第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営上の重要な契約等】

 該当事項なし。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 収入面では、販売電力量が前年同四半期比3.8%減の1,150億kWhとなった一方、燃料費調整額の増加などにより電気料収入単価が上昇したことから、電気料収入は同1.3%増の2兆2,410億円となった。

 これに地帯間販売電力料や他社販売電力料などを加えた売上高は、前年同四半期比7.1%増の2兆8,316億円、経常収益は同6.6%増の2兆8,544億円となった。

 支出面では、原子力発電が全機停止するなか、割高な燃料の消費を抑制するなど全社を挙げてコスト削減に努めたものの、燃料価格の上昇による燃料費の増加や購入電力料の増加などにより、経常費用は前年同四半期比9.8%増の2兆6,385億円となった。

 この結果、経常利益は前年同四半期比21.2%減の2,159億円となった。

 また、特別利益に原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの資金交付金1,286億円を計上した一方、特別損失に原子力損害賠償費1,102億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比124.3%増の2,112億円となった。

 当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績(セグメント間取引消去前)は次のとおりである。

[ホールディングス]

売上高は、前年同四半期比11.2%減の4,091億円となり、経常利益は同133.9%増の1,627億円となった。

[フュエル&パワー]

売上高は、前年同四半期比1.9%増の8,275億円となり、経常利益は同93.6%減の77億円となった。

[パワーグリッド]

売上高は、前年同四半期比2.4%増の8,356億円となり、経常利益は同153.1%増の816億円となった。

[エナジーパートナー]

売上高は、前年同四半期比5.5%増の2兆7,032億円となり、経常利益は同83.0%増の903億円となった。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における期末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ833億円(8.9%)減少し、8,569億円となった。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の収入は、前年同四半期比12.0%減の2,912億円となった。これは、火力燃料購入に関する支出が増加したことなどによるものである。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の支出は、前年同四半期比3.3%増の2,516億円となった。これは、定期預金の払戻による収入が減少したことなどによるものである。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の支出は、前年同四半期比68.4%減の1,229億円となった。これは、短期借入れによる収入が増加したことなどによるものである。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はない。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した課題はない。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した課題について重要な変更はない。

 

(5) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、5,206百万円である。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はない。

 

(6) 生産及び販売の状況

 当社グループは、水力・原子力発電等を行う「ホールディングス」、火力発電等を行う「フュエル&パワー」、送電・変電・配電による電力の供給等を行う「パワーグリッド」及び電気の販売等を行う「エナジーパートナー」の4つのセグメントがコスト意識を高めるとともに自発的に収益拡大に取り組みつつ、一体となって電気事業を運営している。加えて、電気事業が連結会社の事業の大半を占めており、また、電気事業以外の製品・サービスは多種多様であり、受注生産形態をとらない製品も少なくないため、生産及び販売の状況については、電気事業のみを記載している。

 なお、電気事業については、販売電力量を四半期ごとに比較すると、第1四半期・第3四半期と比べて、第2四半期・第4四半期の販売電力量は、冷暖房需要により増加し、相対的に高水準となる。また、第2四半期は、夏季のピーク需要に対応する供給コストの上昇を反映した夏季料金(7月1日から9月30日まで)を設定しており、料金収入に季節的変動がある。

① 発電実績

種別

平成29年度第2四半期累計

(百万kWh)

前年同四半期比

(%)

水力発電電力量

6,783

118.7

火力発電電力量

85,646

94.1

原子力発電電力量

新エネルギー等発電電力量

33

94.2

発電電力量合計

92,462

95.6

 

② 販売実績

a 販売電力量

種別

平成29年度第2四半期累計

(百万kWh)

前年同四半期比

(%)

電灯

37,598

94.2

電力

77,449

97.2

電灯電力合計

115,047

96.2

 

b 料金収入

種別

平成29年度第2四半期累計

(百万円)

前年同四半期比

(%)

電灯

928,937

99.1

電力

1,312,114

103.0

電灯電力合計

2,241,051

101.3

 (注) 上記料金収入には消費税等は含まれていない。

 

(7) 設備の状況

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、除却等について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更はない。また、当第2四半期連結累計期間に新たに確定した主要な設備の新設、除却等の計画はない。

 なお、前連結会計年度末における設備の新設等の計画の当第2四半期連結累計期間の完了分は、次のとおりである。

(火力発電設備)

会社名

地点名

セグメントの名称

出力(千kW)

着工

運転開始

東京電力フュエル&パワー㈱

横浜7号系列(増出力)

フュエル&パワー

+27

平成26/12

平成29/7

東京電力フュエル&パワー㈱

横浜8号系列(増出力)

フュエル&パワー

+27

平成27/4

平成29/4

東京電力フュエル&パワー㈱

富津2号系列(増出力)

フュエル&パワー

+120

平成27/3

平成29/8

 (注)1.横浜7号系列は3軸の取替工事の完了である。

2.横浜8号系列は1軸の取替工事の完了である。なお、2軸は平成30年1月に取替工事の完了を予定している。

3.富津2号系列は7軸の取替工事の完了である。また、取替工事が順次進み高効率ユニットの運転台数が増加したことから、一層の発電設備の効率運用を推進するために平成29年8月に定格出力を12万kW増加した。なお、2軸は平成30年3月、3軸は平成31年8月、4軸は平成30年8月、6軸は平成31年3月に取替工事の完了を予定している。

 

(送電設備)

会社名

件名

セグメントの名称

電圧(kV)

亘長(km)

着工

運転開始

東京電力パワーグリッド㈱

北武蔵野線ケーブル張替

パワーグリッド

275

7

平成28/12

平成29/6