文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであり、その達成を保証するものではありません。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調を維持する個人消費及び企業生産活動に加え、世界経済の拡大に伴い輸出も持ち直し、総じて緩やかに回復しました。先行きにつきましても、底堅い内外需が持続するものと見込んでおります。
物流業界におきましては、経済の緩やかな回復を背景に、輸送量は総じて堅調に推移したものの、人手不足の深刻化や、燃料価格の上昇などに伴うコスト上昇圧力は依然として高く、厳しい状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループでは、人手不足に伴うアウトソーシング需要の高まりを機会と捉え、製造業のお客様のみならずサービス業のお客様へも業務の拡充を図っております。また、事業機会拡大の手段として、M&Aも含めて検討を行っております。5月には、成長事業である空港関連分野の強化を目的に、株式会社NKSホールディング他4社の全株式を取得し、成田空港における事業基盤の強化を図りました。
当第3四半期連結累計期間の業績といたしましては、鉄鋼関連分野の持ち直しや、海外関連分野の輸出入業務の好調、また空港関連分野における株式会社NKSホールディングの連結子会社化等により、売上高は2,086億2百万円(前年同期比6.7%増)となりました。利益面につきましても、営業利益は94億25百万円(同7.6%増)、経常利益は97億50百万円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、64億49百万円(同6.6%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より各セグメントの業績をより適切に評価するため、全社共通費の配賦方法を変更しています。また、各報告セグメントを構成する事業本部に所属する営業所の一部について、主要顧客ならびに事業内容の変化に対応するため、所属する事業本部を変更いたしました。そのため、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
①複合ソリューション事業
複合ソリューション事業におきましては、鉄鋼関連分野について、生産工程付帯業務の増加、および火力発電所関連の大型工事の継続により、好調に推移しました。食品関連分野におきましても、食品、酒類等の倉庫保管取扱業務は減少しましたが、清涼飲料等の製造請負ならびに配送センター業務の手堅い推移により、全体で大きく増加しました。また、空港関連分野における株式会社NKSホールディングの新規連結化や、メディカル関連分野における院内物流の増加が寄与し、売上高は1,446億57百万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益は113億69百万円(同3.7%増)となりました。
②国内物流事業
国内物流事業におきましては、冷凍食品や食品原料の保管、配送取扱業務が減少した他、不採算業務からの撤退等がありました。しかしながら、顧客センター内でのオフィス用品の取扱業務が増加した他、取扱ブランドの増加に伴いアパレル品取扱業務等が増加したことにより、売上高は371億67百万円(前年同期比2.4%増)となりました。セグメント利益は、増収に伴う増益効果に加え、前期に発生したオフィス用品配送センター業務の立ち上げコスト解消も寄与し、14億77百万円(同4.5%増)となりました。
③国際物流事業
国際物流事業におきましては、車両用コイル輸出業務の減少や、家電の輸出入業務の低調等はありましたが、アジア向け精密機器製造設備の輸出や、アパレル品輸入業務の獲得、また、ガラス製品輸送取扱業務の増加等により、売上高は267億77百万円(前年同期比10.1%増)となりました。セグメント利益は増収に伴う増益効果のほか、前期に発生した海外市場の一時的な調査費用の解消により7億25百万円(同147.7%増)となりました。
(2) 財政状態
①総資産
当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,106億12百万円であり、前連結会計年度末に比べ59億57百万円増加しました。
②流動資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は861億63百万円であり、前連結会計年度末に比べ9億43百万円増加しました。主な要因は、受取手形及び売掛金が57億67百万円増加したこと、現金及び預金が43億43百万円減少したこと等によるものです。
③固定資産
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は1,244億48百万円であり、前連結会計年度末に比べ50億13百万円増加しました。主な要因は、のれんが25億95百万円増加したこと、投資有価証券が23億70百万円増加したこと等によるものです。
④流動負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は505億68百万円であり、前連結会計年度末に比べ5億84百万円増加しました。主な要因は、その他流動負債が31億91百万円増加したこと、支払手形及び買掛金が10億38百万円増加したこと、未払費用が30億75百万円減少したこと等によるものです。
⑤固定負債
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は589億54百万円であり、前連結会計年度末に比べ3億69百万円減少しました。主な要因は、長期借入金が7億35百万円減少したこと、リース債務が2億14百万円減少したこと、退職給付に係る負債が6億87百万円増加したこと等によるものです。
⑥純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,010億89百万円であり、前連結会計年度末に比べ57億41百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金が44億19百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が14億82百万円増加したこと、為替換算調整勘定が3億48百万円減少したこと等によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
重要な記載事項はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
計画完了
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会社名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資金額 |
資金調達方法 |
完了年月 |
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KONOIKE- GENERAL,INC. |
米国カリフォルニア州ロサンゼルス |
国際物流事業 |
土地、 冷蔵冷凍倉庫 |
23.27 百万US$ |
自己資金及び借入金 |
平成29年12月 |
(注)1.金額には消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。