第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間末日(2020年6月30日)現在において判断したものである。

(1)経営成績の状況

① 概況

 国内総合物流事業の営業収入は81億5千4百万円(前年同期比1.2%減収)、営業利益は営業原価の削減などにより5億2千3百万円(前年同期比4.5%増益)となった。

 倉庫業は、平均保管残高が31万トン(前年同期30万トン)となり前年同期を上回ったが、紙類、石油化学品などの荷動きが低迷し、入出庫数量は91万トン(前年同期99万トン)と前年同期を下回った。

 港湾運送業は、コンテナの取扱数量が減少したものの、輸入青果物、ばら積み貨物の取扱数量は増加した。

 自動車運送業は、全般的な荷動きの低迷により前年同期を下回った。その他の業務は、堅調に推移した。

 

 国際物流事業の営業収入は9億6千6百万円(前年同期比8.4%増収)、営業利益は2千6百万円(前年同期比16.5%減益)となった。ロシアでの倉庫事業拡大に伴い増収となったが、事業拡大に伴う一時費用が発生したことにより減益となった。

 

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、営業収入90億6千万円(前年同期比2千5百万円0.3%減収)、営業利益5億5千3百万円(前年同期比1千7百万円3.2%増益)となった。営業外収支で為替差損を計上したことにより経常利益5億8千万円(前年同期比5千2百万円8.3%減益)となったが、当期は大きな特別損失がなかったことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億7千6百万円(前年同期比1億9千4百万円107.1%増益)となった。

 

 なお、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響については、荷動きが低迷したものの、国内総合物流事業、国際物流事業ともに軽微であった。

 

② 営業収入

 当第1四半期連結累計期間における営業収入は、90億6千万円(前年同期90億8千5百万円)となった。

③ 営業原価

 当第1四半期連結累計期間における営業原価は、作業費、運送費などの外部委託費用、人件費、減価償却費など80億7百万円(前年同期80億7千9百万円)を計上した。この結果、営業原価の営業収入に対する比率は88.4%(前年同期88.9%)となった。

④ 販売費及び一般管理費

 当第1四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は4億9千9百万円(前年同期4億7千万円)となった。そのうち主なものは人件費3億3千3百万円(前年同期3億7百万円)である。

⑤ 営業外損益

 当第1四半期連結累計期間における営業外収益は、受取利息・受取配当金あわせて7千7百万円(前年同期7千5百万円)の計上などで1億2千6百万円(前年同期1億3千3百万円)となった。

 営業外費用は、支払利息2千5百万円(前年同期2千9百万円)の計上などで9千9百万円(前年同期3千7百万円)となった。

 この結果、金融収支は5千2百万円の黒字(前年同期4千6百万円の黒字)となった。

⑥ 特別損益

 当第1四半期連結累計期間における特別損失は、固定資産除却損1千1百万円を計上した。

(2)財政状態の状況

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億6千3百万円増加し、384億3千4百万円となった。流動資産は、受取手形及び営業未収入金や前払費用等の増加に伴い、7千4百万円増加した。固定資産は、有形固定資産は減少したが、株価の上昇に伴う投資有価証券の増加等に伴い、前連結会計年度末に比べ8千9百万円増加した。

 負債は、前連結会計年度末に比べ2億7千8百万円減少し、177億7千5百万円となった。営業未払金や設備関係支払手形が増加したが、未払金や未払法人税等が減少した。

 純資産は、前連結会計年度末に比べ4億4千2百万円増加し、206億5千9百万円となった。その他有価証券評価差額金が1億9千7百万円、利益剰余金が1億8千3百万円増加した。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。

(4)研究開発活動

 該当事項なし。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析

① 資本構成

 当社グループの当第1四半期連結会計期間末における資本構成は、その他の包括利益累計額を含めた自己資本が205億4千7百万円(前連結会計年度末対比4億3千7百万円の増加)で自己資本比率は53.5%、借入金が98億3千3百万円(前連結会計年度末対比2千1百万円の増加)で総資産借入金比率は25.6%となっており、前連結会計年度末と比較して自己資本比率は1.0ポイント上昇し、総資産借入金比率は同水準であった。自己資本比率の上昇は、その他有価証券評価差額金の増加や利益剰余金の増加等に伴う自己資本の増加によるものである。

② 資金の流動性

 当社グループの当第1四半期連結会計期間末における流動比率は65.4%で、前連結会計年度末における63.9%と比べ1.5ポイント上昇した。

 当第1四半期連結累計期間の売上債権の平均滞留期間は1.4ヶ月で前連結会計年度と変わりなく、回収はおおむね順調であった。

③ 財務政策

 当社グループは現在、運転資金及び設備資金を内部資金及び借入により調達している。運転資金の借入については、当社が一括して金融機関等から短期借入により調達し、関係会社の資金需要に応じて貸し付ける方法をとっている。設備資金については金融機関から主に長期固定金利の借入により調達している。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 該当事項なし。