第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループでは「選択と集中」の考え方に基づき、安全性の強化に加え、競争力と収益性の向上を目的とした設備投資を行っています。当連結会計年度は航空事業における航空機を中心に総額156,710百万円の設備投資(有形固定資産及び無形固定資産を含む)を行っており、セグメントごとの内訳は次のとおりです。

 

当連結会計年度

前年同期比

 

百万円

 

航空事業

151,196

△56.0%

航空関連事業

1,564

△74.8%

旅行事業

134

△48.1%

商社事業

1,202

△46.6%

その他

974

590.8%

小計

155,070

△56.0%

消去又は全社

1,640

合計

156,710

△55.4%

(注) 金額に消費税等は含みません。

各セグメントにおける主な設備投資内容は、以下のとおりです。

航空事業

航空機及び航空機予備部品等の購入及び航空機に対する前払いにより121,250百万円の投資を行いました。なお、当連結会計年度に導入した航空機は8機(ボーイング787-9型機1機、エアバスA321neo型機6機、エアバスA320neo型機1機)です。この他に航空運送関連のコンピュータ端末・周辺機器及び航空機整備用器具類の購入代金として262百万円を、国内事業所及び空港事業所の増改築のために前払金も含めて8,696百万円をそれぞれ投資しました。また、業務省力化等のためのソフトウェアの開発及び購入に19,170百万円の設備投資を行いました。

 

航空関連事業

業務省力化等のためのソフトウエアの開発及び購入に700百万円、各種業務用機材の購入に660百万円の設備投資をそれぞれ行いました。

旅行事業

旅行商品の販売に関するソフトウエアの開発及び購入のため、93百万円の設備投資を行いました。

商社事業

業務省力化等のためのソフトウエアの開発及び購入に203百万円、各種業務用機材の購入に282百万円の設備投資をそれぞれ行いました。

その他

業務省力化等のためのソフトウエアの開発及び購入のため、415百万円の設備投資を行いました。

上記設備投資のための所要資金は、自己資金、借入金、社債発行及び増資資金によっています。なお、航空事業において、航空機及び航空機予備部品等の売却を行っており、当該設備の売却時の簿価は55,918百万円です。

2【主要な設備の状況】

(1) セグメント内訳

 当社グループにおける当連結会計年度末のセグメントごとの内訳は、次のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

(2021年3月31日現在)

セグメントの名称

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び構築物

航空機

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

(面積㎡)

リース資産

合計

航空事業

102,309

1,026,210

30,010

16,667

  49,047

(281,896)

728

1,224,971

  18,840

   [326]

航空関連事業

11,348

-

2,707

1,157

   4,018

(36,966)

3,766

22,996

  21,949

 [1,553]

旅行事業

41

-

-

7

-

91

139

   1,302

    [69]

商社事業

2,493

-

394

765

   2,153

(2,365,125)

188

5,993

   1,504

   [833]

その他

165

-

69

361

     120

(2,096,211)

18

733

   2,810

   [246]

116,356

1,026,210

33,180

18,957

  55,338

(4,780,198)

4,791

1,254,832

  46,405

 [3,027]

消去又は全社

(324)

-

-

-

  (6,590)

      (-)

-

(6,914)

     175

     [-]

合計

116,032

1,026,210

33,180

18,957

  48,748

(4,780,198)

4,791

1,247,918

  46,580

 [3,027]

(注)1.上表のほか、航空機を中心とした賃借資産については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表」に記載しています。

2.当社と連結子会社間及び連結子会社間で賃貸借されている主要な設備は、貸主側会社の属するセグメントに含めて記載しています。

3.金額に消費税等は含みません。

4.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

5.従業員数の[ ]は、臨時従業員の年間の平均人数を外数で記載しています。

 

(2) 航空機

 当社グループにおける主要な設備(航空機)は次のとおりです。

 

 

 

(2021年3月31日現在)

機種

機数

客席数(席)

帳簿価額(百万円)

保有機(機)

リース機(機)

ボーイング777-300型機

21

9

212~514

65,840

ボーイング777-200型機

10

4

392・405

33,669

ボーイング787-9型機

30

6

215~395

338,020

ボーイング787-8型機

31

5

169~335

178,291

ボーイング767-300型機

21

                  -

202・270

39,316

ボーイング737-800型機

24

15

166

50,369

エアバスA321neo型機

                  -

17

194

5,295

エアバスA320neo型機

11

3

146・188

53,523

エアバスA320-200型機

                 -

38

180

4,285

デ・ハビランド・カナダ DASH8-400型機

24

                  -

74

10,038

その他

17

7

120~520

126,631

小計

189

104

905,277

293

航空機予備原動機、部品等

120,933

合計

1,026,210

 (注)1.帳簿価額は当連結会計年度末現在の減価償却累計額を控除しています。

    2.当社が保有又は賃借している航空機で、外部へ賃貸している航空機が17機あります。

    3.航空機リース契約の概要は下表のとおりです。

機種

機数

契約相手先

ボーイング777-300型機

9

GECAS Aircraft Leasing Ireland AS他8社

ボーイング777-200型機

4

ブルーウィングリーシング㈲他9社

ボーイング787-9型機

6

ダイヤシナモン㈲他6社

ボーイング787-8型機

5

ブルーブリーズリーシング㈲他4社

ボーイング737-800型機

15

ダイヤアクセル㈲他7社

エアバスA321neo型機

17

FGL Blue No.1Leasing㈱他13社

エアバスA320neo型機

3

SMBC Aviation Capital (UK) Limited他5社

エアバスA320-200型機

38

Macquarie Aerospace Finance 5844 AS他36社

その他

7

エヌビービー・33509・リース事業組合他3社

合計

104

 

 

(3) 事業所等(航空機を除く)

 当社グループにおける主要な設備(事業所等)は次のとおりです。

イ.当社の状況

 

 

 

 

 

 

(2021年3月31日現在)

事業所名

主な所在地

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

(面積㎡)

合計

本社

東京都港区

73,547

673

378

50,283

124,881

175

(281,895)

[256,662]

 (注)1.上記当社の設備はいずれも航空事業セグメントに属しています。

2.金額に消費税等は含みません。

3.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

4.土地の[ ]は賃借中の面積です。

        5.貸与中の建物及び構築物73,413百万円、機械装置及び運搬具673百万円、工具、器具及び備品344百万円、

      土地50,283百万円(281,895㎡)を含んでいます。

 

ロ.連結子会社の状況

国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

(2021年3月31日現在)

連結子会社事業所名

(主な所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び

構築物

機械装置及び

運搬具

工具、

器具及び備品

土地

(面積㎡)

リース資産

合計

全日本空輸㈱

(東京都港区他)

航空事業

事業所、

空港施設等

28,057

29,337

15,946

-

728

74,068

15,078

   [105]

㈱OCS

(東京都江東区他)

航空関連事業

貨物取扱施設等

5,027

544

92

3,785

5

9,453

326

(6,640)

[189]

㈱ANAケータリングサービス

(東京都大田区他)

航空関連事業

機内食製造施設

3,632

256

57

-

2,339

6,284

1,123

[7,890]

[516]

 

(注)1.金額に消費税等は含みません。

2.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

3.土地の[ ]は賃借中の面積です。

4.従業員数の[ ]は、臨時従業員の年間の平均人数を外数で記載しています。

5.全日本空輸㈱が当社から賃借している主要な建物及び土地の簿価は、下表のとおりです。

事業所名

主な所在地

帳簿価額(百万円)

建物

及び構築物

土地

(面積㎡)

全日本空輸㈱

 

 

 

本社、販売支店及び厚生施設等

東京都港区他

15,532

8,568

(33,820)

国内空港及び関連事業所

東京都大田区他

32,643

21,251

(整備センター、オペレーションサポートセンター等)

(156,978)

訓練施設等

東京都大田区他

25,236

20,463

(91,097)

 

 

 

3【設備の新設、除却等の計画】

当社グループにおける重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりです。

(1) 設備の新設、拡充の計画

航空事業

設備の名称

投資予定

総額

(百万円)

既投資額

(百万円)

次年度以降

投資予定額

(百万円)

発注年月

完成・引渡年月

所要資金の調達方法

航空機

1,150,433

154,657

995,776

2010年6月

2020年3月

2021年度   17機

2022年度   13機

2023年度以降 62機

自己資金、借入金、社債発行及び増資資金

 (注)1.航空機については当社における設備投資の計画です。なお、最適なフリート体制を構築する観点から、設備投資計画を常に見直しており、航空旅客・航空貨物市場の動向、空港の発着枠・運航スケジュール、当社の財務状況、航空機製造業者との交渉状況等によっては、具体的な設備投資が記載の内容から異なる可能性があります。

2.今後の投資予定金額は予算上の換算レート(1ドル=110.00円)で算出しています。また、為替の変動等により、今後の投資予定額等に大幅な変更の可能性があります。

3.金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しています。

 

(2) 設備の除却及び売却の計画

航空事業において、航空機(ボーイング777-300型機10機、ボーイング777-200型機4機、ボーイング767-300機3機、ボーイング737-700型機5機)を2021年度末までに退役させる予定です。上記以外に経常的に行われる設備の除却及び売却を除いて、重要な設備の除却及び売却の計画はありません。