第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境においては回復基調にあり、また設備投資や個人消費についても回復の動きが出てきたことなどから、景気は緩やかに持ち直しつつあります。また、世界経済においては仏大統領選、英国総選挙、米利上げ等、欧米の政治・経済リスクが一服したこと、及び米国や中国の堅調な経済指標を背景に、株価も2年ぶりの高値水準で推移しています。

 

こうした環境の下、当社グループでは、放送業界、音楽業界、エンタテインメント業界における市場環境や消費者ニーズの変化に対応するため、創業以来行ってきた音楽映像コンテンツの企画制作及び有料多チャンネル放送プラットフォームにおける音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつ、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作や各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントに至る展開まで、当社グループが有するあらゆる機能を複合的に活用しながら、多様なメディア・コンテンツ事業を展開し、総合音楽エンタテインメント企業への転換を図ることを基本方針として参りました。また、ファンクラブ事業を展開するコネクトプラス㈱、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア㈱、映像制作プロダクションの㈱セップ、老舗インディーズレーベル運営の㈱Pヴァイン等、これら連結子会社とともに、新たな分野での成長施策の推進、事業領域の拡大に向けた企業グループ経営を推進しております。

 

当第1四半期連結累計期間においては、当社所属アーティストの「Suchmos(サチモス)」が、ソニー・ミュージックレーベルズとのパートナーシップ契約により、2017年4月に新レーベル『F.C.L.S.』を立ち上げ、音楽ファンの間で大きな話題となるとともに、さらなる飛躍に向けた一歩を踏み出しました。また、前連結会計年度に開店したライブハウス事業の2号店「WWW X」が好調に推移し、さらに2017年4月にはコラボカフェ「AREA-Q」の2号店「AREA-Q ANNEX」もオープンする等、新規事業領域開拓へ向けた取り組みも強化、推進しております。

 

これら取り組みの結果、売上高は3,309,881千円と前年同期比202,049千円増(同6.5%増)となりました。また、営業利益は199,594千円と前年同期比53,193千円(同36.3%増)、経常利益は209,027千円と前年同期比57,775千円増(同38.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は149,265千円と前年同期比53,462千円増(同55.8%増)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

①メディア・コンテンツ セグメント

当セグメントにつきましては、音楽チャンネルの運営を中心に関連イベントやコンテンツプロデュースを展開するSPACE SHOWER TV事業、アーティストマネジメントからレーベル及びディストリビューションまでアーティストビジネスを360度展開するSPACE SHOWER MUSIC事業、音楽周辺のポップカルチャー領域を開拓するSPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業、及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業の4つの事業ユニットを中心に、連結子会社㈱Pヴァインのレーベル事業、コネクトプラス㈱のファンクラブ事業、インフィニア㈱のコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっております。

SPACE SHOWER TV事業においては、有料放送収入におけるスカパー!サービスの「スペースシャワーTV」配分単価が前年同期比で上昇したものの、スカパー!サービス全体の加入世帯数減少により売上高は微増に留まりました。

SPACE SHOWER MUSIC事業においては、前連結会計年度に大躍進したアーティスト関連売上の反動減はあるものの、Suchmosによる既発売商品がCD及び配信ともに予想を上回る伸びを示し、またデジタル音楽配信も前年同期比で増収・増益となったため、ほぼ前年同水準の利益を維持しています。

その他、ライブハウス事業において2号店「WWW X」が好調に推移し前年同期比で増収となるとともに、1号店との連携によりコスト面での合理化を図り増益貢献しました。また、インフィニア㈱が運営する「@ほぉ~むカフェ」も、引き続き好調な集客により、売上高、経常利益ともに、前年同期を大きく上回りました。

この結果、当セグメントの売上高は2,940,797千円と前年同期比45,657千円増(同1.6%増)となり、経常利益(セグメント利益)につきましても193,124千円と前年同期比33,628千円増(同21.1%増)と増収増益となりました。

 

②映像制作 セグメント

当セグメントにつきましては、大型LIVE映像制作の受注が増加したことなどにより、売上高は369,083千円と前年同期比156,391千円増(同73.5%増)となり、経常利益(セグメント利益)につきましても18,015千円と前年同期比10,832千円増(同150.8%増)と増収増益となりました。

 

(2)連結財政状態に関する定性的情報

資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、主にその他(流動資産)が113,108千円増加し、一方で受取手形及び売掛金が329,770千円、現金及び預金が199,736千円、繰延税金資産(流動資産)が47,873千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ466,806千円減少し、7,446,137千円となりました。

負債につきましては、主にリース債務(流動負債)が80,544千円、預り金が63,911千円増加し、一方で未払法人税等が202,366千円、買掛金が200,201千円、賞与引当金が129,337千円、リース債務(固定負債)が88,206千円、未払金が50,179千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ502,763千円減少し、3,231,480千円となりました。また、純資産は利益剰余金が前連結会計年度末に比べ35,957千円増加したことにより、4,214,656千円となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。