第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。

 また、前年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当社および当社の関係会社は、電気やガス、ユーティリティサービスなど多様なソリューションを通じて新たな価値を提供する「エネルギー事業」、中立・公平な立場で電気の安全安定供給を行う「送配電事業」、総合的な情報通信サービスを提供する「情報通信事業」および不動産関連サービスや生活・ビジネス関連サービスの提供を行う「生活・ビジネスソリューション事業」において事業展開している。

 

(経営成績)

 当第2四半期連結累計期間において、小売販売電力量は、需要数が増加したことなどから、554億kWhと前年同期に比べて13.4%増加した。

 収入面では、電灯電力料収入が増加したことなどから、売上高(営業収益)は1,784,207百万円と、前年同期に比べて525,312百万円の増収(+41.7%)となった。

 支出面では、徹底した経営効率化に努めたものの、為替・燃料価格の影響や原子力利用率の低下などにより火力燃料費が増加したことや、卸電力取引市場からの調達費用の増加などにより他社購入電力料が増加したことなどから、営業費用は1,936,124百万円と、前年同期に比べて788,360百万円の増加(+68.7%)となった。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の営業損失は151,916百万円と、前年同期に比べて263,047百万円の減益、経常損失は111,855百万円と、前年同期に比べて238,867百万円の減益、親会社株主に帰属する四半期純損失は76,382百万円と、前年同期に比べて169,570百万円の減益となった。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりである。

 

①エネルギー事業

 燃料の柔軟かつ安定的な調達や、多様な電源をバランスよく組み合わせた発電により、お客さまに電気を安定

してお届けするとともに、新たなライフスタイルや、ゼロカーボン化、レジリエンス向上等、多様化するお客さ

まニーズを踏まえ、新たな価値を提供している。

 収入面では、電灯電力料収入が増加したことなどから、外部顧客への売上高は1,342,488百万円と、前年同期に比べて418,035百万円の増収(+45.2%)となり、内部売上高を含めた売上高は1,536,719百万円と、前年同期に比べて502,793百万円の増収(+48.6%)となった。

 支出面では、徹底した経営効率化に努めたものの、為替・燃料価格の影響や原子力利用率の低下などにより火力燃料費が増加したことや、卸電力取引市場からの調達費用の増加などにより他社購入電力料が増加したことなどから、経常費用は増加した。

 この結果、セグメント損失は116,764百万円と、前年同期に比べて190,841百万円の減益となった。

 

②送配電事業

 送配電事業の一層の中立性を確保しつつ、関西一円を中心に、生活や産業の基盤を支える電力を供給している。

 収入面では、需給調整取引の増加による収益の増加があったことなどから、外部顧客への売上高は257,962百万円と、前年同期に比べて94,633百万円の増収(+57.9%)となり、内部売上高を含めた売上高は584,412百万円と、前年同期に比べて146,331百万円の増収(+33.4%)となった。

 支出面では、燃料価格の高騰などの影響により、需給調整に伴う費用が大幅に増加したことなどから、経常費用は増加した。

 この結果、セグメント損失は32,498百万円と、前年同期に比べて46,263百万円の減益となった。

 

③情報通信事業

 FTTHを利用した光インターネット、光電話、光テレビの3つのサービスをeo光ブランドで関西一円に展開しているほか、全国をターゲットにモバイル事業「mineo(マイネオ)」および、法人ソリューション事業を展開している。

 収入面では、eo電気において燃料費調整額が増加したことなどから、外部顧客への売上高は108,184百万円と、前年同期に比べて4,761百万円の増収(+4.6%)となり、内部売上高を含めた売上高は138,130百万円と、前年同期に比べて4,728百万円の増収(+3.5%)となった。

 支出面では、燃料価格の高騰などの影響により、電力調達費用が増加したことなどから、経常費用は増加した。

 この結果、セグメント利益は21,158百万円と、前年同期に比べて97百万円の減益(△0.5%)となった。

 

④生活・ビジネスソリューション事業

 不動産賃貸・分譲・管理、レジャーなどの総合不動産事業に加え、リース、コールセンター運営、人材派遣、メディカル・ヘルスケア、ホームセキュリティなど、お客さまの安心・快適・便利な生活やビジネスを実現するサービスを展開している。

 収入面では、不動産分野において、住宅分譲事業における分譲引渡戸数が増加したことや平均販売単価が上昇したこと、また、賃貸事業における新規物件取得により賃料収入が増加したことなどから、外部顧客への売上高は75,572百万円と、前年同期に比べて7,882百万円の増収(+11.6%)となり、内部売上高を含めた売上高は96,474百万円と、前年同期に比べて7,641百万円の増収(+8.6%)となった。

 支出面では、不動産分野における費用が増加したことなどから、経常費用は増加した。

 この結果、セグメント利益は11,925百万円と、前年同期に比べて3,001百万円の増益(+33.6%)となった。

 

(財政状態)

 資産は、設備投資額が減価償却費を上回ったことなどから、前年度末に比べて178,305百万円増加(+2.1%)し、8,834,735百万円となった。

 負債は、有利子負債が増加したことなどから、前年度末に比べて205,471百万円増加(+3.0%)し、7,156,345百万円となった。

 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失(76,382百万円)を計上したことなどから、前年度末に比べて27,166百万円減少(△1.6%)し、1,678,390百万円となった。

 これらの結果、当四半期末の自己資本比率は、前年度末に比べて0.8%低下し、18.4%となった。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前四半期純損失を計上したことなどから、前年同期の収入から支出に転じ、前年同期に比べて収入が378,899百万円減少し、276,628百万円の支出となった。

 投資活動によるキャッシュ・フローについては、固定資産の取得による支出が減少したことなどから、前年同期に比べて支出が55,449百万円減少し、199,181百万円の支出となった。

 財務活動によるキャッシュ・フローについては、有利子負債が増加したことなどから、前年同期に比べて収入が162,126百万円増加し、317,673百万円の収入となった。

 以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、338,258百万円となった。

 

(3)経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

 当第2四半期連結累計期間において、経営方針、経営環境及び対処すべき課題等について重要な変更はない。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,059百万円である。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はない。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 当社および連結子会社における生産、受注及び販売の実績については、その大半を占めるエネルギー事業のうち当社の数値を記載している。

 

① 発受電実績

種別

2021年度第2四半期

連結累計期間

(2021年4月~2021年9月)

(百万kWh)

2022年度第2四半期

連結累計期間

(2022年4月~2022年9月)

(百万kWh)

前年

同期比

(%)

発受電

電力量

自社

水力発電電力量

8,967

8,400

93.7

火力発電電力量

20,349

24,038

118.1

原子力発電電力量

16,411

9,285

56.6

新エネルギー発電電力量

13

10

82.9

他社受電電力量

16,539

25,737

155.6

揚水発電所の揚水用電力量

△1,048

△1,197

114.1

合計

61,230

66,273

108.2

総販売電力量

59,177

63,803

107.8

出水率(%)

113.9

100.6

-

(注)1 自社の発電電力量については、送電端電力量を記載している。

2 火力発電電力量は、汽力発電電力量と内燃力発電電力量の合計である。

3 新エネルギー発電電力量は、汽力発電設備におけるバイオマスと新エネルギー等発電設備における太陽光による発電電力量である。

4 揚水発電所の揚水用電力量とは、貯水池運営のための揚水用に使用する電力量である。

5 2021年度第2四半期累計期間出水率は、1990年度から2019年度までの第2四半期累計期間の30カ年平均に対する比である。2022年度第2四半期累計期間出水率は、1991年度から2020年度までの第2四半期累計期間の30カ年平均に対する比である。

6 四捨五入の関係で、合計が一致しない場合がある。

7 発受電電力量の合計と総販売電力量の差は損失電力量等である。なお、当第2四半期連結会計期間より発受電電力量の合計を、従来の小売販売電力量から総販売電力量に対応するよう見直している。

 

② 販売実績

a.販売電力量

 

2021年度第2四半期

連結累計期間

(2021年4月~2021年9月)

(百万kWh)

2022年度第2四半期

連結累計期間

(2022年4月~2022年9月)

(百万kWh)

前年

同期比

(%)

総販売電力量(小売、他社 計)

59,177

63,803

107.8

 

小売販売電力量

48,837

55,398

113.4

 

電灯

14,552

14,423

99.1

 

電力

34,285

40,975

119.5

他社販売電力量

10,340

8,405

81.3

 (注) 四捨五入の関係で、合計が一致しない場合がある。

 

b.料金収入

 

2021年度第2四半期

連結累計期間

(2021年4月~2021年9月)

(百万円)

2022年度第2四半期

連結累計期間

(2022年4月~2022年9月)

(百万円)

前年

同期比

(%)

電灯料・電力料

739,864

1,057,034

142.9

 

電灯料

290,049

344,509

118.8

 

電力料

449,815

712,525

158.4

他社販売電力料

125,308

211,387

168.7

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 該当事項はない。