第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループでは「選択と集中」の考え方に基づき、安全性の強化に加え、競争力と収益性の向上を目的とした設備投資を行っています。当連結会計年度は航空事業における航空機を中心に総額116,892百万円の設備投資(有形固定資産及び無形固定資産を含む)を行っており、セグメントごとの内訳は次のとおりです。

 

当連結会計年度

前年同期比

 

百万円

 

航空事業

115,146

△11.8%

航空関連事業

2,124

1,316.0%

旅行事業

1,469

260.9%

商社事業

1,152

154.9%

その他

121

△69.4%

小計

120,012

△9.0%

消去又は全社

△3,120

△318.3%

合計

116,892

△12.4%

各セグメントにおける主な設備投資内容は、以下のとおりです。

(1) 航空事業

 航空機及び航空機予備部品等の購入及び航空機に対する前払いにより84,180百万円の投資を行いました。

 なお、当連結会計年度に導入した航空機は6機(ボーイング787-10 1機、ボーイング787-9 1機、エアバスA321neoLR 1機、エアバスA320neo 3機)です。この他に航空運送関連のコンピュータ・周辺機器及び航空機整備用器具類の購入代金として766百万円を、国内・海外事業所及び空港事業所の増改築のために前払金も含めて5,638百万円をそれぞれ投資しました。また、ソフトウエアの開発及び購入に24,376百万円の設備投資を行いました。

 

(2) 航空関連事業

 ソフトウエアの開発及び購入に1,125百万円、各種業務用機材の購入に726百万円の設備投資をそれぞれ行いました。

(3) 旅行事業

 ソフトウエアの開発及び購入のため、1,457百万円の設備投資を行いました。

(4) 商社事業

 ソフトウエアの開発及び購入に539百万円、各種業務用機材の購入に553百万円の設備投資をそれぞれ行いました。

(5) その他

 ソフトウエアの開発及び購入のため、43百万円の設備投資を行いました。

 上記設備投資のための所要資金は、自己資金、借入金、社債発行及び増資資金によっています。なお、航空事業において、航空機及び航空機予備部品等の売却を行っており、当該設備の売却時の簿価は39,479百万円です。

2【主要な設備の状況】

(1) セグメント内訳

 当社グループにおける当連結会計年度末のセグメントごとの内訳は、次のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

(2023年3月31日現在)

セグメントの名称

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び構築物

航空機

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

(面積㎡)

リース資産

合計

航空事業

80,241

904,339

23,450

10,791

43,518

483

1,062,822

16,631

(226,583)

[79]

航空関連事業

9,731

-

3,379

1,119

3,992

2,773

20,994

18,732

(16,708)

[1,347]

旅行事業

28

-

-

7

-

-

35

1,362

[24]

商社事業

2,031

-

552

653

2,187

511

5,934

1,234

(1,695,035)

[625]

その他

125

-

42

30

120

15

332

2,295

(2,091,949)

[212]

92,156

904,339

27,423

12,600

49,817

3,782

1,090,117

40,254

(4,030,275)

[2,287]

消去又は全社

-

-

-

-

(5,772)

-

(5,772)

253

(-)

[-]

合計

92,156

904,339

27,423

12,600

44,045

3,782

1,084,345

40,507

(4,030,275)

[2,287]

(注)1.上表のほか、航空機を中心とした賃借資産については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表」に記載しています。

2.当社と連結子会社間及び連結子会社間で賃貸借されている主要な設備は、貸主側会社の属するセグメントに含めて記載しています。

3.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

4.従業員数の[ ]は、臨時従業員の年間の平均人数を外数で記載しています。

 

(2) 航空機

 当社グループにおける主要な設備(航空機)は次のとおりです。

 

 

 

(2023年3月31日現在)

機種

機数

客席数(席)

帳簿価額(百万円)

保有機(機)

リース機(機)

ボーイング777-300型機

9

9

212・514

35,074

ボーイング777-200型機

9

1

392・405

30,784

ボーイング787-9型機

34

6

215~395

338,536

ボーイング787-8型機

31

5

169~335

146,882

ボーイング767-300型機

15

202・270

24,290

ボーイング737-800型機

24

15

166

41,184

エアバスA321neo型機

25

194・218

5,430

エアバスA320neo型機

11

10

146・188

45,554

エアバスA320-200型機

27

180

1,375

デ・ハビランド・カナダ DASH8-400型機

24

74

5,649

その他

13

8

194~520

136,118

小計

170

106

810,881

276

航空機予備原動機、部品等

93,458

合計

904,339

 (注)1.帳簿価額は当連結会計年度末現在の減価償却累計額を控除しています。

    2.当社が保有又は賃借している航空機で、外部へ賃貸している航空機が18機あります。

    3.航空機リース契約の概要は下表のとおりです。

機種

機数

契約相手先

ボーイング777-300型機

9

GECAS Aircraft Leasing Ireland AS他8社

ボーイング777-200型機

1

ダイヤリリー㈲

ボーイング787-9型機

6

ダイヤシナモン㈲他6社

ボーイング787-8型機

5

ブルーブリーズリーシング㈲他4社

ボーイング737-800型機

15

ダイヤアクセル㈲他8社

エアバスA321neo型機

25

FGL Blue No.1 Leasing㈱他18社

エアバスA320neo型機

10

SMBC Aviation Capital (UK) Limited他14社

エアバスA320-200型機

27

SMBC Aviation Capital (UK) Limited他24社

その他

8

エヌビービー・33509・リース事業組合他4社

合計

106

 

 

(3) 事業所等(航空機を除く)

 当社グループにおける主要な設備(事業所等)は次のとおりです。

当社の状況

 

 

 

 

 

 

(2023年3月31日現在)

事業所名

主な所在地

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

(面積㎡)

合計

本社

東京都港区

57,690

517

226

44,755

103,188

253

(226,583)

[253,403]

 (注)1.上記当社の設備はいずれも航空事業セグメントに属しています。

2.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

3.土地の[ ]は賃借中の面積です。

        4.貸与中の建物及び構築物57,626百万円、機械装置及び運搬具517百万円、工具、器具及び備品187百万円、

      土地44,755百万円(226,583㎡)を含んでいます。

 

連結子会社の状況

 国内子会社

 

 

 

 

 

 

 

(2023年3月31日現在)

連結子会社事業所名

(主な所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数

(人)

建物

及び

構築物

機械装置及び

運搬具

工具、

器具及び備品

土地

(面積㎡)

リース資産

合計

全日本空輸㈱

(東京都港区他)

航空事業

事業所、

空港施設等

22,411

22,933

10,276

483

56,103

12,803

[19]

㈱OCS

(東京都江東区他)

航空関連事業

貨物取扱施設等

4,564

372

79

3,785

8,800

315

(6,640)

[201]

㈱ANAケータリングサービス

(東京都大田区他)

航空関連事業

機内食製造施設

3,032

150

22

1,872

5,076

1,049

[7,890]

[403]

 

(注)1.土地の面積は、小数点以下の端数を切り捨てて表示しています。

2.土地の[ ]は賃借中の面積です。

3.従業員数の[ ]は、臨時従業員の年間の平均人数を外数で記載しています。

4.全日本空輸㈱が当社から賃借している主要な建物及び土地の簿価は、下表のとおりです。

事業所名

主な所在地

帳簿価額(百万円)

建物

及び構築物

土地

(面積㎡)

全日本空輸㈱

 

 

 

本社、支店及び厚生施設等

東京都港区他

10,189

5,145

(11,505)

国内空港及び関連事業所

東京都大田区他

27,523

22,643

(整備センター、オペレーションサポートセンター等)

(156,302)

訓練施設等

東京都大田区他

19,912

16,966

(58,776)

 

 

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社グループにおける重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりです。

(1) 設備の新設、拡充の計画

 航空事業

設備の名称

投資予定

総額

(百万円)

既投資額

(百万円)

次年度以降

投資予定額

(百万円)

発注年月

完成・引渡年月

所要資金の調達方法

航空機

1,310,972

158,107

1,152,864

2012年8月

2022年7月

2023年度   13機

2024年度   13機

2025年度以降 54機

自己資金、借入金、社債発行及び増資資金

 (注)1.航空機については当社における設備投資の計画です。なお、最適なフリート体制を構築する観点から、設備投資計画を常に見直しており、航空旅客・航空貨物市場の動向、空港の発着枠・運航スケジュール、当社の財務状況、航空機製造業者との交渉状況等によっては、具体的な設備投資が記載の内容から異なる可能性があります。

2.今後の投資予定金額は予算上の換算レート(1ドル=135.00円)で算出しています。また、為替の変動等により、今後の投資予定額等に大幅な変更の可能性があります。

3.金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しています。

 

(2) 設備の除却及び売却の計画

 航空事業において、経常的に行われる設備の除却及び売却を除いて、重要な設備の除却及び売却の計画はあり

ません。