当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の経済環境は、国内では新型コロナウイルス感染症による制約の
緩和に伴い、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかに回復しました。海外につきましては、米国の景気は緩やかに回復し、中国も持ち直しの動きが見られる一方、欧州は足踏み状態となりました。
このような情勢のもと、当社グループは、2023年3月に第五次中期経営計画を策定し、同計画の事業戦略に掲げたコア事業である物流事業と不動産事業への経営資源の集中に取り組みました。物流事業におきましては、国内では、静岡県袋井市で新倉庫の建設を進め、海外では、2023年5月にタイのレムチャバン地区に新倉庫を稼働させるなど、国内外における物流拠点の拡充に努めました。不動産事業におきましては、2023年6月に大阪市中央区において賃貸用オフィスビルを取得するなど、収益規模の拡大を図りました。
このような取組みのもと、当第1四半期連結累計期間につきましては、倉庫貨物の取扱いは
引き続き堅調に推移しましたが、前第1四半期連結会計期間末に海運事業を営んでいたWestwood Shipping Lines,Inc.及びその子会社2社を当社の連結の範囲から除外したこと、また、高騰していた海上運賃相場の下落により国際輸送収入が減収となったことなどから、営業収益は466億78百万円(前年同期比32.7%減)、営業利益は33億42百万円(同75.1%減)、経常利益は51億59百万円(同65.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に関係会社
株式売却益(72億26百万円)の計上があったため、35億18百万円(同70.0%減)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①物流事業
倉庫業では、機械部品等の取扱いが増加し、また、保管残高も好調に推移したことから、
倉庫収入は78億7百万円(前年同期比4.1%増)となりました。港湾運送業では、一般荷捌の
取扱いが減少したことから、港湾運送収入は77億38百万円(同1.5%減)となりました。国際輸送業では、高騰していた海上運賃相場の下落、また、海外子会社における取扱減少等により、国際輸送収入は134億57百万円(同24.4%減)となりました。陸上運送業及びその他の業務では、情報システム子会社における業務が好調に推移したことなどから、陸上運送ほか収入は151億37百万円(同1.1%増)となりました。
以上の結果、物流事業全体の営業収益は441億40百万円(前年同期比8.3%減)となり、これに伴い、営業利益は35億57百万円(同3.6%減)となりました。
②不動産事業
不動産事業では、前期及び当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用不動産が寄与したことなどから、営業収益は26億96百万円(前年同期比1.2%増)となり、営業利益は取得時一時
税金の発生により10億92百万円(同15.5%減)となりました。
(注)1.上記の各セグメントの営業収益には、セグメント間の内部営業収益1億58百万円(前年同期11億78百万円)を含んでおります。
2.上記の各セグメントの営業利益は、各セグメントに帰属しない全社費用等13億6百万円(前年同期11億65百万円)控除前の利益であります。
セグメント別の営業収益内訳
|
内訳 |
前第1四半期 連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日) |
当第1四半期 連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日) |
前年同期比増減 |
|
|
増減額 |
比率% |
|||
|
物流事業 |
48,133百万円 |
44,140百万円 |
△3,993百万円 |
△8.3 |
|
(倉庫収入) |
(7,497) |
(7,807) |
(310) |
(4.1) |
|
(港湾運送収入) |
(7,858) |
(7,738) |
(△120) |
(△1.5) |
|
(国際輸送収入) |
(17,804) |
(13,457) |
(△4,347) |
(△24.4) |
|
(陸上運送ほか収入) |
(14,973) |
(15,137) |
(163) |
(1.1) |
|
海運事業 |
19,694 |
- |
△19,694 |
- |
|
(海運事業収入) |
(19,694) |
(-) |
(△19,694) |
(-) |
|
不動産事業 |
2,663 |
2,696 |
32 |
1.2 |
|
(不動産事業収入) |
(2,663) |
(2,696) |
(32) |
(1.2) |
|
計 |
70,492 |
46,837 |
△23,655 |
△33.6 |
|
セグメント間内部営業収益 |
△1,178 |
△158 |
1,019 |
- |
|
純営業収益 |
69,314 |
46,678 |
△22,635 |
△32.7 |
(2) 財政状態の状況
資産合計は、株式相場の上昇に伴う「投資有価証券」の増加等により、前期末比4.4%増の4,026億88百万円となりました。負債合計は、投資有価証券の評価差額に係る「繰延税金負債」の増加等により、前期末比1.4%増の1,590億46百万円となりました。純資産合計は、株式相場の上昇に伴う「その他有価証券評価差額金」の増加等により、前期末比6.4%増の2,436億42百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益及び減価償却による資金の留保等により、17億59百万円の増加(前年同期は116億93百万円の増加)となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期に譲渡したWestwood Shipping Lines,Inc.株式の売却価額のうち未収額の一部の入金がありましたが、有形固定資産の取得による支出等により、103億97百万円の減少(前年同期は15億70百万円の減少)となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等がありましたが、借入金の増加等により、4億86百万円の増加(前年同期は54億8百万円の減少)となりました。
当第1四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フローは、以上の結果に「現金及び現金同等物に係る換算差額」(44百万円)を加えた全体で81億7百万円の減少となり、「連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額」(6百万円の減少)を加えた現金及び現金同等物の四半期末残高は、384億8百万円となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
(7) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、従業員数に著しい変動はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(9) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動並びに新設及び改修計画の著しい変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。