第4【経理の状況】

 

1 四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年8月10日内閣府令第64号)に準拠し、「電気事業会計規則」(昭和40年6月15日通商産業省令第57号)に準じて作 成している。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019年12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けている。

 

1【四半期連結財務諸表】

(1)【四半期連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2019年12月31日)

資産の部

 

 

固定資産

6,426,676

6,517,487

電気事業固定資産

3,175,092

3,147,405

水力発電設備

287,637

301,291

汽力発電設備

374,364

350,124

原子力発電設備

390,501

383,502

送電設備

790,303

785,550

変電設備

407,612

407,079

配電設備

803,893

805,882

業務設備

100,211

93,860

その他の電気事業固定資産

20,567

20,113

その他の固定資産

827,236

817,537

固定資産仮勘定

709,077

775,798

建設仮勘定及び除却仮勘定

579,917

645,971

原子力廃止関連仮勘定

73,025

67,035

使用済燃料再処理関連加工仮勘定

56,134

62,791

核燃料

506,278

502,163

装荷核燃料

69,576

67,546

加工中等核燃料

436,702

434,617

投資その他の資産

1,208,991

1,274,583

長期投資

337,233

346,088

関係会社長期投資

456,672

523,084

繰延税金資産

372,906

348,202

その他

44,650

59,991

貸倒引当金(貸方)

2,471

2,784

流動資産

830,687

938,772

現金及び預金

180,628

283,113

受取手形及び売掛金

312,519

282,006

たな卸資産

163,937

164,898

その他

176,133

210,879

貸倒引当金(貸方)

2,531

2,125

資産合計

7,257,363

7,456,260

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2019年12月31日)

負債及び純資産の部

 

 

固定負債

4,062,102

4,289,946

社債

1,060,282

1,114,200

長期借入金

1,864,563

2,036,786

退職給付に係る負債

369,472

365,959

資産除去債務

501,354

505,028

繰延税金負債

1,831

955

その他

264,598

267,016

流動負債

1,633,925

1,483,656

1年以内に期限到来の固定負債

532,364

589,610

短期借入金

146,096

145,298

コマーシャル・ペーパー

270,000

168,000

支払手形及び買掛金

125,429

86,835

未払税金

66,875

72,228

災害復旧費用引当金

2,104

591

その他

491,055

421,091

特別法上の引当金

28,389

27,209

渇水準備引当金

28,389

27,209

負債合計

5,724,417

5,800,812

株主資本

1,438,839

1,528,587

資本金

489,320

489,320

資本剰余金

66,656

66,658

利益剰余金

979,669

1,069,428

自己株式

96,806

96,820

その他の包括利益累計額

75,404

88,961

その他有価証券評価差額金

82,937

82,006

繰延ヘッジ損益

9,514

2,987

為替換算調整勘定

9,015

6,468

退職給付に係る調整累計額

7,034

2,499

非支配株主持分

18,702

37,899

純資産合計

1,532,946

1,655,448

負債純資産合計

7,257,363

7,456,260

 

(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年12月31日)

営業収益

2,384,214

2,361,308

電気事業営業収益

1,945,752

1,872,433

その他事業営業収益

438,462

488,875

営業費用

2,255,801

2,192,508

電気事業営業費用

1,861,947

1,769,907

その他事業営業費用

393,853

422,601

営業利益

128,413

168,800

営業外収益

43,030

42,619

受取配当金

8,375

11,096

受取利息

1,570

1,414

持分法による投資利益

8,811

12,826

その他

24,271

17,282

営業外費用

35,800

23,871

支払利息

23,612

19,666

その他

12,188

4,205

四半期経常収益合計

2,427,244

2,403,928

四半期経常費用合計

2,291,602

2,216,379

経常利益

135,642

187,548

渇水準備金引当又は取崩し

271

1,179

渇水準備金引当

271

渇水準備引当金取崩し(貸方)

1,179

特別損失

13,008

災害による損失

13,008

税金等調整前四半期純利益

122,362

188,728

法人税、住民税及び事業税

15,962

29,256

法人税等調整額

21,608

22,498

法人税等合計

37,570

51,755

四半期純利益

84,791

136,973

非支配株主に帰属する四半期純利益

47

1,061

親会社株主に帰属する四半期純利益

84,743

135,912

 

【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

 至 2018年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年12月31日)

四半期純利益

84,791

136,973

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

11,462

1,809

繰延ヘッジ損益

11,845

11,116

為替換算調整勘定

322

2,567

退職給付に係る調整額

2,625

1,627

持分法適用会社に対する持分相当額

1,974

3,564

その他の包括利益合計

22,979

11,932

四半期包括利益

61,811

148,906

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

61,995

149,334

非支配株主に係る四半期包括利益

183

427

 

【注記事項】

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)

(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)

 有形固定資産の減価償却方法の変更

  従来、当社および連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、主として定率法を採用し

 ていたが、第1四半期連結会計期間より主として定額法に変更している。

  当社の主たる供給区域である関西エリアにおいては、人口の減少、省エネ機器の普及等に伴い、今

 後、電力需要は安定的に推移する見通しである。

  また、電力システム改革により、発電、小売事業においては、自由化の進展により競争環境下にお

 かれることとなり、送配電事業においては、中立性、公平性を確保し、効率的な業務運営により安

 全、安定供給に資する役割が期待されている。

  加えて、エネルギー基本計画において、原子力、一般水力、石炭火力がベースロード電源と位置づ

 けられ、安定稼動が期待される一方、石油火力や揚水については、ピーク電源や調整電源として設備

 容量に価値が付与されることとなった。

  このように、当社を取り巻く事業環境は大きく変化しており、当社としては、基幹事業である電気

 事業を中心に環境変化への対応に万全を期し、企業価値の向上に努めていく。

  具体的には、発電事業においては、エネルギー基本計画を踏まえ、現在保有している電源につい

 て、それぞれの特長を活かして安定的な稼動に努め、また、送配電事業においては、社会的要請を踏

 まえ、安定供給の責務を確実に果たしつつ、設備の効率的な維持運用に取り組むこととしている。

  このような経営方針を反映し、2019年度を開始年度とする中期経営計画においては、設備全般の効

 率的かつ安定的な稼動を重点取組みの一つと位置づけている。

  以上を踏まえると、今後は、電気事業を中心に設備の安定的な使用が見込まれることから、有形固

 定資産の減価償却方法を定額法に変更することが、将来の経済的便益の費消パターンをより適切に反

 映すると判断した。

  この変更により、従来の方法と比べて、営業利益は35,861百万円増加し、経常利益および税金等調

 整前四半期純利益はそれぞれ35,651百万円増加している。

 

 

(四半期連結貸借対照表関係)

偶発債務

(1)借入金等に対する保証債務

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2019年12月31日)

日本原燃㈱

164,582百万円

151,567百万円

日本原子力発電㈱

41,652

41,652

Ichthys LNG Pty Ltd

19,247

1,874

Bluewaters Power Pty Ltd

15,934

15,508

Moray East Holdings Limited

6,278

10,728

Nam Ngiep 1 Power Co.,Ltd.

5,372

Rojana Power Co., Ltd.

696

723

提携住宅ローン利用顧客

9,224

245

257,616

227,672

 

(2)電力売買契約の履行に対する保証債務

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2019年12月31日)

PT Bhumi Jati Power

7,250百万円

7,155百万円

 

(3)燃料購入契約の履行に対する保証債務

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2019年12月31日)

エイブルエナジー(同)

3,360百万円

 

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

特別損失の内容

 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)

 災害による損失には平成30年台風第21号による財産偶発損(滅失資産の簿価相当額)および災害特別損失(被

害を受けた設備の復旧工事等に要する費用)を計上している。

 財産偶発損の内訳は災害復旧費用引当金繰入額24百万円、財産偶発損発生額3百万円である。

 災害特別損失の内訳は災害復旧費用引当金繰入額6,461百万円、設備復旧費用等発生額6,519百万円である。

 

 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

 該当事項なし

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

 当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。なお、第3四半

期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであ

る。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2018年4月1日

至  2018年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2019年4月1日

至  2019年12月31日)

減価償却費

245,690百万円

202,600百万円

 

 

 

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)

 配当金支払額

  2018年6月27日の定時株主総会において、次のとおり決議している。

  ・普通株式の配当に関する事項

   ① 配当金の総額       17,872百万円

   ② 1株当たり配当額         20円

   ③ 基準日         2018年3月31日

   ④ 効力発生日       2018年6月28日

   ⑤ 配当の原資         利益剰余金

 

  2018年10月26日開催の取締役会において、次のとおり決議している。

  ・普通株式の配当に関する事項

   ① 配当金の総額       22,340百万円

   ② 1株当たり配当額         25円

   ③ 基準日         2018年9月30日

   ④ 効力発生日       2018年11月30日

   ⑤ 配当の原資         利益剰余金

  (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金3百万円

     が含まれている。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

 配当金支払額

  2019年6月21日の定時株主総会において、次のとおり決議している。

  ・普通株式の配当に関する事項

   ① 配当金の総額       22,340百万円

   ② 1株当たり配当額         25円

   ③ 基準日         2019年3月31日

   ④ 効力発生日       2019年6月24日

   ⑤ 配当の原資         利益剰余金

  (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金3百万円

     が含まれている。

 

  2019年10月28日開催の取締役会において、次のとおり決議している。

  ・普通株式の配当に関する事項

   ① 配当金の総額       22,339百万円

   ② 1株当たり配当額         25円

   ③ 基準日         2019年9月30日

   ④ 効力発生日       2019年11月29日

   ⑤ 配当の原資         利益剰余金

  (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金3百万円

     が含まれている。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)

     報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1)

四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)

 

総合エネルギー・送配電事業

情報通信

事業

生活・ビジネスソリューション事業

 

電気事業

ガス・その

他エネルギ

ー事業

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への

売上高

1,945,752

206,571

2,152,323

159,978

71,912

2,384,214

2,384,214

セグメント間

の内部売上高

又は振替高

14,515

166,794

181,309

32,020

34,613

247,943

247,943

1,960,267

373,366

2,333,633

191,998

106,526

2,632,158

247,943

2,384,214

セグメント利益

91,390

13,465

104,855

24,449

11,488

140,793

5,150

135,642

(注)1 セグメント利益の調整額△5,150百万円は、セグメント間取引消去である。

   2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

     1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

(注1)

四半期連結

損益計算書

計上額

(注2)

 

総合エネルギー・送配電事業

情報通信

事業

生活・ビジネスソリューション事業

 

電気事業

ガス・その

他エネルギ

ー事業

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への

売上高

1,872,433

234,971

2,107,404

164,357

89,546

2,361,308

2,361,308

セグメント間

の内部売上高

又は振替高

16,349

173,050

189,400

47,338

34,693

271,432

271,432

1,888,782

408,022

2,296,805

211,696

124,239

2,632,741

271,432

2,361,308

セグメント利益

113,625

33,300

146,925

27,126

17,415

191,467

3,918

187,548

(注)1 セグメント利益の調整額△3,918百万円は、セグメント間取引消去である。

   2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。

 

 

     2.報告セグメントの変更等に関する事項

     (報告セグメント区分の変更等)

      2019年3月に「関西電力グループ中期経営計画(2019-2021)」を策定し、「安全最優先・社会的

     責任の全う」を経営の基軸に位置づけ、安全・安定供給の責務を果たすとともに、経営基盤の強化に

     取り組むことなどを公表し、事業を展開している。

      これに伴い、第1四半期連結会計期間より、報告セグメント等を変更しており、電気やガス、ユー

     ティリティサービスなどの総合的なエネルギー・ソリューションを提供する「総合エネルギー・送配

     電事業」を、国内において当社による電力の供給を行う「電気事業」、それ以外を「ガス・その他エ

     ネルギー事業」に分けるとともに、総合的な情報通信サービスを提供する「情報通信事業」、不動産

     関連サービスを提供する「不動産事業」等を事業セグメントとし、「セグメント情報等の開示に関す

     る会計基準」(企業会計基準第17号)に定める量的基準等に基づき報告セグメントを決定している。

      主な変更点としては、従来「その他」に整理されていた事業について、今後の目指す姿や事業内容

     に照らし、位置づけの再整理を行っている。

      具体的には、総合エネルギー・送配電事業のバリューチェーンにおいて、販売・コストの両面で競

     争力強化に貢献する会社および海外で総合エネルギー関連事業を展開する会社を、「ガス・その他エ

     ネルギー事業」に包含している。また、ビジネスの共通的なソリューションを提供する会社を、「不

     動産事業」等と合わせ、「生活・ビジネスソリューション事業」として報告セグメントとしている。

      なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しており、報告

     セグメントの利益は、関西電力グループの財務目標に合わせて、「営業利益」から「経常利益」に変

     更している。

 

     (有形固定資産の減価償却方法の変更)

      「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、従来、当社お

     よび連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、主として定率法を採用していたが、第1

     四半期連結会計期間より主として定額法に変更している。

      この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間のセグメント利益が、「電気事

     業」で34,137百万円、「ガス・その他エネルギー事業」で2,305百万円増加し、また「調整額」で790

     百万円減少している。

 

 

 

(1株当たり情報)

  1株当たり四半期純利益金額および算定上の基礎は、以下のとおりである

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)

1株当たり四半期純利益金額

94.87円

152.17円

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益金額

84,743百万円

135,912百万円

普通株主に帰属しない金額

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期

純利益金額

84,743百万円

135,912百万円

普通株式の期中平均株式数

893,262,630株

893,166,532株

 (注)1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していない。

    2 1株当たり四半期純利益金額の算定上、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式については、

     期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めている。なお、役員報酬BIP信託に係る信託口が

     保有する期中平均自己株式数は前第3四半期連結累計期間82,111株、当第3四半期連結累計期間140,781株

     である。

 

2【その他】

 2019年10月28日開催の取締役会において、2019年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対する第96期事業年度に係る中間配当に関し、次のとおり決議した。

 配当金の総額                   22,339百万円

 1株当たり金額                      25円

 支払請求権の効力発生日及び支払開始日      2019年11月29日

 (注) 配当金の総額には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含

    まれている。