1【提出理由】

 当社は、2024年3月29日、東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失について、特別損失を計上する見込みとなった。これに伴い当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものである。

 

2【報告内容】

 

(1)当該事象の発生年月日

   2024年3月29日

 

(2)当該事象の内容

 東北地方太平洋沖地震により被災した資産の復旧等に要する費用または損失について、燃料デブリ取り出し作業に必要な敷地を確保するため、今後撤去していくALPS処理水保管タンクの撤去費用や、2024年3月8日に公表された原子力損害賠償・廃炉等支援機構の燃料デブリ取り出し工法評価小委員会の報告に基づき、取り出し工法の選定を進めるためのエンジニアリング費用等を災害特別損失として計上する見込みとなった。

 

(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額

 当該処理に係る費用または損失について、2024年3月期決算において、災害特別損失1,110億円を特別損失として計上する見込みである。

以 上