第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

 

売上高
(百万円)

営業利益又は
営業損失(△)
(百万円)

経常利益
(百万円)

親会社株主に帰属する四半期純利益又は

親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
(百万円)

当第3四半期
連結累計期間

24,432

1,417

1,763

1,027

前第3四半期
連結累計期間

20,267

△93

316

△67

増減率(%)

20.5

456.4

 

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況の中、一部には持ち直しの動きもみられましたが、景気の先行きについては、感染症の再拡大により、依然として不透明な状況が続いています。

一方、当社グループの業績に影響を与える広告市況につきましては、当期間を通じて回復基調で推移しました。
 このような事業環境の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、244億32百万円(前年同期比20.5%増)と前年同期に比べ大幅に増加しました。
 利益面では、売上高の回復を受けて営業利益は14億17百万円(前年同期は営業損失93百万円)、経常利益は17億63百万円(前年同期比456.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億27百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失67百万円)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

メディアコンテンツ関連

不動産関連

その他

売上高
(百万円)

営業利益又は

営業損失(△)
(百万円)

売上高
(百万円)

営業利益
(百万円)

売上高
(百万円)

営業利益又は
営業損失(△)
(百万円)

当第3四半期
連結累計期間

22,376

554

1,271

787

783

74

前第3四半期
連結累計期間

18,073

△860

1,313

798

880

△31

増減率(%)

23.8

△3.2

△1.3

△11.0

 

(注)売上高については、セグメント間の取引を相殺消去しております。

 

〈メディアコンテンツ関連〉

「メディアコンテンツ関連」は、新型コロナウイルス感染症の影響により前期大きく落ち込んだ広告出稿の回復に伴い、テレビスポット収入やテレビタイム収入を中心に持ち直してきたほか、当期より㈱ケイマックスを連結子会社としたことなどにより、売上高は223億76百万円(前年同期比23.8%増)となりました。
 利益面では、主にテレビスポット収入の回復により、5億54百万円の営業利益(前年同期は8億60百万円の営業損失)となりました。

 

〈不動産関連〉

「不動産関連」は、当社保有の不動産における賃貸収入(金融商品会計上の賃貸収入)が減少したことから、売上高は12億71百万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は7億87百万円(前年同期比1.3%減)となりました。

 

〈その他〉

ゴルフ場事業、保険代理業、タクシー業などで構成される「その他」は、「収益認識に関する会計基準」等を適用した影響により、売上高は7億83百万円(前年同期比11.0%減)となりましたが、ゴルフ場事業において来場者数が新型コロナウイルス感染症の影響があった前期に比べ増加したことなどにより、営業利益は74百万円(前年同期は31百万円の営業損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

①資産の部

当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べて6億90百万円増加し、746億18百万円となりました。主な増加要因として、設備投資やのれんの計上などにより有形及び無形固定資産が25億7百万円増加したほか、流動資産の「その他」が2億22百万円増加しております。また、主な減少要因として、保有株式の時価下落などにより投資有価証券が13億22百万円、企業結合に伴う支払や配当金の支払などにより現金及び預金が7億51百万円、それぞれ減少しております。

 

②負債の部

当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて9億9百万円増加し、159億72百万円となりました。主な増加要因として、流動負債の引当金が4億29百万円、契約負債が4億13百万円、「その他」が3億48百万円、未払法人税等が2億32百万円、退職給付に係る負債が1億17百万円、それぞれ増加しております。また、主な減少要因として、未払費用が4億78百万円、繰延税金負債が3億50百万円、それぞれ減少しております。

 

③純資産の部

当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて2億18百万円減少し、586億46百万円となりました。減少要因として、保有株式の時価下落によりその他有価証券評価差額金が8億6百万円減少しております。また増加要因として、退職給付に係る調整累計額が2億90百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益と配当金の支払いとの差額により利益剰余金が2億42百万円、それぞれ増加しております。

 

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に係る当四半期連結累計期間の会計上の見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの対処すべき課題について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容からの重要な変更及び新たに生じた課題はありません。地域住民の生命、財産を守るという放送事業者としての使命を全うするべく、まずは新型コロナウイルス感染症拡大の影響による業績の落ち込みからの立て直しを図り、そのうえで、当社グループが開局以来70年間で築いてきた制作力に基づくコンテンツを軸に、放送、そして、様々なメディアに領域を拡大していくことにより、安定的な経営基盤を確保し、「地域ナンバーワンのメディアコンテンツグループ」の確立を目指してまいります。

なお、会社の支配に関する基本方針は、次のとおりです。
 当社および当社グループは、テレビ、ラジオの放送を通じて、すぐれた報道、情報、娯楽番組を制作し、地域社会や文化に貢献することを経営の基本理念にしています。テレビやラジオは、公共性の高いメディアであり、通信技術の進展に伴ってメディアが多様化しても、基幹メディアの地位を維持していくものと考えています。このため、中長期的な視点に立って、安定的に経営を継続していくことが重要であり、それが、ひいては企業価値、株主価値の向上につながるものと確信しています。 
 当社は、こうした経営の基本理念を支持する者が、「会社の財務および事業の方針の決定を支配する者」であることが望ましいと考えています。
 なお、当社では、株式に対する大規模な買収行為がなされた場合に備えた具体的な枠組み(いわゆる「買収防衛策」)は定めていません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループで特筆すべき研究開発活動は行っておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。