第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績等の状況の概要

 ①財政状態及び経営成績の状況

 a.財政状態

当第3四半期末の資産の残高は、現金及び預金や受取手形及び売掛金など流動資産が減少したことや新造船の投入による固定資産の増加により、前期末に比べて31億1千3百万円増加の600億4千8百万円となりました。

負債の残高は、新造船の投入に伴う長期借入金の増加等により、前期末に比べて27億3千万円増加の382億1千3百万円となりました。

純資産の残高は、利益剰余金の増加等により、前期末に比べて3億8千2百万円増加の218億3千5百万円となりました。

 

 b.経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、企業収益や雇用・所得環境は改善しているものの製造業は海外における貿易摩擦の影響による減速感が顕在化しており、加えて自然災害や消費税増税による小売業等の景況感の悪化など、先行き不透明な状況が続いております。海外においては米国経済は底堅く推移しておりますが、中国経済は経済成長の鈍化に加えて過剰債務・不良債権問題があり、東アジアや中東地域の緊迫化など地政学的リスク等も加わり、予断を許さない状況が続いております。

この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業においては、北海道定期航路は主要貨物の減少や台風の影響を受け、消費税増税後には荷動きが落ち込んだこともあり、貨物輸送量は減少に転じました。燃料費についてはほぼ前年並みに推移いたしました。近海航路は市況の弱含み状態が続いており、加えて中国経済の減速や悪天候の影響もあり減益となりました。

ホテル事業においては、客室リニューアルによる客室増加および宿泊単価の上昇もあり、増収・増益となりました。

不動産事業は概ね順調に推移しております。

 

以上の結果、売上高が前年度に比べて6億5千4百万円減(1.8%減)の348億5千1百万円、営業利益が前年度に比べて5億6千6百万円減(49.1%減)の5億8千6百万円、経常利益が前年度に比べて5億6千8百万円減(40.3%減)の8億4千1百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年度に比べて5億8千2百万円減(54.9%減)の4億7千9百万円となりました。

 

 

セグメントの状況は、以下のとおりであります。

 

(海運事業)

北海道定期航路では、台風により数度に渡り配船変更や減便となった上に主要貨物の紙製品の減少や一般雑貨や商品車両が消費税増税の影響から落ち込んだため、建築資材のスポット輸送を行いましたが貨物輸送量は減少に転じ、減収・減益となりました。近海航路では市況は弱含みの状態が続いており、米中貿易摩擦による中国経済の減速や台風、悪天候の影響で寄港地での船混みや配船数の減少が影響して減収・減益となりました。これらの結果、売上高は前年度に比べて7億6千8百万円減(2.3%減)の328億3千2百万円となり、営業費用は前年度に比べて1億5千1百万円減(0.5%減)の324億7千9百万円で、営業利益は前年度に比べて6億1千6百万円減(63.6%減)の3億5千2百万円となりました。

 

(ホテル事業)

客室リニューアルによる客室増加および宿泊単価が上昇したことで増収・増益となりましたが、訪日外国人客が減少に転じたことや国内顧客の客足鈍化によって市況が廉価商品へシフトしたことによって収益が伸び悩みました。これらの結果、売上高は前年度に比べて1億1千5百万円増(8.0%増)の15億6千9百万円となり、営業費用は前年度に比べて6千万円増(4.1%増)の15億3千3百万円で、営業利益は前年度に比べて5千5百万円改善の3千6百万円となりました。

 

(不動産事業)

前年度と同様に順調に推移しておりますが、前年度の設備投資により減価償却費が増加したことで減益となりました。これらの結果、売上高は前年度に比べて2百万円減(0.5%減)の5億8百万円となり、営業費用は前年度に比べて3百万円増(1.0%増)の3億1千1百万円で、営業利益は前年度に比べて5百万円減(2.8%減)の1億9千7百万円となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。