第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益や堅調な雇用・所得情勢を背景に、設備投資や個人消費が底堅く推移するなど、緩やかな回復が続きました。海外では、個人消費に牽引され米国経済が緩やかに回復するとともに、中国でも政府の下支えを受けて景気に持ち直しの動きがみられた一方、米トランプ政権の動向や中東・東アジアの地政学的リスクなど、景気の先行き不透明感も残る状況です。

海運市況は、大型原油船(VLCC)につきましては、期首に長距離航路になる西アフリカ積み中国向けの成約があり、船腹需給を引き締めWS70台まで上昇しましたが、各国製油所の定期修理により市況が低調に推移する時期であることに加え、OPECの協調減産などで輸送需要が減退している他、新造船が流入する一方で解撤が非常に少なく、船腹供給圧力が強いことが要因となって市況を押し下げ、5月以降はWS50台で推移しました。また、石油製品船(LR2やMR)や大型LPG船(VLGC)も新造船の供給圧力が継続したことから、第1四半期を通じて市況は低迷いたしました。ばら積船につきましても、船腹供給過剰により市況は低迷いたしました。

こうした経営環境の中、当社グループは大型タンカーを中心とする長期貸船契約を主体に安定した経営を目指しており、また、各船の運航効率の向上と諸経費の節減にも全社を挙げて努めております。当期においては、4月にVLGC“LEGEND PRESTIGE”が竣工したほか、6月には新たにVLCC1隻の取得契約を締結(平成31年10~12月竣工予定)するなど、船隊構成の整備・拡充に取り組んでまいりました。

なお、VLCC“TAIZAN”の譲渡につきましては、平成29年7月10日付「固定資産の譲渡および特別利益発生に関するお知らせ」にて公表しておりますとおり、第2四半期に譲渡益を計上する見込みです。

この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。

海運業収益は本年4月に竣工した上記VLGCが稼働しましたが、TAIZANの不稼働と為替の影響等により30億7千5百万円(前年同四半期比3億2百万円減)となりました。営業利益は海運業収益が減少したのに加え、上記VLGCが竣工したこと、TAIZANの滞船などにより船費が増加したため2億7千7百万円(前年同四半期比5億6千万円減)、経常利益は4千4百万円(前年同四半期比3億4千5百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億2千1百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億9千2百万円)となりました。

 

(2)財政状態に関する説明

資産、負債および純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末の資産の部は、前連結会計年度末に比べて8億2千2百万円減少し627億2千3百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末海運業未払金、未払法人税等の支払い等により現金及び預金が減少したことなどにより40億1千6百万円(前連結会計年度末比11億9千4百万円減)となりました。固定資産は、新造船の竣工により船舶が増加したことなどにより587億6百万円(前連結会計年度末比3億7千1百万円増)となりました。

負債の部は、新造船の竣工により借入金は増加しましたが、海運業未払金、未払法人税等の各種未払金が減少したため534億7千5百万円(前連結会計年度末比5億1千4百万円減)となりました。

純資産の部は、利益剰余金が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べて3億7百万円減少し92億4千7百万円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

①主要な設備の新設

当第1四半期連結累計期間に新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。

会社名

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額(百万円)

資金調達方法

起工

竣工

載貨重量屯数

(K/T)

総額

既支払額

OCEAN LINK

MARITIME S.A.

外航海運業

船舶

6,410

自己資金

及び借入金

平成31年2月

平成31年10月~12月

311,000

 

②主要な設備計画の完了

前連結会計年度末に計画していた重要な設備の新設計画のうち、当第1四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

会社名

セグメントの名称

船名

取得価格

(百万円)

取得年月

総屯数

載貨重量屯数

(K/T)

OCEAN LINK MARITIME S.A.

外航海運業

LEGEND PRESTIGE

8,109

平成29年4月

47,963

55,076