第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は底堅く推移し、雇用環境は改善してきているものの、個人消費は力強さを欠く状況で推移いたしました。一方海外では、中国をはじめとする新興国や資源国の景気減速懸念、英国の欧州連合離脱問題、これらに伴う急激な株価・為替変動等、引き続き不透明感の強い状況にあります。

この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業において大宗貨物の中長期的な減少傾向に変化はありませんが当期においては一時的に増加し、雑貨・商品車両を含めた全体でも前年同期を上回る輸送量を確保することが出来ました。収益面では燃料油価格が底打ちし、上昇傾向に転じましたが前年同期を下回った水準にあり、燃料油価格変動調整金の収受が減少したために売上高は減少しましたが、営業利益は輸送量の増加や燃料油価格が前年に比べ、安価に推移したことが追い風となり前年同期を上回りました。

ホテル事業においては、訪日外国人によるインバウンド消費の減速感は強まっておりますが、旅行代理店の集客増や個人客の宿泊を中心に堅調な経営環境が続いており、前年並の業績で推移しております。

不動産事業は概ね順調に推移しております。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(海運事業)

燃料油価格安に伴う燃料油価格変動調整金の収受額の減少により売上高は減少しましたが、大宗貨物が一時的な要因で前年同期を上回る輸送量となったことや、RORO船のスポット配船が収益に寄与したことで順調に推移いたしました。8月以降に連続して発生した台風の影響を受けて繁忙期に配船遅延や稼働率の低下による船枠不足が発生し、商品車両も国内販売の低迷により伸び悩みましたが、新規貨物の積極的な取り込みによって輸送量が前年同期を上回ったこと、燃料油価格が前年に比べて安価に推移したことで、売上高は前年度に比べて5億3千1百万円減(2.5%減)の203億6千2百万円となり、営業費用は前年度に比べて9億1千8百万円減(4.5%減)の196億1百万円で、営業利益は前年度に比べて3億8千6百万円増(103.0%増)の7億6千1百万円となりました。

 

(ホテル事業)

堅調な経営環境のもとで、ネット予約の強化、サービスの高付加価値化や業務の効率化による生産性の向上を進めておりますが、9月に一時的な要因でシングルユースが増え、稼働率が落ちたことで、売上高は前年度並の10億8千5百万円となり、営業費用は前年度に比べて8百万円増(0.9%増)の10億6百万円で、営業利益は前年度に比べて9百万円減(10.3%減)の7千9百万円となりました。

 

(不動産事業)

前年度と同様に順調に推移しており、売上高は前年度並の3億3千9百万円となり、営業費用は前年度に比べて7百万円増(3.6%増)の2億1千7百万円で、営業利益は前年度に比べて7百万円減(6.1%減)の1億2千1百万円となりました。

 

以上の結果、売上高は前年度に比べて5億3千2百万円減(2.4%減)の217億4千7百万円となり、営業費用は前年度に比べて9億2百万円減(4.2%減)の207億8千4百万円で、営業利益は前年度に比べて3億6千9百万円増(62.3%増)の9億6千2百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

 流動資産は、前年度末に比べて、4億8千2百万円減少の164億3千6百万円となりました。これは主として現金及び預金が4億4千2百万円、受取手形及び売掛金が2億4千8百万円それぞれ減少したことによるものであります。 

 固定資産は、前年度末に比べて、12億5千4百万円減少の359億9千2百万円となりました。これは主として船舶が6億1千3百万円、機械装置及び運搬具が1億1千4百万円、投資有価証券が1億7千万円、保険積立金が1億3千4百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

(負債)

 流動負債は、前年度末に比べて、14億8千万円減少の172億2千6百万円となりました。これは主として1年内返済予定の長期借入金が1億3千3百万円増加し、支払手形及び買掛金が1億2千8百万円、短期借入金が11億1千4百万円、1年内期限到来予定のその他の固定負債が2億5千8百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 固定負債は、前年度末に比べて7億8千3百万円減少の189億2千1百万円となりました。これは主として長期借入金が1億5千5百万円増加し、社債が5億8千9百万円、長期未払金が2億1千3百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 純資産は、前年度末に比べて、5億1千4百万円増加の163億3千9百万円となりました。これは主として利益剰余金が5億2千8百万円、非支配株主持分が1億2千1百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金が1億3千2百万円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前期末に比べて4億7千8百万円減少し、63億3千万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、21億1千1百万円(前年同四半期連結累計期間比5億7千5百万円増)となりました。その主要因は、税金等調整前四半期純利益10億8百万円、減価償却費13億3千5百万円、売上債権の減少額2億5千万円、法人税等の支払額△2億5千1百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△4億1千6百万円(前年同四半期連結累計期間比2億1千1百万円増)となりました。その主要因は、有形固定資産の取得による支出△6億1百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、△21億7千3百万円(前年同四半期連結累計期間比9億5千7百万円減)となりました。その主要因は、短期借入れによる収入1億2千万円、短期借入金の返済による支出△12億3千4百万円、長期借入れによる収入14億円、長期借入金の返済による支出△11億1千1百万円、長期未払金の返済による支出△4億7千2百万円、社債の償還による支出△6億7千6百万円、リース債務の返済による支出△1億1千4百万円であります。

なお、資金調達は長期運転資金は銀行借入を中心に社債発行による調達も行い、短期運転資金については銀行借入の他に売掛債権の流動化等により行っております。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。