1.連結財務諸表及び財務諸表の作成について
(1)当社の連結財務諸表は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に準拠し「電気事業会計規則」(昭和40年通商産業省令第57号)に準じて作成している。
2.監査証明について
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等に的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入している。
また、同機構等が行う連結財務諸表等の適正性確保に資する各種研修に参加している。
|
|
|
(単位:百万円) |
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|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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資産の部 |
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固定資産 |
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電気事業固定資産 |
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水力発電設備 |
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原子力発電設備 |
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送電設備 |
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変電設備 |
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配電設備 |
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その他の電気事業固定資産 |
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その他の固定資産 |
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固定資産仮勘定 |
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建設仮勘定及び除却仮勘定 |
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原子力廃止関連仮勘定 |
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使用済燃料再処理関連加工仮勘定 |
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核燃料 |
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装荷核燃料 |
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加工中等核燃料 |
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投資その他の資産 |
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長期投資 |
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関係会社長期投資 |
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未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
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廃炉等積立金 |
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|
退職給付に係る資産 |
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|
|
その他 |
|
|
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貸倒引当金(貸方) |
△ |
△ |
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流動資産 |
|
|
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現金及び預金 |
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|
|
受取手形及び売掛金 |
|
|
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たな卸資産 |
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|
|
その他 |
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|
貸倒引当金(貸方) |
△ |
△ |
|
合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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負債及び純資産の部 |
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固定負債 |
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社債 |
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長期借入金 |
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特定原子力施設炉心等除去準備引当金 |
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|
特定原子力施設炉心等除去引当金 |
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|
災害損失引当金 |
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|
原子力損害賠償引当金 |
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|
退職給付に係る負債 |
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資産除去債務 |
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|
その他 |
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流動負債 |
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1年以内に期限到来の固定負債 |
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短期借入金 |
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支払手形及び買掛金 |
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未払税金 |
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|
|
その他 |
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特別法上の引当金 |
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|
原子力発電工事償却準備引当金 |
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|
|
負債合計 |
|
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|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額 |
△ |
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|
その他有価証券評価差額金 |
|
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|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
|
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
△ |
△ |
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
|
|
新株予約権 |
|
|
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
営業収益 |
|
|
|
電気事業営業収益 |
|
|
|
その他事業営業収益 |
|
|
|
営業費用 |
|
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|
電気事業営業費用 |
|
|
|
その他事業営業費用 |
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|
営業利益 |
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|
|
営業外収益 |
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|
受取配当金 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
持分法による投資利益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
当期経常収益合計 |
|
|
|
当期経常費用合計 |
|
|
|
当期経常利益 |
|
|
|
原子力発電工事償却準備金引当又は取崩し |
|
|
|
原子力発電工事償却準備金引当 |
|
|
|
特別利益 |
|
|
|
原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
|
|
|
持分変動利益 |
|
|
|
災害損失引当金戻入額 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
財産偶発損 |
|
|
|
災害特別損失 |
|
|
|
原子力損害賠償費 |
|
|
|
福島第二廃止損失 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
△ |
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純利益 |
|
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
当期純利益 |
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
△ |
|
退職給付に係る調整額 |
△ |
|
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
△ |
|
|
その他の包括利益合計 |
|
|
|
包括利益 |
|
|
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
|
|
|
非支配株主に係る包括利益 |
|
|
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
|
自己株式の処分 |
|
△ |
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
|
|
土地再評価差額金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
その他 |
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
△ |
|
|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
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|
|
|
|
|
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|
その他の包括利益累計額 |
新株予約権 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
土地再評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
|||
|
当期首残高 |
|
|
△ |
△ |
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
土地再評価差額金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
|
△ |
|
当期変動額合計 |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
|
当期末残高 |
|
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
|
自己株式の処分 |
|
△ |
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
|
|
土地再評価差額金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
その他 |
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
△ |
|
|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
新株予約権 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
土地再評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
|||
|
当期首残高 |
|
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
土地再評価差額金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
減損損失 |
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|
|
原子力発電施設解体費 |
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|
|
固定資産除却損 |
|
|
|
特定原子力施設炉心等除去準備引当金の増減額(△は減少) |
|
|
|
災害損失引当金の増減額(△は減少) |
|
|
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
|
廃炉等積立金の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
|
受取利息及び受取配当金 |
△ |
△ |
|
支払利息 |
|
|
|
持分法による投資損益(△は益) |
△ |
△ |
|
原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
△ |
△ |
|
原子力損害賠償費 |
|
|
|
持分変動損益(△は益) |
△ |
|
|
災害損失引当金戻入額 |
△ |
|
|
福島第二廃止損失 |
|
|
|
売上債権の増減額(△は増加) |
|
△ |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
|
△ |
|
未払費用の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
|
その他 |
△ |
|
|
小計 |
|
|
|
利息及び配当金の受取額 |
|
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
|
東北地方太平洋沖地震による災害特別損失の支払額 |
△ |
△ |
|
原賠・廃炉等支援機構資金交付金の受取額 |
|
|
|
原子力損害賠償金の支払額 |
△ |
△ |
|
法人税等の支払額 |
△ |
△ |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
工事負担金等受入による収入 |
|
|
|
投融資による支出 |
△ |
△ |
|
投融資の回収による収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
社債の発行による収入 |
|
|
|
社債の償還による支出 |
△ |
△ |
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
|
短期借入れによる収入 |
|
|
|
短期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
|
その他 |
△ |
|
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
△ |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
|
△ |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
|
連結の範囲の変更による現金及び現金同等物の減少額 |
△ |
|
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
|
|
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数
連結子会社名は「第1 企業の概況 3.事業の内容の[事業系統図]」に記載している。
議決権の過半数を自己の計算において所有している、銚子洋上ウインドファーム㈱は、経営方針及び財務に係る重要な経営事項の決定について共同支配企業の同意が必要であることから、子会社ではなく、持分法適用の関連会社としている。
2.持分法の適用に関する事項
持分法適用の関連会社数
主な持分法適用関連会社は、㈱関電工、日本原子力発電㈱、㈱JERAほかである。
KK6安全対策共同事業㈱、ヒマル・エナジー・シンガポール社については、新たに設立したため、持分法適用の範囲に含めている。ダリアリ・エナジー社については、新たに株式を取得したため、持分法適用の範囲に含めている。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社はテプコ・リソーシズ社、テプコ・リニューアブル・パワー・シンガポール社、テプコ・イノベーション・アンド・インベストメンツ・ユーエス社、テプコ・エナジー・パートナー・インターナショナル(タイ)社、テプスコ・ベトナム社の5社(前連結会計年度は4社)であり、12月31日を決算日としている。
なお、連結財務諸表の作成にあたっては、各連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に重要な取引が生じた場合には、連結上必要な調整を行うこととしている。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 長期投資(その他有価証券)
時価のある有価証券は、決算日の市場価格等による時価法(売却原価は移動平均法)により評価し、その評価差額は全部純資産直入法によっている。
時価のない有価証券は、移動平均法による原価法によっている。
ロ たな卸資産
主として、収益性の低下に基づく簿価切下げを行う総平均法による原価法によっている。
ハ デリバティブ
時価法によっている。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産は定率法によっている。
無形固定資産は定額法によっている。
耐用年数は、法人税法に規定する基準と同一である。
なお、2005年度以降取得分の送電線路に係る地役権の耐用年数は、送電線路の耐用年数に準じた年数(36年)とし、それ以外の送電線路に係る地役権は平均残存耐用年数としている。
また、有形固定資産には特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産を計上しているが、当該廃止措置に係る費用の計上方法については、(8)原子力発電施設解体費の計上方法に記載している。
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
売掛債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上する方法によっている。
ロ 災害損失引当金
① 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの
新潟県中越沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上している。
② 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの
東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上している。
災害損失引当金に含まれる主な費用又は損失の計上方法等については以下のとおりである。
a 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失
政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(2011年12月21日)が策定され(2019年12月27日最終改訂)、当社はこの主要な目標工程等を達成するための具体的な計画として「廃炉中長期実行プラン2021」(2021年3月25日改訂)を策定した。
これらに係る費用又は損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額を計上している。ただし、原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画における炉心等除去に要する費用は、ここには含んでいない。当炉心等除去に要する費用の詳細は、「(3)重要な引当金の計上基準 ハ 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金」に記載している。通常の見積りが困難であるものは、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。
なお、当損失又は費用の見積りに関して、通常の見積りが可能なものと困難であるものと分類した上で、それぞれの見積方法、並びに見積りに含まれる不確実性の詳細は、「(重要な会計上の見積り) 1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。
b 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用
今後の使用が見込めない加工中等核燃料に係る処理費用について、当該費用の現価相当額(割引率4.0%)を計上している。
なお、装荷核燃料に係る処理費用はその他固定負債に含めて表示している。
③ 台風第19号(東日本台風)及び第21号により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの
2019年10月に発生した台風第19号(東日本台風)及び第21号により被災した資産の復旧等に要する費用に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上している。
④ 2020年7月の豪雨により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの
2020年7月に発生した豪雨により被災した資産の復旧等に要する費用に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上している。
⑤ 福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの
2021年2月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上している。
(追加情報)
災害損失引当金残高の内訳
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
① 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの |
5,112百万円 |
4,860百万円 |
|
② 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの |
512,791 |
496,381 |
|
うちa 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失 |
504,326 |
488,443 |
|
b 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用 |
6,366 |
6,620 |
|
c その他 |
2,099 |
1,317 |
|
③ 台風第15号(房総半島台風)、第19号(東日本台風)及び第21号により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの |
5,100 |
1,034 |
|
④ 2020年7月の豪雨により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの |
- |
8 |
|
⑤ 福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの |
- |
7,898 |
|
計 |
523,004 |
510,183 |
ハ 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金
東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画に定める金額のうち炉心等除去に要する費用を計上している。また、申請額のうち、未承認額は特定原子力施設炉心等除去準備引当金に、既承認額は特定原子力施設炉心等除去引当金に計上している。
なお、当損失又は費用の見積りに関する不確実性の詳細は、「(重要な会計上の見積り) 1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。
(追加情報)
廃炉等積立金
原賠機構法第55条の3第1項の規定に基づき、機構より通知を受け、積立てを行った金額を廃炉等積立金として計上している。なお、当該積立金は、廃炉等実施認定事業者の廃炉等の適正かつ着実な実施を確保するため、2018年度より、原賠機構法の規定に基づき、機構に積立てを実施しているものである。当該積立金と積立スキーム図及び関連する引当金との関係については、「(重要な会計上の見積り) 1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。
ニ 原子力損害賠償引当金
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当連結会計年度末における賠償見積額を原子力損害賠償引当金に計上している。賠償額の見積りは、原子力損害賠償紛争審査会が決定する原子力損害に関する中間指針等の賠償に関する国の指針や、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づいている。
なお、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、当連結会計年度末における合理的な見積額を計上している。
(追加情報)
電気事業会計規則に基づき、当連結会計年度末において、補償契約法の規定による補償金の受入額188,926百万円及び放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額に係る未収金1,901,963百万円は、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金及び原子力損害賠償引当金から控除している。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
① 賠償及び除染に係る引当金の計上方法
東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当連結会計年度末における賠償見積額を原子力損害賠償引当金に計上している。賠償額の見積りは、原子力損害賠償紛争審査会が決定する、原子力損害に関する中間指針等の賠償に関する国の指針や、放射性物質汚染対処特措法等の法律、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づいている。
なお、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、当連結会計年度末における合理的な見積額を計上している。
② 除染に係る引当金の相殺表示
同原子力損害の除染に係る賠償に要する費用への備えについては、電気事業会計規則に基づき、当連結会計年度末において、原子力損害賠償引当金を、同額の未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金と相殺表示している。
具体的には、当連結会計年度末において、補償契約法の規定による補償金の受入額188,926百万円及び放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額に係る未収金1,824,484百万円は、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金及び原子力損害賠償引当金から控除している。
ホ 原子力発電工事償却準備引当金
原子力発電所の運転開始直後に発生する減価償却費の負担を平準化するため、電事法第27条の3及び同条の29の規定により、原子力償却準備引当金省令に基づき計上している。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上している。
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。
過去勤務費用は、主としてその発生時に全額を費用処理している。
数理計算上の差異は、主として各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の当連結会計年度から費用処理している。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上している。
(5)重要なヘッジ会計の方法
イ ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっている。また、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理によっている。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 金利スワップ
ヘッジ対象 長期借入金の利息支払額の一部
ハ ヘッジ方針
デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、金利変動によるリスクをヘッジすることを目的としている。
ニ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を半期毎に比較してヘッジの有効性を評価している。ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略している。
(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなる。
(7)使用済燃料再処理等拠出金費の計上方法
使用済燃料の再処理等の実施に要する費用は、改正再処理等積立金法第4条第1項に規定する拠出金を、運転に伴い発生する使用済燃料の量に応じて費用計上する方法によっている。当拠出金を使用済燃料再処理機構に納付することにより原子力事業者の費用負担の責任が果たされ、同機構が再処理等を実施することとなる。
なお、使用済燃料の再処理関連加工に係る拠出金については、使用済燃料再処理関連加工仮勘定に計上している。
(8)原子力発電施設解体費の計上方法
イ 通常時の処理方法
原子炉等規制法に規定された特定原子力発電施設の廃止措置に係る費用の計上方法については、資産除去債務適用指針第8項を適用し、解体引当金省令の規定に基づき、経済産業大臣の承認を受けた原子力発電施設解体費の総見積額を、発電設備の見込運転期間にわたり定額法で計上する方法によっている。
ロ 廃炉時の処理方法
エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴って、原子炉を廃止する場合で、発電事業者の申請に基づき経済産業大臣の承認を受けたときは、特定原子力発電施設の廃止日の属する月から起算して10年が経過する月までの期間にわたり、定額法で費用計上している。
なお、総見積額の現価相当額を資産除去債務に計上している。
(追加情報)
福島第一原子力発電所1~4号機の解体費用の見積り
被災状況の全容の把握が困難であることから、今後変動する可能性があるものの、当連結会計年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。
なお、福島第一原子力発電所の解体に係る費用について、当該費用及び資産除去債務とその他の引当金との関係については、「(重要な会計上の見積り) 1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。
(9)原子力廃止関連仮勘定償却費の計上方法及び廃炉円滑化負担金
廃炉の円滑な実施等を目的として廃炉会計制度が措置され、エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴い廃止した原子炉においては、その残存簿価等について同制度の適用を受けることで一般送配電事業者の託送料金の仕組みを通じて回収することとなる。
なお、従前は小売規制料金による回収が認められてきたが、制度継続の観点から2020年10月より現在の回収方法に移行されている。
イ 原子力廃止関連仮勘定の償却
当社は2019年7月31日の取締役会決議により、福島第二原子力発電所1~4号機の廃止を決定したことから、同日、電気事業会計規則第28条の3第2項に基づき、経済産業大臣に原子力廃止関連仮勘定承認申請書を提出し、同年8月19日に承認され、当該原子炉の廃止に伴って生ずる使用済燃料再処理等拠出金費(使用済燃料再処理等既発電費を除く)及び当該燃料の解体に要する費用に相当する額を原子力廃止関連仮勘定に計上している。
原子力廃止関連仮勘定は電事法施行規則改正省令附則第8条の規定に基づき、一般送配電事業者からの払渡しに応じて償却している。
ロ 廃炉円滑化負担金
電事法施行規則第45条の21の6の規定に基づき、原子力廃止関連仮勘定及び原子力発電施設解体引当金の要引当額について、経済産業大臣に廃炉円滑化負担金承認申請書を提出し、2020年7月22日に承認され、東京電力パワーグリッド株式会社及び東北電力ネットワーク株式会社において電事法施行規則第45条の21の5の規定に基づき、2020年10月1日を実施期日として託送供給等約款の変更を行い、廃炉円滑化負担金の回収及び当社への払渡しを行っている。
一般送配電事業者から払い渡された廃炉円滑化負担金は、電気事業会計規則に基づき、廃炉円滑化負担金相当収益として計上している。
(10)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっている。
1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
当連結会計年度の連結財務諸表に計上した災害損失引当金は488,443百万円、特定原子力施設炉心等除去引当金は170,369百万円である。
(2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
イ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法
① 廃炉に関連した見積りの前提
東京電力ホールディングス株式会社(以下、「東電HD」という)では、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(以下、「機構」という)により指定された額について、廃炉等に充てる資金の積立てを行い(廃炉等積立金)、機構と共同で、廃炉作業を想定した上で必要となる資金について取戻し計画を策定する。
当該計画について、経済産業大臣の承認を受けたのちに、廃炉等積立金の取戻しを行い、実際の廃炉作業への支出を行っている。廃炉作業に関連して発生する費用又は損失に係る引当金は、災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金(※)及び特定原子力施設炉心等除去引当金の三つの科目で連結貸借対照表上に計上している。
(※)当連結会計年度の廃炉等積立金の取戻しに関する計画において、新たな申請額がないことから当連結会計年度は計上していない。
災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金の関係
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引当の対象 |
取戻し計画の状況 |
引当金の名称 |
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取戻し計画に定める金額のうち炉心等除去に要する費用 |
大臣の承認前 |
特定原子力施設炉心等除去準備引当金 |
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大臣の承認後 |
特定原子力施設炉心等除去引当金 |
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その他 |
災害損失引当金 |
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② 会計上の見積方法
a 災害損失引当金
災害損失引当金に含まれる主な費用又は損失の計上方法等については以下のとおりである。
Ⅰ 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失
「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (3) 重要な引当金の計上基準 ロ 災害損失引当金」に記載の経緯を踏まえ、通常の見積りが可能な費用又は損失については、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額(原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画における炉心等除去に要する費用を除く)を計上している。一方、将来の工事等の具体的な内容を当連結会計年度末では想定できず、通常の見積りが困難である費用又は損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。
Ⅱ 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用
「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (3) 重要な引当金の計上基準 ロ 災害損失引当金」に記載している。
b 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金
「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (3) 重要な引当金の計上基準 ハ 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金」に記載している。
なお、事故炉である福島第一原子力発電所の解体費用の見積りについては、通常炉と同様の状況にまで復旧させるための費用は、災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金として計上し、通常炉としての解体費用については、原子力発電施設解体費として計上している。前者については、以下の不確実性が存在する一方、後者については、通常炉と同様の省令に準じた見積りとなる。
ロ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金に含まれる、主要な仮定とその不確実性は以下のとおりである。
① 通常の見積りが可能なもの
2021年3月25日に公表した廃炉中長期実行プランでは、廃炉の主要な作業プロセスを提示した。当連結会計年度末においては、これに基づき関連する費用の見積りを行っている。
福島第一原子力発電所の廃炉は過去に前例のない取組みであり、それ自体に不確実性を内包しているが、それでも至近3年程度は概念検討等が進んでいることから具体的な工事や作業を計画しやすい一方で、それ以降はこれから具体的な検討をするものが多く、中でもデブリ取出しに関しては本格的に取り出すための装置は構想に近い段階にある等、長期にわたる工事や作業の金額を見積もるにあたっては、多くの仮定を置かざるを得ない。今回の見積りでは、それぞれの作業プロセスにおいて、現在進められている国等の研究の状況や実施内容が類似する過去の作業内容に基づいた仮定を置いているが、今後の研究の進展や現場状況のより詳細な把握、ステップ・バイ・ステップのアプローチに基づく新たな技術的知見の獲得等により、見積りの前提として置いた仮定は見直しが必要となることも考えられる。このような場合、新たな作業や想定していた作業方法の変更、作業の範囲の見直し、作業単価の変動等が生じ、廃炉費用の見積りは変動する可能性がある。
② 通常の見積りが困難なもの
工事等の具体的な内容を現時点では想定できず、通常の見積りが困難な費用又は損失については、類似事例である米スリーマイル島原子力発電所(以下、「TMI」という)の事故における費用実績額に基づく概算額を計上している。
当見積りにおいては、TMIでの費用処理実績額に、TMIの事故発生時から福島第一原子力発電所の事故発生時までの間における物価上昇率、為替レート等に、取出し対象基数等を加味して算定を行っている。これには、廃炉に必要となる作業の種類、範囲及び量は、発電機の基数に比例する等の仮定に基づいているが、TMIと福島第一原子力発電所では、燃料デブリの量や、原子炉内の存在箇所の違いによる難易度の違い等、状況の差異があることから、想定した見積りと実際の作業の種類・範囲及び量が変動する可能性がある。また、事故炉の廃炉という極めて限定的かつ長期にわたって発生する作業について、作業の種類・範囲及び量が一定であったとした場合においても、物価水準の変動、技術革新の状況等が生じ、廃炉費用の見積りは変動する可能性がある。
ハ 翌連結会計年度の連結財務諸表に及ぼす影響
上記により、通常の見積りが可能なもの、通常の見積りが困難なもの、それぞれについて最善の見積りを行っているものの不確実性は存在し、今後の状況の変化によって、翌連結会計年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
2.原子力発電設備等の評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
当連結会計年度の連結財務諸表に計上した柏崎刈羽原子力発電所に係る原子力発電設備、建設仮勘定及び核燃料等は、930,670百万円である。
(2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
イ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法
会計上の見積方法
事業用の固定資産については、資産の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように帳簿価額を減額することが要求される。原子力発電設備等については、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位である発電所を資産グループに設定しており、このうち柏崎刈羽原子力発電所については、1~7号機の各ユニットに係る原子力発電設備等を一つの資産グループとし、電力取引契約を通じた電気料金収入などによる投資の回収状況を踏まえ、減損の判定を行っている。
同発電所は、従前より総合特別事業計画の下で、新規制基準への対応と地元のご理解を得るべく取組みを進めてきたが、「核物質防護設備の機能の一部喪失」、「ID不正使用」及び「安全対策工事の一部未完了」という一連の事案の発生を当社として大変重く受け止め、根本的な原因究明の上で抜本的な改革に取り組んでいく段階にある。同発電所は、2012年3月に定期点検のため6号機の稼働を停止して以降、現在まで長期にわたり不稼働状態が継続しており、こうした状況を踏まえ、当社は同発電所資産グループについて減損の兆候を認識し、減損損失の認識の検討を行った。
当該検討にあたっては、割引前将来キャッシュ・フローの総額を見積り、当資産グループの帳簿価額との比較を行った。
その結果、割引前将来キャッシュ・フローの見積総額が当資産グループの帳簿価額を上回るため、減損は不要と判断している。
ロ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
柏崎刈羽原子力発電所に係る原子力発電設備等の資産性評価に含まれる主要な仮定は、ユニットごとの稼働状況、安全対策工事に係るコスト、将来の電力価格であり、いずれも不確実性を含んでいる。今後は、一連の事案を踏まえた追加検査を含め、原子力規制委員会の安全規制審査に合格した上で立地自治体のご理解を得ていくことが必要となる。また、原子力規制委員会の新規制基準に対応するための安全対策工事に係るコストについては、計画されている工事についての材料費や作業員の労務費等の工事費の上振れの可能性に加え、原子力規制委員会の他の原子力発電事業者に対する審査も含めた今後の審査の進展により、新規制基準の改訂等による規制対応への要求事項の高度化・厳格化により工事費が上振れする可能性がある。さらに、将来の電力価格も、全国の電力需給の状況、火力発電の燃料費のベースとなる原油価格の状況やこれらを含めた日本卸電力取引所の電力価格等の状況などの影響に大きく依存する。
ハ 翌連結会計年度の連結財務諸表に及ぼす影響
上記の不確実性については、現時点において入手可能な情報をもとに最大限の見積りを行っているが、将来のこれらの項目の変動により、当社の財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性がある。今後減損会計の適用により、上記原子力発電設備、建設仮勘定及び核燃料等の総額の一部が影響を受ける可能性がある。
3.退職給付に係る負債及び資産
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
当連結会計年度の連結財務諸表に計上した退職給付に係る負債は332,201百万円、退職給付に係る資産は163,566百万円である。
(2) 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
イ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法
会計上の見積方法
「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (4) 退職給付に係る会計処理の方法」に記載している。
なお、退職給付債務の計算において使用する割引率は、主として、期末のダブルA格社債の利回り(指標利率)を基に決定しており、当連結会計年度は1.0%を採用している。また、年金資産の長期期待運用収益率は、運用方針や保有している年金資産のポートフォリオ及び過去の運用実績等を基に決定しており、主として、当連結会計年度は2.5%を採用している。
ロ 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定
従業員の退職給付に係る債務及び費用は、割引率、退職率、死亡率、年金資産の長期期待運用収益率、年金数理計算上の基礎率等について合理的な仮定に基づき見積もっているが、実績との差異や仮定の変動は、将来の退職給付に係る債務・費用に影響を及ぼす可能性がある。
指標利率の変動により割引率を変更することとなった場合は退職給付債務が変動するが、退職給付債務が10%以上変動しないと見込まれる場合は、重要性基準により変更しない。
また、年金資産として保有している株式や債券は、金融市場の動向により時価が変動する。
ハ 翌連結会計年度の連結財務諸表に及ぼす影響
上記により、最善の見積りを行っているものの不確実性は存在し、今後の状況の変化によって、翌連結会計年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
会計方針に基づき、数理計算上の差異は、主として、発生の当連結会計年度より3年間で定額償却しており、変動影響は以下のとおりである。
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退職給付債務への影響 |
退職給付費用への影響(年) |
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割引率0.1%あたり |
10,000百万円程度 |
3,300百万円程度 |
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年金資産運用収益率の差異1.0%あたり |
5,600百万円程度 |
1,800百万円程度 |
(収益認識に関する会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」
・「電気事業会計規則」
(1) 概要
「収益認識に関する会計基準」及び 「収益認識に関する会計基準の適用指針」については、国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)が、共同して収益認識に関する包括的な会計基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針とあわせて公表されたものである。
企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされている。
「電気事業会計規則」については、当該会計基準の適用を踏まえ改正されたものである。
(2) 適用予定日
2022年3月期の期首から適用する。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については評価中であるが、主たる影響として、再生可能エネルギー発電促進賦課金が、第三者のために回収する額に相当するため、収益認識における取引価格に含めず営業収益から負債勘定整理に変更し、対応する再生可能エネルギー特別措置法に基づく納付金も営業費用から当該負債勘定整理に変更することとなる。また、再生可能エネルギー特別措置法に基づく交付金も営業収益から営業費用の戻入に変更することとなる。
上記に伴う影響額を2021年3月期の実績で算定すると営業収益は、971,149百万円程度減少し、同額が営業費用から減少することとなる。また、上記以外の連結財務諸表に与える影響額については、軽微である。
なお、東京電力エナジーパートナー株式会社には、電力の小売全面自由化に伴う一般消費者保護のための料金規制経過措置が適用されており、電気事業会計規則に従い、一般家庭等の顧客に対して検針日基準による収益の計上処理(毎月、月末以外の日に実施する計量により確認した使用量に基づき収益を計上する処理)を行い、決算月に実施した計量の日から決算日までに生じた収益は翌月に計上している。
ただし、当該子会社に対する料金規制経過措置が廃止となった後は、決算月に実施した検針の日から決算日までに生じた収益は、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第103-2項に基づいて見積計上することとする。
(時価の算定に関する会計基準等)
・「時価の算定に関する会計基準」
・「棚卸資産の評価に関する会計基準」
・「金融商品に関する会計基準」
・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」
(1) 概要
国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)が、公正価値測定についてほぼ同じ内容の詳細なガイダンス(国際財務報告基準(IFRS)においてはIFRS第13号「公正価値測定」、米国会計基準においてはAccounting Standards CodificationのTopic 820「公正価値測定」)を定めている状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、主に金融商品の時価に関するガイダンス及び開示に関して、日本基準を国際的な会計基準との整合性を図る取組みが行われ、「時価の算定に関する会計基準」等が公表されたものである。
企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算定方法を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS第13号の定めを基本的に全て取り入れることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、財務諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとされている。
(2) 適用予定日
2022年3月期の期首から適用する。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
「時価の算定に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で未定である。
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りの開示に関する会計基準の適用に伴う変更
会計上の見積りの開示に関する会計基準を当連結会計年度から適用し、(重要な会計上の見積り)を記載している。
ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度に係る内容については記載していない。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「未払費用の増減額(△は減少)」は金額的重要性が増したため、区分掲記している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替を行っている。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△187,063百万円は、「未払費用の増減額(△は減少)」△72,175百万円、「その他」△114,888百万円として組み替えている。
原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産
原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産の残高は、497,641百万円(前連結会計年度は519,577百万円)である。
1.固定資産の工事費負担金等の受入れによる圧縮記帳額(累計)
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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391,509百万円 |
405,064百万円 |
2.有形固定資産の減価償却累計額
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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3.たな卸資産の内訳
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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商品及び製品 |
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仕掛品 |
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原材料及び貯蔵品 |
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4.担保資産及び担保付債務
(1)当社の総財産を社債及び㈱日本政策投資銀行借入金の一般担保に供している。
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
社債(1年以内に償還すべき金額を含む) |
734,642百万円 |
524,642百万円 |
|
㈱日本政策投資銀行借入金(1年以内に返済すべき金額を含む) |
107,976 |
56,821 |
(2)東京電力パワーグリッド㈱の総財産を社債及び㈱日本政策投資銀行借入金の一般担保に供している。
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
社債 |
1,480,000百万円 |
2,180,000百万円 |
|
㈱日本政策投資銀行借入金(1年以内に返済すべき金額を含む) |
437,843 |
- |
(3)東京電力エナジーパートナー㈱の総財産を㈱日本政策投資銀行借入金の一般担保に供している。
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
㈱日本政策投資銀行借入金(1年以内に返済すべき金額を含む) |
56,589百万円 |
-百万円 |
(4)原賠法に基づき、福島第一原子力発電所の原子炉の冷却や滞留水の処理等に対して、原子力事業者が講ずべき損害賠償措置として供託している。
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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流動資産 |
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その他 |
120,000百万円 |
120,000百万円 |
(5)一部の連結子会社が海外事業参画等に伴い担保に供している資産並びに担保付債務
担保に供している資産
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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固定資産 |
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投資その他の資産 |
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長期投資 |
399百万円 |
327百万円 |
|
関係会社長期投資 |
- |
4,667 |
|
流動資産 |
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現金及び預金 |
59 |
319 |
|
受取手形及び売掛金 |
- |
35 |
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計 |
458 |
5,349 |
上記資産を担保としている債務
|
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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流動負債 |
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短期借入金 |
-百万円 |
1,055百万円 |
(6)一部の連結子会社の出資会社における金融機関からの借入金等に対して担保に供している資産
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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固定資産 |
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投資その他の資産 |
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長期投資 |
4百万円 |
4百万円 |
なお、出資会社が債務不履行となっても、連結子会社の負担は当該出資等の金額に限定されている。
5.非連結子会社及び関連会社に対する株式及び出資金(うち、共同支配企業に対する投資の金額)
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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1,266,634百万円 (821,173) |
1,368,220百万円 (897,011) |
6.偶発債務
(1)保証債務
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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イ 以下の会社の金融機関からの借入金に対する保証債務 |
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日本原燃㈱ |
40,113百万円 |
25,327百万円 |
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エスケーゼット・ユー社 |
322 |
218 |
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ロ アイティーエム・オーアンドエム社のアラビアン・パワー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※) |
652 |
664 |
|
ハ ケプコ・イリハン社のフィリピン電力公社との売電契約の履行に対する保証債務(※) |
1,175 |
- |
|
ニ パイトン・オペレーション・アンド・メンテナンス・インドネシア社のパイトン・エナジー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※) |
481 |
489 |
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ホ 従業員の持ち家財形融資等による金融機関からの借入金に対する保証債務 |
118,500 |
104,990 |
|
計 |
161,246 |
131,689 |
(※)上記の保証債務残高のうち前連結会計年度2,309百万円、当連結会計年度1,153百万円については、㈱JERAとの間で、当社に債務保証履行による損失が生じた場合、同社が当該損失を補填する契約を締結している。
(2)原子力損害の賠償のうち除染等に係る偶発債務
前連結会計年度(2020年3月31日)及び当連結会計年度(2021年3月31日)
放射性物質汚染対処特措法に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用のうち、当連結会計年度末で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、合理的に見積もることができない。
なお、係る費用に対し機構は、原賠機構法に基づき、申請のあった原子力事業者に対し必要な資金援助を行うこととされている。
7.財務制限条項
前連結会計年度(2020年3月31日)
社債(7,437百万円)、1年以内に期限到来の固定負債(247,204百万円)及び短期借入金(976,764百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。
当連結会計年度(2021年3月31日)
社債(2,806百万円)、1年以内に期限到来の固定負債(251,836百万円)及び短期借入金(912,265百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。
8.土地再評価差額金
前連結会計年度(2020年3月31日)及び当連結会計年度(2021年3月31日)
土地再評価法に基づき、一部の持分法適用関連会社において事業用土地の再評価を行ったことによる土地再評価差額金の持分相当額である。
1.営業費用のうち販売費及び一般管理費の内訳
電気事業営業費用(相殺消去後5,409,287百万円、相殺消去額△58,964百万円(前連結会計年度は相殺消去後5,695,755百万円、相殺消去額△87,272百万円))に含まれる販売費及び一般管理費の金額(相殺消去前)は、370,574百万円(前連結会計年度343,338百万円)であり、主要な費目及び金額は以下のとおりである。
なお、電気事業における連結会社間の取引に係る相殺消去は電気事業営業費用総額で行っていることから、相殺消去前の金額を記載している。
※相殺消去額は、当社と各基幹事業会社との取引に係る相殺消去を除いた金額を記載している。
また、販売費及び一般管理費の金額(相殺消去前)は、当社と各基幹事業会社との取引を控除した金額を記載している。
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
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給料手当 |
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退職給与金 |
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委託費 |
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貸倒損 |
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(表示方法の変更)
貸倒損については、当連結会計年度において金額的重要性が増したため、前連結会計年度も含め主要な費目として表示している。
2.引当金繰入額
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
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特定原子力施設炉心等除去準備引当金 |
168,898百万円 |
-百万円 |
|
特定原子力施設炉心等除去引当金 |
6,099 |
168,898 |
|
災害損失引当金 |
228,580 |
18,063 |
|
原子力損害賠償引当金 |
107,915 |
140,796 |
3.研究開発費の総額
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
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4.災害特別損失及び財産偶発損の内容
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
(1)東北地方太平洋沖地震
東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失について、燃料デブリ取出しに係る準備の作業費用等を災害特別損失として374,071百万円計上している。
政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力統合対策室により策定された「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 ステップ2完了報告書」(平成23年12月16日)を受け、政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により中長期ロードマップが策定された(令和元年12月27日最終改訂)。
当社は中長期ロードマップの主要な目標工程等や原子力規制委員会により策定された「東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(2020年3月版)」(令和2年3月4日)に掲げる目標を達成するための具体的な計画として「廃炉中長期実行プラン2020」(2020年3月27日)を策定した。これらに係る費用又は損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額を計上している。
なお、中長期ロードマップに係る費用又は損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づき計上している金額を含め、今後変動の可能性があるものの、当連結会計年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。
(2)台風第15号(房総半島台風)、第19号(東日本台風)及び第21号
2019年9月から10月までの間に発生した台風第15号(房総半島台風)、第19号(東日本台風)及び第21号による滅失資産の簿価相当額を財産偶発損として321百万円計上するとともに、同台風により被災した資産の復旧等に要する修繕費、固定資産除却費等を災害特別損失として20,863百万円計上している。
5.原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金の内容
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、当社は事故の当事者であることを真摯に受け止め、被害を受けられた皆さまへの賠償を早期に実現するとの観点から、国の援助を受けながら原賠法に基づく賠償を実施しており、当該賠償見積額と前連結会計年度の見積額との差額を原子力損害賠償費に計上している。
当社は機構に対し、原賠機構法第43条第1項の規定に基づき、2020年3月19日に同日時点での要賠償額の見通し額への資金援助額の変更を申請したことから、2019年3月19日申請時の金額との差額を原賠・廃炉等支援機構資金交付金に計上している。
なお、電気事業会計規則に基づき、当連結会計年度において、放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額813,266百万円については原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金から控除している。
また、資金援助を受けるにあたっては、原賠機構法第52条第1項の規定により機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし連結会計年度ごとに機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当連結会計年度分として機構から通知を受けた額を除き、計上していない。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
(1)賠償及び除染に係るもの
イ 原子力損害賠償費
東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、原賠法
に基づく賠償を実施しており、当該賠償見積額と前連結会計年度の見積額との差額を原子力損害賠償費に計上している。
ロ 原賠・廃炉等支援機構資金交付金
当社は機構に対し、原賠機構法第43条第1項の規定に基づき、2021年3月22日に同時点での要賠償額の見通
し額への資金援助額の変更を申請したことから、2020年3月19日申請時の金額との差額を原賠・廃炉等支援機
構資金交付金に計上している。
(2)除染に係るもの
電気事業会計規則に基づき、当連結会計年度において、放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対
する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請
額297,251百万円については原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金から控除している。
(追加情報)
原賠・廃炉等支援機構特別負担金の計上方法
資金援助を受けるにあたっては、原賠機構法第52条第1項の規定により機構が定める特別な負担金を支払うこ
ととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし当連結会計年度ごとに機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当連結会計年度分として機構から通知を受けた額を除き、計上していない。
6.福島第二廃止損失及び災害損失引当金戻入額の内容
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
2019年7月31日の取締役会決議により、福島第二原子力発電所1~4号機の廃止を決定したことから、発電設備及び核燃料等の損失額について、福島第二廃止損失として95,651百万円を特別損失に計上するとともに、災害損失引当金に計上していた費用又は損失のうち、当該発電所において不要となる工事等に係る見積額を取り崩したことから災害損失引当金戻入額として113,526百万円を特別利益に計上している。
なお、福島第二廃止損失には、固定資産に係る減損損失として45,621百万円を含んでいる。
7.減損損失
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
(1)資産のグルーピングの方法
イ 電気事業に使用している固定資産
事業運営体制や電力取引契約などに基づき、以下のとおりグルーピングを区分している。
|
電気事業(固定資産)の種類 |
グルーピングの区分 |
|
水力発電事業固定資産 |
発電所又は発電種別単位 |
|
原子力発電事業固定資産 |
発電所単位 |
|
新エネルギー等発電事業固定資産 |
発電種別単位 |
|
上記を除く電気事業固定資産 |
電気事業一体 |
ロ 附帯事業に使用している固定資産
原則として事業ごとの資産グループとしている。
ハ イ及びロ以外の固定資産
原則として個別の資産ごととしている。
(2)減損損失の金額、認識した資産又は資産グループ
電気事業に使用している固定資産
|
資 産 |
場 所 |
種 類 |
金 額 (百万円) |
|
福島第二原子力発電所 |
福島県双葉郡楢葉町及び富岡町 |
土地、建物、構築物、 機械装置、建設仮勘定ほか |
45,621 |
|
新エネルギー等発電事業 固定資産 |
山梨県甲府市、神奈川県川崎市川崎区 |
土地、構築物、機械装置ほか |
3,738 |
イ及びロ以外の固定資産
|
資 産 |
場 所 |
種 類 |
金 額 (百万円) |
|
事業外固定資産ほか |
福島県双葉郡大熊町及び双葉町ほか |
機械装置ほか |
6,771 |
(3)減損損失の認識に至った経緯
福島第二原子力発電所1~4号機の廃止の決定や、今後の事業構造の変化により、市場価格を踏まえた電力取引契約の改定、並びに使用見込みのない固定資産について、投資の回収が困難であることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額している。
これらの減少額のうち、福島第二原子力発電所に係る減少額45,621百万円については福島第二廃止損失として、新エネルギー等発電事業固定資産のうち太陽光発電事業固定資産及び事業外固定資産ほかの減少額10,510百万円については減損損失として、それぞれを特別損失に計上している。
(4)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は使用価値又は正味売却価額により測定している。使用価値は、将来キャッシュ・フローを当社資本コストに基づいた割引率により算定している。正味売却価額は、売却見込額等合理的な見積りにより算定しているが、売却等の見積りが困難な場合は零円としている。
1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
その他有価証券評価差額金: |
|
|
|
当期発生額 |
794百万円 |
4,321百万円 |
|
組替調整額 |
1,691 |
57 |
|
税効果調整前 |
2,485 |
4,378 |
|
税効果額 |
△763 |
△732 |
|
その他有価証券評価差額金 |
1,722 |
3,646 |
|
為替換算調整勘定: |
|
|
|
当期発生額 |
580 |
△482 |
|
組替調整額 |
- |
- |
|
税効果調整前 |
580 |
△482 |
|
税効果額 |
- |
- |
|
為替換算調整勘定 |
580 |
△482 |
|
退職給付に係る調整額: |
|
|
|
当期発生額 |
△18,762 |
28,579 |
|
組替調整額 |
△4,017 |
8,033 |
|
税効果調整前 |
△22,780 |
36,612 |
|
税効果額 |
4,963 |
△6,650 |
|
退職給付に係る調整額 |
△17,816 |
29,962 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額: |
|
|
|
当期発生額 |
△25,071 |
2,421 |
|
組替調整額 |
878 |
8,576 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
△24,192 |
10,997 |
|
その他の包括利益合計 |
△39,706 |
44,123 |
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
種類 |
当連結会計年度期首株式数 (千株) |
当連結会計年度 増加株式数 (千株) |
当連結会計年度 減少株式数 (千株) |
当連結会計年度末株式数 (千株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
1,607,017 |
- |
- |
1,607,017 |
|
A種優先株式 |
1,600,000 |
- |
- |
1,600,000 |
|
B種優先株式 |
340,000 |
- |
- |
340,000 |
|
合計 |
3,547,017 |
- |
- |
3,547,017 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
4,791 |
25 |
10 |
4,806 |
|
合計 |
4,791 |
25 |
10 |
4,806 |
(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加25千株は、単元未満株式の買取りによる取得等であり、減少10千株は、持分法適用関連会社の持分比率減少に伴う自己株式(当社株式)の当社帰属分の変動等である。
2.新株予約権に関する事項
連結子会社における当連結会計年度末残高 3百万円
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
種類 |
当連結会計年度期首株式数 (千株) |
当連結会計年度 増加株式数 (千株) |
当連結会計年度 減少株式数 (千株) |
当連結会計年度末株式数 (千株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
1,607,017 |
- |
- |
1,607,017 |
|
A種優先株式 |
1,600,000 |
- |
- |
1,600,000 |
|
B種優先株式 |
340,000 |
- |
- |
340,000 |
|
合計 |
3,547,017 |
- |
- |
3,547,017 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
4,806 |
22 |
3 |
4,825 |
|
合計 |
4,806 |
22 |
3 |
4,825 |
(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加22千株は、単元未満株式の買取りによる取得等であり、減少3千株は、持分法適用関連会社の持分比率減少に伴う自己株式(当社株式)の当社帰属分の変動等である。
2.新株予約権に関する事項
連結子会社における当連結会計年度末残高 18百万円
1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
||
|
現金及び預金勘定 |
813,300 |
百万円 |
454,886 |
百万円 |
|
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 |
△1,157 |
|
△578 |
|
|
現金及び現金同等物 |
812,143 |
|
454,307 |
|
オペレーティング・リース取引
借主側
未経過リース料
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
1年内 |
158 |
79 |
|
1年超 |
212 |
183 |
|
合計 |
371 |
262 |
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
資金調達については、金融機関からの借入れ及び社債の発行等により、電気事業等の運営上、必要な設備資金等の確実な調達に努めている。
資金運用は短期的な預金等に限定している。
デリバティブ取引は、社内規程に基づきリスクヘッジの目的に限定して利用しており、トレーディング・投機目的での取引はない。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
投資有価証券は主に株式であり、市場価格等の変動リスクに晒されている。なお、上場株式については四半期ごとに時価の把握を行っている。
未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金(連結貸借対照表計上額490,125百万円)は、原賠機構法第41条第1項第1号に規定する資金交付に係る資金の未収金である。当該未収金は、東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故等に伴う原子力損害に係る賠償の履行に充てるため、機構から、その必要額の交付を受けるものであり、賠償に要する金額に基づいていることなどから、時価等については記載していない。
受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されている。当該リスクに関しては、社内規程に従い、相手先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、支払期日を経過してなお支払われない場合については、督促等を行い回収に努めている。
有利子負債には、金利変動リスクに晒されている借入れ及び社債があり、一部は金利スワップ取引を行うことにより当該リスクを回避している。
支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日である。
また、社債、借入金並びに支払手形及び買掛金は、流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)を有するが、資金繰計画を作成・更新する等により管理している。
デリバティブ取引は、借入金の支払金利の変動リスクのヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引であり、社内規定に基づき執行箇所及び管理箇所が定められている。これらは、取引相手の契約不履行による信用リスクを有するが、デリバティブ取引の相手として、信用度の高い金融機関を選択しており、そのリスクは極めて低いと判断している。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性の評価方法等については、前述の「会計方針に関する事項」の「重要なヘッジ会計の方法」に記載している。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれている。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがある。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではない。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりである。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれていない。((注2)参照。)
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額(※1)(百万円) |
時価(※1)(百万円) |
差額(百万円) |
|
(1)投資有価証券(※2) |
6,419 |
6,419 |
- |
|
(2)現金及び預金 |
813,300 |
813,300 |
- |
|
(3)受取手形及び売掛金 |
559,892 |
559,892 |
- |
|
(4)社債(※3) |
(2,214,642) |
(2,247,608) |
△32,966 |
|
(5)長期借入金(※3) |
(727,590) |
(738,352) |
△10,762 |
|
(6)短期借入金 |
(1,972,699) |
(1,972,699) |
- |
|
(7)支払手形及び買掛金 |
(315,974) |
(315,974) |
- |
(※1)負債に計上されているものについては、( )で示している。
(※2)連結貸借対照表上、「長期投資」に計上されている。
(※3)連結貸借対照表上、「1年以内に期限到来の固定負債」に計上されているものが含まれている。
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額(※1)(百万円) |
時価(※1)(百万円) |
差額(百万円) |
|
(1)投資有価証券(※2) |
10,845 |
10,845 |
- |
|
(2)現金及び預金 |
454,886 |
454,886 |
- |
|
(3)受取手形及び売掛金 |
674,112 |
674,112 |
- |
|
(4)社債(※3) |
(2,705,412) |
(2,776,013) |
△70,601 |
|
(5)長期借入金(※3) |
(215,925) |
(225,728) |
△9,803 |
|
(6)短期借入金 |
(1,967,761) |
(1,967,761) |
- |
|
(7)支払手形及び買掛金 |
(307,293) |
(307,293) |
- |
(※1)負債に計上されているものについては、( )で示している。
(※2)連結貸借対照表上、「長期投資」に計上されている。
(※3)連結貸借対照表上、「1年以内に期限到来の固定負債」に計上されているものが含まれている。
(注1)金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項
(1)投資有価証券
株式は取引所の価格によっている。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記参照。
(2)現金及び預金、並びに(3)受取手形及び売掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
(4)社債
社債のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映していることから、時価は帳簿価額にほぼ等しいと考えられるため、当該帳簿価額によっている。固定金利によるもののうち市場価格のあるものの時価は、市場価格によっている。市場価格のないものについては、元利金を同様の社債を発行した場合に適用されると考えられる利率で割り引いて現在価値を算定している。
(5)長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映していることから、時価は帳簿価額にほぼ等しいと考えられるため、当該帳簿価額によっている。固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入れにおいて想定される利率で割り引いて現在価値を算定している。ただし、金利スワップの特例処理の対象とされている長期借入金(「デリバティブ取引関係」注記参照)については、その金利スワップのレートを借入金利とみなして現在価値を算定している。
(6)短期借入金、並びに(7)支払手形及び買掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっている。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
非上場株式 |
10,159 |
9,586 |
|
その他 |
13,443 |
14,447 |
|
合計 |
23,602 |
24,034 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(1)投資有価証券」には含めていない。
(注3)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券のうち満期があるもの |
|
|
|
|
|
債券 |
|
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
現金及び預金(※) |
813,300 |
- |
- |
- |
|
受取手形及び売掛金 |
559,892 |
- |
- |
- |
|
合計 |
1,373,192 |
- |
- |
- |
(※)現金及び預金の1年以内の償還予定額には現金を含んでいる。
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券のうち満期があるもの |
|
|
|
|
|
債券 |
|
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
現金及び預金(※) |
454,886 |
- |
- |
- |
|
受取手形及び売掛金 |
674,112 |
- |
- |
- |
|
合計 |
1,128,999 |
- |
- |
- |
(※)現金及び預金の1年以内の償還予定額には現金を含んでいる。
(注4)社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
社債 |
457,204 |
99,631 |
221,999 |
160,000 |
200,806 |
1,075,000 |
|
長期借入金 |
511,664 |
46,497 |
23,765 |
57,102 |
28,084 |
60,475 |
|
短期借入金 |
1,972,699 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
2,941,568 |
146,129 |
245,765 |
217,102 |
228,890 |
1,135,475 |
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
社債 |
346,836 |
221,999 |
260,000 |
200,806 |
210,000 |
1,465,769 |
|
長期借入金 |
46,497 |
23,765 |
57,102 |
28,084 |
10,657 |
49,818 |
|
短期借入金 |
1,967,761 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
2,361,095 |
245,765 |
317,102 |
228,890 |
220,657 |
1,515,588 |
その他有価証券
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
種類 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
(連結貸借対照表計上額が取得原価 を超えるもの) |
|
|
|
|
株式 |
226 |
135 |
91 |
|
債券 |
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
226 |
135 |
91 |
|
(連結貸借対照表計上額が取得原価 を超えないもの) |
|
|
|
|
株式 |
6,192 |
7,971 |
△1,778 |
|
債券 |
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
6,192 |
7,971 |
△1,778 |
|
合計 |
6,419 |
8,106 |
△1,687 |
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
種類 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
(連結貸借対照表計上額が取得原価 を超えるもの) |
|
|
|
|
株式 |
10,843 |
8,225 |
2,617 |
|
債券 |
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
10,843 |
8,225 |
2,617 |
|
(連結貸借対照表計上額が取得原価 を超えないもの) |
|
|
|
|
株式 |
2 |
3 |
△0 |
|
債券 |
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
2 |
3 |
△0 |
|
合計 |
10,845 |
8,228 |
2,617 |
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
金利関連
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
ヘッジ会計 の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ 対象 |
契約額等 (百万円) |
うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
時価の 算定方法 |
|
金利スワップの特例処理 |
金利スワップ取引 支払固定・受取変動 |
長期借入金 |
24,468 |
24,168 |
(※) |
- |
|
合計 |
24,468 |
24,168 |
- |
|
||
(※) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、「金融商品関係」注記におけるデリバティブ取引の「連結貸借対照表計上額」、「時価」には含まれていない。
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
ヘッジ会計 の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ 対象 |
契約額等 (百万円) |
うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
時価の 算定方法 |
|
金利スワップの特例処理 |
金利スワップ取引 支払固定・受取変動 |
長期借入金 |
24,168 |
24,168 |
(※) |
- |
|
合計 |
24,168 |
24,168 |
- |
|
||
(※) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、「金融商品関係」注記におけるデリバティブ取引の「連結貸借対照表計上額」、「時価」には含まれていない。
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けているほか、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けている。
当社については、確定給付企業年金制度、確定拠出年金制度及び退職一時金制度を有している。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
退職給付債務の期首残高 |
813,175百万円 |
803,194百万円 |
|
勤務費用 |
24,557 |
23,874 |
|
利息費用 |
7,872 |
7,785 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
980 |
7,862 |
|
退職給付の支払額 |
△41,880 |
△43,941 |
|
企業結合に伴う減少額 |
△1,512 |
- |
|
転籍に伴う減少額 |
- |
△40,915 |
|
その他 |
0 |
0 |
|
退職給付債務の期末残高 |
803,194 |
757,860 |
(注)一部の退職給付制度では、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用している。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
年金資産の期首残高 |
580,279百万円 |
555,452百万円 |
|
期待運用収益 |
14,223 |
13,599 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△27,117 |
50,552 |
|
事業主からの拠出額 |
5,829 |
5,712 |
|
退職給付の支払額 |
△18,367 |
△17,994 |
|
転籍に伴う減少額 |
- |
△18,689 |
|
その他(注2) |
604 |
593 |
|
年金資産の期末残高 |
555,452 |
589,225 |
(注)1.簡便法を採用している退職給付制度の年金資産を含んでいる。
2.従業員拠出による増加等である。
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
積立型制度の退職給付債務 |
437,284百万円 |
426,950百万円 |
|
年金資産 |
△555,452 |
△589,225 |
|
|
△118,168 |
△162,274 |
|
非積立型制度の退職給付債務 |
365,910 |
330,909 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
247,741 |
168,634 |
|
|
|
|
|
退職給付に係る負債 退職給付に係る資産 |
368,475 △120,734 |
332,201 △163,566 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
247,741 |
168,634 |
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
勤務費用(注1、2) |
23,936百万円 |
23,262百万円 |
|
利息費用 |
7,872 |
7,785 |
|
期待運用収益 |
△14,223 |
△13,599 |
|
数理計算上の差異の費用処理額 |
5,477 |
△5,264 |
|
過去勤務費用の費用処理額 |
△158 |
△119 |
|
転籍に伴う費用処理額 |
- |
△204 |
|
その他(注3) |
19 |
20 |
|
確定給付制度に係る退職給付費用 |
22,923 |
11,880 |
(注)1.簡便法を採用している退職給付制度の退職給付費用を含んでいる。
2.従業員拠出額を控除している。
3.早期割増退職金等である。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
過去勤務費用 |
△158百万円 |
△119百万円 |
|
数理計算上の差異 |
△22,621 |
36,732 |
|
合 計 |
△22,780 |
36,612 |
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
未認識過去勤務費用 |
85百万円 |
△34百万円 |
|
未認識数理計算上の差異 |
△18,392 |
18,339 |
|
合 計 |
△18,307 |
18,305 |
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
生保一般勘定 |
48% |
44% |
|
債券 |
31 |
30 |
|
株式 |
17 |
25 |
|
その他 |
4 |
1 |
|
合 計 |
100 |
100 |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
割引率 |
主として1.0% |
主として1.0% |
|
長期期待運用収益率 |
主として2.5% |
主として2.5% |
|
予想昇給率 |
主として5.8% |
主として5.8% |
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度3,780百万円、当連結会計年度3,793百万円である。
1.ストック・オプションに係る当連結会計年度における費用計上額及び科目名
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
その他事業営業費用 |
3 |
15 |
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
|
会社名 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
|
名称 |
第2回ストック・オプション |
第3回ストック・オプション① |
第3回ストック・オプション② |
|
決議年月日 |
2018年6月11日 |
2019年1月18日 |
2019年1月18日 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
同社使用人 2名 退職者 1名 |
同社外部アドバイザー 5名 |
同社使用人 1名 |
|
株式の種類及び付与数(注1) |
普通株式 28,937株 |
普通株式 500株 |
普通株式 7,825株 |
|
付与日 |
普通株式55,000株を2018年7月11日より毎月11日に1/48ずつ付与 |
普通株式500株を2019年2月18日より毎月18日に1/24ずつ付与 |
普通株式15,000株を2019年3月18日より毎月18日に1/48ずつ付与 |
|
権利確定条件 |
権利行使時において同社の役員又は使用人であることを要する。ただし、取締役会が正当な理由があると認めた場合については、この限りではない。その他の細目は新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
権利行使時において同社の役員又は使用人であることを要する。ただし、取締役会が正当な理由があると認めた場合については、この限りではない。その他の細目は新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
|
対象勤務期間 |
2018年6月11日~ 2020年6月10日 |
2019年1月18日~ 2021年1月18日 |
2019年2月18日~ 2021年2月18日 |
|
権利行使期間 |
2020年6月11日~ 2028年6月10日 |
2021年1月19日~ 2029年1月18日 |
2021年2月19日~ 2029年2月18日 |
|
会社名 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
|
名称 |
第3回ストック・オプション③ |
第3回ストック・オプション④ |
第4回ストック・オプション(A) |
|
決議年月日 |
2019年1月18日 |
2019年1月18日 |
2020年6月9日 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
退職者 1名 |
同社使用人 1名 |
同社役員 1名 同社使用人 2名 |
|
株式の種類及び付与数(注1) |
普通株式 756株 |
普通株式 198株 |
普通株式 9,576株 |
|
付与日 |
普通株式3,000株を2019年7月7日より毎月7日に1/48ずつ付与 |
普通株式500株を2019年10月19日より毎月19日に1/48ずつ付与 |
普通株式51,000株を2020年7月9日より毎月9日に1/48ずつ付与 |
|
権利確定条件 |
権利行使時において同社の役員又は使用人であることを要する。ただし、取締役会が正当な理由があると認めた場合については、この限りではない。その他の細目は新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
権利行使時において同社の役員又は使用人であることを要する。ただし、取締役会が正当な理由があると認めた場合については、この限りではない。その他の細目は新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
|
対象勤務期間 |
2019年6月7日~ 2021年6月7日 |
2019年9月20日~ 2021年9月19日 |
- |
|
権利行使期間 |
2021年6月8日~ 2029年6月7日 |
2021年9月20日~ 2029年9月19日 |
2022年6月10日~ 2030年6月9日 |
|
会社名 |
TRENDE株式会社 |
TEPCOライフサービス 株式会社(注2) |
|
名称 |
第4回ストック・オプション(B) |
第1回ストック・オプション |
|
決議年月日 |
2020年6月9日 |
2020年3月30日(注3) |
|
付与対象者の区分及び人数 |
同社役員 1名 同社使用人 1名 |
同社役員 3名 同社使用人 5名 |
|
株式の種類及び付与数(注1) |
普通株式 17,820株 |
普通株式 1,465株 |
|
付与日 |
普通株式95,000株を2020年7月9日より毎月9日に1/48ずつ付与 |
2020年3月30日 |
|
権利確定条件 |
新株予約権割当契約書に定めるところによる。 |
①新株予約権の割当てを受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、発行日から2年後の応当日時点まで継続して同社の取締役又は従業員の地位にあることを要する。ただし、同社取締役会が承認した場合は、この限りではない。 ②新株予約権者は、権利行使時においても、同社の取締役又は従業員の地位にあることを要する。ただし、同社取締役会が承認した場合は、この限りではない。 ③新株予約権の相続は認められないものとする。ただし、同社取締役会が承認した場合は、この限りではない。 ④新株予約権の質入その他一切の処分は認められないものとする。ただし、同社取締役会が承認した場合は、この限りではない。 |
|
対象勤務期間 |
- |
2020年3月30日~ 2022年3月30日 |
|
権利行使期間 |
2022年6月10日~ 2030年6月9日 |
2020年4月21日~ 2030年3月30日 |
(注)1.株式数に換算して記載している。
2.TEPCOライフサービス㈱は、2020年4月21日に株式移転によりTEPCOフィンテック㈱(旧TEPCOライフサービス㈱)の完全親会社として設立されたため、TEPCOフィンテック㈱(旧TEPCOライフサービス㈱)が発行していた新株予約権は同日をもって消滅し、当該新株予約権の新株予約権者に対し、基準時における当該新株予約権の総数と同数の新株予約権を交付している。
3.TEPCOフィンテック㈱(旧TEPCOライフサービス㈱)にて決議された年月日を記載している。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載している。
① ストック・オプションの数
|
会社名 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TEPCOライフサービス株式会社 |
|
名称 |
第2回ストック・オプション |
第3回ストック・オプション |
第4回ストック・オプション |
第1回ストック・オプション |
|
決議年月日 |
2018年6月11日 |
2019年1月18日 |
2020年6月9日 |
2020年3月30日 |
|
権利確定前(株) |
|
|
|
|
|
前連結会計年度末 |
20,801 |
5,052 |
- |
- |
|
付与 |
8,136 |
4,227 |
27,396 |
1,465 |
|
失効 |
- |
- |
- |
794 |
|
権利確定 |
28,937 |
8,325 |
- |
- |
|
未確定残 |
- |
954 |
27,396 |
671 |
|
権利確定後(株) |
|
|
|
|
|
前連結会計年度末 |
- |
- |
- |
- |
|
権利確定 |
28,937 |
8,325 |
- |
- |
|
権利行使 |
- |
- |
- |
- |
|
失効 |
- |
- |
- |
- |
|
未行使残 |
28,937 |
8,325 |
- |
- |
② 単価情報
|
会社名 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TRENDE株式会社 |
TEPCOライフサービス株式会社 |
|
名称 |
第2回ストック・オプション |
第3回ストック・オプション |
第4回ストック・オプション |
第1回ストック・オプション |
|
決議年月日 |
2018年6月11日 |
2019年1月18日 |
2020年6月9日 |
2020年3月30日 |
|
権利行使価格(円) |
400 |
1,900 |
2,400 |
1 |
|
行使時平均株価(円) |
- |
- |
- |
- |
|
付与日における公正な評価単価(円) |
- |
- |
- |
- |
3.当連結会計年度において付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
TRENDE株式会社
ストック・オプションの付与日時点において未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価単価は、単位当たりの本源的価値を見積る方法によっている。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式の評価方法は、時価純資産価額方式により算定した価格を用いている。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみを反映させる方法を採用している。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(1)当連結会計年度末における本源的価値の合計額 33百万円
(2)当連結会計年度において権利行使された本源的価値の合計額 -百万円
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
資産除去債務 |
169,481百万円 |
|
168,017百万円 |
|
災害損失引当金 |
145,935 |
|
142,895 |
|
原子力損害賠償引当金 |
139,001 |
|
137,521 |
|
減損損失 |
135,512 |
|
126,704 |
|
退職給付に係る負債 |
110,311 |
|
102,128 |
|
税務上の繰越欠損金(注2) |
17,160 |
|
91,796 |
|
送電線路に係る地役権償却額 |
72,941 |
|
73,545 |
|
その他 |
139,361 |
|
193,586 |
|
繰延税金資産 小計 |
929,706 |
|
1,036,195 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2) |
△17,133 |
|
△91,638 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△652,720 |
|
△613,185 |
|
評価性引当額 小計(注1) |
△669,853 |
|
△704,824 |
|
繰延税金資産 合計 |
259,852 |
|
331,371 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
△138,491 |
|
△137,235 |
|
特定原子力施設炉心等除去準備金 |
△1,342 |
|
△47,703 |
|
その他 |
△92,859 |
|
△126,518 |
|
繰延税金負債 合計 |
△232,694 |
|
△311,457 |
|
繰延税金資産 純額 |
27,158 |
|
19,914 |
(注)1.評価性引当額が34,970百万円増加となった。この変動の主な内容は、当社において、税務上の繰越欠損金に関する将来減算一時差異が65,883百万円増加し、減損損失及びその他に関する将来減算一時差異がそれぞれ54,723百万円及び15,610百万円減少、並びに特定原子力施設炉心等除去準備金及びその他に関する将来加算一時差異がそれぞれ46,360百万円及び31,913百万円増加し、資産除去債務に関する将来加算一時差異が4,581百万円減少したことなどによるものである。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2020年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
125 |
120 |
80 |
75 |
70 |
16,687 |
17,160 |
|
評価性引当額 |
△125 |
△95 |
△80 |
△75 |
△70 |
△16,686 |
△17,133 |
|
繰延税金資産 |
- |
25 |
- |
- |
- |
1 |
26 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額である。
当連結会計年度(2021年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
90 |
80 |
75 |
70 |
7,235 |
84,243 |
91,796 |
|
評価性引当額 |
△90 |
△80 |
△75 |
△70 |
△7,235 |
△84,086 |
△91,638 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
157 |
157 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額である。
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、繰延税金資産の「その他」に含めて表示していた「税務上の繰越欠損金」、評価性引当額に含めて表示していた「税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額」、繰延税金負債の「その他」に含めて表示していた「特定原子力施設炉心等除去準備金」は、金額的重要性が増したため区分掲記している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組み替えを行っている。
この結果、前連結会計年度の繰延税金資産の「その他」115,873百万円は、「税務上の繰越欠損金」17,160百万円、「その他」139,361百万円などとして、前連結会計年度の評価性引当額△669,853百万円は、「税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額」△17,133百万円、「将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額」△652,720百万円として、前連結会計年度の繰延税金負債の「その他」△94,202百万円は、「特定原子力施設炉心等除去準備金」△1,342百万円、「その他」△92,859百万円として、それぞれ組み替えている。
(追加情報)
連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用
改正法人税法において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、グループ通算制度移行に係る税効果会計適用の取扱い第3項の取扱いにより、税効果適用指針第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法に基づいている。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2020年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
|
法定実効税率 |
28.0% |
|
28.0% |
|
(調整) |
|
|
|
|
持分法による投資損益 |
△40.3 |
|
△14.8 |
|
評価性引当額増減 |
116.8 |
|
△10.3 |
|
持分変動利益 |
△80.7 |
|
- |
|
試験研究費税額控除 |
△1.6 |
|
- |
|
その他 |
3.4 |
|
1.6 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
25.5 |
|
4.5 |
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、区分掲記していた「親子間税率差異」は、金額的重要性が乏しくなったため、「その他」に含めて表示している。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組み替えを行っている。
この結果、前連結会計年度において表示していた「親子間税率差異」2.5%、「その他」0.9%は、「その他」3.4%として組み替えている。
共通支配下の取引等
2020年4月1日付けで、当社の再生可能エネルギー発電事業を会社分割の方法により東京電力リニューアブルパ
ワー株式会社へ承継させた。
(1)取引の概要
イ 対象となった事業の名称及び当該事業の内容
再生可能エネルギー発電事業
ロ 企業結合日
2020年4月1日
ハ 企業結合の法的形式
当社を分割会社とし、当社の100%子会社である東京電力リニューアブルパワー株式会社を承継会社とする吸
収分割
二 結合後企業の名称
変更なし。
ホ 取引の目的を含む取引の概要
当社グループの再生可能エネルギーの認知度向上を志向した再生可能エネルギー電源への特化、国内外のパートナーとの連携や大規模な投資等に対する迅速な意思決定のための責任と権限の明確化、さらには、それを支える資金調達の柔軟化を目的として、再生可能エネルギー発電事業を承継会社へ吸収分割した。
(2)実施した会計処理の概要
企業結合会計基準及び企業結合及び事業分離等に関する適用指針に基づき、共通支配下の取引として処理している。
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
イ 当該資産除去債務の概要
主として、原子炉等規制法に規定された特定原子力発電施設の廃止措置について資産除去債務に計上している。
なお、これに対応する除去費用は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (8) 原子力発電施設解体費の計上方法」に記載している。
ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法
主として、特定原子力発電施設毎に発電設備の見込運転期間から運転開始後の期間を差引いた残存年数を支出発生までの見込期間としている。割引率は、2.3%を適用している。
ハ 当該資産除去債務の総額の増減
|
|
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
期首残高 |
949,823百万円 |
994,970百万円 |
|
期中変動額 |
45,147 |
21,948 |
|
期末残高 |
994,970 |
1,016,919 |
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
報告セグメントは「ホールディングス」、「フュエル&パワー」、「パワーグリッド」、「エナジーパートナー」、「リニューアブルパワー」の5つとしている。
各報告セグメントの主な事業内容は、以下のとおりである。
[ホールディングス]
経営サポート、各基幹事業会社(東京電力フュエル&パワー㈱、東京電力パワーグリッド㈱、東京電力エナジーパートナー㈱、東京電力リニューアブルパワー㈱)への共通サービスの効率的な提供、原子力発電等
[フュエル&パワー]
火力発電による電力の販売、燃料の調達、火力電源の開発、燃料事業への投資
[パワーグリッド]
送電・変電・配電による電力の供給、送配電・通信設備の建設・保守、設備土地・建物等の調査・取得・保全
[エナジーパートナー]
お客さまのご要望に沿った最適なトータルソリューションの提案、充実したお客さまサービスの提供、安価な電源調達
[リニューアブルパワー]
再生可能エネルギー発電による電力の販売、設備の維持管理、国内外における再生可能エネルギー電源の新規開発・投資
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一である。報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値である。セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場価格及び原価を基準に決定した価格に基づき算定している。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
調整額 (注1) |
連結 財務諸表 計上額 (注2) |
||||
|
|
ホール ディングス |
フュエル &パワー (注4) |
パワー グリッド |
エナジー パートナー |
リニューア ブルパワー |
|||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
計 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
セグメント利益 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
セグメント資産 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
受取配当金 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
受取利息 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
支払利息 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
持分法投資利益 又は損失(△) |
|
|
|
|
△ |
|
|
|
|
持分法適用会社への 投資額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額(注3) |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
(注)1.セグメント利益の調整額△130,356百万円には、セグメント間の受取配当金消去△134,777百万円等が含まれている。
セグメント資産の調整額△4,188,085百万円には、セグメント間取引による債権債務の相殺消去△2,708,850百万円、投資と資本の相殺消去△1,384,162百万円等が含まれている。
減価償却費の調整額△1,643百万円は、セグメント間取引消去である。
有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△2,333百万円は、セグメント間取引消去である。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と調整を行っている。
3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、資産除去債務相当資産に計上した金額を含めていない。
4.燃料受入・貯蔵・送ガス事業及び既存火力発電事業等を株式会社JERAに承継している。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
調整額 (注1) |
連結 財務諸表 計上額 (注2) |
||||
|
|
ホール ディングス |
フュエル &パワー |
パワー グリッド |
エナジー パートナー |
リニューア ブルパワー |
|||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
計 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
セグメント利益又は損失(△) |
△ |
|
|
|
|
|
△ |
|
|
セグメント資産 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
受取配当金 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
受取利息 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
支払利息 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
持分法投資利益 又は損失(△) |
|
|
|
|
△ |
|
△ |
|
|
持分法適用会社への 投資額 |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
|
有形固定資産及び 無形固定資産の増加額(注3) |
|
|
|
|
|
|
△ |
|
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△95,633百万円には、セグメント間の受取配当金消去△90,881百万円等が含まれている。
セグメント資産の調整額△4,721,738百万円には、セグメント間取引による債権債務の相殺消去△2,924,648百万円、投資と資本の相殺消去△1,691,101百万円等が含まれている。
減価償却費の調整額△405百万円は、セグメント間取引消去である。
有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△2,429百万円は、セグメント間取引消去である。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と調整を行っている。
3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、資産除去債務相当資産に計上した金額を含めていない。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
当社は、再生可能エネルギーの主力電源化を推し進めるため、2020年4月1日付けで再生可能エネルギー発電事
業を分社化し、東京電力リニューアブルパワー株式会社に承継させた。これに伴い、第1四半期連結会計期間よ
り、これまで「ホールディングス」に区分してきた再生可能エネルギー発電事業を、新たなセグメントとして「リ
ニューアブルパワー」に移行し、併せて関係会社のセグメントも変更している。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示している。
【関連情報】
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)及び当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略している。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略している。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
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(単位:百万円) |
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ホールディ ングス |
フュエル &パワー |
パワー グリッド |
エナジー パートナー |
リニューア ブルパワー |
全社・消去 |
合計 |
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減損損失 |
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福島第二廃止損失 |
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(注)福島第二原子力発電所の廃止に伴う減損損失は、連結損益計算書上、「福島第二廃止損失」に計上している。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
重要性が乏しいため、記載を省略している。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
重要性が乏しいため、記載を省略している。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
該当事項なし。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
該当事項なし。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
該当事項なし。
関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)
(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主等
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種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (百万円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の 所有(被所有)割合 |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
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主要株主 |
原子力損害賠償・廃炉等支援機構 |
東京都港区 虎ノ門 |
14,000 |
原賠機構法の規定による負担金の収納、資金援助、相談及び廃炉等積立金の管理 等 |
(被所有) 直接 50.09% |
原賠機構法に基づく資金援助の受入れ、負担金の納付及び廃炉等積立金の積立て |
交付資金の受入れ(注1) |
520,000 |
未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
494,613 |
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負担金の納付 (注2) |
106,740 |
未払費用 |
106,740 |
|||||||
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廃炉等積立金の積立て (注3) |
361,138 |
廃炉等積立金 |
390,150 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1.交付資金の受入れは、原賠機構法第41条第1項の規定に基づく資金援助である。
2.負担金の納付は、原賠機構法第38条第1項及び同法第52条第1項の規定に基づくものである。
3.廃炉等積立金の積立ては、原賠機構法第55条の3第1項の規定に基づくものである。
(イ)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
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種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (百万円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の 所有(被所有)割合 |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
|
関連会社 |
株式会社JERA |
東京都中央区 |
5,000 |
電気事業 ガス事業 燃料調達事業 |
所有 直接50% |
電気・ガスの購入 役員の兼任 |
電気・ガスの購入(注) |
1,837,314 |
関係会社 短期債務 |
180,150 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)取引価格は、市場実勢を勘案し、交渉の上決定している。
当連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)
(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主等
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (百万円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の 所有(被所有)割合 |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
|
主要株主 |
原子力損害賠償・廃炉等支援機構 |
東京都港区 虎ノ門 |
14,000 |
原賠機構法の規定による負担金の収納、資金援助、相談及び廃炉等積立金の管理 等 |
(被所有) 直接 50.09% |
原賠機構法に基づく資金援助の受入れ、負担金の納付及び廃炉等積立金の積立て |
交付資金の受入れ(注1) |
521,400 |
未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金 |
490,125 |
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負担金の納付 (注2) |
117,832 |
未払費用 |
117,832 |
|||||||
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廃炉等積立金の積立て (注3) |
280,425 |
廃炉等積立金 |
485,000 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1.交付資金の受入れは、原賠機構法第41条第1項の規定に基づく資金援助である。
2.負担金の納付は、原賠機構法第38条第1項及び同法第52条第1項の規定に基づくものである。
3.廃炉等積立金の積立ては、原賠機構法第55条の3第1項の規定に基づくものである。
(イ)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
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種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (百万円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の 所有(被所有)割合 |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (百万円) |
科目 |
期末残高 (百万円) |
|
関連会社 |
株式会社JERA |
東京都中央区 |
5,000 |
電気事業 ガス事業 燃料調達事業 |
所有 直接50% |
電気・ガスの購入 役員の兼任 |
電気・ガスの購入(注) |
1,431,075 |
関係会社 短期債務 |
152,941 |
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)取引価格は、市場実勢を勘案し、交渉の上決定している。
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項目 |
前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
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1株当たり純資産額 |
1,185円98銭 |
1,326円49銭 |
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1株当たり当期純利益 |
31円65銭 |
112円90銭 |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
10円12銭 |
36円39銭 |
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりである。
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前連結会計年度 (2020年3月31日) |
当連結会計年度 (2021年3月31日) |
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純資産の部の合計額(百万円) |
2,916,886 |
3,142,801 |
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純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) |
1,016,702 |
1,017,501 |
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(うち優先株式の払込額(百万円)) |
(1,000,000) |
(1,000,000) |
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(うち新株予約権(百万円)) |
(3) |
(18) |
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(うち非支配株主持分(百万円)) |
(16,699) |
(17,483) |
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普通株式に係る期末の純資産額(百万円) |
1,900,184 |
2,125,299 |
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1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の 普通株式の数(千株) |
1,602,211 |
1,602,192 |
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。
|
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
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1株当たり当期純利益 |
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親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
50,703 |
180,896 |
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普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
50,703 |
180,896 |
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普通株式の期中平均株式数(千株) |
1,602,220 |
1,602,201 |
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりである。
|
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前連結会計年度 (2019年4月1日から 2020年3月31日まで) |
当連結会計年度 (2020年4月1日から 2021年3月31日まで) |
|
親会社株主に帰属する当期純利益調整額 (百万円) |
△739 |
- |
|
(うち持分法適用関連会社の潜在株式による調整額(百万円)) |
(△739) |
(-) |
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普通株式増加数(千株) |
3,333,424 |
3,369,272 |
|
(うちA種優先株式(千株)) |
(1,066,666) |
(1,078,167) |
|
(うちB種優先株式(千株)) |
(2,266,666) |
(2,291,105) |
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(うちその他(千株)) |
(90) |
(-) |
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希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 |
連結子会社が発行する新株予約権 TRENDE㈱ 普通株式 25千株 TEPCOフィンテック㈱ (旧TEPCOライフサービス㈱) 普通株式 1千株 |
連結子会社が発行する新株予約権 TRENDE㈱ 普通株式 65千株 TEPCOライフサービス㈱ 普通株式 0千株 連結子会社が発行する転換社 債型新株予約権付社債 TRENDE㈱ 普通株式 320千株 |
本文中で用いた法令等の略称
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本文中の表記 |
法令等の名称 |
|
法人税法 |
法人税法(昭和40年3月31日 法律第34号) |
|
原賠機構法 |
原子力損害賠償・廃炉等支援機構法(平成23年8月10日 法律第94号) |
|
原子力損害に関する中間指針 |
東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針(平成23年8月5日) |
|
電気事業会計規則 |
電気事業会計規則(昭和40年 通商産業省令第57号) |
|
補償契約法 |
原子力損害賠償補償契約に関する法律(昭和36年6月17日 法律第148号) |
|
放射性物質汚染対処特措法 |
平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法(平成23年8月30日 法律第110号) |
|
電事法 |
電気事業法(昭和39年 法律第170号) |
|
原子力償却準備引当金省令 |
原子力発電工事償却準備引当金に関する省令(平成19年 経済産業省令第20号) |
|
改正再処理等積立金法 |
原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律(平成28年5月18日 法律第40号) |
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原子炉等規制法 |
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年6月10日 法律第166号) |
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資産除去債務適用指針 |
資産除去債務に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第21号 平成23年3月25日) |
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解体引当金省令 |
原子力発電施設解体引当金に関する省令(平成元年 通商産業省令第30号) |
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電事法施行規則改正省令 |
電気事業法施行規則等の一部を改正する省令(平成29年 経済産業省令第77号) |
|
電事法施行規則 |
電気事業法施行規則(平成7年 通商産業省令第77号) |
|
収益認識に関する会計基準 |
収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会) |
|
収益認識に関する会計基準の適用指針 |
収益認識に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日 企業会計基準委員会) |
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金融商品の時価等の開示に関する適用指針 |
金融商品の時価等の開示に関する適用指針(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員会) |
|
時価の算定に関する会計基準 |
時価の算定に関する会計基準(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会) |
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棚卸資産の評価に関する会計基準 |
棚卸資産の評価に関する会計基準(企業会計基準第9号 2019年7月4日 企業会計基準委員会) |
|
金融商品に関する会計基準 |
金融商品に関する会計基準(企業会計基準第10号 2019年7月4日 企業会計基準委員会) |
|
時価の算定に関する会計基準の適用指針 |
時価の算定に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準委員会) |
|
会計上の見積りの開示に関する会計基準 |
会計上の見積りの開示に関する会計基準(企業会計基準第31号 2020年3月31日) |
|
原賠法 |
原子力損害の賠償に関する法律(昭和36年6月17日 法律第147号) |
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土地再評価法 |
土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布 法律第34号) |
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改正法人税法 |
所得税法等の一部を改正する法律(令和2年3月31日 法律第8号) |
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グループ通算制度移行に係る税効果会計適用の取扱い |
連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い(実務対応報告第39号 2020年3月31日) |
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税効果適用指針 |
税効果会計に係る会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第28号 平成30年2月16日) |
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企業結合会計基準 |
企業結合に関する会計基準(企業会計基準第21号 平成31年1月16日) |
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企業結合及び事業分離等に関する適用指針 |
企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日) |
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会社名 |
銘柄 |
発行年月日 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
利率 (%) |
担保 |
償還期限 |
|
東京電力 ホールディングス |
普通社債(内債) |
2008.9.29~ 2021.3.30 |
(457,204) 734,642 |
(281,836) 524,642 |
0.579~ 2.401 |
一般担保 |
2020.4.28~ 2040.5.28 |
|
東京電力 パワーグリッド |
普通社債(内債) |
2017.3.9~ 2021.1.21 |
1,480,000 |
(65,000) 2,180,000 |
0.290~ 1.450 |
一般担保 |
2021.12.13~ 2041.1.21 |
|
TRENDE |
無担保転換社債型新株予約権付社債(注2) |
2020.6.15 |
- |
769 |
3.000 |
無担保 |
2030.6.14 |
|
合計 |
- |
(457,204) 2,214,642 |
(346,836) 2,705,412 |
- |
- |
- |
|
(注)1.( )内は、1年以内に償還が予定されている金額である。
2.新株予約権付社債に関する記載は次のとおりである。
|
銘柄 |
無担保転換社債型新株予約権付社債 |
|
発行すべき株式 |
普通株式 |
|
新株予約権の発行価額(円) |
無償 |
|
株式の発行価格(円) |
2,400 |
|
発行価額の総額(百万円) |
769 |
|
新株予約権の行使により発行した株式の発行価額の総額(百万円) |
- |
|
新株予約権の付与割合(%) |
100 |
|
新株予約権の行使期間 |
自 2023年6月16日 至 2030年6月14日 |
(注)本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権に係る本社債を出資するものとし、当該本社債の価額は、その額面金額と同額とする。
3.連結決算日後5年以内における償還予定額は以下のとおりである。
|
1年以内 (百万円) |
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
346,836 |
221,999 |
260,000 |
200,806 |
210,000 |
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) |
215,925 |
169,427 |
1.900 |
2022.4.28~ 2030.9.8 |
|
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) |
56,261 |
69,064 |
- |
2022.4.1~ 2046.11.30 |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
511,664 |
46,497 |
1.222 |
- |
|
1年以内に返済予定のリース債務 |
7,183 |
9,180 |
- |
- |
|
短期借入金 |
1,972,699 |
1,967,761 |
0.637 |
- |
|
合計 |
2,763,735 |
2,261,932 |
- |
- |
(注)1.平均利率は当期末残高により加重平均した利率を記載している。
2.リース債務については、主としてリース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額で連結貸借対照表に計上しているため、平均利率の記載を省略している。
3.長期借入金、リース債務の連結決算日後5年以内における返済予定額は以下のとおりである。
|
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
23,765 |
57,102 |
28,084 |
10,657 |
|
リース債務 |
8,400 |
7,662 |
6,661 |
6,237 |
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
|
特定原子力発電施設 (原子力発電施設解体引当金) |
748,525 |
30,421 |
- |
778,947 |
|
特定原子力発電施設 (その他) |
245,101 |
7,038 |
16,361 |
235,777 |
|
その他 |
1,344 |
917 |
66 |
2,194 |
当連結会計年度における四半期情報等
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
|
売上高(百万円) |
1,341,323 |
2,834,222 |
4,103,900 |
5,866,824 |
|
税金等調整前四半期(当期)純利益(百万円) |
31,868 |
156,731 |
139,712 |
190,393 |
|
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円) |
29,826 |
148,613 |
130,478 |
180,896 |
|
1株当たり四半期(当期)純利益(円) |
18.62 |
92.76 |
81.44 |
112.90 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失(△)(円) |
18.62 |
74.14 |
△11.32 |
31.47 |