当第2四半期連結累計期間の世界経済は、輸出の回復こそ一服感が見られたものの、製造業・非製造業ともに全体では堅調に推移しており、緩やかな回復基調が継続しました。国内経済では、輸出が持ち直しを見せる中、個人消費・設備投資も回復基調にあり、企業の業績改善も進んでいることから景気は緩やかな拡大を持続しました。
このような経済情勢の下、当社グループの物流事業分野では、国内および海外現地法人における事業の選択と集中や事業用資産の稼働率向上を推進し、機工事業分野では、国内外での動員力と工事領域の拡大、工事効率・原価率の改善を進めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,594億31百万円と前年同期比2.0%の増収、利益面においては、営業利益が149億73百万円と10.1%、経常利益は150億97百万円と14.0%、親会社株主に帰属する四半期純利益は98億44百万円と11.1%のそれぞれ増益となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
港湾事業におけるコンテナ取扱量は、第2四半期会計期間において、一部航路休止影響から前期比減少となりましたが、累計期間では前期並みの取扱量となりました。国際物流事業では海外新規輸送作業立ち上げによる一過性先行コストはありましたが、国内外で連携した大型設備輸出案件等があり、増収増益となりました。3PL事業では、店舗向け配送作業収益の前期との期間差ならびに海外における低採算事業からの撤退等が寄与し、収益性が大幅に改善しております。構内物流では、海外における新規作業の軌道化や国内製造業構内での操業度アップ等により増収増益となり、事業全体でも増収増益となりました。
売上高は1,329億88百万円と前年同期比4.4%の増収、セグメント利益(営業利益)は38億57百万円と前年同期比13.0%の増益となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の売上高に占める割合は51.2%であります。
設備工事では、海外大型工事の端境期と一部開始時期遅れ等が重なり、工事量は前期比で減少しましたが、国内製造業構内における旺盛な製造基盤整備・効率化対策工事を受注拡大するとともに継続的に取り組んでいる工法改善ならびに要員シフトや機材配置の効率化、原価管理の徹底が奏功し、収益性を改善いたしました。保全作業では、国内における前期のSDM(大型定期修理工事)メジャーによる量の差はありましたが、国内連結子会社の一部領域や東南アジアでのSDM工事量増加、ブラジルにおける整備作業前倒し実施等によって増益となり、機工事業全体でも増収増益となりました。
売上高は1,156億28百万円と前年同期比0.3%の増収、セグメント利益(営業利益)は104億80百万円と前年同期比9.0%の増益となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の売上高に占める割合は44.6%であります。
SDM工事量減少に伴い、機材賃貸が減少し減収となりましたが、交通インフラの整備関連工事における施工管理強化や派遣業の増加等により増益となりました。
売上高は108億13百万円と前年同期比8.1%の減収、セグメント利益(営業利益)は5億54百万円と前年同期比14.5%の増益となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の売上高に占める割合は4.2%であります。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,861億82百万円であり、前連結会計年度末に比べ66億98百万円と3.7%増加しました。主な要因は、作業量の増加による受取手形および売掛金、ならびに未成作業支出金の増加等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は2,029億32百万円であり、前連結会計年度末に比べ10億31百万円と0.5%減少しました。主な要因は、有形固定資産およびのれんの償却による減少等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,343億51百万円であり、前連結会計年度末に比べ68億47百万円と5.4%増加しました。主な要因は、1年内に償還期日が到来する社債の固定負債からの振替等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は838億11百万円であり、前連結会計年度末に比べ92億50百万円と9.9%減少しました。主な要因は、上述した社債の流動負債への振替等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,709億51百万円であり、前連結会計年度末に比べ80億69百万円と5.0%増加しました。主な要因は、利益剰余金および時価回復によるその他有価証券評価差額金の増加等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末を1.4ポイント上回る43.1%となっております。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24億46百万円減少し、234億62百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、30億88百万円の収入となりました。
前年同期との比較では、法人税等の支払額および未払消費税の支出額が増加したこと等により、資金の収入は109億20百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、48億80百万円の支出となりました。
前年同期との比較では、固定資産の取得による支出が減少したこと等で、資金の支出は17億34百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、4億3百万円の支出となりました。
前年同期との比較では、長期借入金の調達が増加したこと等により、資金の支出は35億32百万円減少しました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社連結グループが対処すべき課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。