当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの「デルタ株」による感染拡大に伴い、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が長期間にわたり、外出自粛など経済活動の抑制により、景気回復の足取りは鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。
また、当社グループの事業に関連する、放送、音楽、エンタテインメントの各業界においては、市場環境や消費者ニーズが急速に変容を遂げ、デジタル化やグローバル化の進展に伴い、事業環境は激変しております。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の動きにより、巣ごもり消費の拡大によるデジタル映像・音楽配信など、消費者ニーズの拡大が見込まれるサービスがある一方、ライブハウスやライブイベントについては厳しいガイドラインに沿った感染症対策が求められるなど、当社グループを取り巻く経営環境に大きな影響が及んでおります。
こうした環境の下、当社グループでは、創業以来行ってきた音楽映像コンテンツの企画制作及び有料多チャンネル放送プラットフォームにおける音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつ、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作や各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントに至る展開まで、当社グループが有するあらゆる機能を複合的に活用しながら、多様なメディア・コンテンツ事業を展開し、音楽エンタテインメント企業へと事業転換を図ってまいりました。また、ファンクラブ事業を展開するコネクトプラス㈱、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア㈱、映像制作プロダクションの㈱セップ、音楽配信事業を行なう㈱SPACE SHOWER FUGAの連結子会社とともに、新たな分野での成長施策の推進、事業領域の拡大に向けた企業グループ経営を推進しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、コロナ禍における安心・安全な野外音楽フェス開催に向け、自治体との協議を重ね、開催予定日の直前まで「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2021」の開催を準備しておりましたが、新型コロナウイルス「デルタ株」による感染が急拡大し、「緊急事態宣言」が東京などに発出されている状況に加え、開催地である山梨県ならびに山中湖村においても「まん延防止等重点措置」が適用されたことを考慮し、開催中止を決定することとなりました。引き続き、お客様が安全に、安心してご来場、お楽しみいただける野外音楽フェスの開催に向けて努力を重ねてまいります。
一方で、2021年9月1日、音楽配信事業を行なう当社の連結子会社、株式会社SPACE SHOWER FUGA(以下、「SSFUGA」)がサービスの提供を開始いたしました。SSFUGAは、当社並びに音楽デジタルディストリビューションサービス「FUGA」をグローバルに展開するINDEPENDENT IP B.V.(以下、「FUGA」)との合弁会社として、2021年2月10日に設立し、サービス開始に向けて準備を進めておりました。今回のサービス提供開始により、コンテンツを多数の配信プラットフォームへ瞬時に提供することが可能となるだけでなく、各配信プラットフォームの特性を踏まえたマーケティングプランのカスタマイズや、世界主要拠点にいるFUGAスタッフによる海外配信プラットフォームへのダイレクトなプロモーション、さらに、配信実績の分析データを元にしたマーケティングサポートまで行うことが可能となりました。今後さらなるサービスの進化が見込まれる音楽配信市場において、日本発の真のグローバルディストリビューターを目指すとともに、事業の拡大を図ってまいります。
こうした中、前第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、政府・地方自治体の要請による休業期間のあったライブハウス事業及びインフィニア㈱のコンセプトカフェ事業において、当期は店舗営業の規制が緩和されたこと、ライブ開催に向けたガイドラインの緩和により、当社所属アーティストのライブの開催が、前第2四半期連結累計期間に比べ増加したことや、ライブ映像収録等の案件受注が回復傾向にあることなどを背景として、売上高は6,472,396千円と前年同期比917,430千円増(同16.5%増)となりました。また、各段階利益につきましても、営業損失32,572千円と前年同期比211,507千円増(前年同期は営業損失244,079千円)、経常損益は経常利益226,442千円と前年同期比361,310千円増(前年同期は経常損失134,867千円)、親会社株主に帰属する四半期純損益は親会社株主に帰属する四半期純利益174,971千円と前年同期比349,503千円増(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失174,532千円)と、増収増益となりました。
当社グループの最近5ヵ年の第2四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
|
回次 |
第24期 第2四半期 連結累計期間 |
第25期 第2四半期 連結累計期間 |
第26期 第2四半期 連結累計期間 |
第27期 第2四半期 連結累計期間 |
第28期 第2四半期 連結累計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2017年 9月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 9月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 9月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 9月30日 |
自2021年 4月1日 至2021年 9月30日 |
|
売上高 (千円) |
7,646,285 |
7,385,910 |
8,680,515 |
5,554,965 |
6,472,396 |
|
営業利益又は営業損失(△) (千円) |
490,439 |
237,163 |
211,086 |
△244,079 |
△32,572 |
|
経常利益又は経常損失(△) (千円) |
500,812 |
239,800 |
222,748 |
△134,867 |
226,442 |
|
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△) (千円) |
335,895 |
157,875 |
95,549 |
△174,532 |
174,971 |
|
売上高経常利益率(%) |
6.5 |
3.2 |
2.6 |
△2.4 |
3.5 |
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①メディア・コンテンツ セグメント
当セグメントにつきましては、音楽チャンネル運営を中心とするメディア事業、イベント・コンテンツプロデュース事業、アーティストマネジメント事業、新たに音楽配信事業を行なう連結子会社㈱SPACE SHOWER FUGAを加えたレーベル・ディストリビューション事業及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業などの事業ユニットを中心に、連結子会社コネクトプラス㈱のファンクラブ事業、インフィニア㈱のコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっております。
メディア事業においては、有料放送収入が減少したことにより、前年同期比で減収減益となりました。レーベル・ディストリビューション事業においては、デジタル音楽配信売上が増加したことにより、前年同期比で増収増益となりました。イベント・コンテンツプロデュース事業においては、ライブイベントにおいて、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響を受け、イベント収入が減少したものの、配信用映像コンテンツの制作による収益が増加したことにより、前年同期比で減収増益となりました。アーティストマネジメント事業においては、当社所属アーティストのライブツアーによる売上が増加したことにより、前年同期比で増収増益となりました。また、ライブハウス事業及びインフィニア㈱のコンセプトカフェ事業においては、店舗営業の規制が緩和したことなどにより、前年同期比で増収増益となりました。
なお、メディア・コンテンツセグメント内の各売上区分につきまして、メディア売上にはメディア事業の売上、音楽ディストリビューション売上にはレーベル・ディストリビューション事業の売上、ライブ・エンターテインメント売上にはイベント・コンテンツプロデュース事業、アーティストマネジメント事業、ライブハウス事業、その他事業の売上がそれぞれ含まれております。
この結果、当セグメントの売上高は5,687,302千円と前年同期比567,370千円増(同11.1%増)となり、セグメント損益(経常損益)につきましてはセグメント利益(経常利益)175,779千円と前年同期比282,608千円増(前年同期はセグメント損失(経常損失)106,828千円)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第2四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
|
(単位:千円) |
|
回次 |
第24期 第2四半期 連結累計期間 |
第25期 第2四半期 連結累計期間 |
第26期 第2四半期 連結累計期間 |
第27期 第2四半期 連結累計期間 |
第28期 第2四半期 連結累計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2017年 9月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 9月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 9月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 9月30日 |
自2021年 4月1日 至2021年 9月30日 |
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
7,002,640 |
6,808,403 |
8,075,472 |
5,119,931 |
5,687,302 |
|
セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
7,002,640 |
6,808,403 |
8,075,472 |
5,119,931 |
5,687,302 |
|
セグメント利益又はセグメント損失(△) |
478,241 |
250,875 |
250,629 |
△106,828 |
175,779 |
②映像制作 セグメント
当セグメントにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が緩和し、ライブ収録等の映像制作案件が増加したことなどにより、売上高は785,093千円と前年同期比350,060千円増(同80.5%増)となり、セグメント損益(経常損益)につきましてはセグメント利益(経常利益)54,639千円と前年同期比65,380千円増(前年同期はセグメント損失(経常損失)10,740千円)となりました。
当セグメントの最近5ヵ年の第2四半期連結累計期間に係る主な経営成績は以下のとおりであります。
|
(単位:千円) |
|
回次 |
第24期 第2四半期 連結累計期間 |
第25期 第2四半期 連結累計期間 |
第26期 第2四半期 連結累計期間 |
第27期 第2四半期 連結累計期間 |
第28期 第2四半期 連結累計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2017年 9月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 9月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 9月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 9月30日 |
自2021年 4月1日 至2021年 9月30日 |
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
643,644 |
577,507 |
605,042 |
435,033 |
785,093 |
|
セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
14,220 |
32,095 |
33,351 |
23,310 |
7,260 |
|
計 |
657,865 |
609,602 |
638,393 |
458,344 |
792,353 |
|
セグメント利益又はセグメント損失(△) |
27,838 |
27,638 |
14,292 |
△10,740 |
54,639 |
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、主に受取手形及び売掛金が235,705千円、その他流動資産が315,385千円増加した一方で、現金及び預金が93,333千円、投資有価証券が105,791千円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ359,138千円増加し、7,518,232千円となりました。
負債につきましては、主に買掛金が107,700千円、その他流動負債が261,598千円増加した一方で、未払金が169,085千円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ244,812千円増加し、3,311,240千円となりました。また、純資産は利益剰余金が前連結会計年度末に比べ118,017千円増加したことなどにより、4,206,992千円となりました。
当社グループの最近4ヵ年の連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間に係る主な財政状態は以下のとおりであります。
|
(単位:千円) |
|
回次 |
第24期 |
第25期 |
第26期 |
第27期 |
第28期 第2四半期 連結会計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2018年 3月31日 |
自2018年 4月1日 至2019年 3月31日 |
自2019年 4月1日 至2020年 3月31日 |
自2020年 4月1日 至2021年 3月31日 |
自2021年 7月1日 至2021年 9月30日 |
|
総資産 |
8,045,653 |
8,029,158 |
7,811,162 |
7,159,093 |
7,518,232 |
|
負債 |
3,647,235 |
3,586,636 |
3,414,628 |
3,066,427 |
3,311,240 |
|
純資産 |
4,398,417 |
4,442,522 |
4,396,533 |
4,092,666 |
4,206,992 |
(3)キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、93,333千円の使用となり、資金の四半期末残高は、2,731,955千円となりました。これは、営業活動により102,384千円獲得した一方で、投資活動により75,577千円、財務活動により120,140千円使用したことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の獲得は、102,384千円(前年同期は42,098千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益により204,544千円、減価償却費により83,750千円、無形固定資産償却費により48,963千円、その他の流動負債の増加により123,903千円獲得した一方で、仕入債務の減少により73,318千円、その他の流動資産の増加により327,497千円使用したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の使用は、75,577千円(前年同期は99,977千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の売却により84,751千円獲得した一方で、有形固定資産の取得により59,818千円、無形固定資産の取得により78,986千円使用したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の使用は、120,140千円(前年同期は120,048千円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払により113,307千円使用したことなどによるものであります。
当社グループの最近5ヵ年の第2四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:千円)
|
回次 |
第24期 第2四半期 連結累計期間 |
第25期 第2四半期 連結累計期間 |
第26期 第2四半期 連結累計期間 |
第27期 第2四半期 連結累計期間 |
第28期 第2四半期 連結累計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2017年 9月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 9月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 9月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 9月30日 |
自2021年 4月1日 至2021年 9月30日 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
8,012 |
△232,796 |
△93,295 |
△42,098 |
102,384 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△153,769 |
△176,472 |
△244,126 |
△99,977 |
△75,577 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△128,697 |
△118,203 |
△119,982 |
△120,048 |
△120,140 |
|
現金及び現金同等物の四半期末残高 |
2,399,515 |
2,321,031 |
2,157,752 |
2,303,118 |
2,731,955 |
キャッシュ・フロー関連指標の推移
|
回次 |
第24期 第2四半期 連結累計期間 |
第25期 第2四半期 連結累計期間 |
第26期 第2四半期 連結累計期間 |
第27期 第2四半期 連結累計期間 |
第28期 第2四半期 連結累計期間 |
|
会計期間 |
自2017年 4月1日 至2017年 9月30日 |
自2018年 4月1日 至2018年 9月30日 |
自2019年 4月1日 至2019年 9月30日 |
自2020年 4月1日 至2020年 9月30日 |
自2021年 4月1日 至2021年 9月30日 |
|
自己資本比率(%) |
52.5 |
55.0 |
51.5 |
59.0 |
55.8 |
|
時価ベースの自己資本比率(%) |
84.0 |
90.5 |
69.4 |
75.7 |
68.1 |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 (年) |
18.8 |
△0.2 |
△0.6 |
△1.0 |
0.3 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ (倍) |
12.2 |
△560.3 |
△237.8 |
△139.6 |
488.8 |
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※ キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前期の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、外注費のほか、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は主に、設備投資やシステム投資等によるものであります。また、株主還元につきましては、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
当社グループは、有料放送事業や音楽デジタルディストリビューション事業をはじめとする既存事業により、事業運営上必要なキャッシュ・フローを安定的に確保し、それを原資として新規事業の資金を賄うことや、株主還元を実施することを基本方針としており、経営計画に照らして、必要な資金(銀行借入)を調達するようにしております。なお、当第2四半期連結会計期間末時点の借入金はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。