(持分法適用関連会社の異動を伴う持分譲渡契約の締結)
当社は、2024年8月30日開催の取締役会において、100%子会社であるJ-POWER North America Holdings Co., Ltd.を通じて持分を50%保有する、J-POWER Frontier Consolidation, L.P.及びJ-POWER Frontier Consolidation GP, LLC(以下、2社をまとめて「Frontier」)の当社持分の全てをACR IV FRONTIER HOLDINGS LLCに譲渡することを決議しました。これを受けて、2024年9月27日付でFrontierの直接の親会社であり当社が持分を50%保有するJ-POWER USA Generation Capital, LLCが持分譲渡契約を締結しております。
今後は、譲渡に向けた米国における許認可などの各種手続きを進めてまいります。ただし、米国連邦政府等による認可やその他契約上の条件等によって、本譲渡契約内容に変更等が生じる可能性や本譲渡が実行されない可能性があります。
なお、本譲渡が実行された場合、Frontier及び、J-POWER Frontier Consolidation, L.P.の子会社又は関連会社である8社は、当社の持分法適用関連会社から外れる予定です。
(1) 譲渡の理由
経営資源の有効活用及び資産効率向上のため
(2) 譲渡する相手会社の名称
ACR IV FRONTIER HOLDINGS LLC(Atlas Holdings LLCが運営する投資ファンドの投資先企業)
(3) 譲渡の時期
必要な許認可を含む諸手続きが整い次第、速やかに実行
※当連結会計年度から翌連結会計年度中の予定
(4) 当該持分法適用関連会社の概要
名称 J-POWER Frontier Consolidation, L.P. 、J-POWER Frontier Consolidation GP, LLC
及びJ-POWER Frontier Consolidation, L.P.の子会社又は関連会社である8社
事業内容 火力発電事業
(5) 譲渡価額、譲渡益及び譲渡後の持分比率
譲渡価額 約155百万米ドル(当社持分相当)
譲渡益 持分法による投資利益として約93百万米ドル(当社持分相当)を譲渡時に計上する見込
みです。
譲渡後の持分比率 -%
(中間配当)
中間配当については、2024年10月31日開催の取締役会において、2024年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議しました。
(注) 配当金の総額には、役員向け株式交付信託に係る信託口が保有する当社の株式に対する配当金8百万円が含まれております。
(重要な訴訟事件等)
当社に対して大間原子力発電所の建設及び運転の差止め等を請求する訴訟が、2010年7月28日に函館地方裁判所に提起され、2018年3月19日に原告の請求を棄却する判決が言い渡されました。原告は同判決を不服として2018年3月28日に控訴し、現在札幌高等裁判所において係争中です。また、同じく大間原子力発電所の建設及び運転の差止め等を請求する訴訟が、2014年4月3日に東京地方裁判所に提起され、現在も係争中です。