当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであり、その達成を保証するものではありません。
(1) 財政状態及び経営成績
a.経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、コロナ(COVID-19)の影響で、個人消費や企業活動が停滞したことにより、厳しい状況で推移しました。経済活動の再開に伴い、徐々に持ち直しの動きが見られるものの、将来の見通しについては極めて不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、世界的な旅客便減便による空港関連分野への影響の長期化が懸念されることに加え、製鉄業界の減産による当社の鉄鋼関連分野への影響が顕著となっております。本年は、現行の中期経営計画「確固たる基盤づくり」の3年目にあたりますが、現下の厳しい経営環境が当面継続することを前提に、一定の利益が上げられる体質へ改善すべく取り組んでいます。
その一環である事業ポートフォリオマネジメントにおいては、各事業を基盤事業、収益改善事業、成長事業と3つの事業群に分類し各事業群の課題に応じた取り組みを進めております。基盤事業である鉄鋼関連分野については、減産により生まれた余力を活用し新たな価値の提供に取り組んでおります。収益改善事業については、適正価格の収受と原価管理を進める一方、戦略性の見出せない低収益事業については撤退や売却を検討しています。また投資基準をより厳格化し資本効率の高い事業経営を構築してまいります。成長事業である空港関連分野では、航空需要(特に国際便)の回復状況をみながら慎重に人員の再配置を進めて参ります。
当第2四半期連結累計期間における経営成績については、新規獲得や単価改定による増収はございましたが、航空便数減少や鉄鋼減産影響を受け、売上高は1,458億60百万円(前年同期比7.0%減)、利益面につきましては、営業利益は15億86百万円(同75.4%減)、経常利益は43億43百万円(同33.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、28億12百万円(同33.2%減)となり大幅な減益となりました。セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント利益は当社の管理部門に係る一般管理費等の全社費用控除前の営業利益であります。
①複合ソリューション事業
コロナの影響継続による世界的な航空便数減少により、空港関連分野でのチェックインカウンター業務やグランドハンドリング業務等が大幅に減少しました。また、鉄鋼関連分野での減産や高炉バンキング(一時的な休止)により構内請負業務が減少し、売上高は970億7百万円(前年同期比11.1%減)となりました。利益につきましても、コロナの影響による取扱量増加等もありましたが、空港関連、鉄鋼関連、生活関連の各分野における取扱量の減少等により、23億82百万円(同68.6%減)となりました。
②国内物流事業
コロナの影響継続による店舗の臨時休業やイベントの中止など経済活動の停滞に伴い物流取扱量が減少しました。また、大型テーマパーク休園や入園制限による関連業務減少等により、売上高は218億44百万円(前年同期比9.6%減)となりました。利益につきましても、物流取扱量の減少等により、11億3百万円(同26.9%減)となりました。
③国際物流事業
コロナの影響による航空便数減少に伴う航空貨物運賃の上昇やマスク等医療関連商品の取扱量増加等により、売上高は270億8百万円(前年同期比14.5%増)となりました。利益につきましても、増収効果により、9億63百万円(同80.1%増)となりました。
注※ 第1四半期連結会計期間より、各報告セグメントを構成する事業本部に所属する営業所の一部について、主要顧客並びに事業内容の変化に対応するため、所属する事業本部を変更致しました。そのため、前年同四半期比較については、前年四半期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
b.財政状態
①総資産
当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,387億28百万円であり、前連結会計年度末に比べ152億29百万円増加しました。
②流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,010億63百万円であり、前連結会計年度末に比べ112億28百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金が105億74百万円増加したこと、その他流動資産が11億96百万円増加したこと等によるものです。
③固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は1,376億64百万円であり、前連結会計年度末に比べ40億円増加しました。主な要因は、投資有価証券が14億7百万円増加したこと、建設仮勘定が11億59百万円増加したこと、建物及び構築物が10億8百万円増加したこと、機械装置及び運搬具が6億11百万円増加したこと等によるものです。
④流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は503億11百万円であり、前連結会計年度末に比べ25億33百万円減少しました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が12億2百万円減少したこと、支払手形及び買掛金が8億32百万円減少したこと、短期借入金が8億18百万円減少したこと、未払法人税等が4億82百万円減少したこと等によるものです。
⑤固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は851億92百万円であり、前連結会計年度末に比べ141億10百万円増加しました。主な要因は、社債が150億円増加したこと、長期借入金が10億49百万円増加したこと、退職給付に係る負債が11億44百万円減少したこと等によるものです。
⑥純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,032億24百万円であり、前連結会計年度末に比べ36億52百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金が18億65百万円増加したこと、退職給付に係る調整累計額が11億52百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が10億22百万円増加したこと、為替換算調整勘定が3億30百万円減少したこと等によるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の収入は39億15百万円(前年同期比40億4百万円の収入減)となりました。これは、主に資金増加要因として税金等調整前四半期純利益が43億45百万円あったこと、減価償却費が39億59百万円あったこと、資金減少要因として仕入債務の減少額が15億22百万円あったこと、法人税等の支払額が22億61百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の支出は54億64百万円(前年同期比27億25百万円の支出減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出が50億2百万円あったこと、定期預金の減少額が1億65百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の収入は124億20百万円(前年同期は27億47百万円の支出)となりました。これは、主に社債の発行による収入が149億11百万円があったこと、配当金の支払いによる支出が9億44百万円あったこと、短期借入金の純減額が7億99百万円あったこと等によるものです。
これらの結果に為替変動による減少額1億9百万円を考慮し、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より107億62百万円増加し、384億53百万円となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 主要な設備
重要な設備計画の完了
前連結会計年度末において計画していた重要な設備の新設計画のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
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会社名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資金額 |
資金調達方法 |
完了年月 |
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提出会社 |
愛知県愛西市 |
複合ソリューション事業 |
土地、倉庫 |
3,297 百万円 |
自己資金及び借入金及び社債調達資金 |
2020年6月 |
(注)1.金額には、消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。
該当事項はありません。