2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

資産の部

 

 

固定資産

7,678,711

6,978,623

電気事業固定資産

※1 1,294,899

※1 1,413,254

水力発電設備

399,794

387,309

原子力発電設備

871,863

996,006

新エネルギー等発電設備

15,647

16,290

業務設備

7,517

13,572

貸付設備

76

76

附帯事業固定資産

※7 40

事業外固定資産

31

7,504

固定資産仮勘定

699,433

801,464

建設仮勘定

654,768

712,379

除却仮勘定

239

234

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

44,425

88,850

核燃料

660,604

657,578

装荷核燃料

120,625

120,625

加工中等核燃料

539,978

536,952

投資その他の資産

5,023,743

4,098,780

長期投資

35,802

35,500

関係会社長期投資

4,311,331

3,224,542

未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金

593,701

552,504

廃炉等積立金

200,000

長期前払費用

42,434

42,480

前払年金費用

41,336

44,079

貸倒引当金(貸方)

863

327

流動資産

1,526,463

1,317,667

現金及び預金

1,057,486

836,113

売掛金

49,666

56,424

諸未収入金

24,498

35,450

貯蔵品

44,466

38,982

前払金

0

0

前払費用

468

239

関係会社短期債権

203,084

202,854

雑流動資産

※2 146,843

※2 148,876

貸倒引当金(貸方)

52

1,276

合計

9,205,175

8,296,291

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

負債及び純資産の部

 

 

固定負債

4,701,057

3,815,687

社債

※2,※8 887,833

※2,※8 498,868

長期借入金

※2 1,303,094

※2 724,996

長期未払債務

7,611

4,520

リース債務

6,917

6,497

関係会社長期債務

417,541

410,243

退職給付引当金

105,999

105,494

特定原子力施設炉心等除去準備引当金

1,929

6,099

特定原子力施設炉心等除去引当金

505

災害損失引当金

441,890

448,362

原子力損害賠償引当金

600,647

549,042

資産除去債務

783,460

948,759

繰延税金負債

332

50

雑固定負債

143,797

112,245

流動負債

2,525,865

2,293,714

1年以内に期限到来の固定負債

※2,※3,※8 1,282,026

※2,※3,※8 980,918

短期借入金

236,290

249,457

買掛金

3,044

2,439

未払金

70,687

57,043

未払費用

206,811

165,801

未払税金

※4 13,979

※4 12,147

預り金

1,616

1,405

関係会社短期債務

※5 696,998

※5 814,491

諸前受金

78

658

雑流動負債

14,331

9,350

特別法上の引当金

6,895

7,188

原子力発電工事償却準備引当金

6,895

7,188

負債合計

7,233,818

6,116,590

株主資本

1,970,500

2,179,570

資本金

1,400,975

1,400,975

資本剰余金

743,602

743,600

資本準備金

743,555

743,555

その他資本剰余金

46

45

利益剰余金

166,421

42,663

利益準備金

169,108

169,108

その他利益剰余金

335,530

126,444

海外投資等損失準備金

149

74

特定災害防止準備金

135

148

別途積立金

1,076,000

1,076,000

繰越利益剰余金

1,411,815

1,202,667

自己株式

7,655

7,670

評価・換算差額等

855

131

その他有価証券評価差額金

855

131

純資産合計

1,971,356

2,179,701

合計

9,205,175

8,296,291

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2017年4月1日から

 2018年3月31日まで)

当事業年度

(2018年4月1日から

 2019年3月31日まで)

営業収益

※1 840,235

※1 820,775

電気事業営業収益

839,488

820,438

他社販売電力料

552,537

542,485

使用済燃料再処理等既発電料受取契約締結分

30,963

30,963

廃炉等負担金収益

126,834

140,871

電気事業雑収益

129,138

106,104

貸付設備収益

14

14

附帯事業営業収益

747

336

コンサルティング事業営業収益

747

336

営業費用

835,826

730,113

電気事業営業費用

835,073

729,792

水力発電費

64,116

61,924

原子力発電費

633,434

534,367

新エネルギー等発電費

1,499

2,159

他社購入電力料

508

販売費

1

貸付設備費

4

4

一般管理費

126,949

121,295

接続供給託送料

786

再エネ特措法納付金

7

事業税

9,067

8,738

電力費振替勘定(貸方)

0

0

附帯事業営業費用

753

320

コンサルティング事業営業費用

753

262

シェアオフィス事業営業費用

57

営業利益

4,408

90,661

営業外収益

※1 179,443

※1 183,678

財務収益

177,683

182,446

受取配当金

129,970

151,245

受取利息

47,712

31,200

事業外収益

1,759

1,231

固定資産売却益

23

15

雑収益

1,736

1,216

営業外費用

※1 64,675

※1 58,928

財務費用

60,788

45,831

支払利息

60,739

45,658

株式交付費

0

0

社債発行費

49

173

事業外費用

3,886

13,096

固定資産売却損

0

99

雑損失

3,885

12,997

当期経常収益合計

1,019,679

1,004,453

当期経常費用合計

900,502

789,041

当期経常利益

119,176

215,411

原子力発電工事償却準備金引当又は取崩し

287

292

原子力発電工事償却準備金引当

287

292

特別利益

381,987

159,806

原賠・廃炉等支援機構資金交付金

※3 381,987

※3 159,806

特別損失

326,692

182,992

災害特別損失

※2 21,302

※2 31,922

原子力損害賠償費

※3 286,859

※3 151,069

有価証券評価損

18,530

税引前当期純利益

174,184

191,933

法人税、住民税及び事業税

33,546

17,151

法人税等合計

33,546

17,151

当期純利益

207,731

209,085

 

【電気事業営業費用明細表】

前事業年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)

区分

水力

発電費

(百万円)

原子力発電費

(百万円)

新エネルギー等発電費

(百万円)

販売費

(百万円)

貸付

設備費

(百万円)

一般

管理費

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

役員給与

397

397

給料手当

7,720

47,746

16,795

72,262

給料手当振替額(貸方)

△60

△23

△301

△385

建設費への振替額(貸方)

△56

△23

△206

△286

その他への振替額(貸方)

△3

△95

△98

退職給与金

4,137

4,137

厚生費

1,270

8,526

3,757

13,554

法定厚生費

1,161

6,406

2,241

9,809

一般厚生費

108

2,120

1,515

3,745

雑給

42

3,099

660

3,802

使用済燃料再処理等

拠出金費

30,560

30,560

使用済燃料再処理等

拠出金発電費

△0

△0

使用済燃料再処理等

既発電費

30,560

30,560

廃棄物処理費

5,839

5,839

消耗品費

2,085

21,117

0

1,530

24,733

修繕費

8,157

59,687

19

1,430

69,294

水利使用料

4,110

4,110

補償費

388

※15,774

29

16,192

賃借料

1,660

7,384

11

27,201

36,257

委託費

876

104,167

166

1

35,881

141,093

損害保険料

2

824

29

856

原子力損害賠償資金

補助法負担金

17

17

原子力損害賠償資金

補助法一般負担金

17

17

原賠・廃炉等支援機構

負担金

126,740

126,740

原賠・廃炉等支援機構

一般負担金

56,740

56,740

原賠・廃炉等支援機構

特別負担金

70,000

70,000

普及開発関係費

1,349

1,349

養成費

1,906

1,906

研究費

15,348

15,348

諸費

5,120

53,865

48

15,285

74,320

貸倒損

1

1

諸税

8,196

19,097

217

3

1,136

28,651

固定資産税

8,192

14,962

204

3

60

23,423

雑税

3

4,135

13

1,075

5,228

減価償却費

22,100

98,578

1,036

1,093

122,809

普通償却費

22,100

98,578

1,036

1,093

122,809

固定資産除却費

1,269

13,472

39

14,781

除却損

417

4,099

15

4,532

除却費用

851

9,373

24

10,249

原子力発電施設解体費

16,927

16,927

共有設備費等分担額

1,175

29

1,205

共有設備費等分担額(貸方)

△0

△0

建設分担関連費振替額

(貸方)

△688

△688

附帯事業営業費用分担関連費振替額(貸方)

△71

△71

事業税

9,067

9,067

電力費振替勘定(貸方)

△0

△0

合計

64,116

633,434

1,499

1

4

126,949

9,066

835,073

(注)1.「退職給与金」には、社員に対する退職給付引当金の繰入額5,858百万円が含まれている。

2.「補償費」の※印には、「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年 法律第147号)第3条の規定による賠償の責めに任ずべき損害賠償費のうち除染求償関連資金交付金573,639百万円及びその受入除染求償関連資金交付金△573,639百万円が含まれている。

 

【電気事業営業費用明細表】

当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

区分

水力

発電費

(百万円)

原子力発電費

(百万円)

新エネルギー等発電費

(百万円)

他社購入電力料

(百万円)

貸付

設備費

(百万円)

一般

管理費

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

役員給与

433

433

給料手当

7,399

45,535

4

16,034

68,973

給料手当振替額(貸方)

△82

△25

△127

△235

建設費への振替額(貸方)

△77

△23

△61

△161

その他への振替額(貸方)

△5

△2

△66

△73

退職給与金

3,982

3,982

厚生費

1,143

8,390

0

3,884

13,419

法定厚生費

1,027

6,182

0

2,344

9,555

一般厚生費

116

2,207

0

1,540

3,864

雑給

21

2,958

661

3,641

使用済燃料再処理等

拠出金費

30,560

30,560

使用済燃料再処理等

既発電費

30,560

30,560

廃棄物処理費

6,511

6,511

消耗品費

1,435

21,326

54

1,695

24,511

修繕費

4,480

40,934

54

890

46,359

水利使用料

4,067

4,067

補償費

330

※△351

0

0

△19

賃借料

1,468

6,965

12

17,029

25,474

委託費

5,192

66,892

788

1

45,375

118,251

損害保険料

53

820

26

899

原子力損害賠償資金

補助法負担金

19

19

原子力損害賠償資金

補助法一般負担金

19

19

原賠・廃炉等支援機構

負担金

106,740

106,740

原賠・廃炉等支援機構

一般負担金

56,740

56,740

原賠・廃炉等支援機構

特別負担金

50,000

50,000

普及開発関係費

1,632

1,632

養成費

1,861

1,861

研究費

13,941

13,941

諸費

3,642

16,822

92

11,073

31,631

諸税

7,841

19,246

198

3

1,576

28,866

固定資産税

7,835

15,285

185

3

68

23,378

雑税

6

3,961

13

1,507

5,488

減価償却費

21,284

101,046

951

1,686

124,969

普通償却費

21,284

101,046

951

1,686

124,969

固定資産除却費

2,083

16,698

37

18,818

除却損

1,308

5,119

13

6,441

除却費用

774

11,578

24

12,377

原子力発電施設解体費

43,224

43,224

共有設備費等分担額

1,562

52

1,615

共有設備費等分担額(貸方)

△0

△0

他社購入電源費

508

508

 その他の電源費

508

508

建設分担関連費振替額

(貸方)

△389

△389

附帯事業営業費用分担関連費振替額(貸方)

△12

△12

接続供給託送料

786

786

再エネ特措法納付金

7

7

事業税

8,738

8,738

電力費振替勘定(貸方)

△0

△0

合計

61,924

534,367

2,159

508

4

121,295

9,532

729,792

(注)1.「退職給与金」には、社員に対する退職給付引当金の繰入額2,720百万円が含まれている。

2.「補償費」の※印には、「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年 法律第147号)第3条の規定による賠償の責めに任ずべき損害賠償費のうち除染求償関連資金交付金595,995百万円及びその受入除染求償関連資金交付金△595,995百万円が含まれている。

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

 

海外投資等損失準備金

特定災害防止準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,400,975

743,555

48

169,108

224

123

1,076,000

1,619,609

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

海外投資等損失準備金の取崩

74

74

特定災害防止準備金の積立

12

12

当期純利益

207,731

自己株式の取得

自己株式の処分

2

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

当期変動額合計

2

74

12

207,793

当期末残高

1,400,975

743,555

46

169,108

149

135

1,076,000

1,411,815

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

当期首残高

7,642

1,762,784

8

1,762,793

当期変動額

 

 

 

 

海外投資等損失準備金の取崩

特定災害防止準備金の積立

当期純利益

207,731

207,731

自己株式の取得

15

15

15

自己株式の処分

2

0

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

846

846

当期変動額合計

12

207,716

846

208,563

当期末残高

7,655

1,970,500

855

1,971,356

 

当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

 

海外投資等損失準備金

特定災害防止準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,400,975

743,555

46

169,108

149

135

1,076,000

1,411,815

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

海外投資等損失準備金の取崩

-

-

-

-

74

-

-

74

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

-

12

-

12

当期純利益

-

-

-

-

-

-

-

209,085

自己株式の取得

-

-

-

-

-

-

-

-

自己株式の処分

-

-

1

-

-

-

-

-

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

-

-

-

-

-

-

当期変動額合計

-

-

1

-

74

12

-

209,147

当期末残高

1,400,975

743,555

45

169,108

74

148

1,076,000

1,202,667

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

当期首残高

7,655

1,970,500

855

1,971,356

当期変動額

 

 

 

 

海外投資等損失準備金の取崩

-

-

-

-

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

当期純利益

-

209,085

-

209,085

自己株式の取得

16

16

-

16

自己株式の処分

1

0

-

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

724

724

当期変動額合計

14

209,069

724

208,344

当期末残高

7,670

2,179,570

131

2,179,701

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

(1)長期投資のうちその他有価証券

 時価のある有価証券は、決算日の市場価格等による時価法(売却原価は移動平均法)により評価し、その評価差額は全部純資産直入法によっている。

 時価のない有価証券は、移動平均法による原価法によっている。

(2)関係会社長期投資のうち有価証券

 移動平均法による原価法によっている。

2.たな卸資産の評価基準及び評価方法

 主として、収益性の低下に基づく簿価切下げを行う移動平均法による原価法によっている。

3.デリバティブの評価基準及び評価方法

 時価法によっている。

4.固定資産の減価償却の方法

 有形固定資産は定率法によっている。

 無形固定資産は定額法によっている。

 耐用年数は、法人税法に規定する基準と同一である。

 なお、有形固定資産には特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産を計上しているが、当該廃止措置に係る費用の計上方法については、9.原子力発電施設解体費の計上方法に記載している。

5.繰延資産の処理方法

 株式交付費及び社債発行費は支出期に全額費用として計上している。

6.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 売掛債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上する方法によっている。

(2)退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上している。

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。

 過去勤務費用は、その発生時に全額を費用処理している。

 数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の当事業年度から費用処理している。

 

(3)災害損失引当金

イ 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの

 新潟県中越沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

ロ 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

 災害損失引当金に含まれる主な費用または損失の計上方法等については以下のとおりである。

① 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失

 政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力統合対策室により策定された「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 ステップ2完了報告書」(平成23年12月16日)を受け、政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(平成23年12月21日。以下「中長期ロードマップ」という)が策定された(平成29年9月26日最終改訂)。これらに係る費用または損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額(「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画における炉心等除去に要する費用を除く)を計上している。

 なお、中長期ロードマップに係る費用または損失のうち、工事等の具体的な内容を当事業年度末では想定できず、通常の見積りが困難であるものについては、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。

② 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用または損失のうち加工中等核燃料の処理費用

 今後の使用が見込めない加工中等核燃料に係る処理費用について、当該費用の現価相当額(割引率4.0%)を計上している。

 なお、装荷核燃料に係る処理費用は雑固定負債に含めて表示している。

③ 福島第二原子力発電所の原子炉の安全な冷温停止状態を維持するため等に要する費用または損失

 被災した福島第二原子力発電所の今後の取扱いについては未定であるものの、原子炉の安全な冷温停止状態を維持するため等に要する費用または損失は、新潟県中越沖地震により被災した柏崎刈羽原子力発電所の復旧等に要する費用または損失と同程度と判断し、これに基づく見積額を計上している。

(追加情報)

・災害損失引当金残高の内訳

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

イ 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの

5,119百万円

5,112百万円

ロ 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの

436,770

443,249

うち① 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失

315,442

321,813

② 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用または損失のうち加工中等核燃料の処理費用

5,885

6,121

③ 福島第二原子力発電所の原子炉の安全な冷温停止状態を維持するため等に要する費用または損失

115,384

115,256

④ その他

58

58

441,890

448,362

・福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失のうち中長期ロードマップに係る費用または損失の見積り

 原子力発電所の廃止措置の実施にあたっては予め原子炉内の燃料を取り出す必要があるが、その具体的な作業内容等の決定は原子炉内の状況を確認するとともに必要となる研究開発等を踏まえての判断となる。従って、中長期ロードマップに係る費用または損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づき計上している金額を含め、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

(4)特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失に備えるため、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画に定める金額のうち炉心等除去に要する費用を計上している。なお、申請額のうち、既承認額については特定原子力施設炉心等除去引当金に、それ以外の申請額を特定原子力施設炉心等除去準備引当金に計上している。

(5)原子力損害賠償引当金

前事業年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

 原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づく賠償見積額から「原子力損害賠償補償契約に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第148号)の規定による補償金の受入額及び「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの。以下「除染費用等」という)に対応する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)の規定に基づく資金援助の申請額(以下「資金交付金」という)を控除した金額を原子力損害賠償引当金に計上している。

 これらの賠償額の見積りについては、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、現時点の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

(追加情報)

 電気事業会計規則に基づき、当事業年度末において、除染費用等に対応する資金交付金に係る未収金1,627,254百万円については、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金には計上しておらず、同未収金相当額は原子力損害賠償引当金に計上していない。

 

当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当事業年度末における賠償見積額を原子力損害賠償引当金に計上している。賠償額の見積りは、原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づいている。

 なお、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末における合理的な見積額を計上している。

(追加情報)

 電気事業会計規則に基づき、当事業年度末において、「原子力損害賠償補償契約に関する法律(昭和36年6月17日 法律第148号)の規定による補償金の受入額188,926百万円及び「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)の規定に基づく資金援助の申請額に係る未収金1,449,106百万円は、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金及び原子力損害賠償引当金から控除している。

(6)原子力発電工事償却準備引当金

 原子力発電所の運転開始直後に発生する減価償却費の負担を平準化するため、電気事業法第27条の3及び同条の29の規定により、「原子力発電工事償却準備引当金に関する省令」(経済産業省令)に基づき計上している。

7.ヘッジ会計の方法

(1)ヘッジ会計の方法

 繰延ヘッジ処理によっている。また、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理によっている。

(2)ヘッジ手段とヘッジ対象

イ ヘッジ手段 金利スワップ

ヘッジ対象 長期借入金の利息支払額の一部

(3)ヘッジ方針

 デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、為替変動及び金利変動によるリスクをヘッジすることを目的としている。

(4)ヘッジ有効性評価の方法

 ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を半期毎に比較してヘッジの有効性を評価している。ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略している。

8.使用済燃料再処理等拠出金費の計上方法

 使用済燃料の再処理等の実施に要する費用は、「原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律」(平成28年5月18日 法律第40号)第4条第1項に規定する拠出金を、運転に伴い発生する使用済燃料の量に応じて費用計上する方法によっている。

 なお、2004年度末までに発生した使用済燃料の再処理等に要する費用の見積額のうち、2005年度の引当計上基準変更に伴い生じた差異は、「電気事業会計規則等の一部を改正する省令」(平成28年9月30日 経済産業省令第94号)附則第4条に基づき使用済燃料に係る拠出金として納付することによりその費用負担の責任を果たすことになり、2019年度まで毎期均等額30,560百万円を費用計上する。

 また、使用済燃料の再処理関連加工に係る拠出金については、使用済燃料再処理関連加工仮勘定に計上している。

9.原子力発電施設解体費の計上方法

 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(昭和32年6月10日 法律第166号)に規定された特定原子力発電施設の廃止措置について、「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成23年3月25日)第8項を適用し、「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(経済産業省令)の規定に基づき、原子力発電施設解体費の総見積額を発電設備の見込運転期間にわたり、定額法による費用計上方法によっている。また、総見積額の現価相当額を資産除去債務に計上している。

ただし、エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴って、原子炉を廃止する場合で、発電事業者の申請に基づき経済産業大臣の承認を受けたときは、特定原子力発電施設の廃止日の属する月から起算して10年が経過する月(改正省令の施行日の前日までに運転を廃止したときは、廃止日の属する月から起算して10年を経過する月)までの期間にわたり、定額法で費用計上することとなる。

(追加情報)

・福島第一原子力発電所1~4号機の解体費用の見積り

 被災状況の全容の把握が困難であることから、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

(会計方針の変更)

 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(昭和32年6月10日 法律第166号)に規定された特定原子力発電施設の廃止措置について計上している資産除去債務に対応する除去費用は、「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成23年3月25日)第8項を適用し、「原子力発電施設解体引当金に関する省令」(経済産業省令)の規定に基づき、原子力発電施設解体費の総見積額を発電設備の見込運転期間に安全貯蔵予定期間を加えた期間にわたり、定額法による費用計上方法によっていたが、2018年4月1日に「原子力発電施設解体引当金に関する省令等の一部を改正する省令」(平成30年3月30日 経済産業省令第17号)が施行され、「原子力発電施設解体引当金に関する省令」が改正されたため、同施行日以降は、見込運転期間にわたり定額法による費用計上方法に変更した。

 これに伴い、従来の方法と比べて、当事業年度の原子力発電施設解体費が17,449百万円増加したことにより、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益は、それぞれ17,449百万円減少し、また、当事業年度末の原子力発電設備及び資産除去債務は、それぞれ116,430百万円及び133,879百万円増加している。

 なお、当事業年度の1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益はそれぞれ10円88銭、10円88銭及び3円53銭減少している。

10.退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表における会計処理の方法と異なっている。

11.消費税等の会計処理

 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっている。

 

(表示方法の変更)

(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)

「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を当事業年度の期首から適用しており、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変更している。

 

(追加情報)

・原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産

 原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産の残高は、457,409百万円(前事業年度は432,804百万円)である。

 

・廃炉等積立金

 「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第55条の3第1項の規定に基づき、原子力損害賠償・廃炉等支援機構より通知を受け、積立てを行った金額を廃炉等積立金として計上している。なお、当該積立金は、廃炉等実施認定事業者の廃炉等の適正かつ着実な実施を確保するため、2018年度より、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)の規定に基づき、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に積立てを実施しているものである。

 

(貸借対照表関係)

1.固定資産の工事費負担金等の受入れによる圧縮記帳額(累計)

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

電気事業固定資産

22,134百万円

22,256百万円

水力発電設備

7,637

7,761

原子力発電設備

9,365

9,363

新エネルギー等発電設備

4,946

4,946

業務設備

185

185

 

2.担保資産及び担保付債務

(1)総財産を社債及び㈱日本政策投資銀行借入金の一般担保に供している。

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

社債(1年以内に償還すべき金額を含む。)

1,740,891百万円

1,016,794百万円

うち内債

1,740,891

1,016,794

㈱日本政策投資銀行借入金(1年以内に返済すべき金額を含む。)

313,171

152,023

 

(2)「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づき、福島第一原子力発電所の原子炉の冷却や滞留水の処理等に対して、原子力事業者が講ずべき損害賠償措置として供託している。

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

雑流動資産

120,000百万円

120,000百万円

 

3.1年以内に期限到来の固定負債の内訳

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

社債

853,058百万円

517,925百万円

長期借入金

408,394

432,516

長期未払債務

3,091

3,091

リース債務

425

425

雑固定負債

17,057

26,959

 

4.未払税金の内訳

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

法人税、地方法人税及び住民税

587百万円

761百万円

事業税

4,034

4,148

消費税等

7,775

5,659

その他

1,582

1,577

 

5.関係会社に対する事項

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

預り金

643,693百万円

754,495百万円

 

 

6.偶発債務

(1)保証債務

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

イ 以下の会社の金融機関からの借入金に対する保証債務

 

 

日本原燃㈱

67,998百万円

54,000百万円

森ヶ崎エナジーサービス㈱

8

リサイクル燃料貯蔵㈱

1,224

710

ティームエナジー社(※)

7,197

7,497

エスケーゼット・ユー社

524

438

ロ アイティーエム・オーアンドエム社のアラビアン・パワー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※)

637

666

ハ ティーム・スアル社のフィリピン電力公社との売電契約の履行に対する保証債務(※)

1,593

1,665

ニ ケプコ・イリハン社のフィリピン電力公社との売電契約の履行に対する保証債務(※)

1,147

1,198

ホ パイトン・オペレーション・アンド・メンテナンス・インドネシア社のパイトン・エナジー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※)

533

557

ヘ 従業員の持ち家財形融資等による金融機関からの借入金に対する保証債務

145,362

130,876

(うち、当社以外にも連帯保証人がいる保証債務)

(109,139)

(97,853)

226,229

197,610

(※)上記の保証債務残高のうち前事業年度11,110百万円、当事業年度11,584百万円については、㈱JERAとの間で、当社に債務保証履行による損失が生じた場合、同社が当該損失を補填する契約を締結している。

 

(2)原子力損害の賠償のうち除染等に係る偶発債務

前事業年度(2018年3月31日)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施している。原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日。以下「中間指針」という)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づき合理的な見積りが可能な額については、当事業年度末において原子力損害賠償引当金に計上しているが、中間指針等の記載内容や現時点で入手可能なデータ等により合理的に見積ることができない間接被害や一部の財物価値の喪失または減少等については計上していない。また、「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用については、これまでの求償応諾実績や入手可能なデータ等により合理的に算定可能な範囲で見積りを実施しているが、現時点で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、賠償額を合理的に見積ることができない。

当事業年度(2019年3月31日)

 「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用のうち、当事業年度末で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、合理的に見積ることができない。

 なお、係る費用に対し原子力損害賠償・廃炉等支援機構は、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)に基づき、申請のあった原子力事業者に対し必要な資金援助を行うこととされている。

 

7.損益計算書に記載されている附帯事業に係る固定資産の金額

 

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

シェアオフィス事業

 

 

 専用固定資産

-百万円

40百万円

40

 

8.財務制限条項

前事業年度(2018年3月31日)

 当社の社債(125,333百万円)及び1年以内に期限到来の固定負債(401,258百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

当事業年度(2019年3月31日)

 当社の社債(18,868百万円)及び1年以内に期限到来の固定負債(235,425百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

(損益計算書関係)

1.関係会社に対する事項

 

前事業年度

(2017年4月1日から

2018年3月31日まで)

当事業年度

(2018年4月1日から

2019年3月31日まで)

売上高

834,161百万円

815,219百万円

受取配当金

129,575

150,499

受取利息

47,108

31,166

支払利息

6,468

7,359

 

2.災害特別損失の内容

前事業年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)及び当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失を計上している。

(1) 災害特別損失に含まれる費用または損失の計上方法等

イ 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用または損失

 政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力統合対策室により策定された「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 ステップ2完了報告書」(平成23年12月16日)を受け、政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(平成23年12月21日。以下「中長期ロードマップ」という)が策定された(平成29年9月26日最終改訂)。これらに係る費用または損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額を計上している。

 なお、中長期ロードマップに係る費用または損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づき計上している金額を含め、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

 

 

3.原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金の内容

前事業年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施している。

 原子力損害賠償紛争審査会が決定する「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」(平成23年8月5日)等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づく賠償見積額10,392,227百万円から「原子力損害賠償補償契約に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第148号)の規定による補償金(以下「補償金」という)の受入額188,926百万円及び「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの。以下「除染費用等」という)に対応する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)の規定に基づく資金援助の申請額(以下「資金交付金」という)3,167,286百万円を控除した金額7,036,013百万円と前事業年度の見積額との差額286,859百万円を原子力損害賠償費に計上している。

 これらの賠償額の見積りについては、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、現時点の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

 一方、こうした賠償の迅速かつ適切な実施のため、原子力損害賠償・廃炉等支援機構は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法(平成23年8月10日 法律第94号)に基づき、申請のあった原子力事業者に対し必要な資金援助を行うこととされている。

 当社が計上する原子力損害賠償費は、被害を受けられた皆さまとの合意が大前提となるものの、当社からお支払いする額として提示させていただく額の見積額であり、当社が迅速かつ適切な賠償を実施するためには、原子力損害賠償・廃炉等支援機構から必要な資金援助を受ける必要がある。そのため、当社は原子力損害賠償・廃炉等支援機構に対し、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第43条第1項の規定に基づき、資金援助の申請日時点での原子力損害賠償費を要賠償額の見通し額として資金援助の申請を行っており、2018年3月27日に同日時点での要賠償額の見通し額10,389,583百万円への資金援助の額の変更を申請したことから、当事業年度において、同額から補償金の受入額188,926百万円及び除染費用等に対応する資金交付金3,167,286百万円を控除した金額7,033,369百万円と、2016年12月27日申請時の金額との差額381,987百万円を原賠・廃炉等支援機構資金交付金に計上している。

 なお、資金援助を受けるにあたっては、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第52条第1項の規定により原子力損害賠償・廃炉等支援機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし事業年度ごとに原子力損害賠償・廃炉等支援機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当事業年度分として原子力損害賠償・廃炉等支援機構から通知を受けた額を除き、計上していない。

当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

 東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年6月17日 法律第147号)に基づく賠償を実施しており、当該賠償見積額と前事業年度の見積額との差額を原子力損害賠償費に計上している。

 当社は原子力損害賠償・廃炉等支援機構に対し、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第43条第1項の規定に基づき、2019年3月19日に同日時点での要賠償額の見通し額への資金援助額の変更を申請したことから、2018年3月27日申請時の金額との差額を原賠・廃炉等支援機構資金交付金に計上している。

 なお、電気事業会計規則に基づき、当事業年度において、「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年8月30日 法律第110号)等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)の規定に基づく資金援助の申請額417,848百万円については原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金から控除している。

 また、資金援助を受けるにあたっては、「原子力損害賠償・廃炉等支援機構法」(平成23年8月10日 法律第94号)第52条第1項の規定により原子力損害賠償・廃炉等支援機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし事業年度ごとに原子力損害賠償・廃炉等支援機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当事業年度分として原子力損害賠償・廃炉等支援機構から通知を受けた額を除き、計上していない。

 

(有価証券関係)

子会社及び関連会社株式

前事業年度(2018年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

① 子会社株式

② 関連会社株式

5,162

10,850

5,688

合計

5,162

10,850

5,688

 

当事業年度(2019年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

① 子会社株式

② 関連会社株式

5,162

8,928

3,766

合計

5,162

8,928

3,766

 

(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額

(単位:百万円)

 

区分

前事業年度

(2018年3月31日)

当事業年度

(2019年3月31日)

子会社株式

1,425,013

1,429,815

関連会社株式

235,484

234,411

 これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社及び関連会社株式」には含めていない。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2018年3月31日)

 

当事業年度

(2019年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

組織再編等に伴う関係会社株式

248,182百万円

 

248,182百万円

原子力損害賠償引当金

168,181

 

153,732

資産除去債務

127,411

 

164,142

災害損失引当金

123,729

 

125,541

減価償却費損金算入限度超過額

112,385

 

107,494

その他

161,346

 

135,305

繰延税金資産 小計

941,236

 

934,398

評価性引当額

△748,687

 

△718,317

繰延税金資産 合計

192,549

 

216,080

繰延税金負債

 

 

 

未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金

△166,236

 

△154,701

資産除去債務

△14,628

 

△48,808

その他

△12,017

 

△12,621

繰延税金負債 合計

△192,882

 

△216,131

繰延税金負債 純額

△332

 

△50

 (注) 「組織再編等に伴う関係会社株式」とは、2016年4月に実施した会社分割に伴うものである。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度

(2018年3月31日)

 

当事業年度

(2019年3月31日)

法定実効税率

28.2%

 

28.0%

(調整)

 

 

 

評価性引当額増減

△26.1

 

△14.5

永久に益金に算入されない項目

△20.9

 

△21.9

その他

△0.5

 

△0.5

税効果会計適用後の法人税等の負担率

△19.3

 

△8.9

 

④【附属明細表】
【(その1)固定資産期中増減明細表】

2018年4月1日から2019年3月31日まで

区 分

 

 

 

 

科 目

期首残高

期中増減額

期末残高

期末残高のうち

土地の

帳簿原価(再掲)

(百万円)

摘要

帳簿原価

(百万円)

工事費負担金等

(百万円)

減価償却累計額

(百万円)

差引

帳簿価額

(百万円)

帳簿

原価

増加額

(百万円)

工事費負担金等

増加額

(百万円)

減価償却累計額

増加額

(百万円)

帳簿

原価

減少額

(百万円)

工事費負担金等

減少額

(百万円)

減価償却累計額

減少額

(百万円)

帳簿原価

(百万円)

工事費負担金等

(百万円)

減価償却累計額

(百万円)

差引

帳簿価額

(百万円)

電気事業

固定資産

7,464,468

22,134

6,147,434

1,294,899

269,667

125

124,930

63,136

3

36,876

7,670,999

22,256

6,235,488

1,413,254

40,329

 

水力

発電設備

1,648,755

7,637

1,241,323

399,794

10,365

125

21,284

6,352

1

4,910

1,652,768

7,761

1,257,697

387,309

9,316

 

原子力

発電設備

5,755,825

9,365

4,874,596

871,863

249,891

0

101,007

54,882

2

30,138

5,950,834

9,363

4,945,464

996,006

22,558

(注)

新エネルギー等

発電設備

26,217

4,946

5,622

15,647

1,594

951

27,812

4,946

6,574

16,290

8,377

 

業務設備

33,594

185

25,891

7,517

7,815

1,686

1,901

1,826

39,508

185

25,751

13,572

 

貸付設備

76

76

76

76

76

 

附帯事業固定資産

40

0

40

0

40

 

事業外

固定資産

594

562

31

13,846

6,288

362

277

14,078

6,573

7,504

48

 

固定資産

仮勘定

699,433

699,433

389,464

287,433

801,464

801,464

 

建設

仮勘定

654,768

654,768

327,399

269,789

712,379

712,379

 

除却

仮勘定

239

239

17,639

17,644

234

234

 

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

44,425

44,425

44,425

88,850

88,850

 

区 分

 

 

科 目

期首残高

(百万円)

期中増減額

期末残高

(百万円)

摘要

増加額

(百万円)

減少額

(百万円)

核燃料

660,604

24,654

27,680

657,578

 

装荷

核燃料

120,625

120,625

 

加工中等核燃料

539,978

24,654

27,680

536,952

 

長期前払

費用

42,434

4,160

4,114

42,480

 

(注)1.原子力発電設備の「期末残高」のうち特定原子力発電施設に係る資産除去債務相当資産の帳簿原価

(再掲):174,317百万円

 

【(その2)固定資産期中増減明細表(無形固定資産再掲)】

2018年4月1日から2019年3月31日まで

無形固定資産の種類

取得価額

減価償却累計額

(百万円)

期末残高

(百万円)

摘要

期首残高

(百万円)

期中増加額

(百万円)

期中減少額

(百万円)

ダム使用権

2,414

1,634

780

 

水利権

9,863

3

9,857

2

 

商標権

67

1

22

46

 

ソフトウェア

1,430

6,627

44

838

7,174

 

電気ガス供給施設利用権

16,051

109

14,655

1,506

 

水道施設利用権

755

3

434

317

 

工業用水道施設利用権

634

460

174

 

電気通信施設利用権

256

0

60

195

 

電話加入権

339

339

 

地上権

239

0

239

 

地役権

65

17

82

 

土地賃借権

1,164

53

1,217

 

合計

33,283

6,809

52

27,963

12,076

 

 

【(その3)減価償却費等明細表】

2018年4月1日から2019年3月31日まで

区分

期末取得価額

(百万円)

当期償却額

(百万円)

償却累計額

(百万円)

期末帳簿価額

(百万円)

償却累計率[%]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物

762,171

15,356

614,716

147,455

80.7

 

水力発電設備

53,431

631

45,422

8,009

85.0

 

原子力発電設備

699,921

14,468

563,198

136,722

80.5

 

新エネルギー等発電設備

6

0

0

6

2.2

 

業務設備

8,811

256

6,095

2,716

69.2

構築物

1,351,517

22,344

859,341

492,175

63.6

 

水力発電設備

936,012

11,920

642,965

293,046

68.7

 

原子力発電設備

415,476

10,422

216,365

199,111

52.1

 

新エネルギー等発電設備

28

1

10

17

37.9

機械装置

5,147,888

76,011

4,649,612

498,276

90.3

 

水力発電設備

631,700

8,303

555,533

76,166

87.9

 

原子力発電設備

4,490,102

66,460

4,077,679

412,422

90.8

 

新エネルギー等発電設備

14,392

950

6,559

7,832

45.6

 

業務設備

11,693

297

9,838

1,854

84.1

備品

110,988

6,514

75,597

35,390

68.1

 

水力発電設備

2,421

43

2,243

178

92.6

 

原子力発電設備

96,871

5,878

64,126

32,745

66.2

 

新エネルギー等発電設備

5

0

4

1

70.6

 

業務設備

11,688

592

9,223

2,465

78.9

リース資産

22,197

2,468

8,256

13,941

37.2

 

原子力発電設備

22,185

2,467

8,248

13,936

37.2

 

業務設備

12

1

8

4

65.6

 

7,394,763

122,695

6,207,524

1,187,239

83.9

ダム使用権

2,414

45

1,634

780

67.7

水利権

9,860

315

9,857

2

100.0

商標権

69

6

22

46

32.6

ソフトウェア

8,012

737

838

7,174

10.5

電気ガス供給施設利用権

16,161

1,063

14,655

1,506

90.7

水道施設利用権

752

50

434

317

57.7

工業用水道施設利用権

634

42

460

174

72.6

電気通信施設利用権

256

12

60

195

23.8

38,161

2,273

27,963

10,197

73.3

 

合計

7,432,924

124,969

6,235,488

1,197,436

83.9

附帯事業固定資産

40

0

0

40

1.0

事業外固定資産

14,028

1,143

6,573

7,455

46.9

 (注) 期末取得価額及び期末帳簿価額には、土地等の非償却資産は含まれていない。

 

【(その4)長期投資及び短期投資明細表】

2019年3月31日現在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘柄

株式数

取得価額

(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

摘要

㈱日本製鋼所

742,800

5,864

1,514

 

海外ウラン資源開発㈱

1,642,874

821

821

 

関西国際空港土地保有㈱

11,660

583

583

 

東京湾横断道路㈱

10,800

540

540

 

横浜高速鉄道㈱

8,360

418

418

 

首都圏新都市鉄道㈱

6,000

300

300

 

中部国際空港㈱

4,112

205

205

 

㈱インテリジェント・コスモス研究機構

4,000

200

200

 

サウディ石油化学㈱

67,036

167

167

 

㈱茨城ポートオーソリティ

2,370

155

155

 

ほか70銘柄

1,088,906

2,280

1,627

 

3,588,918

11,535

6,533

 

 

 

 

 

種類及び銘柄

取得価額又は出資総額

(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

摘要

金銭信託

8,904

7,620

 

出資金

1,966

1,893

 

出資証券

3,329

3,329

 

日本原子力研究開発機構

3,329

3,329

 

14,200

12,843

 

種類

金額(百万円)

摘要

出資金

 

2,461

 

社内貸付金

 

272

 

雑口

 

13,390

 

 

16,123

 

 

合計

 

35,500

 

 

【(その5)引当金明細表】

2018年4月1日から2019年3月31日まで

区分

期首残高

(百万円)

期中増加額

(百万円)

期中減少額

期末残高

(百万円)

目的使用

(百万円)

その他

(百万円)

貸倒引当金

915

1,602

913

0

1,604

退職給付引当金

105,999

6,586

7,091

105,494

特定原子力施設炉心等除去準備引当金

1,929

6,099

1,929

6,099

特定原子力施設炉心等除去引当金

1,929

1,423

505

災害損失引当金

441,890

27,434

19,585

1,377

448,362

原子力損害賠償引当金

600,647

151,069

202,675

549,042

原子力発電工事償却準備引当金

(電気事業法第27条の3及び同条の29)

6,895

292

7,188

 (注)1.「貸倒引当金」の期中減少額・その他は、洗替による差額の取崩しである。

    2.「特定原子力施設炉心等除去準備引当金」の期中減少額・その他は、特定原子力施設炉心等除去引当金への振替による減少額である。

3.「災害損失引当金」の期中減少額・その他は、特定原子力施設炉心等除去準備引当金への振替による減少額である。

 

(2) 【主な資産及び負債の内容】

 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略している。

 

(3) 【その他】

仲裁について

 当社は、Cameco Inc.(以下「Cameco」という)とウラン精鉱購入契約(以下「本契約」という)を締結してウラン精鉱を購入していたが、2017年1月24日に本契約の条項に基づき本契約を解除した。これに対し、Camecoは同年5月19日、本契約の解除が無効であることの確認及び本契約に基づくウラン精鉱の引取り又は当社がウラン精鉱を引き取らない場合の損害の賠償並びに仲裁関係費用の支払い等を求めて国際商業会議所に仲裁を申し立てた。

 Camecoは、同年12月15日付の第一主張書面において損害賠償額を総額681.9百万米ドルとして提示していたが、2018年9月14日付の第二主張書面において損害賠償額を変更し、同書面の提出日時点で総額703.1百万米ドルであるとした。

 当社は、本契約の条項にしたがい本契約を解除しており、今後の仲裁手続きを通じて、当社の正当性を主張していく。