第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績等の状況の概要

 ① 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期(累計)の決算の概要は次のとおりであります。

(単位:百万円)

連結合計

前第3四半期

当第3四半期

前年同期比

増減率

営業収益

216,769

234,317

17,547

8.1%

営業利益

18,137

21,338

3,200

17.6%

経常利益

18,227

22,115

3,887

21.3%

親会社株主に帰属する四半期純利益

10,309

13,191

2,881

27.9%

 

・営業収益及び全ての段階利益において前年同期比増収増益となりました。

・世界的なサプライチェーン混乱の影響が残るなか、経済社会活動の再開の動きが継続しております。このような環境のなかで、当社は急速に変化する顧客のニーズを的確に捉え、代替輸送ルートや物流の効率化提案を行いました。この結果、新規顧客を獲得したほか、既存顧客の受託範囲が拡大し、フォワーディング業務の取扱が増加しました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(イ)物流事業

(単位:百万円)

物流事業

前第3四半期

当第3四半期

前年同期比

増減率

営業収益

210,243

227,785

17,542

8.3%

営業利益

16,381

19,622

3,240

19.8%

 

事業環境:当社を取り巻く事業環境は次のとおりであります。

・ウクライナ情勢の長期化、及び世界的な労働需給逼迫とエネルギー調達コストの高止まり、円安の進行を背景とした物価の上昇が、企業の素原材料・部品の調達の制約となっております。

・一方で、経済社会活動の再開に伴い、企業の生産活動は一進一退ながら緩やかな持ち直しの動きが続いております。

・海上コンテナ不足等の海運市況の混乱や、航空旅客便の減便に伴う貨物スペースの供給制約は解消に向かいつつあります。海上・航空輸送スペースの供給不足、及び運賃の高騰は、引き続きコロナ禍前を上回る水準で推移しているものの、足元では落ち着きを見せております。

 

営業の状況:当社の営業活動の状況は次のとおりであります。

・サプライチェーン混乱の影響を受けて急速に変化する顧客のニーズを的確に捉え、機動的なスペースの確保を行いフォワーディング業務の取扱が増加しました。

・顧客に対し以下の提案活動を行った結果、新規顧客を獲得したほか、既存顧客の受託範囲が拡大し、海外物流及びフォワーディング業務の取扱が増加しました。

-顧客のBCP対応に資する代替輸送ルート提案

-環境負荷低減のための物流ソリューション提案

-海外現地の物流から国際輸送、国内における輸配送までを一気通貫で提供する物流の効率化提案

・前期に立ち上げたヘルスケア物流専用の新設倉庫や、同じく前期に立ち上げた家電量販店・EC向けの新設物流センターの通期寄与による業務拡大がありました。

 

 

(ロ)不動産事業

(単位:百万円)

不動産事業

前第3四半期

当第3四半期

前年同期比

増減率

営業収益

7,087

7,140

52

0.7%

営業利益

4,295

4,393

97

2.3%

 

事業環境:当社を取り巻く事業環境は次のとおりであります。

・東京ビジネス地区のオフィス物件の平均空室率、及び平均賃料は概ね横ばいで推移しました。

 

営業の状況:当社の営業活動の状況は次のとおりであります。

・当社所有のオフィス物件の空室率及び賃料水準に大きな変動はなく、営業収益、営業利益ともに横ばいとなりました。

 

財政状態の変動状況

(単位:百万円)

連結合計

前期末

当第3四半期末

前期末比

増減率

自己資本

79,458

89,743

10,284

12.9%

総資産

258,297

259,912

1,615

0.6%

自己資本比率

30.8%

34.5%

+3.8ポイント

12.2%

有利子負債

99,394

94,714

△4,680

△4.7%

D/Eレシオ

1.25

1.06

△0.20

△15.6%

 

・自己資本が増加した要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。

・総資産が増加した要因は、主に現預金の増加によるものです。

・有利子負債が減少した要因は、借入金の返済によるものです。

・引き続き、D/Eレシオが1.0倍程度となるよう運用する方針です。

 

 ② キャッシュ・フローの状況

(単位:百万円)

連結合計

前第3四半期

当第3四半期

前年同期比

現金及び現金同等物の期首残高

22,718

22,822

-

営業活動によるキャッシュ・フロー

13,649

26,088

12,438

投資活動によるキャッシュ・フロー

△5,929

△3,993

1,935

財務活動によるキャッシュ・フロー

△5,516

△13,771

△8,254

現金及び現金同等物の期末残高

24,987

31,393

-

 

 当第3四半期のキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

・営業活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費の計上による資金留保、及び売上債権の減少です。

・投資活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、DX戦略に基づくソフトウェア投資と、物流施設の維持更新投資です。

・財務活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、借入金の返済、及び配当金の支払です。

 

 ③ 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が定めている重要な会計方針及び見積りについて重要な変更はありません。

 

(2) 経営方針、経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 ① 対処すべき課題の内容

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

 ② 株式会社の支配に関する基本方針について

 当第3四半期連結累計期間において、当社の株式会社の支配に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。