(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、国際物流事業をはじめ旅行業などの関連サービスを提供しております。

従いまして、主力の国際物流事業を中心とする「物流事業」、その他関連事業である「旅行事業」及び「不動産事業」の3つを報告セグメントとしております。

「物流事業」は、国際物流を中心とした航空貨物事業や海上貨物事業などを行っております。「旅行事業」は、主力の業務渡航を中心とした旅行業を連結子会社にて行っております。「不動産事業」は、不動産売買・仲介等を専業とする連結子会社の他、物流を本業とする当社及び連結子会社において、保有資産の有効活用の観点から土地・建物等の賃貸を行っております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表計上額

(注)2

物流事業

旅行事業

不動産事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 日本

93,962

7,098

202

101,263

101,263

 アジア

21,646

21,646

21,646

 中国

17,525

17,525

17,525

 米州

18,886

18,886

18,886

 欧州

8,653

8,653

8,653

顧客との契約から生じる収益

160,674

7,098

202

167,975

167,975

その他の収益(注)4

804

1,154

1,959

1,959

  外部顧客への売上高

161,479

7,098

1,356

169,934

169,934

  セグメント間の内部

  売上高又は振替高

62

116

233

412

412

161,541

7,215

1,590

170,347

412

169,934

セグメント利益

6,698

509

851

8,060

13

8,073

セグメント資産

167,925

6,196

3,567

177,689

3,342

174,346

その他の項目

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

6,311

35

69

6,417

1

6,415

 のれん償却額

69

69

69

  持分法適用会社への投資額

2,533

2,533

2,533

  有形固定資産及び

  無形固定資産の増加額(注)3

14,993

30

1

15,025

15,025

 

(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額13百万円は、セグメント間取引消去であります。

(2) セグメント資産の調整額△3,342百万円は、セグメント間取引消去であります。

(3) 減価償却費には長期前払費用に係る償却費11百万円が含まれており、調整額△1百万円は、セグメント間取引消去であります。

(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額はありません。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用に係る増加額66百万円が含まれております。

4.その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産賃貸収入等であります。

 

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表計上額

(注)2

物流事業

旅行事業

不動産事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 日本

102,168

8,705

181

111,055

111,055

 アジア

21,286

21,286

21,286

 中国

27,138

27,138

27,138

 米州

20,080

20,080

20,080

 欧州

8,972

8,972

8,972

顧客との契約から生じる収益

179,646

8,705

181

188,533

188,533

その他の収益(注)4

854

1,419

2,273

2,273

  外部顧客への売上高

180,500

8,705

1,600

190,806

190,806

  セグメント間の内部

  売上高又は振替高

54

143

224

422

422

180,554

8,849

1,825

191,229

422

190,806

セグメント利益

7,658

844

1,119

9,622

15

9,638

セグメント資産

158,219

6,622

4,047

168,889

3,060

165,829

その他の項目

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

6,947

43

68

7,059

1

7,057

 のれん償却額

274

274

274

  持分法適用会社への投資額

2,817

2,817

2,817

  有形固定資産及び

  無形固定資産の増加額(注)3

9,711

70

262

10,044

10,044

 

(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額15百万円は、セグメント間取引消去であります。

(2) セグメント資産の調整額△3,060百万円は、セグメント間取引消去であります。

(3) 減価償却費には長期前払費用に係る償却費14百万円が含まれており、調整額△1百万円は、セグメント間取引消去であります。

(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額はありません。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用に係る増加額21百万円が含まれております。

4.その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産賃貸収入等であります。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日

1.製品及びサービスごとの情報

製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

中国

米州

欧州

合計

103,222

21,646

17,525

18,886

8,653

169,934

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

アジア

中国

米州

欧州

合計

53,813

5,798

3,204

6,221

3,254

72,292

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日

1.製品及びサービスごとの情報

製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

中国

米州

欧州

合計

113,329

21,286

27,138

20,080

8,972

190,806

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

アジア

中国

米州

欧州

合計

57,656

5,125

2,705

5,018

2,734

73,241

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

物流事業

旅行事業

不動産事業

減損損失

35

35

35

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

物流事業

旅行事業

不動産事業

当期償却額

69

69

当期末残高

1,319

1,319

 

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

物流事業

旅行事業

不動産事業

当期償却額

274

274

当期末残高

1,029

1,029

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

  該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

  該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

  至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

  至  2025年3月31日)

1株当たり純資産額

5,111.10円

5,881.13円

1株当たり当期純利益

450.87円

726.34円

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

  至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

  至  2025年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

8,649

10,854

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)

8,649

10,854

普通株式の期中平均株式数(千株)

19,182

14,943

 

※株主資本において自己株式として計上されている従業員持株会信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度185千株、当連結会計年度68千株であります。

 

3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

純資産の部の合計額(百万円)

102,220

91,633

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

5,617

5,194

(うち非支配株主持分)

(5,617)

(5,194)

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

96,603

86,439

1株当たり純資産額の算定に用いられた
期末の普通株式の数(千株)

18,900

14,697

 

※株主資本において自己株式として計上されている従業員持株会信託に残存する自社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末の普通株式の数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度127千株、当連結会計年度12千株であります。

 

 

 

(重要な後発事象)

 

当社は、2025年5月12日開催の当社取締役会において、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)(注)の一環として行われる株式会社BCJ-98(以下「公開買付者」といいます。)による当社の普通株式(以下「当社株式」といいます。)に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)に関して、賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けへの応募を推奨することについて決議いたしました。

なお、上記当社取締役会における決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続を経て、当社株式を非公開化することを企図していること並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです。

詳細については、2025年5月12日付で当社が公表した「MBOの実施に関する賛同の意見表明及び応募の推奨に関するお知らせ」をご参照下さい。

 

(注)「マネジメント・バイアウト(MBO)」とは、買収者が対象者の役員との合意に基づき公開買付けを行うものであって対象者の役員と利益を共通にするものである取引をいいます。