なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日以下「当第2四半期」)における世界経
済は、米国では雇用・所得環境の改善が持続し、欧州全般ではBrexitによる先行き不透明感があるものの緩やか
な景気回復が続きました。中国では輸出入額の減少や可処分所得伸び率の鈍化がみられ、アジアでは景気の横ば
い状態が続きました。日本では個人消費の伸び悩みに加え、為替相場の不安定な動きもあり、景気の足踏み状態
が続きました。
このような状況下、当社グループは国内外25か国におよぶグローバルネットワークを活かし、第5次中期経営
計画の重点分野である自動車関連物流を中心に事業拡大を図るとともに、国内では物流品質の改善と業務効率化
に取り組んで参りました。
当第2四半期は物流事業において、海外では全般的に円高進行が収益に大きく影響を及ぼしましたが、米州と
欧州では増益を確保しました。また、国内では自動車関連の輸出入貨物が堅調に推移し、航空輸出貨物の取扱重
量も順調に回復しましたが、港湾における輸出入貨物は減少傾向で推移しました。
旅行事業では、海外団体旅行の減少や、訪日外国人旅行客の取扱いの減少があったものの、業務渡航、ホール
セール事業、ビジネスイベント事業が堅調に推移しました。
これらの結果、当第2四半期における当社グループ売上高は、前年同期比6.6%減の96,744百万円となりました。利益につきましては、営業利益は前年同期比16.8%減の2,347百万円、経常利益は前年同期比14.2%減の2,536百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比8.1%減の1,797百万円となりました。
セグメントの業績
① 物流事業
日本では、海上貨物において、米州、アジア向けを中心に、自動車部品、完成車の輸出や食品関連貨物の輸
入取扱いは順調に推移しましたが、その他全般的な輸出入貨物の取扱い減少や、海上運賃の下落もあり減収と
なりました。
航空貨物は、中国、アジア向けを中心に自動車部品、雑貨、設備のスポット案件の輸出が増加し、取扱量は
前年を上回りました。また、食品関連、自動車部品および秋冬物アパレルの輸入も堅調に推移しましたが、航
空運賃の燃油附加金下落が売上に影響を及ぼしました。
国内倉庫では、輸入食品関連や輸出用中古建機等の保管が収益に貢献しましたが、港湾関連では、船社再編
により寄港回数が減少したほか、中国航路においても景気減速の影響で、取扱数量は減少傾向で推移しました。
米州では、メキシコの自動車部品保管業務や自動車関連貨物の輸出入取扱いが好調に推移しました。
欧州では、英国において、新規に受注した自動車部品集配業務が収益に貢献したほか、ポーランドの配送セ
ンター業務が堅調に推移しました。
アジアでは、昨年の北米西岸混乱の反動減に加え、新興国経済の減速の影響で取扱数量が減少しました。
中国では、航空輸入や内需品の倉庫保管業務、国内配送業務等が伸長しましたが、航空輸出の取扱いは低調
に推移しました。
この結果、売上高は前年同期比10.1%減の67,223百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比29.0%減の1,590百万円となりました。
② 旅行事業
欧州などで複数発生した無差別テロの影響による海外団体旅行の減少や、中国発団体旅行の取扱いの減少な
どがありましたが、業務渡航、ホールセール事業は堅調に推移し、日中間においても日本発ビジネスイベント
事業が収益を牽引しました。
この結果、売上高は前年同期比2.3%増の29,034百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比25.8%増の342百万円となりました。
③ 不動産事業
京浜地区などで展開する不動産事業が伸長したほか、商業ビル、商業用地が引き続き安定した収益を確保し
ました。
この結果、売上高は前年同期比43.5%増の893百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比31.9%増の404百万円となりました。
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金が増加しましたが、受取手形及び売掛金の減少により、前連結会計年度末に比べ2,652百万円減少の105,786百万円となりました。
負債は、借入金の返済に伴う減少により、前連結会計年度末に比べ1,918百万円減少の55,772百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加しましたが、株式市場価額の下落に伴うその他有価証券評価差額金の減少により、前連結会計年度末に比べ733百万円減少の50,014百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益2,634百万円、減価償却費による内部留保1,293百万円等の資金の増加と、法人税等の支払額691百万円等の資金の減少により、4,876百万円の収入(前第2四半期連結累計期間は2,748百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出893百万円、有形固定資産の取得による支出781百万円の支出等の資金の減少により、1,595百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は808百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出810百万円、配当金の支払額400百万円等の資金の減少により、1,398百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は2,125百万円の支出)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローは、これらに現金及び現金同等物に係る換算差額及び新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額を加え、前連結会計年度末に比べ1,121百万円の資金の増加となり、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は15,719百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。