当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による、インバウンド需要の減少や世界経済の下振れを背景とした輸出の大幅な減少、さらに、国内での感染者数の拡大を受けた外出自粛などにより、国内家計の消費活動が大きく縮小したほか、企業も設備投資を先送りするなど、大幅な落ち込みとなりました。緊急事態宣言の解除後、個人消費を中心に持ち直しの動きが見られるものの、先行き不透明な状況が続いております。
また、当社グループの事業に関連する、放送、音楽、エンタテインメントの各業界においては、市場環境や消費者ニーズが急速に変容を遂げ、デジタル化やグローバル化の進展に伴い、事業環境は激変しております。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の動きにより、巣ごもり消費の拡大による放送やデジタル映像・音楽配信など、消費者ニーズの拡大が見込まれるサービスがある一方、ライブハウスの休業や、ライブイベントの延期・中止が相次ぎ、当社グループを取り巻く経営環境に大きな影響が及んでおります。
こうした環境の下、当社グループでは、創業以来行ってきた音楽映像コンテンツの企画制作及び有料多チャンネル放送プラットフォームにおける音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつ、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作や各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントに至る展開まで、当社グループが有するあらゆる機能を複合的に活用しながら、多様なメディア・コンテンツ事業を展開し、音楽エンタテインメント企業へと事業転換を図ってまいりました。また、ファンクラブ事業を展開するコネクトプラス㈱、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア㈱、映像制作プロダクションの㈱セップ等、これら連結子会社とともに、新たな分野での成長施策の推進、事業領域の拡大に向けた企業グループ経営を推進しております。
当第1四半期連結累計期間においては、有料放送事業やデジタル音楽配信事業など、堅調に推移した事業があったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ライブイベントが相次ぎ延期や中止となり、ライブハウスやコンセプトカフェは臨時休業を実施するなど、当社グループの経営に大きな影響が及びました。
こうした状況を受け、「withコロナ」以降の新しい音楽体験を目指し、2020年6月15日に有料課金型ライブ配信サービス「LIVEWIRE」の開始を発表いたしました。「LIVEWIRE」は、当社がこれまで培ってきた、音楽を中心とした様々な事業での経験やノウハウを活かし、ライブの企画、制作、撮影、配信から、アーティストグッズ等EC販売に至るワンストップのサービスを提供することで、アーティストのライブ活動をサポートしてまいります。さらに、アジア圏の音楽ファンをターゲットにグローバル展開を図ることで、国内アーティストの海外展開もサポートしてまいります。
また、ぴあ㈱、㈱ナターシャ、DOMMUNE㈱、SHOWROOM㈱、KDDI㈱の各社とともに、ライブ映像の撮影・配信などオンラインライブを軸にしたエンターテイメントの取り組みを開始いたしました。5G時代におけるライブエンターテインメントの新しい体験を創造するとともに、ソーシャルディスタンスを考慮したより安心・安全な「場」を提供することで、ライブ市場の拡大に寄与してまいります。
これら取り組みの結果、売上高は2,676,075千円と前年同期比1,071,717千円減(同28.6%減)となりました。また、各段階利益につきましても、営業損益は営業損失135,345千円と前年同期比145,207千円減(前年同期は営業利益9,862千円)、経常損益は経常損失133,837千円と前年同期比148,704千円減(前年同期は経常利益14,866千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は100,582千円と前年同期比95,904千円減(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失4,677千円)と、減収減益となりました。
なお、当社グループは、連結経常利益水準を安定させ、さらに向上させることを経営の目標としておりますが、当連結会計年度における経常損失は133,837千円となりました。
当社グループの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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回次 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
第26期 第1四半期 連結累計期間 |
第27期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自2016年 4月1日 至2016年 6月30日 |
自2017年 4月1日 至2017年 6月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 6月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 6月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 6月30日 |
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売上高(千円) |
3,107,832 |
3,309,881 |
3,328,263 |
3,747,793 |
2,676,075 |
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営業利益又は営業損失(△) (千円) |
146,400 |
199,594 |
39,835 |
9,862 |
△135,345 |
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経常利益又は経常損失(△) (千円) |
151,252 |
209,027 |
42,853 |
14,866 |
△133,837 |
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親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) (千円) |
95,802 |
149,265 |
31,932 |
△4,677 |
△100,582 |
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売上高経常利益率(%) |
4.9 |
6.3 |
1.3 |
0.4 |
△5.0 |
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①メディア・コンテンツ セグメント
当セグメントにつきましては、音楽チャンネル運営を中心とするメディア事業、イベント・コンテンツプロデュース事業、アーティストマネジメント事業、レーベル・ディストリビューション事業及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業などの事業ユニットを中心に、連結子会社コネクトプラス㈱のファンクラブ事業、インフィニア㈱のコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっております。
メディア事業においては、有料放送収入が減少したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、番組収録などを予定通りに実施することができず、番組制作費やプロモーション費用が未消化となり、前年同期比で減収増益となりました。レーベル・ディストリビューション事業においては、大型のパッケージ商品のリリースがあったことや、デジタル音楽配信売上が増加したことにより、前年同期比で増収増益となりました。イベント・コンテンツプロデュース事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、ライブイベントの延期や中止が相次いだことにより、イベント収益が減少したものの、映像制作売上が増加したことにより、前年同期比で増収増益となりました。アーティストマネジメント事業においては、ライブイベントの延期や中止が相次いだことにより、前年同期比で減収となりました。また、ライブハウス事業及びインフィニア㈱のコンセプトカフェ事業においては、店舗の休業を実施したことなどにより、前年同期比で減収減益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は2,505,175千円と前年同期比957,858千円減(同27.7%減)となり、セグメント損益(経常損益)につきましてはセグメント損失(経常損失)92,648千円と前年同期比150,196千円減(前年同期はセグメント利益(経常利益)57,547千円)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
第26期 第1四半期 連結累計期間 |
第27期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自2016年 4月1日 至2016年 6月30日 |
自2017年 4月1日 至2017年 6月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 6月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 6月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 6月30日 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
2,895,140 |
2,940,797 |
3,096,211 |
3,463,033 |
2,505,175 |
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セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
- |
- |
- |
- |
- |
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計 |
2,895,140 |
2,940,797 |
3,096,211 |
3,463,033 |
2,505,175 |
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セグメント利益又はセグメント損失(△) |
159,496 |
193,124 |
75,591 |
57,547 |
△92,648 |
②映像制作 セグメント
当セグメントにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、映像制作案件の収録の延期が相次いだことなどにより、売上高は170,900千円と前年同期比113,859千円減(同40.0%減)となり、セグメント損益(経常損益)につきましてはセグメント損失(経常損失)32,012千円と前年同期比36,333千円減(前年同期はセグメント利益(経常利益)4,320千円)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第1四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第23期 第1四半期 連結累計期間 |
第24期 第1四半期 連結累計期間 |
第25期 第1四半期 連結累計期間 |
第26期 第1四半期 連結累計期間 |
第27期 第1四半期 連結累計期間 |
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会計期間 |
自2016年 4月1日 至2016年 6月30日 |
自2017年 4月1日 至2017年 6月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 6月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 6月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 6月30日 |
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売上高 |
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外部顧客への売上高 |
212,691 |
369,083 |
232,052 |
284,759 |
170,900 |
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セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
13,062 |
3,867 |
14,561 |
9,454 |
2,406 |
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計 |
225,754 |
372,950 |
246,614 |
294,214 |
173,306 |
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セグメント利益又はセグメント損失(△) |
7,182 |
18,015 |
1,111 |
4,320 |
△32,012 |
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、主にその他(流動資産)が173,456千円増加し、一方で現金及び預金が425,121千円、受取手形及び売掛金が551,166千円、仕掛品が58,951千円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ912,116千円減少し、6,899,045千円となりました。
負債につきましては、主に買掛金が371,468千円、未払金が280,993千円、賞与引当金が96,509千円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ699,991千円減少し、2,714,636千円となりました。また、純資産は利益剰余金が前連結会計年度末に比べ212,153千円減少したことなどにより、4,184,409千円となりました。
当社グループの最近4ヵ年の連結会計年度及び当第1四半期連結会計期間に係る主な財政状態は以下のとおりであります。
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(単位:千円) |
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回次 |
第23期 |
第24期 |
第25期 |
第26期 |
第27期 第1四半期 連結会計期間 |
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会計期間 |
自2016年 4月1日 至2017年 3月31日 |
自2017年 4月1日 至2018年 3月31日 |
自2018年 4月1日 至2019年 3月31日 |
自2019年 4月1日 至2020年 3月31日 |
自2020年 4月1日 至2020年 6月30日 |
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総資産 |
7,912,944 |
8,045,653 |
8,029,158 |
7,811,162 |
6,899,045 |
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負債 |
3,734,244 |
3,647,235 |
3,586,636 |
3,414,628 |
2,714,636 |
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純資産 |
4,178,699 |
4,398,417 |
4,442,522 |
4,396,533 |
4,184,409 |
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、外注費のほか、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は主に、設備投資やシステム投資等によるものであります。また、株主還元につきましては、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
当社グループは、有料放送事業を始めとする既存事業により、事業運営上必要なキャッシュ・フローを安定的に確保し、それを原資として新規事業の資金を賄うことや、株主還元を実施することを基本方針としており、経営計画に照らして、必要な資金(銀行借入)を調達するようにしております。なお、当第1四半期連結会計期間末時点の借入金はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。