第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて変更があった事項は、以下のとおりである。

なお、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」の項目番号に対応したものであり、文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものである。

 

(2)電気事業を取り巻く環境変化に係るリスク

① エネルギー政策や電気事業制度の変更

 電気事業については、エネルギー需給に関する基本方針等を定めた「エネルギー基本計画」に基づく今後の施策、及び電力システム改革の進展などの動向により、事業環境が変化する可能性がある。

 こうした施策や制度の見直しに伴い、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。

② 原子力発電に係る安全規制の変更

 当社グループは、原子力規制委員会が定めた新規制基準への適合をはじめとして、原子力発電事業に係る各種法令に則り、原子力発電所を安全・安定的に運転するための取り組みを進めている。

 今後、新規制基準等が変更され、原子力発電所の稼働が制約を受ける場合や追加の安全対策が必要となる場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性がある。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績

当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新興国経済の減速などを背景に輸出や生産活動に改善の遅れがみられたものの、雇用が良好で、住宅投資も持ち直しの動きが続くなど、総じてみれば緩やかに回復した。四国経済についても、ほぼ同様の状況で推移した。

このような経済情勢のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ 210億61百万円(+4.4%)増収の 4,970億17百万円となり、営業費用は、315億17百万円(+7.0%)増加の 4,827億85百万円となった。

この結果、営業利益は、前年同期に比べ 104億56百万円(△42.4%)減益の 142億32百万円となり、経常利益は、124億38百万円(△53.5%)減益の 108億22百万円となった。

また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、77億39百万円(△52.7%)減益の 69億37百万円となった。

 

セグメントごとの業績(内部取引消去前)は、次のとおりである。

 

[電気事業]

当第3四半期連結累計期間の売上高は、燃料価格低下に伴う燃調収入の減はあったが、総販売電力量が増加したほか、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく賦課金や費用負担調整機関からの交付金の増加などにより、前年同期に比べ 169億59百万円(+4.0%)増収の 4,399億36百万円となった。

一方、営業費用は、伊方3号機の再稼働や燃料価格の低下により需給関連費(燃料費+購入電力料)は減少したが、退職給付に係る数理計算上の差異の償却や減価償却費、修繕費などが増加したことから、前年同期に比べ 257億32百万円(+6.3%)増加の 4,321億25百万円となった。

この結果、営業利益は、前年同期に比べ 87億72百万円(△52.9%)減益の 78億10百万円となった。

 

 

[情報通信事業]

当第3四半期連結累計期間の売上高は、FTTH事業の増や、平成28年2月よりモバイルサービス事業を開始したことなどから、前年同期に比べ 21億79百万円(+9.4%)増収の 254億0百万円となった。

一方、営業費用は、FTTH事業やモバイルサービス事業に係る販売促進費の増加などから、前年同期に比べ 21億5百万円(+10.2%)増加の 226億60百万円となった。

この結果、営業利益は、前年同期に比べ 73百万円(+2.8%)増益の 27億40百万円となった。

 

[その他]

当第3四半期連結累計期間の売上高は、建設・エンジニアリング事業の減などから、前年同期に比べ 41億82百万円(△4.7%)減収の 847億80百万円となり、営業利益は、前年同期に比べ 21億45百万円(△37.4%)減益の 35億89百万円となった。

 

(注)上記記載金額には、消費税等は含まれていない。

 

 

 (2)対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はない。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、23億35百万円であり、これは主に電気事業に係るものである。

なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況について、重要な変更はない。

(4)生産、受注及び販売の実績

主たる事業である電気事業の状況は以下のとおりである。

①需給実績

 

種別

当第3四半期

連結累計期間

前年同四半期比

(%)

電力需要

(百万kWh)

電灯・電力

18,859

100.8

融通等

3,288

241.3

合計

22,147

110.3

電力供給

(百万kWh)

原子力

2,965

水力

2,962

97.0

火力

16,365

93.5

新エネルギー等

2,093

125.5

24,385

109.7

損失電力量等

△2,238

104.3

(注)1 四捨五入の関係で、合計が合わない場合がある。

2 決算日において未確定であるインバランス電力量は含めていない。

 

②販売電力量及び料金収入

 

種別

当第3四半期

連結累計期間

前年同四半期比

(%)

販売電力量

(百万kWh)

電灯

6,257

102.7

電力

12,602

99.8

18,859

100.8

融通等

3,288

241.3

合計

22,147

110.3

料金収入

(百万円)

電灯

138,343

100.0

電力

205,487

94.7

343,831

96.8

融通等

26,190

199.3

合計

370,022

100.4

(注)1 販売電力量は、四捨五入の関係で、合計が合わない場合がある。

2 料金収入には、消費税等は含めていない。

   3 決算日において未確定であるインバランス電力量は含めていない。

 

(5)主要な設備

(電気事業)

当第3四半期連結累計期間において廃止した設備

区分

発電所名

所在地

認可出力(kW)

廃止年月

原子力発電設備

伊方発電所1号機

愛媛県西宇和郡伊方町

566,000

平成28年5月

当第3四半期連結累計期間において完成した設備

区分

発電所名

所在地

認可出力(kW)

運転開始年月

汽力発電設備

坂出発電所2号機

(リプレース)

香川県坂出市

289,000

平成28年8月