文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年12月31日)におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環 境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性などに留意が必要であり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
物流業界においては、輸送量は総じて堅調に推移したものの、人手不足に起因する人件費や外注費の増加並びに燃料価格上昇などのコスト上昇圧力は依然として高く、明るい兆しも見えつつ不安定要因が見え隠れする状況にあります。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は169億69百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益は6億70百万円(同12.4%増)、経常利益は7億3百万円(同18.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億50百万円(同21.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①運送事業
当事業につきましては、売上高は115億2百万円(前年同期比11.8%増)となり、セグメント利益は11億39百万円(同29.8%増)となりました。これは、事務所移転作業が増加したことによるものです。
②倉庫事業
当事業につきましては、売上高は41億42百万円(前年同期比30.2%増)となり、セグメント利益は5億8百万円(同4.3%減)となりました。これは、株式会社イシカワコーポレーションの完全子会社化により、倉庫作業売上が増加したことによるものです。
③商品販売事業
当事業につきましては、売上高は4億47百万円(前年同期比15.5%減)となり、セグメント利益は14百万円(同29.5%増)となりました。これは主に、スポット案件である什器販売が減少したことによるものです。
④ウエルフェア事業
当事業につきましては、売上高は6億22百万円(前年同期比10.8%増)となり、セグメント損失は67百万円(前年同期は12百万円の損失)となりました。これは、新拠点開設に伴い売上が増加するとともに、改修工事等の費用が増加したことによるものです。
⑤その他
当事業につきましては、売上高は2億54百万円(前年同期比8.5%減)となり、セグメント利益は17百万円(同34.3%減)となりました。これは主に、駐車場事業における大口得意先との駐車場用地の賃貸借契約が解除となったことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ5億60百万円減少し、133億48百万円となりました。資産の主要科目の増減は、営業未収入金が回収等により7億19百万円減少し、建物及び構築物が購入等により50百万円増加し、機械装置及び運搬具が購入等により2億31百万円増加いたしました。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ8億71百万円減少し、54億64百万円となりました。負債の主要科目の増減は、営業未払金が支払い等により7億86百万円減少いたしました。
純資産は利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ3億10百万円増加し78億83百万円となり、自己資本比率は59.1%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当社グループを取り巻く事業環境は厳しい状況が続いておりますが、本四半期報告書提出日現在において、経営成績に重要な影響を与える要因はありません。
当社グループは、中長期的な経営戦略に基づき、主力事業(運送・倉庫)の営業及び業務の拡大を図るため、事業部制を導入しております。事業部間の情報共有化と各地域との連携を更に強化することで、物流事業の拡大を継続することはもとより、当社グループが持つ物流インフラを整備(業務・資本提携)し、新規荷主の開拓と既存荷主の取引拡大並びに新規事業の開発を行っており、重点市場である首都圏・中部圏での業績拡大に努めております。
物流業界は、規制緩和が進み業者間の競争が厳しさを増す一方で、制度や法律の改正による企業倫理や安全・環境問題への対応等、企業として果たすべき役割や責任が大きくなってきております。
当社グループは「安全」と「安心」を大切にして物流事業を通じて社会に奉仕することをスローガンに、①商品・サービスの使命、②社会的使命、③経済的使命の3つの使命を経営理念として株主価値の向上を図り、社会に貢献できる会社を目指しております。
なお、コンプライアンス全体を統括する組織として社長を委員長とする「コンプライアンス・リスク管理委員会」を設置すると共に「法令遵守マニュアル」を制定し、コンプライアンス体制の整備及び問題点の把握に努め、内部管理体制の一層の充実を図ることで主要事業許認可関係に対する法令遵守及び交通安全対策並びに環境問題に積極的に対応する方針であります。
また、財務報告の信頼性を確保するため、「財務報告に係る内部統制の整備・運用及び評価の取り扱い」を定めており、関係規程の整備、役員及び従業員の意識向上、内部監査制度の充実等を図り、財務報告に係る内部統制の有効かつ適切な運用・管理に努めております。