2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

資産の部

 

 

固定資産

6,443,813

6,593,239

電気事業固定資産

※1 1,007,208

※1 986,269

原子力発電設備

991,688

971,755

業務設備

15,447

14,442

貸付設備

72

71

附帯事業固定資産

※1,※7 570

※1,※7 1,103

事業外固定資産

60

60

固定資産仮勘定

1,089,292

1,182,856

建設仮勘定

767,476

826,073

除却仮勘定

16

26

原子力廃止関連仮勘定

124,692

115,224

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

197,107

241,532

核燃料

585,566

586,946

装荷核燃料

81,502

81,502

加工中等核燃料

504,063

505,443

投資その他の資産

3,761,114

3,836,002

長期投資

39,340

42,458

関係会社長期投資

2,660,110

2,637,313

未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金

490,125

484,344

廃炉等積立金

485,000

585,513

長期前払費用

44,566

42,365

前払年金費用

42,194

44,025

貸倒引当金(貸方)

222

17

流動資産

982,920

1,451,940

現金及び預金

328,490

715,911

売掛金

14,969

10,472

諸未収入金

56,229

63,159

貯蔵品

32,390

33,118

前払金

0

前払費用

407

283

関係会社短期債権

389,639

471,186

雑流動資産

※2 162,579

※2 160,297

貸倒引当金(貸方)

1,784

2,489

合計

7,426,733

8,045,180

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

負債及び純資産の部

 

 

固定負債

3,205,625

3,182,064

社債

※2,※8 242,806

※2,※8 240,806

長期借入金

※2 142,004

※2 122,801

リース債務

6,189

5,620

関係会社長期債務

429,416

416,547

退職給付引当金

87,940

85,740

特定原子力施設炉心等除去引当金

170,369

163,968

災害損失引当金

501,967

496,273

原子力損害賠償引当金

491,147

487,381

資産除去債務

1,014,724

1,033,315

繰延税金負債

173

421

雑固定負債

118,886

129,187

流動負債

2,205,565

2,725,257

1年以内に期限到来の固定負債

※2,※3,※8 342,635

※2,※3,※8 282,933

短期借入金

222,964

231,148

買掛金

1,487

1,837

未払金

38,325

51,041

未払費用

165,950

158,834

未払税金

※4 2,725

※4 4,142

預り金

1,278

907

関係会社短期債務

※5 1,427,045

※5 1,991,400

諸前受金

149

110

災害損失引当金

2,908

2,846

雑流動負債

93

53

特別法上の引当金

8,443

9,485

原子力発電工事償却準備引当金

8,443

9,485

負債合計

5,419,634

5,916,806

株主資本

2,006,653

2,127,290

資本金

1,400,975

1,400,975

資本剰余金

743,595

743,594

資本準備金

743,555

743,555

その他資本剰余金

40

38

利益剰余金

130,233

9,589

利益準備金

169,108

169,108

その他利益剰余金

299,341

178,698

特定災害防止準備金

174

188

別途積立金

1,076,000

1,076,000

繰越利益剰余金

1,375,516

1,254,886

自己株式

7,684

7,690

評価・換算差額等

445

1,083

その他有価証券評価差額金

445

1,083

純資産合計

2,007,099

2,128,373

合計

7,426,733

8,045,180

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2020年4月1日から

 2021年3月31日まで)

当事業年度

(2021年4月1日から

 2022年3月31日まで)

営業収益

※1 487,783

※1 479,007

電気事業営業収益

486,661

478,279

他社販売電力料

234,414

217,393

賠償負担金相当収益

9,513

19,965

廃炉円滑化負担金相当収益

3,641

12,664

廃炉等負担金収益

134,576

122,113

電気事業雑収益

104,509

106,137

貸付設備収益

5

5

附帯事業営業収益

1,121

727

コンサルティング事業営業収益

951

127

シェアオフィス事業営業収益

170

599

営業費用

589,429

557,389

電気事業営業費用

588,148

556,638

原子力発電費

477,705

442,895

他社購入電力料

26

23

販売費

1

2

貸付設備費

0

0

一般管理費

103,549

100,323

原子力廃止関連仮勘定償却費

2,963

9,467

事業税

3,901

3,929

附帯事業営業費用

1,280

751

エネルギー設備サービス事業営業費用

55

コンサルティング事業営業費用

933

99

シェアオフィス事業営業費用

346

596

営業損失(△)

101,645

78,382

営業外収益

※1 112,859

※1 210,827

財務収益

111,059

208,554

受取配当金

99,086

198,279

受取利息

11,972

10,275

事業外収益

1,800

2,272

固定資産売却益

7

0

雑収益

1,793

2,272

営業外費用

※1 33,817

※1 35,553

財務費用

26,634

26,048

支払利息

26,580

25,992

株式交付費

0

0

社債発行費

53

56

事業外費用

7,183

9,504

固定資産売却損

16

雑損失

7,183

9,487

当期経常収益合計

600,643

689,835

当期経常費用合計

623,246

592,943

当期経常利益又は当期経常損失(△)

22,603

96,891

原子力発電工事償却準備金引当又は取崩し

870

1,041

原子力発電工事償却準備金引当

870

1,041

特別利益

142,180

116,607

原賠・廃炉等支援機構資金交付金

※2 142,180

※2 116,607

特別損失

140,796

117,793

原子力損害賠償費

※2 140,796

※2 117,793

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

22,090

94,664

法人税、住民税及び事業税

58,371

25,979

法人税等合計

58,371

25,979

当期純利益

36,281

120,643

 

【電気事業営業費用明細表】

前事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)

区分

原子力発電費

(百万円)

他社購入電力料

(百万円)

販売費

(百万円)

貸付設備費

(百万円)

一般管理費

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

役員給与

489

489

給料手当

44,873

15,773

60,647

給料手当振替額(貸方)

△12

△25

△37

建設費への振替額(貸方)

△10

△5

△15

その他への振替額(貸方)

△2

△20

△22

退職給与金

4,254

4,254

厚生費

7,925

3,657

11,582

法定厚生費

6,005

2,239

8,244

一般厚生費

1,919

1,417

3,337

雑給

2,764

780

3,545

廃棄物処理費

5,602

5,602

消耗品費

18,447

1,063

19,511

修繕費

36,476

679

37,156

補償費

※  41

60

101

賃借料

6,734

16,519

23,253

委託費

49,771

23,038

72,810

損害保険料

807

56

864

原子力損害賠償資金

補助法負担金

16

16

原子力損害賠償資金

補助法一般負担金

16

16

原賠・廃炉等支援機構

負担金

117,832

117,832

原賠・廃炉等支援機構

一般負担金

67,832

67,832

原賠・廃炉等支援機構

特別負担金

50,000

50,000

普及開発関係費

1,605

1,605

養成費

1,253

1,253

研究費

13,527

13,527

諸費

19,626

9,624

29,250

貸倒損

1

1

諸税

22,379

0

8,347

30,726

固定資産税

16,818

0

7,560

24,379

雑税

5,560

786

6,347

減価償却費

98,563

0

3,570

102,133

普通償却費

98,563

0

3,570

102,133

固定資産除却費

8,354

11

8,365

除却損

2,449

3

2,452

除却費用

5,904

7

5,912

原子力発電施設解体費

37,459

37,459

共有設備費等分担額

40

40

他社購入電源費

26

26

 その他の電源費

26

26

建設分担関連費振替額

(貸方)

△705

△705

附帯事業営業費用分担関連費振替額(貸方)

△31

△31

原子力廃止関連仮勘定償却費

2,963

2,963

事業税

3,901

3,901

合計

477,705

26

1

0

103,549

6,865

588,148

(注)1.「退職給与金」には、社員に対する退職給付引当金の繰入額2,705百万円が含まれている。

2.「補償費」の※印には、「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年 法律第147号)第3条の規定による賠償の責めに任ずべき損害賠償費のうち除染求償関連資金交付金374,731百万円及びその受入除染求償関連資金交付金△374,731百万円が含まれている。

 

【電気事業営業費用明細表】

当事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)

区分

原子力発電費

(百万円)

他社購入電力料

(百万円)

販売費

(百万円)

貸付設備費

(百万円)

一般管理費

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

役員給与

482

482

給料手当

42,364

16,563

58,927

給料手当振替額(貸方)

△241

△13

△254

建設費への振替額(貸方)

△14

△0

△14

その他への振替額(貸方)

△227

△12

△239

退職給与金

4,183

4,183

厚生費

7,782

4,082

11,865

法定厚生費

5,730

2,434

8,165

一般厚生費

2,051

1,648

3,699

雑給

3,272

1,079

4,351

廃棄物処理費

5,169

5,169

消耗品費

14,585

1,390

15,975

修繕費

27,069

716

27,786

補償費

※ △114

15

△98

賃借料

6,484

15,140

21,625

委託費

49,136

0

25,337

74,474

損害保険料

446

43

490

原子力損害賠償資金

補助法負担金

18

18

原子力損害賠償資金

補助法一般負担金

18

18

原賠・廃炉等支援機構

負担金

107,550

107,550

原賠・廃炉等支援機構

一般負担金

67,550

67,550

原賠・廃炉等支援機構

特別負担金

40,000

40,000

普及開発関係費

2,128

2,128

養成費

1,425

1,425

研究費

13,267

13,267

諸費

9,461

10,532

19,994

貸倒損

△2

△2

諸税

22,235

0

853

23,089

固定資産税

16,755

0

65

16,821

雑税

5,480

788

6,268

減価償却費

99,953

0

4,201

104,155

普通償却費

99,953

0

4,201

104,155

固定資産除却費

8,408

27

8,436

除却損

1,840

8

1,849

除却費用

6,567

18

6,586

原子力発電施設解体費

39,195

39,195

共有設備費等分担額

115

115

他社購入電源費

23

23

 その他の電源費

23

23

建設分担関連費振替額

(貸方)

△1,112

△1,112

附帯事業営業費用分担関連費振替額(貸方)

△24

△24

原子力廃止関連仮勘定償却費

9,467

9,467

事業税

3,929

3,929

合計

442,895

23

△2

0

100,323

13,397

556,638

(注)1.「退職給与金」には、社員に対する退職給付引当金の繰入額3,147百万円が含まれている。

2.「補償費」の※印には、「原子力損害の賠償に関する法律」(昭和36年 法律第147号)第3条の規定による賠償の責めに任ずべき損害賠償費のうち除染求償関連資金交付金287,712百万円及びその受入除染求償関連資金交付金△287,712百万円が含まれている。

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

 

特定災害防止準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,400,975

743,555

43

169,108

161

1,076,000

1,411,784

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

13

-

13

当期純利益

-

-

-

-

-

-

36,281

自己株式の取得

-

-

-

-

-

-

-

自己株式の処分

-

-

2

-

-

-

-

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

-

-

-

-

-

当期変動額合計

-

-

2

-

13

-

36,268

当期末残高

1,400,975

743,555

40

169,108

174

1,076,000

1,375,516

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

当期首残高

7,680

1,970,379

361

1,970,018

当期変動額

 

 

 

 

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

当期純利益

-

36,281

-

36,281

自己株式の取得

7

7

-

7

自己株式の処分

3

0

-

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

806

806

当期変動額合計

3

36,274

806

37,081

当期末残高

7,684

2,006,653

445

2,007,099

 

当事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

利益準備金

その他利益剰余金

 

特定災害防止準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,400,975

743,555

40

169,108

174

1,076,000

1,375,516

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

13

-

13

当期純利益

-

-

-

-

-

-

120,643

自己株式の取得

-

-

-

-

-

-

-

自己株式の処分

-

-

1

-

-

-

-

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

-

-

-

-

-

当期変動額合計

-

-

1

-

13

-

120,630

当期末残高

1,400,975

743,555

38

169,108

188

1,076,000

1,254,886

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

当期首残高

7,684

2,006,653

445

2,007,099

当期変動額

 

 

 

 

特定災害防止準備金の積立

-

-

-

-

当期純利益

-

120,643

-

120,643

自己株式の取得

7

7

-

7

自己株式の処分

1

0

-

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

-

-

638

638

当期変動額合計

5

120,636

638

121,274

当期末残高

7,690

2,127,290

1,083

2,128,373

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

(1)長期投資のうちその他有価証券

 市場価格のない株式等以外のものは、時価法(売却原価は移動平均法)により評価し、その評価差額は全部純資産直入法によっている。

 市場価格のない株式等は、移動平均法による原価法によっている。

(2)関係会社長期投資のうち有価証券

 移動平均法による原価法によっている。

2.棚卸資産の評価基準及び評価方法

 主として、収益性の低下に基づく簿価切下げを行う移動平均法による原価法によっている。

3.デリバティブの評価基準及び評価方法

 時価法によっている。

4.固定資産の減価償却の方法

 有形固定資産は定率法によっている。

 無形固定資産は定額法によっている。

 耐用年数は、法人税法に規定する基準と同一である。

 なお、有形固定資産には特定原子力発電施設の廃止措置に係る資産除去債務相当資産を計上しているが、当該廃止措置に係る費用の計上方法については、「10.原子力発電施設解体費の計上方法」に記載している。

5.繰延資産の処理方法

 株式交付費及び社債発行費は支出期に全額費用として計上している。

6.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 売掛債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上する方法によっている。

(2)退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上している。

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっている。

 過去勤務費用は、その発生時に全額を費用処理している。

 数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の当事業年度から費用処理している。

 

(3)災害損失引当金

イ 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの

 新潟県中越沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

ロ 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

 災害損失引当金に含まれる主な費用又は損失の計上方法等については以下のとおりである。

① 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失

 政府の原子力災害対策本部が設置する政府・東京電力中長期対策会議により「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」(2011年12月21日)が策定され(2019年12月27日最終改訂)、当社はこの主要な目標工程等を達成するための具体的な計画として「廃炉中長期実行プラン2022」(2022年3月31日改訂)を策定した。

 これらに係る費用又は損失のうち、通常の見積りが可能なものについては、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額を計上している。ただし、原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画における炉心等除去に要する費用は、ここには含んでいない。当炉心等除去に要する費用の詳細は、「6.引当金の計上基準 (4) 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金」に記載している。通常の見積りが困難であるものは、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。

 なお、当損失又は費用の見積りに関して、通常の見積りが可能なものと困難であるものと分類した上で、それぞれの見積方法、並びに見積りに含まれる不確実性の詳細は、「(重要な会計上の見積り)1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。

② 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用

 今後の使用が見込めない加工中等核燃料に係る処理費用について、当該費用の現価相当額(割引率4.0%)を計上している。

 なお、装荷核燃料に係る処理費用は雑固定負債に含めて表示している。

ハ 2021年2月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの

2021年2月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

ニ 2022年3月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの

2022年3月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に備えるため、当事業年度末における見積額を計上している。

 

(追加情報)

災害損失引当金残高の内訳

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

イ 新潟県中越沖地震による損失等に係るもの

4,860百万円

4,870百万円

ロ 東北地方太平洋沖地震による損失等に係るもの

496,172

490,624

うち① 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失

488,443

482,789

② 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用

6,620

6,885

③ その他

1,107

949

ハ 2021年2月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの

3,825

993

ニ 2022年3月に発生した福島県沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用に係るもの

2,632

ホ その他

18

504,876

499,120

 

(4)特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用又は損失に備えるため、原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画に定める金額のうち炉心等除去に要する費用を計上している。また、申請額のうち、未承認額は特定原子力施設炉心等除去準備引当金に、既承認額は特定原子力施設炉心等除去引当金に計上している。なお、当損失又は費用の見積りに関する不確実性の詳細は、「(重要な会計上の見積り)1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。

 

(追加情報)

廃炉等積立金

 原賠機構法第55条の3第1項の規定に基づき、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(以下、「機構」という。)より通知を受け、積立てを行った金額を廃炉等積立金として計上している。なお、当該積立金は、廃炉等実施認定事業者の廃炉等の適正かつ着実な実施を確保するため、2018年度より、原賠機構法の規定に基づき、機構に積立てを実施しているものである。当該積立金と積立スキーム図及び関連する引当金との関係については、「(重要な会計上の見積り)1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。

 

(5)原子力損害賠償引当金

前事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)

イ 賠償及び除染に係る引当金の計上方法

東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当事業年度末における賠償見積額を原子力損害賠償引当金に計上している。賠償額の見積りは、原子力損害賠償紛争審査会が決定する、原子力損害に関する中間指針等の賠償に関する国の指針や、放射性物質汚染対処特措法等の法律、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づいている。

なお、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末における合理的な見積額を計上している。

ロ 除染に係る引当金の相殺表示

原子力損害の除染に係る賠償に要する費用への備えについては、電気事業会計規則に基づき、当事業年度末において、原子力損害賠償引当金を、同額の未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金と相殺表示している。

具体的には、当事業年度末において、補償契約法の規定による補償金の受入額188,926百万円及び放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額に係る未収金1,824,484百万円は、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金及び原子力損害賠償引当金から控除している。

 

当事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)

イ 賠償及び除染に係る引当金の計上方法

東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害に係る賠償に要する費用に備えるため、当事業年度末における賠償見積額を原子力損害賠償引当金に計上している。賠償額の見積りは、原子力損害賠償紛争審査会が決定する、原子力損害に関する中間指針等の賠償に関する国の指針や、放射性物質汚染対処特措法等の法律、これらを踏まえた当社の賠償基準、また、損害賠償請求実績や客観的な統計データ等に基づいている。

なお、新たな賠償に関する国の指針の決定や、当社の賠償基準の策定、また、参照するデータの精緻化や被害を受けられた皆さまとの合意等により、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末における合理的な見積額を計上している。

ロ 除染に係る引当金の相殺表示

原子力損害の除染に係る賠償に要する費用への備えについては、電気事業会計規則に基づき、当事業年度末において、原子力損害賠償引当金を、同額の未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金と相殺表示している。

具体的には、当事業年度末において、補償契約法の規定による補償金の受入額188,926百万円及び放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対応する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額に係る未収金1,685,069百万円は、未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金及び原子力損害賠償引当金から控除している。

 

(6)原子力発電工事償却準備引当金

 原子力発電所の運転開始直後に発生する減価償却費の負担を平準化するため、電事法第27条の3及び同条の29の規定により、原子力償却準備引当金省令に基づき計上している。

7.重要な収益の計上基準

 電気事業営業収益

 電気事業営業収益は、他社販売電力料及び電気事業雑収益等である。

(1)他社販売電力料

他社販売電力料は、当社グループの主たる小売電気事業会社である東京電力エナジーパートナー株式会社に対す

る原子力発電に係る電力受給契約に基づき収受したものである。

電気の供給等に係る料金やその他の供給条件については、電力受給に関する設備契約及び電力受給契約等に定め

ており、当該契約等に基づいて電気を供給すること等が履行義務である。

当該契約は、基本的に1年間の契約期間にわたり履行されるものであることから、履行義務の充足に従い、一定

の期間にわたり毎月収益を認識している。

(2)電気事業雑収益

電気事業雑収益のうち主なものは、当社グループの主要な子会社である東京電力フュエル&パワー株式会社、東

京電力パワーグリッド株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社及び東京電力リニューアブルパワー株式会社に対して行う経営指導に係る料金である。

経営指導における実施事項・内容、報酬金額、その他の条件については、経営指導契約書に定めており、当該契

約に基づいて各社に対して経営指導を行うことが履行義務である。

経営指導は、1年間の契約期間にわたり行うものであり、経営指導という履行義務の充足に従い、一定の期間に

わたり毎月収益を認識している。

8.ヘッジ会計の方法

(1)ヘッジ会計の方法

 繰延ヘッジ処理によっている。また、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理によっている。

(2)ヘッジ手段とヘッジ対象

 ヘッジ手段 金利スワップ

 ヘッジ対象 長期借入金の利息支払額の一部

(3)ヘッジ方針

 デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、金利変動によるリスクをヘッジすることを目的としている。

(4)ヘッジ有効性評価の方法

 ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動の累計を半期毎に比較してヘッジの有効性を評価している。ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略している。

9.使用済燃料再処理等拠出金費の計上方法

使用済燃料の再処理等の実施に要する費用は、改正再処理等積立金法第4条第1項に規定する拠出金を、運転に伴い発生する使用済燃料の量に応じて費用計上する方法によっている。当拠出金を使用済燃料再処理機構に納付することにより原子力事業者の費用負担の責任が果たされ、同機構が再処理等を実施することとなる。

なお、使用済燃料の再処理関連加工に係る拠出金については、使用済燃料再処理関連加工仮勘定に計上している。

10.原子力発電施設解体費の計上方法

(1)通常時の処理方法

原子炉等規制法に規定された特定原子力発電施設の廃止措置に係る費用の計上方法については、資産除去債務適用指針第8項を適用し、解体引当金省令の規定に基づき、経済産業大臣の承認を受けた原子力発電施設解体費の総見積額を、発電設備の見込運転期間にわたり定額法で計上する方法によっている。

(2)廃炉時の処理方法

エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴って、原子炉を廃止する場合で、発電事業者の申請に基づき経済産業大臣の承認を受けたときは、特定原子力発電施設の廃止日の属する月から起算して10年が経過する月までの期間にわたり、定額法で費用計上している。

なお、総見積額の現価相当額を資産除去債務に計上している。

 

(追加情報)

福島第一原子力発電所1~4号機の解体費用の見積り

 被災状況の全容の把握が困難であることから、今後変動する可能性があるものの、当事業年度末の合理的な見積りが可能な範囲における概算額を計上している。

 なお、福島第一原子力発電所の解体に係る費用について、当該費用及び資産除去債務とその他の引当金との関係については、「(重要な会計上の見積り)1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金」に記載している。

 

11.原子力廃止関連仮勘定償却費の計上方法及び廃炉円滑化負担金

廃炉の円滑な実施等を目的として廃炉会計制度が措置され、エネルギー政策の変更や安全規制の変更等に伴い廃止した原子炉においては、その残存簿価等について同制度の適用を受けることで一般送配電事業者の託送料金の仕組みを通じて回収することとなる。

(1)原子力廃止関連仮勘定の償却

当社は2019年7月31日の取締役会決議により、福島第二原子力発電所1~4号機の廃止を決定したことから、同日、電気事業会計規則第28条の3第2項に基づき、経済産業大臣に原子力廃止関連仮勘定承認申請書を提出し、同年8月19日に承認され、当該原子炉の廃止に伴って生ずる使用済燃料再処理等拠出金費(使用済燃料再処理等既発電費を除く)及び当該燃料の解体に要する費用に相当する額を原子力廃止関連仮勘定に計上している。

原子力廃止関連仮勘定は電事法施行規則改正省令附則第8条の規定に基づき、一般送配電事業者からの払渡しに応じて償却している。

(2)廃炉円滑化負担金

電事法施行規則第45条の21の6の規定に基づき、原子力廃止関連仮勘定及び原子力発電施設解体引当金の要引当額について、経済産業大臣に廃炉円滑化負担金承認申請書を提出し、2020年7月22日に承認され、東京電力パワーグリッド株式会社及び東北電力ネットワーク株式会社において電事法施行規則第45条の21の5の規定に基づき、2020年10月1日を実施期日として託送供給等約款の変更を行い、廃炉円滑化負担金の回収及び当社への払渡しを行っている。

一般送配電事業者から払い渡された廃炉円滑化負担金は、電気事業会計規則に基づき、廃炉円滑化負担金相当収益として計上している。

12.退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表における会計処理の方法と異なっている。

 

(重要な会計上の見積り)

1.福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失に係る引当金

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

災害損失引当金

488,443

482,789

特定原子力施設炉心等除去引当金

170,369

163,968

 

(2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

イ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

① 廃炉に関連した見積りの前提

 東京電力ホールディングス株式会社(以下、「東電HD」という。)では、機構により指定された額について、廃炉等に充てる資金の積立てを行い(廃炉等積立金)、機構と共同で、廃炉作業を想定した上で必要となる資金について取戻し計画を策定する。

 当該計画について、経済産業大臣の承認を受けたのちに、廃炉等積立金の取戻しを行い、実際の廃炉作業への支出を行っている。廃炉作業に関連して発生する費用又は損失に係る引当金は、災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金(※)及び特定原子力施設炉心等除去引当金の三つの科目で貸借対照表に計上している。

(※)当事業年度の廃炉等積立金の取戻しに関する計画において、新たな申請額がないことから当事業年度は計上していない。

 

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災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金の関係

引当の対象

取戻し計画の状況

引当金の名称

取戻し計画に定める金額のうち炉心等除去に要する費用

大臣の承認前

特定原子力施設炉心等除去準備引当金

大臣の承認後

特定原子力施設炉心等除去引当金

その他

災害損失引当金

 

② 会計上の見積方法

a 災害損失引当金

 災害損失引当金に含まれる主な費用又は損失の計上方法等については以下のとおりである。

Ⅰ 福島第一原子力発電所の事故の収束及び廃止措置等に向けた費用又は損失

「(重要な会計方針)6.引当金の計上基準 (3) 災害損失引当金」に記載の経緯を踏まえ、通常の見積りが可能な費用又は損失については、具体的な目標期間と個々の対策内容に基づく見積額(原賠機構法第55条の9第2項の承認の申請をした廃炉等積立金の取戻しに関する計画における炉心等除去に要する費用を除く)を計上している。一方、将来の工事等の具体的な内容を当事業年度末では想定できず、通常の見積りが困難である費用又は損失については、海外原子力発電所事故における実績額に基づく概算額を計上している。

Ⅱ 福島第一原子力発電所1~4号機の廃止に関する費用又は損失のうち加工中等核燃料の処理費用

「(重要な会計方針)6.引当金の計上基準 (3) 災害損失引当金」に記載している。

 

b 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金

「(重要な会計方針)6.引当金の計上基準 (4) 特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金」に記載している。

 なお、事故炉である福島第一原子力発電所の解体費用の見積りについては、通常炉と同様の状況にまで復旧させるための費用は、災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金として計上し、通常炉としての解体費用については、資産除去債務として計上している。前者については、以下の不確実性が存在する一方、後者については、通常炉と同様の省令に準じた見積りとなる。

ロ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

 災害損失引当金、特定原子力施設炉心等除去準備引当金及び特定原子力施設炉心等除去引当金に含まれる、主要な仮定とその不確実性は以下のとおりである。

① 通常の見積りが可能なもの

 2022年3月31日に公表した廃炉中長期実行プランでは、廃炉の主要な作業プロセスを提示した。当事業年度末においては、これに基づき関連する費用の見積りを行っている。

 福島第一原子力発電所の廃炉は過去に前例のない取組みであり、それ自体に不確実性を内包しているが、それでも至近3年程度は概念検討等が進んでいることから具体的な工事や作業を計画しやすい一方で、それ以降はこれから具体的な検討をするものが多く、中でもデブリ取出しに関しては本格的に取り出すための装置は構想に近い段階にある等、長期にわたる工事や作業の金額を見積もるにあたっては、多くの仮定を置かざるを得ない。今回の見積りでは、それぞれの作業プロセスにおいて、現在進められている国等の研究の状況や実施内容が類似する過去の作業内容に基づいた仮定を置いているが、今後の研究の進展や現場状況のより詳細な把握、ステップ・バイ・ステップのアプローチに基づく新たな技術的知見の獲得等により、見積りの前提として置いた仮定は見直しが必要となることも考えられる。このような場合、新たな作業や想定していた作業方法の変更、作業の範囲の見直し、作業単価の変動等が生じ、廃炉費用の見積りは変動する可能性がある。

② 通常の見積りが困難なもの

 工事等の具体的な内容を現時点では想定できず、通常の見積りが困難な費用又は損失については、類似事例である米スリーマイル島原子力発電所(以下、「TMI」という。)の事故における費用実績額に基づく概算額を計上している。

 当見積りにおいては、TMIでの費用処理実績額に、TMIの事故発生時から福島第一原子力発電所の事故発生時までの間における物価上昇率、為替レート等に、取出し対象基数等を加味して算定を行っている。これには、廃炉に必要となる作業の種類、範囲及び量は、発電機の基数に比例する等の仮定に基づいているが、TMIと福島第一原子力発電所では、燃料デブリの量や、原子炉内の存在箇所の違いによる難易度の違い等、状況の差異があることから、想定した見積りと実際の作業の種類、範囲及び量が変動する可能性がある。また、事故炉の廃炉という極めて限定的かつ長期にわたって発生する作業について、作業の種類、範囲及び量が一定であったとした場合においても、物価水準の変動、技術革新の状況等が生じ、廃炉費用の見積りは変動する可能性がある。

ハ 翌事業年度の財務諸表に及ぼす影響

 上記により、通常の見積りが可能なもの、通常の見積りが困難なもの、それぞれについて最善の見積りを行っているものの不確実性は存在し、今後の状況の変化によって、翌事業年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。

 

2.原子力発電設備等の評価

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

柏崎刈羽原子力発電所に係る原子力発電設備、建設仮勘定及び核燃料等

930,670

967,450

 

(2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

イ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

会計上の見積方法

 事業用の固定資産については、資産の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように帳簿価額を減額することが要求される。原子力発電設備等については、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位である発電所を資産グループに設定しており、このうち柏崎刈羽原子力発電所については、1~7号機の各ユニットに係る原子力発電設備等を一つの資産グループとし、電力取引契約を通じた電気料金収入などによる投資の回収状況を踏まえ、減損の判定を行っている。

 同発電所は、従前より総合特別事業計画の下で、新規制基準への対応と地元のご理解を得るべく取組みを進めている。加えて「ID不正使用」、「核物質防護設備の機能の一部喪失」という一連の事案に対する根本原因分析、改善措置活動の計画に基づき発電所の安全性や業務品質の向上に向け、改善措置活動を着実に進めている状況にある。同発電所は、2012年3月に定期点検のため6号機の稼働を停止して以降、現在まで長期にわたり不稼働状態が継続しており、こうした状況を踏まえ、当社は同発電所資産グループについて減損の兆候を認識し、減損損失の認識の検討を行った。

 当該検討にあたっては、割引前将来キャッシュ・フローの総額を見積り、当資産グループの帳簿価額との比較を行った。

 その結果、割引前将来キャッシュ・フローの見積総額が当資産グループの帳簿価額を上回るため、減損は不要と判断している。

ロ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

 柏崎刈羽原子力発電所に係る原子力発電設備等の資産性評価に含まれる主要な仮定は、ユニットごとの稼働状況、安全対策工事に係るコスト、将来の電力価格であり、いずれも不確実性を含んでいる。今後は、一連の事案を踏まえた追加検査を含め、原子力規制委員会の安全規制審査に合格した上で立地自治体のご理解を得ていくことが必要となる。また、原子力規制委員会の新規制基準に対応するための安全対策工事に係るコストについては、計画されている工事についての材料費や作業員の労務費等の工事費の上振れの可能性に加え、原子力規制委員会の他の原子力発電事業者に対する審査も含めた今後の審査の進展により、新規制基準の改訂等による規制対応への要求事項の高度化・厳格化により工事費が上振れする可能性がある。さらに、将来の電力価格も、全国の電力需給の状況、火力発電の燃料費のベースとなる原油価格の状況やこれらを含めた日本卸電力取引所の電力価格等の状況などの影響に大きく依存する。

ハ 翌事業年度の財務諸表に及ぼす影響

 上記の不確実性については、現時点において入手可能な情報をもとに最善の見積りを行っているが、将来のこれらの項目の変動により、当社の財政状態、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。今後減損会計の適用により、上記原子力発電設備、建設仮勘定及び核燃料等の総額の一部が影響を受ける可能性がある。

 

 

3.退職給付引当金及び前払年金費用

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

退職給付引当金

87,940

85,740

前払年金費用

42,194

44,025

 

(2) 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

イ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法

会計上の見積方法

「(重要な会計方針)6.引当金の計上基準 (2) 退職給付引当金」に記載している。

 なお、退職給付債務の計算において使用する割引率は、期末のダブルA格社債の利回り(指標利率)を基に決定しており、当事業年度は1.0%を採用している。また、年金資産の長期期待運用収益率は、運用方針や保有している年金資産のポートフォリオ及び過去の運用実績等を基に決定しており、当事業年度は2.5%を採用している。

ロ 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

 従業員の退職給付に係る債務及び費用は、割引率、退職率、死亡率、年金資産の長期期待運用収益率、年金数理計算上の基礎率等について合理的な仮定に基づき見積もっているが、実績との差異や仮定の変動は、将来の退職給付に係る債務・費用に影響を及ぼす可能性がある。

 指標利率の変動により割引率を変更することとなった場合は退職給付債務が変動するが、退職給付債務が10%以上変動しないと見込まれる場合は、重要性基準により変更しない。

 また、年金資産として保有している株式や債券は、金融市場の動向により時価が変動する。

ハ 翌事業年度の財務諸表に及ぼす影響

 上記により、最善の見積りを行っているものの不確実性は存在し、今後の状況の変化によって、翌事業年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある。

 会計方針に基づき、数理計算上の差異は発生の当事業年度より3年間で定額償却しており、変動影響は以下のとおりである。

 

 

退職給付債務への影響

退職給付費用への影響(年)

割引率変更0.1%あたり

2,800百万円程度

900百万円程度

年金資産運用収益率の差異1.0%あたり

1,600百万円程度

500百万円程度

 

(会計方針の変更)

 1.収益認識に関する会計基準等の適用

収益認識に関する会計基準等及び電気事業会計規則改正省令を当事業年度の期首から適用し、約束した財又はサー

ビスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識すること

とした。

これによる、当事業年度の財務諸表に与える影響はない。

 収益認識に関する会計基準等の適用については、収益認識に関する会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、当事業年度の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当事業年度の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しているが、この結果、利益剰余金の当事業年度の期首残高の変動はない。

 また、当事業年度の1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に与える影響はない。

 2.時価の算定に関する会計基準等の適用

時価の算定に関する会計基準等を当事業年度の期首から適用し、時価の算定に関する会計基準第19項及び金融商品

に関する会計基準第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価の算定に関する会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとした。

これによる、当事業年度の財務諸表に与える影響はない。

 

(追加情報)

原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産

 原子炉の廃止に必要な固定資産及び原子炉の運転を廃止した後も維持管理することが必要な固定資産の残高は、475,578百万円(前事業年度は497,641百万円)である。

 

(貸借対照表関係)

1.固定資産の工事費負担金等の受入れによる圧縮記帳額(累計)

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

電気事業固定資産

9,445百万円

9,270百万円

原子力発電設備

9,260

9,260

業務設備

185

9

附帯事業固定資産

13

13

9,458

9,283

 

2.担保資産及び担保付債務

(1)総財産を社債及び㈱日本政策投資銀行借入金の一般担保に供している。

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

社債(1年以内に償還すべき金額を含む。)

524,642百万円

494,642百万円

㈱日本政策投資銀行借入金(1年以内に返済すべき金額を含む。)

56,821

31,541

 

(2)原賠法に基づき、福島第一原子力発電所の原子炉の冷却や滞留水の処理等に対して、原子力事業者が講ずべき損害賠償措置として供託している。

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

雑流動資産

120,000百万円

120,000百万円

 

3.1年以内に期限到来の固定負債の内訳

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

社債

281,836百万円

253,835百万円

長期借入金

37,729

19,202

長期未払債務

2,056

リース債務

1,107

588

雑固定負債

19,906

9,305

 

4.未払税金の内訳

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

法人税、地方法人税及び住民税

147百万円

71百万円

事業税

488

1,975

その他

2,090

2,096

 

5.関係会社に対する事項

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

預り金

1,371,664百万円

1,924,892百万円

 

6.偶発債務

(1)保証債務

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

イ 以下の会社の金融機関からの借入金に対する保証債務

 

 

日本原燃㈱

25,327百万円

25,591百万円

リサイクル燃料貯蔵㈱

112

エスケーゼット・ユー社

218

120

ロ アイティーエム・オーアンドエム社のアラビアン・パワー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※)

664

ハ パイトン・オペレーション・アンド・メンテナンス・インドネシア社のパイトン・エナジー社との運転保守契約の履行に対する保証債務(※)

489

ニ 従業員の持ち家財形融資等による金融機関からの借入金に対する保証債務

103,356

90,813

(うち、当社以外にも連帯保証人がいる保証債務)

(80,447)

(62,523)

130,167

116,526

(※)上記の保証債務残高のうち前事業年度1,153百万円については、㈱JERAとの間で、当社に債務保証履行による損失が生じた場合、同社が当該損失を補填する契約を締結している。

 

(2)原子力損害の賠償のうち除染等に係る偶発債務

前事業年度(2021年3月31日)及び当事業年度(2022年3月31日)

 放射性物質汚染対処特措法に基づき講ぜられる廃棄物の処理及び除染等の措置等が、国の財政上の措置の下に進められている。当該措置に係る費用のうち、当事業年度末で当該措置の具体的な実施内容等を把握できる状況になく、費用負担の在り方について国と協議中である費用等については、合理的に見積もることができない。

 なお、係る費用に対し機構は、原賠機構法に基づき、申請のあった原子力事業者に対し必要な資金援助を行うこととされている。

 

7.損益計算書に記載されている附帯事業に係る固定資産の金額

 

前事業年度

(2021年3月31日)

当事業年度

(2022年3月31日)

シェアオフィス事業

 

 

 専用固定資産

570百万円

1,103百万円

570

1,103

 

8.財務制限条項

前事業年度(2021年3月31日)

 当社の社債(2,806百万円)及び1年以内に期限到来の固定負債(251,836百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

当事業年度(2022年3月31日)

 当社の社債(806百万円)及び1年以内に期限到来の固定負債(253,835百万円)には、当社及び当社グループの財政状態、経営成績に係る財務制限条項が付されている。

 

(損益計算書関係)

1.関係会社に対する事項

 

前事業年度

(2020年4月1日から

2021年3月31日まで)

当事業年度

(2021年4月1日から

2022年3月31日まで)

売上高

481,936百万円

471,637百万円

受取配当金

98,898

197,820

支払利息

11,881

14,370

 

 

2.原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金の内容

前事業年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)

(1)賠償及び除染に係るもの

イ 原子力損害賠償費

東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、原賠法に

基づく賠償を実施しており、当該賠償見積額と前事業年度の見積額との差額を原子力損害賠償費に計上している。

ロ 原賠・廃炉等支援機構資金交付金

当社は機構に対し、原賠機構法第43条第1項の規定に基づき、2021年3月22日に同時点での要賠償額の見通し

額への資金援助額の変更を申請したことから、2020年3月19日申請時の金額との差額を原賠・廃炉等支援機構資

金交付金に計上している。

(2)除染に係るもの

電気事業会計規則に基づき、当事業年度において、放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額297,251百万円については原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金から控除している。

 

(追加情報)

原賠・廃炉等支援機構特別負担金の計上方法

 資金援助を受けるにあたっては、原賠機構法第52条第1項の規定により機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし、事業年度ごとに機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当事業年度分として機構から通知を受けた額を除き、計上していない。

 

当事業年度(2021年4月1日から2022年3月31日まで)

(1)賠償及び除染に係るもの

イ 原子力損害賠償費

東北地方太平洋沖地震により被災した福島第一原子力発電所の事故等に関する原子力損害について、原賠法に

基づく賠償を実施しており、当該賠償見積額と前事業年度の見積額との差額を原子力損害賠償費に計上している。

ロ 原賠・廃炉等支援機構資金交付金

当社は機構に対し、原賠機構法第43条第1項の規定に基づき、2022年3月22日に同時点での要賠償額の見通し

額への資金援助額の変更を申請したことから、2021年3月22日申請時の金額との差額を原賠・廃炉等支援機構資

金交付金に計上している。

(2)除染に係るもの

電気事業会計規則に基づき、当事業年度において、放射性物質汚染対処特措法等に基づく当社の国に対する賠償債務(2015年1月1日以降に債務認識したもの)に対する原賠機構法の規定に基づく資金援助の申請額148,297百万円については原子力損害賠償費及び原賠・廃炉等支援機構資金交付金から控除している。

 

(追加情報)

原賠・廃炉等支援機構特別負担金の計上方法

 資金援助を受けるにあたっては、原賠機構法第52条第1項の規定により機構が定める特別な負担金を支払うこととされているが、その金額については、当社の収支の状況に照らし、事業年度ごとに機構における運営委員会の議決を経て定められるとともに、主務大臣による認可が必要となることなどから、当事業年度分として機構から通知を受けた額を除き、計上していない。

 

(有価証券関係)

子会社及び関連会社株式

前事業年度(2021年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

関連会社株式

5,162

8,303

3,141

合計

5,162

8,303

3,141

 

(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額

(単位:百万円)

 

区分

前事業年度

(2021年3月31日)

子会社株式

1,737,407

関連会社株式

231,411

 

 これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社及び関連

会社株式」には含めていない。

 

当事業年度(2022年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

子会社株式

関連会社株式

5,162

8,820

3,657

合計

5,162

8,820

3,657

 

(注) 上記に含まれない市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

(単位:百万円)

 

区分

当事業年度

(2022年3月31日)

子会社株式

1,745,176

関連会社株式

231,180

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2021年3月31日)

 

当事業年度

(2022年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

組織再編等に伴う関係会社株式

304,589百万円

 

304,589百万円

資産除去債務

167,440

 

166,063

災害損失引当金

141,365

 

139,753

原子力損害賠償引当金

137,521

 

136,466

税務上の繰越欠損金

86,135

 

94,167

減損損失

73,260

 

66,521

その他

141,428

 

137,220

繰延税金資産 小計

1,051,741

 

1,044,782

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△86,135

 

△94,167

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△689,915

 

△684,723

評価性引当額 小計

△776,050

 

△778,890

繰延税金資産 合計

275,690

 

265,892

繰延税金負債

 

 

 

未収原賠・廃炉等支援機構資金交付金

△137,235

 

△135,616

特定原子力施設炉心等除去準備金

△47,703

 

△45,911

資産除去債務

△46,840

 

△42,365

その他

△44,084

 

△42,420

繰延税金負債 合計

△275,863

 

△266,313

繰延税金負債 純額

△173

 

△421

 (注)「組織再編等に伴う関係会社株式」とは、2016年4月及び2020年4月に実施した会社分割に伴うものである。

 

(追加情報)

連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用

 改正法人税法において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税

制度の見直しが行われた項目については、グループ通算制度移行に係る税効果会計適用の取扱い第3項の取扱いに

より、税効果適用指針第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法に基

づいている。

 なお、翌事業年度の期首から、グループ通算制度を適用する場合における法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示の取扱いを定めたグループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いを適用する予定である。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度

(2021年3月31日)

 

 

当事業年度

(2022年3月31日)

法定実効税率

税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略している。

 

28.0%

(調整)

 

 

評価性引当額増減

 

3.0

永久に益金に算入されない項目

 

△58.4

その他

 

0.0

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

△27.4

 

(収益認識関係)

収益を理解するための基礎となる情報

 電気事業営業収益

  電気事業営業収益は他社販売電力料及び電気事業雑収益等である

(1)他社販売電力料

他社販売電力料は当社グループの主たる小売電気事業会社である東京電力エナジーパートナー株式会社に対す

る原子力発電に係る電力受給契約に基づき収受したものである

電気の供給等に係る料金やその他の供給条件については電力受給に関する設備契約及び電力受給契約等に定め

ており当該契約等に基づいて電気を供給すること等が履行義務である

当該契約は基本的に1年間の契約期間にわたり履行されるものであることから履行義務の充足に従い一定

の期間にわたり毎月収益を認識している

料金は支払義務発生の月の翌月末までに収受している

(2)電気事業雑収益

電気事業雑収益のうち主なものは当社グループの主要な子会社である東京電力フュエル&パワー株式会社

京電力パワーグリッド株式会社東京電力エナジーパートナー株式会社及び東京電力リニューアブルパワー株式会

社に対して行う経営指導に係る料金である

経営指導における実施事項・内容報酬金額その他の条件については経営指導契約書に定めており当該契

約に基づいて各社に対して経営指導を行うことが履行義務である

経営指導は1年間の契約期間にわたり行うものであり経営指導という履行義務の充足に従い一定の期間に

わたり毎月収益を認識している

経営指導料は契約から生じた債権が確定して支払義務発生の月の翌月末までに収受している

 

(重要な後発事象)

関係会社株式の譲渡

1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)持分法適用関連会社の異動を伴う株式の譲渡に同一の内容を記載しているため、注記を省略している。

 

 

(注)本文中で用いた法令等の略称は、以下のとおりである。

 

本文中の表記

法令等の名称

法人税法

法人税法(昭和40年3月31日 法律第34号)

原賠機構法

原子力損害賠償・廃炉等支援機構法(平成23年8月10日 法律第94号)

原子力損害に関する中間指針

東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針(平成23年8月5日)

放射性物質汚染対処特措法

平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法(平成23年8月30日 法律第110号)

電気事業会計規則

電気事業会計規則(昭和40年 通商産業省令第57号)

補償契約法

原子力損害賠償補償契約に関する法律(昭和36年6月17日 法律第148号)

電事法

電気事業法(昭和39年 法律第170号)

原子力償却準備引当金省令

原子力発電工事償却準備引当金に関する省令(平成19年 経済産業省令第20号)

改正再処理等積立金法

原子力発電における使用済燃料の再処理等のための積立金の積立て及び管理に関する法律の一部を改正する法律(平成28年5月18日 法律第40号)

原子炉等規制法

核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年6月10日 法律第166号)

資産除去債務適用指針

資産除去債務に関する会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第21号 平成23年3月25日)

解体引当金省令

原子力発電施設解体引当金に関する省令(平成元年 通商産業省令第30号)

電事法施行規則改正省令

電気事業法施行規則等の一部を改正する省令(平成29年 経済産業省令第77号)

電事法施行規則

電気事業法施行規則(平成7年 通商産業省令第77号)

収益認識に関する会計基準

収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

電気事業会計規則改正省令

電気事業会計規則等の一部を改正する省令(令和3年3月31日 経済産業省令第22号)

時価の算定に関する会計基準

時価の算定に関する会計基準(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

金融商品に関する会計基準

金融商品に関する会計基準(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

原賠法

原子力損害の賠償に関する法律(昭和36年6月17日 法律第147号)

改正法人税法

所得税法等の一部を改正する法律(令和2年3月31日 法律第8号)

グループ通算制度移行に係る税効果会計適用の取扱い

連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い(実務対応報告第39号 2020年3月31日)

税効果適用指針

税効果会計に係る会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第28号 平成30年2月16日)

グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い

グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い(実務対応報告第42号 2021年8月12日)

 

④【附属明細表】
【(その1)固定資産期中増減明細表】

2021年4月1日から2022年3月31日まで

区 分

 

 

 

 

科 目

期首残高

期中増減額

期末残高

期末残高のうち

土地の

帳簿原価(再掲)

(百万円)

摘要

帳簿原価

(百万円)

工事費負担金等

(百万円)

減価償却累計額

(百万円)

差引

帳簿価額

(百万円)

帳簿

原価

増加額

(百万円)

工事費負担金等

増加額

(百万円)

減価償却累計額

増加額

(百万円)

帳簿原価

減少額

(百万円)

工事費負担金等

減少額

(百万円)

減価償却

累計額

減少額

(百万円)

帳簿原価

(百万円)

工事費負担金等

(百万円)

減価償却累計額

(百万円)

差引

帳簿価額

(百万円)

電気事業

固定資産

5,650,733

9,445

4,634,079

1,007,208

101,125

9

104,078

40,496

185

22,333

5,711,363

9,270

4,715,823

986,269

19,252

 

原子力

発電設備

5,603,485

9,260

4,602,535

991,688

97,910

99,876

39,576

21,608

5,661,819

9,260

4,680,803

971,755

19,181

(注)

業務設備

47,175

185

31,543

15,447

3,215

9

4,201

919

185

725

49,471

9

35,019

14,442

 

貸付設備

72

0

72

0

0

0

72

0

71

71

 

附帯事業固定資産

653

13

69

570

614

81

1,267

13

150

1,103

 

事業外

固定資産

7,330

7,269

60

0

7,330

7,269

60

59

 

固定資産

仮勘定

1,089,292

1,089,292

213,755

120,191

1,182,856

1,182,856

 

建設

仮勘定

767,476

767,476

160,820

102,224

826,073

826,073

 

除却

仮勘定

16

16

17,976

17,967

26

26

 

原子力廃止関連仮勘定

124,692

124,692

9,467

115,224

115,224

 

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

197,107

197,107

44,425

241,532

241,532

 

区 分

 

 

科 目

期首残高

(百万円)

期中増減額

期末残高

(百万円)

摘要

増加額

(百万円)

減少額

(百万円)

核燃料

585,566

7,008

5,628

586,946

 

装荷

核燃料

81,502

81,502

 

加工中等核燃料

504,063

7,008

5,628

505,443

 

長期前払

費用

44,566

3,133

5,334

42,365

 

(注)原子力発電設備の「期末残高」のうち特定原子力発電施設に係る資産除去債務相当資産の帳簿原価

(再掲):151,303百万円

 

【(その2)固定資産期中増減明細表(無形固定資産再掲)】

2021年4月1日から2022年3月31日まで

無形固定資産の種類

取得価額

減価償却累計額

(百万円)

期末残高

(百万円)

摘要

期首残高

(百万円)

期中増加額

(百万円)

期中減少額

(百万円)

特許権

0

0

0

 

商標権

69

0

43

27

 

ソフトウェア

17,895

2,963

2

10,074

10,781

 

電気ガス供給施設利用権

15,798

78

15,730

146

 

水道施設利用権

465

452

12

 

工業用水道施設利用権

471

471

0

 

電気通信施設利用権

238

95

97

236

 

電話加入権

339

339

 

地上権

71

71

 

地役権

5

5

 

土地賃借権

1,191

44

44

1,191

 

合計

36,546

3,183

47

26,869

12,813

 

 

【(その3)減価償却費等明細表】

2021年4月1日から2022年3月31日まで

区分

期末取得価額

(百万円)

当期償却額

(百万円)

償却累計額

(百万円)

期末帳簿価額

(百万円)

償却累計率[%]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物

722,548

12,399

603,641

118,907

83.5

 

原子力発電設備

713,825

12,165

597,246

116,578

83.7

 

業務設備

8,723

234

6,394

2,328

73.3

構築物

435,258

10,170

245,629

189,628

56.4

 

原子力発電設備

435,258

10,170

245,629

189,628

56.4

機械装置

4,196,549

70,076

3,745,897

450,651

89.3

 

原子力発電設備

4,184,763

69,771

3,735,674

449,089

89.3

 

業務設備

11,784

305

10,223

1,561

86.8

 

その他の設備

0

0

0

0

34.2

備品

118,246

5,658

86,708

31,537

73.3

 

原子力発電設備

106,429

5,127

76,375

30,054

71.8

 

業務設備

11,816

531

10,333

1,483

87.4

リース資産

19,155

1,900

7,076

12,079

36.9

 

原子力発電設備

19,148

1,899

7,073

12,075

36.9

 

業務設備

7

0

2

4

37.7

 

5,491,758

100,206

4,688,953

802,804

85.4

特許権

0

0

0

0

3.1

商標権

70

7

43

27

61.7

ソフトウェア

20,856

3,918

10,074

10,781

48.3

電気ガス供給施設利用権

15,877

5

15,730

146

99.1

水道施設利用権

465

1

452

12

97.2

工業用水道施設利用権

471

471

0

100.0

電気通信施設利用権

334

15

97

236

29.2

38,075

3,949

26,869

11,205

70.6

 

合計

5,529,834

104,155

4,715,823

814,010

85.3

附帯事業固定資産

1,254

81

150

1,103

12.0

事業外固定資産

7,271

0

7,269

1

100.0

 (注) 期末取得価額及び期末帳簿価額には、土地等の非償却資産は含まれていない。

 

【(その4)長期投資及び短期投資明細表】

2022年3月31日現在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘柄

株式数

取得価額

(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

摘要

㈱日本製鋼所

742,800

5,864

2,837

 

関西国際空港土地保有㈱

11,660

583

583

 

東京湾横断道路㈱

10,800

540

540

 

横浜高速鉄道㈱

8,360

418

418

 

首都圏新都市鉄道㈱

6,000

300

300

 

中部国際空港㈱

4,112

205

205

 

サウディ石油化学㈱

67,036

167

167

 

㈱茨城ポートオーソリティ

2,370

155

155

 

㈱国際電気通信基礎技術研究所

2,504

125

125

 

㈱世界貿易センタービルディング

150,000

120

120

 

ほか67銘柄

2,570,116

2,813

1,270

 

3,575,758

11,293

6,723

 

 

 

 

 

種類及び銘柄

取得価額又は出資総額

(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

摘要

金銭信託

6,160

4,782

 

出資金

5,959

5,959

 

出資証券

3,320

3,320

 

日本原子力研究開発機構

3,320

3,320

 

15,440

14,063

 

種類

金額(百万円)

摘要

出資金

 

2,461

 

社内貸付金

 

106

 

雑口

 

19,104

 

 

21,671

 

 

合計

 

42,458

 

 

【(その5)引当金明細表】

2021年4月1日から2022年3月31日まで

区分

期首残高

(百万円)

期中増加額

(百万円)

期中減少額

期末残高

(百万円)

目的使用

(百万円)

その他

(百万円)

貸倒引当金

2,007

718

0

219

2,506

退職給付引当金

87,940

4,215

6,415

85,740

特定原子力施設炉心等除去引当金

170,369

6,401

163,968

災害損失引当金

504,876

10,290

14,705

1,340

499,120

原子力損害賠償引当金

491,147

117,793

121,559

487,381

原子力発電工事償却準備引当金

(電気事業法第27条の3及び同条の29)

8,443

1,041

9,485

 (注)「貸倒引当金」及び「災害損失引当金」の期中減少額・その他は、洗替による差額の取崩しである。

 

(2) 【主な資産及び負債の内容】

 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略している。

 

(3) 【その他】

 該当事項なし。