【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

子会社は、杉村運輸㈱及び杉村興産㈱の2社であり、すべて連結しております。非連結子会社はありません。

2 持分法の適用に関する事項

持分法の適用会社はありません。

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

当社と同一であります。

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

(有価証券)

市場価格のない株式等以外のもの

時価法………………………時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等……移動平均法による原価法

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

なお、主な資産である建物及び構築物の耐用年数は7年~50年であります。

② 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。なお、ソフトウエア(自社利用分)の償却年数は、社内における利用可能期間(5年)によっております。

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用しております。

(3) 重要な引当金の計上基準

(貸倒引当金)

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

(賞与引当金)

従業員に対して支給する賞与に充てるため、将来の支給見込額のうち当期負担額を計上しております。

(役員退職慰労引当金)

役員に支給する退職慰労金に充てるため、内規に基づく期末要支給額の100%を計上しております。

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定率法により、発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。

過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費用処理しております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

(収益認識基準)

当社グループの顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

 

① 物流事業

倉庫業務

主な履行義務は寄託を受けた貨物の倉庫における保管及び荷役を行うことであります。保管では、寄託貨物の保管または保管区画の供与開始以降一定の保管期日到来時点で、荷役では、荷役作業完了時点でそれぞれ履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。なお、一部の倉庫業務については、立替業務を実施しており、当該業務については当社グループの役割が代理人に該当すると判断されることから、他の当事者が提供するサービスと交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

運送業務

主な履行義務は貨物の運送や企業等の事務所移転作業であります。貨物の運送では、貨物の出荷または引取以降運送を実施した時点で、企業等の事務所移転作業では、貨物の移転作業が完了した時点でそれぞれ履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。

物流事業の取引の対価については、履行義務を充足してから概ね2か月で受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

② 不動産事業

不動産事業は、不動産の賃貸であります。不動産賃貸については「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第 13号)に基づく取引であり、顧客との契約から生じる収益以外の収益であります。

(ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準)

リース料受取時に営業収益と営業原価を計上する方法によっております。

(6) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

金利スワップ取引について、金融商品会計基準に定める特例処理を行っております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象及びヘッジ方針

変動金利の長期借入金の一部について支払利息を固定化するために金利スワップを利用しております。

③ 有効性評価の方法

当該金利スワップの想定元本、利息の受払条件及び契約期間と変動金利の長期借入金の借入条件との比較など、金利スワップの特例処理の適用要件に照らして、ヘッジ有効性を評価しております。

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

不動産事業の有形固定資産の減損

1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 不動産事業の一部の資産グループ(帳簿価額合計533,278千円)において土地・建物等の時価下落による減損の兆候が生じておりますが、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていると判断したため、減損損失は計上しておりません。

 

(千円)

前連結会計年度

当連結会計年度

534,235

533,278

 

2.連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

 独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位としての資産グループは、不動産事業においては各物件単位としております。

資産グループの継続的使用によって生じる将来キャッシュ・フローの見積りは、取締役会により承認された業績予想を基礎として、安定した賃貸収益の計上、将来の資本的支出の計画、主要な資産の今後の使用見込みを主要な仮定としており、不確実性を有しているため、今後の経過によっては将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(未適用の会計基準等)

(リースに関する会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

(1)概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

(2)適用予定日

 2028年3月期の期首から適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「固定資産処分損」は、営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた7,629千円は、「固定資産処分損」2,479千円、「その他」5,150千円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1  受取手形及び売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、それぞれ以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

受取手形

売掛金

1,209,770

千円

1,210,174

千円

 

 

※2 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

建物及び構築物

3,007,374

千円

2,825,171

千円

土地

107,826

千円

107,826

千円

リース投資資産

1,238,447

千円

1,182,441

千円

4,353,648

千円

4,115,439

千円

 

担保付債務は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

長期借入金

3,186,441

千円

2,720,629

千円

(1年以内返済予定分含む)

 

 

 

 

3,186,441

千円

2,720,629

千円

 

 

※3 (前連結会計年度)

有形固定資産の減価償却累計額は19,232,710千円であります。

 

(当連結会計年度)

有形固定資産の減価償却累計額は19,742,880千円であります。

 

※4  その他のうち、契約負債の金額は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

契約負債

 

48,412

千円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  顧客との契約から生じる収益

営業収益については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等) 3. 報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報」に記載しております。

 

※2 引当金繰入額及び減価償却費等計上額の明細

営業原価

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

賞与引当金繰入額

157,857

千円

174,172

千円

退職給付費用

62,063

千円

50,231

千円

減価償却費

759,911

千円

732,384

千円

租税公課

309,068

千円

311,010

千円

 

 

販売費及び一般管理費

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

賞与引当金繰入額

27,458

千円

33,165

千円

役員退職慰労引当金繰入額

28,340

千円

28,340

千円

退職給付費用

19,619

千円

21,722

千円

減価償却費

189,960

千円

186,969

千円

租税公課

56,268

千円

57,637

千円

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

  当期発生額

102,860

千円

40,606

千円

  組替調整額

千円

千円

    税効果調整前

102,860

千円

40,606

千円

    税効果額

△31,307

千円

△16,315

千円

    その他有価証券評価差額金

71,553

千円

24,290

千円

退職給付に係る調整額

 

 

 

 

  当期発生額

57,057

千円

44,625

千円

  組替調整額

10,126

千円

△3,713

千円

    税効果調整前

67,184

千円

40,911

千円

    税効果額

△20,558

千円

△13,049

千円

    退職給付に係る調整額

46,625

千円

27,862

千円

その他の包括利益合計

118,178

千円

52,152

千円

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1 発行済株式の種類及び総数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

16,414,110

5,000

16,419,110

 

  (変動事由の概要)

新株の発行

 ストック・オプションの権利行使による増加       5,000株

 

2 自己株式の種類及び株式数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

73,775

44,001

50,000

67,776

 

  (変動事由の概要)

増減の内容は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加                                                      1株

2023年4月28日の取締役会決議による自己株式の取得                               44,000株

2023年6月29日の取締役会決議による譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分     50,000株

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年4月28日
取締役会

普通株式

81,701

5.00

2023年3月31日

2023年6月8日

2023年10月27日
取締役会

普通株式

49,054

3.00

2023年9月30日

2023年12月1日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年4月26日
取締役会

普通株式

利益剰余金

114,459

7.00

2024年3月31日

2024年6月6日

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

1 発行済株式の種類及び総数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

16,419,110

16,419,110

 

 

2 自己株式の種類及び株式数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

67,776

50,130

56,800

61,106

 

  (変動事由の概要)

増減の内容は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取りによる増加                                                    130株

2024年4月26日の取締役会決議による自己株式の取得                               50,000株

2024年6月27日の取締役会決議による譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分     56,800株

 

 

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2024年4月26日
取締役会

普通株式

114,459

7.00

2024年3月31日

2024年6月6日

2024年10月31日
取締役会

普通株式

81,790

5.00

2024年9月30日

2024年12月2日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年4月30日
取締役会

普通株式

利益剰余金

163,580

10.00

2025年3月31日

2025年6月9日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

現金及び預金

4,259,636

千円

5,216,545

千円

預入期間が3ヶ月を超える
定期預金

△2,500

千円

△2,500

千円

現金及び現金同等物

4,257,136

千円

5,214,045

千円

 

 

(リース取引関係)

1 ファイナンス・リース取引

(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

①  リース資産の内容

・有形固定資産  主として、情報システム関連におけるシステム機器及びサーバー(工具、器具及び備品)、トラック等(車両運搬具)であります。

②  リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

(貸主側)

(1) リース投資資産の内訳

流動資産

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

リース料債権部分

4,433,579

4,023,353

受取利息相当額

△1,900,347

△1,612,103

リース投資資産

2,533,231

2,411,250

 

 

 

(2) リース投資資産に係るリース料債権部分の連結会計年度末日後の回収予定額

流動資産

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

リース投資資産

410,226

410,226

410,226

410,226

410,226

2,382,449

 

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度
(2025年3月31日)

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

リース投資資産

410,226

410,226

410,226

410,226

410,226

1,972,223

 

 

2 オペレーティング・リース取引

(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

1年以内

222,239千円

222,239千円

1年超

611,159千円

388,919千円

合計

833,398千円

611,159千円

 

(貸主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

1年以内

132,039千円

132,039千円

1年超

1,367,706千円

1,235,666千円

合計

1,499,745千円

1,367,706千円

 

 

 

(金融商品関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、物流事業を行うための設備投資計画や修繕計画に照らして、銀行等の金融機関からの借入れにより必要な資金を調達し、一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用しております。デリバティブは後述のリスクのヘッジ手段として実施しておりますが、投機的な取引は行っておりません。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金、並びにリース投資資産は、顧客の信用リスクに晒されています。有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の債券及び業務上の関係を有する企業の株式等であります。

営業債務である支払手形及び買掛金のうち、手形の発行は現在行っておらず、買掛金の決済は現金のみで、支払期日は原則として1ヶ月以内となっております。短期借入金、社債、長期借入金は、設備投資や年間の修繕費用等に必要な部分の調達を目的としたものであり、このうちの一部は、金利変動リスクのヘッジ手段として金利スワップ取引を実施して、支払利息の固定化を実施しております。

デリバティブ取引は、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップのみであります。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、営業債権については、内部監査室が定期的に売掛金管理システムによって取引先の状況をモニタリングし、期日及び残高管理を行っており、随時、滞留状況を正確に把握するとともに、信用状況の変化にすぐに対応できる体制となっております。連結子会社においても当社と同様のシステムを使って経理担当者が債権管理を行っており、回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社グループにおいては、外貨建ての債権債務はなく、為替リスクは生じません。長期借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために金利スワップ取引を利用しております。

有価証券及び投資有価証券は、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについては、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、経理部において月次の資金繰表を元に年間の資金調達計画を立案し、手許流動性資金を維持して流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には、合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

(5)信用リスクの集中

当期の連結決算日現在における営業債権(売掛金)のうち43.9%が特定の大口顧客に対するものであります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであります。また、現金及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似する預金、売掛金、買掛金については注記を省略しております。

当連結会計年度(2024年3月31日)                            (単位:千円)

 

連結貸借対照表計上額(※)

時価(※)

差額

(1)リース投資資産

2,533,231

2,442,998

△90,233

(2)投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券

669,348

669,348

資産計

3,202,580

3,112,346

△90,233

(1)長期借入金

3,358,041

3,324,560

△33,480

負債計

3,358,041

3,324,560

△33,480

 デリバティブ取引

 

(注)市場価格のない株式等は、「(2)投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

連結貸借対照表計上額(千円)

非上場株式等

154,346

 

 

3. 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

1年以内
(千円)

1年超5年
以内(千円)

5年超10年
以内(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

4,259,636

売掛金

1,209,770

リース投資資産

410,226

1,640,904

1,948,336

434,112

合計

5,879,632

1,640,904

1,948,336

434,112

 

(注)リース投資資産については、リース料債権部分の償還予定額を記載しております。

 

4. 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額

 

1年以内
(千円)

1年超2年
以内(千円)

2年超3年
以内(千円)

3年超4年
以内(千円)

4年超5年
以内(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

508,612

508,612

508,612

479,600

276,100

1,076,505

リース債務

11,107

9,638

7,137

4,977

3,875

2,496

合計

519,719

518,250

515,749

484,577

279,975

1,079,001

 

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、物流事業を行うための設備投資計画や修繕計画に照らして、銀行等の金融機関からの借入れにより必要な資金を調達し、一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用しております。デリバティブは後述のリスクのヘッジ手段として実施しておりますが、投機的な取引は行っておりません。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金、並びにリース投資資産は、顧客の信用リスクに晒されています。有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の債券及び業務上の関係を有する企業の株式等であります。

営業債務である支払手形及び買掛金のうち、手形の発行は現在行っておらず、買掛金の決済は現金のみで、支払期日は原則として1ヶ月以内となっております。短期借入金、社債、長期借入金は、設備投資や年間の修繕費用等に必要な部分の調達を目的としたものであり、このうちの一部は、金利変動リスクのヘッジ手段として金利スワップ取引を実施して、支払利息の固定化を実施しております。

デリバティブ取引は、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップのみであります。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、営業債権については、内部監査室が定期的に売掛金管理システムによって取引先の状況をモニタリングし、期日及び残高管理を行っており、随時、滞留状況を正確に把握するとともに、信用状況の変化にすぐに対応できる体制となっております。連結子会社においても当社と同様のシステムを使って経理担当者が債権管理を行っており、回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社グループにおいては、外貨建ての債権債務はなく、為替リスクは生じません。長期借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために金利スワップ取引を利用しております。

有価証券及び投資有価証券は、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについては、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、経理部において月次の資金繰表を元に年間の資金調達計画を立案し、手許流動性資金を維持して流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には、合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

(5)信用リスクの集中

当期の連結決算日現在における営業債権(売掛金)のうち46.8%が特定の大口顧客に対するものであります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については次のとおりであります。また、現金及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似する預金、売掛金、買掛金については注記を省略しております。

当連結会計年度(2025年3月31日)                            (単位:千円)

 

連結貸借対照表計上額(※)

時価(※)

差額

(1)リース投資資産

2,411,250

2,259,616

△151,633

(2)投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券

711,332

711,332

資産計

3,122,583

2,970,949

△151,633

(1)長期借入金

2,849,429

2,767,093

△82,335

負債計

2,849,429

2,767,093

△82,335

 デリバティブ取引

 

(注)市場価格のない株式等は、「(2)投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

連結貸借対照表計上額(千円)

非上場株式等

154,346

 

 

3. 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

1年以内
(千円)

1年超5年
以内(千円)

5年超10年
以内(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

5,216,545

売掛金

1,210,174

リース投資資産

410,226

1,640,904

1,673,702

298,521

合計

6,836,945

1,640,904

1,673,702

298,521

 

(注)リース投資資産については、リース料債権部分の償還予定額を記載しております。

 

4. 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額

 

1年以内
(千円)

1年超2年
以内(千円)

2年超3年
以内(千円)

3年超4年
以内(千円)

4年超5年
以内(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

508,612

508,612

479,600

276,100

276,100

800,405

リース債務

13,747

12,399

10,240

9,138

7,512

1,991

合計

522,359

521,011

489,840

285,238

283,612

802,396

 

 

5.金融商品の時価の適切な区分ごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、 以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接または間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

 

(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債

前連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

669,348

669,348

資産計

669,348

669,348

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

711,332

711,332

資産計

711,332

711,332

 

 

(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債

前連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

リース投資資産

2,442,998

2,442,998

資産計

2,442,998

2,442,998

長期借入金

3,324,560

3,324,560

負債計

3,324,560

3,324,560

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

リース投資資産

2,259,616

2,259,616

資産計

2,259,616

2,259,616

長期借入金

2,767,093

2,767,093

負債計

2,767,093

2,767,093

 

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

リース投資資産

リース投資資産の時価については、一定の期間ごとに分類した将来キャッシュ・フローを、国債利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率により割り引いた現在価値により算定しており、レベル3の時価に分類しております。

 

長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)

 長期借入金の時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。尚、変動金利による長期借入金のうち、金利スワップと一体として処理されたものについては、その元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される、合理的に見積られた利率で割り引いて算定する方法によっております。

 

(有価証券関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 満期保有目的の債券(2024年3月31日)

  該当事項はありません。

 

2 その他有価証券(2024年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表
計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

669,348

221,857

447,491

(2) 債券

(3) その他

 

小計

669,348

221,857

447,491

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

(3) その他

 

小計

合計

669,348

221,857

447,491

 

 

3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

4 減損処理を行った有価証券(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1 満期保有目的の債券(2025年3月31日)

  該当事項はありません。

 

2 その他有価証券(2025年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表
計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

711,332

223,235

488,097

(2) 債券

(3) その他

 

小計

711,332

223,235

488,097

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

(3) その他

 

小計

合計

711,332

223,235

488,097

 

 

3 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

4 減損処理を行った有価証券(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

(デリバティブ取引関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

 

 

 

 

 

(単位:千円)

ヘッジ会計
の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額のうち
1年超

時価

金利スワップの
特例処理

金利スワップ取引
支払固定・
受取変動

長期借入金

1,521,003

1,331,087

(注)

 

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

 

 

 

 

 

(単位:千円)

ヘッジ会計
の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額のうち
1年超

時価

金利スワップの
特例処理

金利スワップ取引
支払固定・
受取変動

長期借入金

1,331,087

1,141,171

(注)

 

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度及び確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けており、当社の執行役員(取締役である執行役員を除く)については、社内規程に基づく引当による退職慰労金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払うことがあります。なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度及び当社の執行役員(取締役である執行役員を除く)の退職慰労金は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

(追加情報)

当連結会計年度において当社は従来の退職一時金制度から、新たにポイント制に基づく退職一時金制度に改定しております。これにより過去勤務費用が発生しております。

また、当社及び当社の子会社は2025年3月13日開催の取締役会において、役員退職慰労金制度の廃止とそれに伴う打ち切り支給について決議し、2025年6月25日をもって廃止することといたしました。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

                                               (千円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

退職給付債務の期首残高

462,400

387,253

勤務費用

28,196

26,747

利息費用

3,981

数理計算上の差異の発生額

△57,057

266

退職給付の支払額

△46,286

△37,445

過去勤務費用の発生額

△49,878

退職給付債務の期末残高

387,253

330,923

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

 該当事項はありません。

 

(3) 簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

                                               (千円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

307,510

335,499

 退職給付費用

33,608

36,813

 退職給付の支払額

△5,619

△47,021

退職給付に係る負債の期末残高 

335,499

325,292

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産と貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び資産の調整表

                                               (千円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

 (2025年3月31日)

非積立型制度の退職給付債務

722,752

656,214

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

722,752

656,214

退職給付に係る負債

722,752

656,214

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

722,752

656,214

 

 

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

                                                 (千円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

勤務費用

28,196

26,747

利息費用

3,981

数理計算上の差異の費用処理額

10,126

△3,713

過去勤務費用の費用処理額

△4,987

簡便法で計算した退職給付費用

33,608

36,813

その他

3,704

2,127

確定給付制度に係る退職給付費用

75,636

60,968

 

 

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

                                                (千円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

過去勤務費用

44,891

数理計算上の差異

67,184

△3,979

合計

67,184

40,911

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

                                               (千円)

 

前連結会計年度

 (2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

未認識過去勤務費用

44,891

未認識数理計算上の差異

18,025

14,046

合計

18,025

58,937

 

 

(8) 年金資産に関する事項

該当事項はありません。

                                             

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

 

前連結会計年度

(自  2023年4月 1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月 1日

至  2025年3月31日)

割引率

1.22%

1.18%

予想昇給率

2.80%

5.40%

 

 

3.確定拠出制度

当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度6,046千円、当連結会計年度6,087千円であります。

 

(ストック・オプション等関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1.費用計上額及び科目名

 

当連結会計年度

営業原価の株式報酬費用

1,774千円

販売費及び一般管理費の
株式報酬費用

23,664千円

 

2.付与したストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

会社名

提出会社

決議年月日

2016年6月29日

付与対象者の区分及び人数 (名)

当社の取締役(社外取締役及び監査等委員を除く)(5)、

子会社の取締役(4)

株式の種類別ストック・オプション付与数(株)

普通株式 117,000

付与日

2016年7月15日

権利確定条件

権利確定条件は付されていない。

権利行使期間

2019年7月16日~2024年7月15日

 

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

 ① ストック・オプションの数

会社名

提出会社

決議年月日

2016年6月29日

権利確定前

 期首(株)

 付与(株)

 失効(株)

 権利確定(株)

 未確定残(株)

権利確定後

 

 期首(株)

5,000

 権利確定(株)

 権利行使(株)

5,000

 失効(株)

 未行使残(株)

 

 

 ②単価情報

会社名

提出会社

決議年月日

2016年6月29日

権利行使価格(円)

1

行使時平均株価(円)

677

付与日における公正な評価単価(円)

231

 

 

3.当連結会計年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

該当事項はありません。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

付与時に権利が確定しているため、該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

1.費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

 

2.付与したストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

該当事項はありません。

 

3.当連結会計年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

該当事項はありません。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

付与時に権利が確定しているため、該当事項はありません。

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

繰延税金資産

賞与引当金

60,555千円

67,242千円

 

退職給付に係る負債

234,261千円

218,387千円

 

役員退職慰労引当金

66,832千円

75,554千円

 

減損損失

295,790千円

304,174千円

 

株式評価損

17,838千円

18,362千円

 

ゴルフ会員権評価損

86,354千円

88,761千円

 

株式報酬費用

22,361千円

25,391千円

 

その他

58,761千円

57,002千円

 

    小計

842,756千円

854,878千円

 

評価性引当額

△410,128千円

△423,257千円

繰延税金資産合計

 

432,628千円

431,620千円

繰延税金負債
 

リース取引に係る法人税法上の特例

△164,617千円

△176,408千円

 

買換資産圧縮積立金

△86,620千円

△89,167千円

 

その他有価証券評価差額金

△130,230千円

△146,546千円

繰延税金負債合計

 

△381,468千円

△412,123千円

繰延税金資産純額

 

51,159千円

19,497千円

 

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった
   主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

連結財務諸表提出会社の法定実効税率

30.6%

30.6%

(調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目

0.4%

0.6%

住民税均等割

1.1%

0.9%

評価性引当額の増減額

0.5%

0.1%

当社と連結子会社の実効税率の差

1.2%

1.5%

その他

△0.2%

△0.2%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

33.6%

33.5%

 

 

3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

これに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更して計算しております。この税率変更による影響は軽微であります。

 

(資産除去債務関係)

前連結会計年度(2024年3月31日)

 

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

 

(1) 当該資産除去債務の概要

倉庫施設の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から10年~50年と見積り、割引率は1.3%~2.3%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3) 当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減

 

期首残高

 

36,401千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

 

時の経過による調整額

 

471千円

資産除去債務の履行による減少額

 

期末残高

 

36,873千円

 

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

 

(1) 当該資産除去債務の概要

倉庫施設の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から10年~50年と見積り、割引率は1.3%~2.3%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3) 当連結会計年度における当該資産除去債務の総額の増減

 

期首残高

 

36,873千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

 

時の経過による調整額

 

482千円

資産除去債務の履行による減少額

 

期末残高

 

37,355千円

 

 

 

(賃貸等不動産関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

当社では、大阪府及び神奈川県において、賃貸用のオフィスビル、倉庫を所有しております。これら賃貸等不動産(遊休不動産を含む)の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

連結貸借対照表計上額

当期末の時価

当期首残高

当期増減額

当期末残高

賃貸等不動産

2,123,032

△4,739

2,118,292

7,988,373

賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産

676,693

△21,456

655,237

3,547,157

 

      (注1)連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

(注2)当期増減額のうち、主な増加額は賃貸等不動産に振り替えたもの76,761千円、設備の改修工事22,983千円等によるものであります。

(注3) 当期増減額のうち、主な減少額は設備の改修に伴う除却750千円、減価償却による簿価125,188千円等によるものであります。

(注4)当期末の時価は主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)、その他の物件については自社で指標等を用いて調整を行い、合理的に算定した金額であります。

また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する2024年3月期における損益は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

賃貸収益

賃貸費用

差額

その他(売却損益等)

賃貸等不動産

586,671

140,565

446,106

賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産

264,984

27,721

237,262

 

(注)賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供及び経営管理として当社及び一部の子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

当社では、大阪府及び神奈川県において、賃貸用のオフィスビル、倉庫を所有しております。これら賃貸等不動産(遊休不動産を含む)の連結貸借対照表計上額、当期増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

連結貸借対照表計上額

当期末の時価

当期首残高

当期増減額

当期末残高

賃貸等不動産

2,118,292

△92,040

2,026,252

7,919,118

賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産

655,237

△7,885

647,351

3,250,000

 

      (注1)連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

(注2)当期増減額のうち、主な増加額は設備の改修工事24,571千円等によるものであります。

(注3) 当期増減額のうち、主な減少額は設備の改修に伴う除却108千円、減価償却による簿価124,388千円等によるものであります。

 

(注4)当期末の時価は主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)、その他の物件については自社で指標等を用いて調整を行い、合理的に算定した金額であります。

また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する2025年3月期における損益は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

賃貸収益

賃貸費用

差額

その他(売却損益等)

賃貸等不動産

604,384

143,092

461,292

賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産

264,984

28,885

236,098

 

(注)賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供及び経営管理として当社及び一部の子会社が使用している部分も含むため、当該部分の賃貸収益は計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

重要性が乏しいため記載を省略しております。