第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

2022年6月30日、当社連結子会社の物流施設(SBSフレック株式会社阿見第二物流センター)で発生した火災につきまして、近隣住民の皆様、関係者の皆様には、多大なるご迷惑・ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

当第2四半期連結累計期間(2022年1月1日~2022年6月30日)においては、新型コロナウイルス感染症の再拡大による経済活動の収縮や、燃料価格高騰の影響があったなかで、当社グループはお客様、取引先ならびに従業員の感染防止と安全確保を最優先に取り組みながら、主力の物流事業における3PL、4PLビジネスの獲得と、ネット通販等の物流需要拡大に応えるべく積極的な対応を図ってまいりました。
 また、М&Aを軸とする当社の成長戦略において、近年SBSグループ入りした各社とグループ内でのシナジーを発揮することで、当社グループのサービスラインナップはさらに拡充され、物流サプライチェーンを強固にサポートする体制が整うこととなりました。
 当第2四半期連結累計期間の業績については、グループ各社の物流事業が堅調であることから、売上高は前年同四半期より146億8百万円増(+7.2%)の2,168億52百万円となりましたが、前年同四半期に販売用不動産(南港物流センター)の売却益計上があったこと等により、営業利益は同56億26百万円減(△40.3%)の83億43百万円、経常利益は同56億87百万円減(△40.8%)の82億48百万円となりました

また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、有形固定資産売却益22億41百万円を特別利益に計上した一方で、火災損失46億14百万円を特別損失に計上したこと等により、同59億13百万円減(△75.7%)の18億95百万円となりました。 

 

セグメント別の経営成績は以下のとおりです。

(物流事業) 

主力の物流事業では、既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きく落ち込んだ企業間物流が海外を含めて回復したことや、即日配送事業におけるネット通販需要の取り込み等により、当第2四半期における物流事業の売上高は前年同四半期より291億20百万円増(+16.0%)の2,116億58百万円となりましたが、営業利益は傭車費、燃料費の増加や新制服導入費用の計上等により、同5億34百万円減(△6.5%)の76億39百万円となりました。

(不動産事業)

不動産事業は、開発事業と賃貸事業で構成されております。開発事業では、グループの3PL、4PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行います。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収益を得ています。当社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めております。
 当第2四半期における不動産事業については、前述のとおり前年同四半期に南港物流センターの売却を実施していることから、売上高は前年同四半期より149億2百万円減(△93.6%)の10億22百万円、営業利益は同51億51百万円減(△90.7%)の5億29百万円となりました。

 

(その他事業)

その他事業の主なものは、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業です。当第2四半期におけるその他事業の売上高は前年同四半期より3億90百万円増(+10.3%)の41億71百万円、営業利益は同5百万円増(+2.4%)の2億27百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,875億76百万円となり、前連結会計年度末に比べ103億79百万円増加しました。これは主に、現預金、売掛金及び棚卸資産の増加等によるものです。
 負債は2,070億9百万円となり、前連結会計年度末に比べ105億20百万円増加しました。これは主に、短期借入金の増加等によるものです。
 純資産は805億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億41百万円減少しました。これは主に、利益剰余金及び非支配株主持分の減少等によるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という) は、前連結会計年度末に比べ31億77百万円増加し、269億73百万円となりました。各キャッシュ・フローの主な内訳は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により使用した資金は6億58百万円(前年同四半期は218億60百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の減少、棚卸資産の増加等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は59億99百万円(前年同四半期は121億49百万円の支出)となりました。これは主に、車両や設備等の有形固定資産の取得によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により得られた資金は76億9百万円(前年同四半期は96億62百万円の支出)となりました。これは、長期借入金の返済支出84億82百万円、配当金21億84百万円の支払いがあった一方で、短期借入金の純増107億45百万円、長期借入による収入87億円等があったことによるものです。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。