当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続き、堅調な雇用と所得環境を受けて個人消費も改善しておりますが、米中の通商問題を始めとする海外経済の不確実性により先行き不透明な状態にあります。
国内の自動車市場におきましては、新車販売台数合計が前年同四半期連結累計期間(以下、前年同四半期という)比で96.1%(日本自動車工業会統計データ)と減少いたしました。第1四半期連結会計期間は、消費税増税前に駆け込み需要が発生したため、前年同四半期連結会計期間比108.1%と増加したのに対して、第2四半期連結会計期間は駆け込み需要の反動や自然災害の影響に加えて、新型車やサポカー補助金を見越した買い控えが発生した結果、前年同四半期連結会計期間比83.7%と大幅な減少に転じました。中古車登録台数でも同様の動きがみられましたが、前年同四半期比では微増を維持しております。
他方、物流業界におきましては、労働需給逼迫を背景としたドライバー不足と賃金上昇や採用費用の増加、燃料費の高止まり、コンプライアンス対応などのコスト増要因があり、経営環境は厳しい状況にあります。
このような状況の下、当社グループは2018年7月から2021年6月までの三ヶ年中期計画を策定して、①国内自動車市場の縮小や次世代モビリティ社会を見据えた新規事業の開拓、②労働需給逼迫や生産年齢人口減少に対応する人材事業の拡大、③ASEANなどの経済成長を見据えた海外事業の拡大、④車両輸送事業における輸送改革推進による地域ブロック化の効果最大化、⑤子会社や協力会社も含めたグループシナジーの創出と効率化の推進、という5つを掲げて推進しております。
これらの結果、当社グループの業績は、売上収益462億59百万円(前年同四半期比107.1%)、営業利益21億1百万円(前年同四半期比274.8%)となりました。また、税引前利益は21億14百万円(前年同四半期比285.2%)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は13億47百万円(前年同四半期は45百万円の四半期損失)となりました。
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自動車の国内流通に関連する台数 |
単位:台 |
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国内 |
2018年7月~2018年12月 |
2019年7月~2019年12月 |
前年比 |
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新車販売台数 |
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国内メーカー |
*1 |
2,381,989 |
2,291,367 |
96.2% |
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(うち日産自動車) |
*1 |
(280,036) |
(254,901) |
(91.0%) |
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海外メーカー |
*2 |
157,602 |
150,429 |
95.4% |
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新車販売台数合計 |
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2,539,591 |
2,441,796 |
96.1% |
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中古車登録台数 |
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登録車 |
*3 |
1,854,771 |
1,864,972 |
100.5% |
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軽自動車 |
*4 |
1,459,883 |
1,482,820 |
101.6% |
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中古車登録台数合計 |
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3,314,654 |
3,347,792 |
101.0% |
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永久抹消登録台数 |
*3 |
93,632 |
94,098 |
100.5% |
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輸出 |
2018年7月~2018年12月 |
2019年7月~2019年12月 |
前年比 |
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国内メーカー新車 |
*1 |
2,435,914 |
2,412,642 |
99.0% |
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中古車(登録車) |
*5 |
723,555 |
732,119 |
101.2% |
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*1 日本自動車工業会統計より算出 *2 日本自動車輸入組合統計より算出 *3 日本自動車販売協会連合会統計より算出 *4 全国軽自動車協会連合会統計より算出 *5 日本自動車販売協会連合会統計の輸出抹消登録台数より試算 |
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セグメントの業績は、次のとおりであります。
①自動車関連事業
主幹事業である車両輸送事業は2019年8月中旬より三菱自動車工業株式会社の完成車輸送を開始したことから増収となり、また中古車輸出事業はマレーシア向けが好調に推移し、自動車関連事業全体では増収となりました。
車両輸送事業における地域ブロック化の完了を機に協力会社を含めた輸送体制の再編を加速させ、計画的な配車の実現や全国物流網の最適運営を目指すと共に、コスト管理の徹底に取り組んでおります。一方、働き甲斐のある会社作りと総労働時間の削減に向けた働き方改革の取り組み推進、ドライバー不足に対応するための労務費と採用費用の増加、輸送機材の増車と老朽化対応による車両費の増加という経営課題がある中で、2019年1月より輸送料金改定を実施したことに加えて、実際の耐用年数に合わせるべく輸送機材の減価償却期間を見直したこと、燃料費単価が前年同四半期より下落したことなどにより、自動車関連事業は増益となりました。
これらの結果、自動車関連事業全体の売上収益は330億86百万円(前年同四半期比106.3%)、セグメント利益は28億40百万円(前年同四半期比216.1%)となりました。
②ヒューマンリソース事業
景気の回復に伴い労働需給が逼迫している中で、大都市部における採用難と人件費高騰は深刻化していることから、当社グループは大都市部からの地域シフトと地域毎の営業体制強化を推進し、商品ポートフォリオを戦略的かつ継続的に見直してまいりました。既存事業である送迎請負とドライバー派遣が堅調に推移したことに加え、新規参入した空港ビジネスが売上増加に寄与したことから増収となり、さらに昨年発生した一時的な求人広告費用がなくなったことに加えて、価格戦略の見直しが奏功して増益となりました。
これらの結果、ヒューマンリソース事業全体の売上収益は98億8百万円(前年同四半期比105.8%)、セグメント利益は5億4百万円(前年同四半期比444.3%)となりました。
③一般貨物事業
運輸・倉庫事業は、主に住宅設備関係を取り扱っている顧客において、消費税増税の駆け込み需要があったことで荷量が増加したことから増収となり、港湾荷役事業は、建設関係の荷役が増加したことによって増収となりました。さらに、CKD事業が立ち上がっており、売上増加に寄与していることから、一般貨物事業全体でも増収となりました。
運輸・倉庫事業は増収に伴い増益となりましたが、港湾荷役事業は商品構成差異で減益となりました。またCKD事業は立ち上げに関わる費用が引き続き発生しており、一般貨物事業全体では大幅な減益となりました。
これらの結果、一般貨物事業全体の売上収益は33億64百万円(前年同四半期比121.1%)、セグメント損失は2億59百万円(前年同四半期は3億74百万円のセグメント利益)となりました。
なお、上記報告セグメントに含まれていない全社費用(当社の管理部門に係る費用)等は「第4『経理の状況』の『セグメント情報』」に記載のとおり「調整額」の項目として計上しており、9億82百万円となります。
(2)財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億21百万円(2.9%)減少し、176億56百万円となりました。
これは主に、現金及び現金同等物が1億43百万円増加したものの、営業債権及びその他の債権が5億60百万円減少したことなどによります。
非流動資産は、前連結会計年度末に比べ56億38百万円(26.4%)増加し、270億15百万円となりました。
これは主に、有形固定資産が使用権資産の増加などにより56億53百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ51億17百万円(12.9%)増加し、446億72百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ13億27百万円(10.6%)増加し、138億89百万円となりました。
これは主に、営業債務及びその他の債務が7億25百万円減少したものの、その他の金融負債がリース負債の増加などにより22億13百万円増加したことなどによります。
非流動負債は、前連結会計年度末に比べ26億59百万円(67.8%)増加し、65億80百万円となりました。
これは主に、その他の金融負債がリース負債の増加などにより28億42百万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ39億87百万円(24.2%)増加し、204億69百万円となりました。
(資本)
資本合計は、前連結会計年度末に比べ11億29百万円(4.9%)増加し、242億2百万円となりました。
これは主に、利益剰余金において四半期利益の計上などにより10億81百万円増加したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億43百万円増加し、36億9百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、30億73百万円(前年同期は5億46百万円の支出)となりました。
主な資金増加要因は、四半期利益13億53百万円、非資金支出である減価償却費及び償却費20億67百万円であり、主な資金減少要因は、法人所得税の支払額7億66百万円であります。なお、前第2四半期連結累計期間との比較では、IFRS第16号「リース」の適用等により減価償却費及び償却費が増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、9億5百万円(前年同期は11億45百万円の支出)となりました。
支出の主な内訳は、有形固定資産及び投資不動産の取得による支出8億28百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、20億25百万円(前年同期は2億76百万円の収入)となりました。
収入の主な内訳は、短期借入金の増加額7百万円であり、支出の主な内訳は、リース負債の返済による支出16億1百万円、配当金の支払額3億45百万円であります。
なお、前第2四半期連結累計期間との比較では、IFRS第16号「リース」の適用等によりリース負債の返済による支出(前第2四半期連結累計期間はファイナンス・リース債務の支払)が増加しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。