第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 

(1)財政状態及び経営成績の状況 

当第3四半期連結累計期間における経営成績の状況については、次のとおりであります。

当社グループの当第3四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルスの世界的流行による影響を引き続き大きく受けております。物流関連では一部に回復の動きも見られましたが、食品関連での落ち込みもあり、売上高は374億2百万円(前年同期比9.1%減)となり、営業利益は24億13百万円(同8.2%減)となりました。経常利益は前年度に計上した不動産開発に伴う資金調達費用の減少もあり23億28百万円(同4.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益の計上の一方で減損損失の計上もあり、15億9百万円(同3.7%減)となりました。

セグメント別の状況は次のとおりであります。

①物流関連

物流関連では、新型コロナウイルス流行の影響による国際間の移動制限や国際物流の停滞等により、海外引越や港運通関等の国際業務は大きな影響を受けておりましたが、一部に制限解除の動きもあり回復傾向となりました。また、国内業務においても、新型コロナウイルス流行の影響により業務用飲料等の荷動きは引き続き低水準となりましたが、その他の食品や家電製品等は持ち直し、さらに前年度下期に新設した営業拠点の本格稼働もあり、保管料・荷役料・運送料は増収となりました。この結果、売上高は167億51百万円(前年同期比1.2%増)となり、営業利益は18億45百万円(同0.1%増)となりました。

②食品関連

食品関連では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施した外食業界での営業自粛や在宅勤務の推進等により販売が落ち込み、量販・外食向けである精米販売は47千玄米トン(前年同期比13.9%減)となりました。一般小売店や他卸売業者向けである玄米販売も外食向け業務用米を中心に需要が低迷し、11千玄米トン(同35.5%減)となりました。さらに、需要の減少を受けてコメの取引価格も下落しました。この結果、売上高は170億39百万円(前年同期比19.0%減)となり、営業利益は2億63百万円(同39.1%減)となりました。

③情報関連

情報関連では、新型コロナウイルス流行の影響等により、新規開発またはシステム改修案件の先送りや中止が発生し、棚卸用レンタル機器のユーザーにおいても棚卸の延期や中止が発生したことから、売上高は11億74百万円(前年同期比9.5%減)となり、営業利益は19百万円の損失(前年同期は33百万円の利益)となりました。

④不動産関連

不動産関連では、日本橋兜町の大型開発案件「KABUTO ONE」が進行中でありますが、ヤマタネ藤沢ビル及びヤマタネ五反野ビルが開業したこと等により、売上高は24億36百万円(前年同期比7.7%増)となり、営業利益は9億93百万円(同1.5%増)となりました。

 

 

当第3四半期連結会計期間末における財政状態の状況については、次のとおりであります。

①資産

資産合計は、食品関連の売上高の減少等により受取手形及び売掛金は減少しましたが、社債発行による現金及び預金の増加や不動産関連における再開発計画の進捗による有形固定資産の増加等により前連結会計年度末比116億29百万円増加し、1,213億4百万円となりました。

②負債

負債合計は、運転資金返済による短期借入金の減少はあったものの、不動産関連での再開発計画進捗に伴う長期借入金の増加や社債発行の結果、有利子負債が増加したこと等により前連結会計年度末比103億36百万円増加し、790億68百万円となりました。

③純資産

純資産合計は、配当金の支払いによる利益剰余金の減少がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益や時価評価によるその他有価証券評価差額金の増加があったこと等から、前連結会計年度末比12億92百万円増加し、422億36百万円となりました。

この結果、自己資本比率は32.7%(前連結会計年度末は35.0%)となりました。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 追加情報」に記載のとおりでありますが、四半期連結財務諸表における会計上の見積りに及ぼす重要な影響は生じておりません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。