
 負債は1,858億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億36百万円減少しました。これは主に、短期借入金の減少等によるものです。
 純資産は758億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ77億18百万円増加しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加、並びに非支配株主持分の増加等によるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という) は、前連結会計年度末に比べ2億99百万円増加し、278億36百万円となりました。各キャッシュ・フローの主な増減要因は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は218億60百万円(前年同四半期は124億20百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上及び南港物流センターの信託受益権譲渡によりたな卸資産が減少したこと等によります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は121億49百万円(前年同四半期は71億24百万円の支出)となりました。これは主に、車両や設備等の固定資産と東洋運輸倉庫㈱株式の新規取得によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は96億62百万円(前年同四半期は103億73百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入による収入が178億円あった一方で、長期借入金の返済支出51億42百万円、短期借入金の純減201億4百万円及び配当金13億90百万円の支払いを行ったことによるものです。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。