文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益が堅調を持続し、雇用環境も改善が持続するなど、景気は緩やかに持ち直して推移いたしました。また、世界経済においては、底堅く推移しているものの、米国の保護主義への傾斜とそれに端を発する貿易摩擦の激化が不安材料となっております。
当社グループに関連する、放送業界、音楽業界、エンタテインメント業界においては、市場環境や消費者ニーズが大きく変化を遂げております。とりわけ、デジタル化やグローバル化に伴う事業環境の激変は、当社の既存ビジネスである有料放送事業や音楽販売事業においても大きな影響を及ぼしつつあります。
こうした環境の下、当社グループでは、創業以来行ってきた音楽映像コンテンツの企画制作及び有料多チャンネル放送プラットフォームにおける音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつも、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作や各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントに至る展開まで、当社グループが有するあらゆる機能を複合的に活用しながら、多様なメディア・コンテンツ事業を展開し、総合音楽エンタテインメント企業へと事業転換を図ってまいりました。また、ファンクラブ事業を展開するコネクトプラス㈱、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア㈱、映像制作プロダクションの㈱セップ、老舗インディーズレーベル運営の㈱Pヴァイン等、これら連結子会社とともに、新たな分野での成長施策の推進、事業領域の拡大に向けた企業グループ経営を推進しております。
当第1四半期連結累計期間においては、当社所属アーティストの「Suchmos(サチモス)」が『2018 NHK サッカーテーマ曲』を担当することとなりました。NHKで放送された2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会をはじめとしたサッカー中継に関連する番組のテーマ曲として使用されることになり、幅広い世代に対してアーティストとしての認知をより一層広げることができました。
2018年5月には、インフルエンサーを利用したメディアプロモーションを主業とし、Web動画制作やSNSアカウント管理等を手がけるGROVE㈱に出資参画することを決定し、2018年7月よりGROVE㈱を持分法適用関連会社化いたしました。GROVE㈱の持つSNSマーケティングのノウハウや機能を活用することで、当社の既存事業の更なる拡大を図り、またSNSから新たなコンテンツIPを開発することを予定しております。
これら取り組みの結果、売上高は3,328,263千円と前年同期比18,382千円増(同0.6%増)となりました。しかしながら、営業利益は39,835千円と前年同期比159,758千円減(同80.0%減)、経常利益は42,853千円と前年同期比166,174千円減(同79.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は31,932千円と前年同期比117,332千円減(同78.6%減)となりました。
なお、経営の目標としております連結経常利益水準は計画通りに推移しております。
当社グループの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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回次 |
第21期 第1四半期 連結累計期間 |
第22期 第1四半期 連結累計期間 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自平成26年 4月1日 至平成26年 6月30日 |
自平成27年 4月1日 至平成27年 6月30日 |
自平成28年 4月1日 至平成28年 6月30日 |
自平成29年 4月1日 至平成29年 6月30日 |
自平成30年 4月1日 至平成30年 6月30日 |
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売上高(千円) |
2,485,191 |
2,615,042 |
3,107,832 |
3,309,881 |
3,328,263 |
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営業利益又は営業損失(△) (千円) |
9,228 |
△9,233 |
146,400 |
199,594 |
39,835 |
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経常利益又は経常損失(△) (千円) |
9,449 |
△7,353 |
151,252 |
209,027 |
42,853 |
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親会社株主に帰属する四半期純利益又は四半期純損失(△) (千円) |
2,378 |
△10,196 |
95,802 |
149,265 |
31,932 |
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売上高経常利益率(%) |
0.4 |
△0.3 |
4.9 |
6.3 |
1.3 |
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①メディア・コンテンツ セグメント
当セグメントにつきましては、音楽チャンネルの運営を中心に関連イベントやコンテンツプロデュースを展開するSPACE SHOWER TV事業、アーティストマネジメントからレーベル及びディストリビューションまでアーティストビジネスを360度展開するSPACE SHOWER MUSIC事業、音楽周辺のポップカルチャー領域を開拓するSPACE SHOWER ENTERTAINMENT事業、及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業の4つの事業ユニットを中心に、連結子会社㈱Pヴァインのレーベル事業、コネクトプラス㈱のファンクラブ事業、インフィニア㈱のコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっております。
SPACE SHOWER TV事業においては、有料放送収入におけるスカパー!サービスの「スペースシャワーTV」配分単価が前年同期比で上昇したことや、ライブイベントの協賛収入が増加したことなどにより売上高は増加しましたが、デジタル動画配信サービスや新規事業への先行投資コストが増加したことにより前年同期比で減益となりました。
SPACE SHOWER MUSIC事業においては、当社アーティストのライブチケット収入が増加したものの、旧譜のパッケージおよびデジタル配信収入がアルバムのリリースの影響により減少したことで、前年同期比で増収減益となりました。
その他、インフィニア㈱が運営する「@ほぉ~むカフェ」につきましては、引き続き好調な集客により、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は3,096,211千円と前年同期比155,413千円増(同5.3%増)となり、経常利益(セグメント利益)につきましては75,591千円と前年同期比117,533千円減(同60.9%減)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第21期 第1四半期 連結累計期間 |
第22期 第1四半期 連結累計期間 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自平成26年 4月1日 至平成26年 6月30日 |
自平成27年 4月1日 至平成27年 6月30日 |
自平成28年 4月1日 至平成28年 6月30日 |
自平成29年 4月1日 至平成29年 6月30日 |
自平成30年 4月1日 至平成30年 6月30日 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
2,165,003 |
2,304,086 |
2,895,140 |
2,940,797 |
3,096,211 |
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セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
- |
130 |
- |
- |
- |
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計 |
2,165,003 |
2,304,216 |
2,895,140 |
2,940,797 |
3,096,211 |
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セグメント利益又はセグメント損失(△) |
8,114 |
△6,360 |
159,496 |
193,124 |
75,591 |
②映像制作 セグメント
当セグメントにつきましては、大型LIVE映像制作の受注が減少したことなどにより、売上高は232,052千円と前年同期比137,031千円減(同37.1%減)となり、経常利益(セグメント利益)につきましても1,111千円と前年同期比16,903千円減(同93.8%減)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第21期 第1四半期 連結累計期間 |
第22期 第1四半期 連結累計期間 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自平成26年 4月1日 至平成26年 6月30日 |
自平成27年 4月1日 至平成27年 6月30日 |
自平成28年 4月1日 至平成28年 6月30日 |
自平成29年 4月1日 至平成29年 6月30日 |
自平成30年 4月1日 至平成30年 6月30日 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
320,188 |
310,955 |
212,691 |
369,083 |
232,052 |
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セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
18,123 |
4,749 |
13,062 |
3,867 |
14,561 |
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計 |
338,311 |
315,704 |
225,754 |
372,950 |
246,614 |
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セグメント利益 |
15,739 |
13,154 |
7,182 |
18,015 |
1,111 |
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、主に仕掛品が112,533千円、その他(投資その他の資産)が112,210千円、その他(流動資産)が70,624千円増加し、一方で受取手形及び売掛金が533,509千円、現金及び預金が287,818千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ571,511千円減少し、7,474,141千円となりました。
負債につきましては、主に預り金が80,304千円増加し、一方で賞与引当金が198,071千円、買掛金が142,530千円、未払法人税等が140,969千円、未払金が69,702千円減少したことにより、前連結会計年度末に比べ490,136千円減少し、3,157,099千円となりました。また、純資産は利益剰余金が前連結会計年度末に比べ81,375千円減少したことにより、4,317,042千円となりました。
当社グループの最近4ヵ年の連結会計期間及び当第1四半期連結会計期間に係る主な財政状態は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
第24期 |
第25期 第1四半期 連結会計期間 |
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会計期間 |
自平成26年 4月1日 至平成27年 3月31日 |
自平成27年 4月1日 至平成28年 3月31日 |
自平成28年 4月1日 至平成29年 3月31日 |
自平成29年 4月1日 至平成30年 3月31日 |
自平成30年 4月1日 至平成30年 6月30日 |
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総資産 |
6,670,297 |
7,015,244 |
7,912,944 |
8,045,653 |
7,474,141 |
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負債 |
2,941,437 |
3,072,660 |
3,734,244 |
3,647,235 |
3,157,099 |
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純資産 |
3,728,859 |
3,942,583 |
4,178,699 |
4,398,417 |
4,317,042 |
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、外注費のほか、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費
用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、
経営計画に照らして、必要な資金(銀行借入)を調達するようにしております。なお、当第1四半期連結会計期間
末時点の借入金はありません。