第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境においてゆるやかな改善傾向が見られたものの、個人消費や設備投資については停滞感が強まっております。また、世界経済は、中国での景気減速感がより鮮明となったこと、欧州における英国のEU離脱問題などが世界経済に及ぼす影響が懸念され、世界経済の下振れリスクが残っていること、急激な円高進行など、依然として不安定な状況が続いております。

 

こうした環境の下、当社グループでは、放送業界、音楽業界、エンタテインメント業界における市場環境や消費者ニーズの変化に対応するため、創業以来行ってきた音楽映像コンテンツの企画制作及び有料多チャンネル放送プラットフォームにおける音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつ、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作や各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントに至る展開まで、当社グループが有するあらゆる機能を複合的に活用しながら、多様なメディア・コンテンツ事業を展開し、音楽総合エンタテインメント企業への転換を図ることを基本方針として参りました。前連結会計年度においては、新たにファンサイト事業を展開するコネクトプラス株式会社及びコンセプトカフェ運営を行うインフィニア株式会社の2社を連結子会社化し、これまでの株式会社セップ、株式会社Pヴァインとともに、新たな分野での成長施策の推進、事業領域の拡大に向けた企業グループ経営を推進しております。

 

当第1四半期連結累計期間においては、コネクトプラス株式会社、インフィニア株式会社の2社が連結子会社に加わったことや、「ゲスの極み乙女。」をはじめとした自社関連アーティストの権利収入やライブツアー収入など、前連結会計年度における取り組みの成果が大きく業績に貢献。加えて定額制聞き放題のサブスクリプションサービス市場の拡大や取り扱い楽曲のヒットによりデジタル音楽配信収入が増加し、売上高は大幅に拡大いたしました。

また、当社所属の新人アーティスト「Suchmos」が順調に成長し、各メディアにおいて注目を集めるようになるなど、当社のアーティストビジネスの持続的成長にむけた布石を打てたほか、株式会社AbemaTVの運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」においては、当社が独自編成にて無料放送を行う音楽チャンネル『SPACESHOWER MUSIC CAST』を開設し、インターネットにおける音楽コンテンツのウィンドウの拡大にも努めるなど、コンテンツ及びメディアの両面から今後に向けた新たな取り組みも加速しております。

 

これら取り組みの結果、売上高は3,107,832千円と前年同期比492,790千円増(同18.8%増)となりました。また、営業利益は146,400千円と前年同期比155,633千円増、経常利益は151,252千円と前年同期比158,605千円増、親会社株主に帰属する四半期純利益は95,802千円と前年同期比105,998千円増となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

①メディア・コンテンツ セグメント

当セグメントにつきましては、音楽チャンネルの運営を中心に関連イベントやコンテンツプロデュースを展開するSPACE SHOWER TV事業、アーティストマネジメントからレーベル及びディストリビューションまでアーティストビジネスを360度展開するSPACE SHOWER MUSIC事業、音楽周辺のポップカルチャー領域を開拓するSPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業並びにデジタルサービス分野の推進・開拓をめざすSPACE SHOWER DIGITAL事業の主に4つの事業ユニットを中心に、各事業分野の成長施策の推進にあたっております。

SPACE SHOWER TV事業においては、有料放送収入におけるスカパーサービスの「スペースシャワーTV」配分単価が前年同期比で上昇しました。

SPACE SHOWER MUSIC事業においては、「ゲスの極み乙女。」をはじめとした自社関連アーティストの原盤印税や、放送二次使用料等の著作隣接権収入が前年同期を上回り、アーティストマネジメント関連並びにライツ関連が好調に推移しました。また人気を拡大させつつある「Suchmos」の旧譜(前年度発売済作品)の売上が伸長し、加えて、サブスクリプションサービスが牽引するデジタル音楽配信収入が前年同期比で増加しました。

SPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業においては、前連結会計年度に連結子会社化したインフィニア株式会社の運営するコンセプトカフェ「@ほぉ~むカフェ」の集客が堅調に推移した結果、売上高、経常利益ともに、前年同期を大きく上回りました。

この結果、当セグメントの売上高は2,895,140千円と前年同期比591,054千円増(同25.7%増)、経常利益(セグメント利益)は、159,496千円と前年同期比165,857千円増となりました。

 

②映像制作 セグメント

当セグメントにつきましては、大型LIVE映像制作やプロモーションビデオ制作の受注が前年同期比で減少したことにより、売上高は212,691千円と前年同期比98,263千円減(同31.6%減)、経常利益(セグメント利益)は、7,182千円と前年同期比5,972千円減(同45.4%減)となりました。

 

(2)連結財政状態に関する定性的情報

資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、主に建設仮勘定が170,319千円、仕掛品が116,933千円、流動資産その他が92,108千円増加し、一方で現金及び預金が207,311千円、受取手形及び売掛金が174,860千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ60,978千円減少し、6,954,265千円となりました。

負債につきましては、主に流動負債その他が52,230千円増加し、一方で買掛金が77,698千円、賞与引当金が65,897千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ43,293千円減少し、3,029,367千円となりました。また、純資産は主に利益剰余金が前連結会計年度末に比べ17,505千円減少したことにより、3,924,898千円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。