第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の四半期連結財務諸表は「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)に準拠し「電気事業会計規則」(昭和40年通商産業省令第57号)に準じて作成している。

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき第2四半期連結会計期間(平成30年7月1日から平成30年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けている。

 なお、新日本有限責任監査法人は平成30年7月1日付をもって名称をEY新日本有限責任監査法人に変更している。

 

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成30年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(平成30年9月30日)

資産の部

 

 

固定資産

10,369,692

10,276,417

電気事業固定資産

6,669,336

6,680,606

水力発電設備

399,096

392,318

汽力発電設備

1,016,890

970,972

原子力発電設備

865,747

995,412

送電設備

1,576,154

1,536,638

変電設備

664,734

648,415

配電設備

2,021,792

2,013,785

その他の電気事業固定資産

124,921

123,064

その他の固定資産

198,262

196,361

固定資産仮勘定

925,538

932,326

建設仮勘定及び除却仮勘定

881,113

887,901

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

44,425

44,425

核燃料

660,368

649,950

装荷核燃料

120,509

120,436

加工中等核燃料

539,858

529,514

投資その他の資産

1,916,186

1,817,171

長期投資

129,869

131,886

関係会社長期投資

917,745

924,183

未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金

593,701

455,047

廃炉等積立金

27,000

退職給付に係る資産

147,499

150,844

その他

131,069

131,837

貸倒引当金(貸方)

3,698

3,627

流動資産

2,222,131

2,203,427

現金及び預金

1,187,283

1,061,753

受取手形及び売掛金

587,907

689,570

たな卸資産

※1 160,240

※1 179,404

その他

297,845

279,155

貸倒引当金(貸方)

11,144

6,458

合計

12,591,823

12,479,844

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成30年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(平成30年9月30日)

負債及び純資産の部

 

 

固定負債

5,274,312

5,296,520

社債

※3 1,377,833

※3 1,408,848

長期借入金

1,307,342

1,228,187

特定原子力施設炉心等除去準備引当金

1,929

特定原子力施設炉心等除去引当金

1,822

災害損失引当金

442,402

439,006

原子力損害賠償引当金

600,647

579,340

退職給付に係る負債

386,735

383,730

資産除去債務

784,581

924,875

その他

372,839

330,708

流動負債

4,652,768

4,427,566

1年以内に期限到来の固定負債

※3 1,824,498

※3 1,681,467

短期借入金

※3 1,581,266

※3 1,698,976

支払手形及び買掛金

208,576

221,247

未払税金

131,566

121,295

その他

906,859

704,579

特別法上の引当金

7,477

7,120

渇水準備引当金

581

119

原子力発電工事償却準備引当金

6,895

7,001

負債合計

9,934,558

9,731,207

株主資本

2,644,226

2,733,983

資本金

1,400,975

1,400,975

資本剰余金

743,121

743,211

利益剰余金

508,584

598,256

自己株式

8,454

8,460

その他の包括利益累計額

7,158

7,626

その他有価証券評価差額金

8,679

9,917

繰延ヘッジ損益

454

6,369

土地再評価差額金

2,291

2,269

為替換算調整勘定

7,846

12,598

退職給付に係る調整累計額

9,072

6,207

新株予約権

0

非支配株主持分

5,880

7,026

純資産合計

2,657,265

2,748,636

合計

12,591,823

12,479,844

 

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

 平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

 平成30年9月30日まで)

営業収益

2,831,653

3,055,593

電気事業営業収益

2,726,208

2,931,090

その他事業営業収益

105,445

124,502

営業費用

※1 2,593,917

※1 2,835,918

電気事業営業費用

2,496,899

2,716,446

その他事業営業費用

97,017

119,472

営業利益

237,736

219,675

営業外収益

22,845

27,448

受取配当金

507

671

受取利息

1,080

813

持分法による投資利益

16,923

22,102

その他

4,334

3,861

営業外費用

44,603

36,519

支払利息

33,500

27,548

その他

11,102

8,970

四半期経常収益合計

2,854,499

3,083,042

四半期経常費用合計

2,638,520

2,872,437

経常利益

215,979

210,604

渇水準備金引当又は取崩し

462

渇水準備引当金取崩し(貸方)

462

原子力発電工事償却準備金引当又は取崩し

103

105

原子力発電工事償却準備金引当

103

105

特別利益

128,619

原賠・廃炉等支援機構資金交付金

128,619

特別損失

110,267

84,683

原子力損害賠償費

110,267

84,683

税金等調整前四半期純利益

234,227

126,278

法人税、住民税及び事業税

23,385

35,664

法人税等調整額

584

919

法人税等合計

22,801

36,584

四半期純利益

211,426

89,693

非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失(△)

158

0

親会社株主に帰属する四半期純利益

211,268

89,694

 

【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

 平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

 平成30年9月30日まで)

四半期純利益

211,426

89,693

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

1,536

926

繰延ヘッジ損益

1,968

為替換算調整勘定

44

1,662

退職給付に係る調整額

3,194

2,890

持分法適用会社に対する持分相当額

3,334

2,103

その他の包括利益合計

1,352

445

四半期包括利益

212,778

90,139

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

212,620

90,139

非支配株主に係る四半期包括利益

158

0

 

(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

 平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

 平成30年9月30日まで)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前四半期純利益

234,227

126,278

減価償却費

278,859

269,756

原子力発電施設解体費

9,230

18,001

固定資産除却損

9,915

12,237

災害損失引当金の増減額(△は減少)

1,262

1,856

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

3,878

4,203

廃炉等積立金の増減額(△は減少)

27,000

受取利息及び受取配当金

1,587

1,484

支払利息

33,500

27,548

持分法による投資損益(△は益)

16,923

22,102

原賠・廃炉等支援機構資金交付金

128,619

原子力損害賠償費

110,267

84,683

売上債権の増減額(△は増加)

93,432

101,661

仕入債務の増減額(△は減少)

9,610

14,760

その他

88,723

166,819

小計

331,962

231,852

利息及び配当金の受取額

4,780

4,141

利息の支払額

33,738

29,093

東北地方太平洋沖地震による災害特別損失の支払額

10,612

11,783

原賠・廃炉等支援機構資金交付金の受取額

385,500

433,900

原子力損害賠償金の支払額

396,194

402,248

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

9,522

16,101

営業活動によるキャッシュ・フロー

291,220

210,667

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

固定資産の取得による支出

269,170

295,290

工事負担金等受入による収入

5,812

9,160

投融資による支出

2,382

842

投融資の回収による収入

74

147

その他

14,031

15,739

投資活動によるキャッシュ・フロー

251,634

271,084

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

 平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

 平成30年9月30日まで)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

社債の発行による収入

290,954

409,478

社債の償還による支出

1,124,005

466,827

長期借入れによる収入

4,865

長期借入金の返済による支出

162,805

123,555

短期借入れによる収入

1,729,106

1,698,089

短期借入金の返済による支出

859,194

1,580,246

その他

1,839

1,581

財務活動によるキャッシュ・フロー

122,917

64,641

現金及び現金同等物に係る換算差額

6

82

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

83,338

125,141

現金及び現金同等物の期首残高

940,243

1,184,384

現金及び現金同等物の四半期末残高

※1 856,905

※1 1,059,242

 

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

1.連結の範囲の重要な変更

 第1四半期連結会計期間より、東京電力ベンチャーズ株式会社は、新たに設立したため、連結の範囲に含めている。

 

(会計方針の変更)

1.原子力発電施設解体費の計上方法の変更

 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(昭和32年6月10日 法律第166号)に規定された特定原子力発電施設の廃止措置について計上している資産除去債務に対応する除去費用は、「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成23年3月25日)第8項を適用し、「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(経済産業省令。以下「解体引当金省令」という)の規定に基づき、原子力発電施設解体費の総見積額を発電設備の見込運転期間に安全貯蔵期間を加えた期間にわたり、定額法により費用計上する方法によっていたが、平成30年4月1日に「解体引当金省令等の一部を改正する省令」(平成30年3月30日 経済産業省令第17号)が施行され、「解体引当金省令」が改正されたため、同施行日以降は、見込運転期間にわたり定額法により費用計上する方法に変更することとなった。

 ただし、エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴って、原子炉を廃止する場合で、発電事業者の申請に基づき経済産業大臣の承認を受けたときは、特定原子力発電施設の廃止日の属する月から起算して10年が経過する月(改正省令の施行日の前日までに運転を廃止したときは、廃止日の属する月から起算して10年を経過する月)までの期間にわたり、定額法で費用計上することとなる。

 これに伴い、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間の原子力発電施設解体費が8,724百万円増加したことにより、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は、それぞれ8,724百万円減少し、また、当第2四半期連結会計期間末の原子力発電設備及び資産除去債務は、それぞれ124,850百万円及び133,574百万円増加している。

 

(追加情報)

1.福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害の賠償

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施している。

 原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づく賠償見積額10,476,910百万円から「原子力損害賠償補償契約に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第148号)の規定による補償金の受入額188,926百万円及び「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)等に基づく当社の国に対する賠償債務(平成27年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号。以下「機構法」という)の規定に基づく資金援助の申請額3,167,286百万円を控除した金額7,120,696百万円と前連結会計年度の見積額との差額84,683百万円を原子力損害賠償費に計上している。

 これらの賠償額の見積りについては、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、現時点の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

 一方、こうした賠償の迅速かつ適切な実施のため、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(以下「機構」という)は、機構法に基づき、申請のあった原子力事業者に対し必要な資金援助を行うこととされており、当社は機構法に基づく支援を受けながら賠償を実施している。

 なお、資金援助を受けるにあたっては、機構法第52条第1項の規定により機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし連結会計年度ごとに機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、計上していない。

 

2.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失の見積り

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失に備えるため、当社は当第2四半期連結会計期間末における見積額を災害損失引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金として計上している。このうち、福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失の計上方法等については以下のとおりである。

 政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力統合対策室により策定された「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 ステップ2完了報告書」(平成23年12月16日)を受け、政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により「東京電力(株)福島第一原子力発電所廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(平成23年12月21日。以下「中長期ロードマップ」という)が策定された(平成29年9月26日最終改訂)。これらに係る費用または損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額を計上している。

 中長期ロードマップに係る費用または損失のうち、工事等の具体的な内容を現時点では想定できず、通常の見積りが困難であるものについては、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。

 なお、原子力発電所の廃止措置の実施にあたっては予め原子炉内の燃料を取り出す必要があるが、その具体的な作業内容等の決定は原子炉内の状況を確認するとともに必要となる研究開発等を踏まえての判断となる。従って、中長期ロードマップに係る費用または損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づき計上している金額を含め、今後変動する可能性があるものの、現時点の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

 

3.廃炉等積立金

 「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第55条の3第1項の規定に基づき、原子力損害賠償・廃炉等支援機構より通知を受け、積立てを行った金額を廃炉等積立金として計上している。なお、当該積立金は、廃炉等実施認定事業者の廃炉等の適正かつ着実な実施を確保するため、平成30年度より、同法の規定に基づき、同機構に積立てを実施しているものである。

 

4.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用

 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示している。

 

(四半期連結貸借対照表関係)

1.たな卸資産の内訳

 

前連結会計年度

(平成30年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(平成30年9月30日)

商品及び製品

5,413百万円

7,270百万円

仕掛品

15,053

27,869

原材料及び貯蔵品

139,773

144,263

 

2.偶発債務

(1)保証債務

 

前連結会計年度

(平成30年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(平成30年9月30日)

イ 関連会社等の金融機関からの借入金に対する保証債務(※)

75,721百万円

69,904百万円

ロ 関連会社等が締結した契約の履行に対する保証債務(※)

3,912

4,182

ハ 従業員の持ち家財形融資等による金融機関からの借入金に対する保証債務

147,772

140,069

227,406

214,156

 

(※)上記の保証債務残高のうち前連結会計年度11,110百万円、当第2四半期連結会計期間12,032百万円については、株式会社JERAとの間で、当社に債務保証履行による損失が生じた場合、同社が当該損失を補填する契約を締結している。

 

(2)原子力損害の賠償に係る偶発債務

前連結会計年度(平成30年3月31日)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施している。原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日。以下「中間指針」という)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づき合理的な見積りが可能な額については、当連結会計年度末において原子力損害賠償引当金に計上しているが、中間指針等の記載内容や現時点で入手可能なデータ等により合理的に見積ることができない間接被害や一部の財物価値の喪失または減少等については計上していない。また、「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用については、これまでの求償応諾実績や入手可能なデータ等により合理的に算定可能な範囲で見積りを実施しているが、現時点で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、賠償額を合理的に見積ることができない。

 

当第2四半期連結会計期間(平成30年9月30日)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施している。原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日。以下「中間指針」という)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づき合理的な見積りが可能な額については、当第2四半期連結会計期間末において原子力損害賠償引当金に計上しているが、中間指針等の記載内容や現時点で入手可能なデータ等により合理的に見積ることができない間接被害や一部の財物価値の喪失または減少等については計上していない。また、「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用については、これまでの求償応諾実績や入手可能なデータ等により合理的に算定可能な範囲で見積りを実施しているが、現時点で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、賠償額を合理的に見積ることができない。

 

3.財務制限条項

前連結会計年度(平成30年3月31日)

 社債(125,333百万円)、1年以内に期限到来の固定負債(894,682百万円)及び短期借入金(566,543百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

当第2四半期連結会計期間(平成30年9月30日)

 社債(58,848百万円)、1年以内に期限到来の固定負債(911,827百万円)及び短期借入金(566,543百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

(四半期連結損益計算書関係)

1.営業費用のうち販売費及び一般管理費の内訳

 電気事業営業費用(相殺消去後2,716,446百万円、相殺消去額△40,923百万円(前第2四半期連結累計期間は相殺消去後2,496,899百万円、相殺消去額△29,811百万円))に含まれる販売費及び一般管理費の金額(相殺消去前)は、131,878百万円(前第2四半期連結累計期間149,232百万円)であり、主要な費目及び金額は以下のとおりである。

 なお、電気事業における連結会社間の取引に係る相殺消去は電気事業営業費用総額で行っていることから、相殺消去前の金額を記載している。

※相殺消去額は、当社と各基幹事業会社との取引に係る相殺消去を除いた金額を記載している。

また、販売費及び一般管理費の金額(相殺消去前)は、当社と各基幹事業会社との取引を控除した金額を記載している。

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

  平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

  平成30年9月30日まで)

給料手当

41,281百万円

39,653百万円

退職給与金

13,209

6,379

委託費

38,191

30,160

 

2.季節的変動

前第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)及び当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)

 電気事業については、売上高において販売電力量を四半期ごとに比較すると、第1四半期・第3四半期と比べて、第2四半期・第4四半期の販売電力量は、冷暖房需要により増加し、相対的に高水準となる。

 また、第2四半期は、夏季のピーク需要に対応する供給コストの上昇を反映した夏季料金(7月1日から9月30日まで)を設定しており、売上高に季節的変動がある。

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

1.現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

平成30年9月30日まで)

現金及び預金勘定

860,241百万円

1,061,753百万円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△3,335

△2,511

現金及び現金同等物

856,905

1,059,242

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1)

四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)

 

ホール

ディングス

フュエル

&パワー

パワー

グリッド

エナジー

パートナー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

25,217

8,711

173,579

2,624,144

2,831,653

2,831,653

セグメント間の内部売上高又は振替高

383,978

818,798

662,050

79,122

1,943,949

1,943,949

409,195

827,510

835,629

2,703,267

4,775,603

1,943,949

2,831,653

セグメント利益

162,708

7,788

81,636

90,326

342,459

126,480

215,979

(注)1.セグメント利益の調整額△126,480百万円には、セグメント間の受取配当金消去△125,468百万円等が含まれている。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。

 

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1)

四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)

 

ホール

ディングス

フュエル

&パワー

パワー

グリッド

エナジー

パートナー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

26,462

36,280

239,025

2,753,825

3,055,593

3,055,593

セグメント間の内部売上高又は振替高

365,037

915,630

636,193

102,092

2,018,954

2,018,954

391,500

951,910

875,219

2,855,917

5,074,548

2,018,954

3,055,593

セグメント利益

173,442

5,224

117,075

54,186

349,929

139,324

210,604

(注)1.セグメント利益の調整額△139,324百万円には、セグメント間の受取配当金消去△138,317百万円等が含まれている。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。

 

(1株当たり情報)

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

  平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

  平成30年9月30日まで)

1株当たり四半期純利益

131円86銭

55円98銭

潜在株式調整後1株当たり四半期純利益

42円74銭

18円11銭

 (注)1.1株当たり四半期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

  平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

  平成30年9月30日まで)

親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)

211,268

89,694

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)

211,268

89,694

普通株式の期中平均株式数(千株)

1,602,275

1,602,244

2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。

 

前第2四半期連結累計期間

(平成29年4月1日から

  平成29年9月30日まで)

当第2四半期連結累計期間

(平成30年4月1日から

  平成30年9月30日まで)

親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円)

△302

△315

うち持分法適用関連会社の潜在株式による調整額(百万円)

(△302)

△315

普通株式増加数(千株)

3,333,421

3,333,422

(うちA種優先株式(千株))

(1,066,666)

(1,066,666)

(うちB種優先株式(千株))

(2,266,666)

(2,266,666)

(うちその他(千株))

(88)

(88)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

2【その他】

仲裁について

 当社は、Cameco Inc.(以下「Cameco」という)とウラン精鉱購入契約(以下「本契約」という)を締結してウラン精鉱を購入していたが、平成29年1月24日に本契約の条項に基づき本契約を解除した。これに対し、Camecoは同年5月19日、本契約の解除が無効であることの確認及び本契約に基づくウラン精鉱の引取り又は当社がウラン精鉱を引き取らない場合の損害の賠償並びに仲裁関係費用の支払い等を求めて国際商業会議所に仲裁を申し立てた。

 Camecoは、同年12月15日付の第一主張書面において損害賠償額を総額681.9百万米ドルとして提示していたが、平成30年9月14日付の第二主張書面において損害賠償額を変更し、同書面の提出日時点で総額703.1百万米ドルであるとした。

 当社は、本契約の条項にしたがい本契約を解除しており、今後の仲裁手続きを通じて、当社の正当性を主張していく。