当第2四半期連結累計期間において、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性のある主なリスクについて重要な
変更はない。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、このところそのテンポが弱まっている。北陸地域の経済は、一部に下押し圧力が続いているが、総じてみると持ち直している。
このような経済情勢のなか、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。
(財政状態)
資産合計は、前連結会計年度末に比べ461億円増の1兆6,417億円(前期末比 102.9%)となった。これは、固定資産仮勘定の増加などによるものである。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ382億円増の1兆2,781億円(同 103.1%)となった。これは、社債の増加などによるものである。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ79億円増の3,636億円(同 102.2%)となった。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の利益剰余金への計上などによるものである。
(経営成績)
a. 売上高及び経常収益
売上高(営業収益)は、「電気事業会計規則」の改正により、再エネ特措法賦課金及び再エネ特措法交付金が売上高から控除される影響などから、前年同四半期に比べ358億円減の2,716億円(前年同四半期比 88.3%)となり、これに営業外収益を加えた経常収益は349億円減の2,735億円(同 88.7%)となった。なお、「電気事業会計規則」が改正されたことに伴い、前連結会計年度において営業収益に含まれていた再エネ特措法賦課金及び再エネ特措法交付金について、営業費用から控除する処理に変更になったことにより、売上高が651億円減少している。
b. 経常利益
経常利益は、総販売電力量の増加はあるものの、石炭価格の高騰、設備関連費の増加などにより、前年同四半期に比べ159億円減の91億円(同 36.5%)となった。
c. 親会社株主に帰属する四半期純利益
経常利益に法人税等を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は56億円(同 32.6%)となった。
(セグメントごとの経営成績[セグメント間の内部取引消去前])
a. 発電・販売事業
当第2四半期連結累計期間の総販売電力量については、175億50百万キロワット時となり、前年同四半期と比較すると12.4%の増加となった。
このうち、小売販売電力量については、電灯で夏季の気温が前年より低かったことによる冷房需要の減少はあったものの、電力で販売拡大活動により契約電力が増加したことや、工場の操業が前年に比べ増加したことなどから、130億73百万キロワット時となり、前年同四半期と比較すると7.9%の増加となった。また、卸販売電力量については、卸電力取引所などへの販売増から、44億77百万キロワット時となり、前年同四半期と比較すると27.9%の増加となった。
供給力については、志賀原子力発電所1・2号機が引き続き運転できなかったものの、出水率が106.9%と平年を上回り、供給設備全般にわたる効率的運用に努めた結果、期を通じて安定した供給を維持することができた。
収支については、売上高は、「電気事業会計規則」の改正により、再エネ特措法賦課金及び再エネ特措法交付金が売上高から控除される影響などから、前年同四半期に比べ362億円減の2,442億円(前年同四半期比 87.1%)となった。
また、経常利益は、総販売電力量の増加はあるものの、石炭価格の高騰、設備関連費の増加などにより、前年同四半期に比べ172億円減の29億円(同 14.7%)となった。
b. 送配電事業
売上高は、託送収益が増加したことなどから、前年同四半期に比べ47億円増の798億円(前年同四半期比 106.3%)となり、経常利益は、前年同四半期に比べ15億円増の38億円(同 166.5%)となった。
c. その他
売上高は、請負工事の受注増加などから、前年同四半期に比べ54億円増の549億円(前年同四半期比 111.0%)、経常利益は、前年同四半期なみの43億円(同 100.5%)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により67億円、財務活動により529億円増加したが、投資活動により633億円減少したことから、前連結会計年度末に比べ36億円減少し、当第2四半期連結会計期間末には1,286億円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の収入は、前年同四半期に比べ96億円減少し、67億円(前年同四半期比 41.1%)となった。これは、税金等調整前四半期純利益が減少したことなどによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の支出は、前年同四半期に比べ148億円増加し、633億円(前年同四半期比 130.6%)となった。これは、固定資産の取得による支出が増加したことなどによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の収入は、前年同四半期に比べ442億円増加し、529億円(前年同四半期比 609.6%)となった。これは、長期借入れによる収入及び社債の発行による収入が増加したことなどによるものである。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はない。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は「発電・販売事業」で612百万円、「送配電事業」で295百万円、グループ全体(内部取引消去後)で619百万円となった。
また、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の内容は、次のとおりである。
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研究開発活動の内容 |
セグメント情報の区分 |
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発電・販売事業 |
送配電事業 |
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電力の安定供給、 低炭素社会の実現及び 環境保全に資する研究 |
信頼性と経済性の両立のための 送配電線雷事故解析手法の精度向上 |
○ |
○ |
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長期的な設備機能維持に向けた工法開発等 |
○ |
○ |
|
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電力設備の診断・寿命延伸・性能評価技術の開発 |
|
○ |
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再生可能エネルギー大量導入による 系統影響の経済的な緩和対策 |
○ |
○ |
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フライアッシュの有効利用 |
○ |
|
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新たな企業価値創造や 競争力確保に資する研究 |
新たな価値創造に向けた研究 |
○ |
○ |
|
業務効率化に向けた新技術の活用研究 |
○ |
○ |
|
(5) 生産、受注及び販売の実績
当社グループ(当社及び連結子会社)においては、電気を供給することを主たる事業としており、また、それ以外の事業は、広範囲かつ多種多様であり、生産、受注、販売といった画一的な区分による表示が困難である。
このため、発電及び販売の実績のみを記載している。
① 発電実績
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種別 |
当第2四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年9月30日) |
前年同四半期比(%) |
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発電電力量 |
水力発電電力量(百万kWh) |
3,992 |
102.0 |
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火力発電電力量(百万kWh) |
10,751 |
113.6 |
|
|
原子力発電電力量(百万kWh) |
- |
- |
|
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再生可能エネルギー発電電力量(百万kWh) |
3 |
103.4 |
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合計(百万kWh) |
14,746 |
110.2 |
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(注)1.当社の発電電力量を記載している。
2.四捨五入のため合計が一致しない場合がある。
② 販売実績
a.販売電力量
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種別 |
当第2四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年9月30日) |
前年同四半期比(%) |
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電灯(百万kWh) |
3,370 |
94.8 |
|
電力(百万kWh) |
9,704 |
113.3 |
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電灯電力合計(百万kWh) |
13,073 |
107.9 |
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他社販売(百万kWh) |
4,477 |
127.9 |
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総販売電力量(百万kWh) |
17,550 |
112.4 |
(注)1.送配電事業関連の販売を除く。
2.他社販売は期末時点で把握している実績を記載している。
3.四捨五入のため合計が一致しない場合がある。
b.料金収入
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種別 |
当第2四半期連結累計期間 (自 2021年4月1日 至 2021年9月30日) |
前年同四半期比(%) |
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電灯(百万円) |
64,874 |
82.7 |
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電力(百万円) |
124,218 |
90.9 |
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電灯電力合計(百万円) |
189,093 |
87.9 |
|
他社販売(百万円) |
35,169 |
134.7 |
(注)1.送配電事業関連の販売を除く。
2.他社販売は期末時点で把握している実績を記載している。
3.「第4 経理の状況」の「会計方針の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首より、改正電
気事業会計規則を適用している。この結果、当第2四半期連結累計期間の「電灯」に係る料金収入は
10,092百万円減少し、「電力」に係る料金収入は26,727百万円減少し、「電灯電力合計」に係る料金収入は
36,820百万円減少している。
(6)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に関し、新設、除却等による著しい変動はない。
なお、当社は水力発電電力量の増加に取組んでおり、当第2四半期連結累計期間における水力発電所の出力増加は1箇所300kWである。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。