第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状態の分析】

(1) 経営成績の分析

当社グループは、ガスの販売拡大を中心として各事業分野において積極的な営業活動に取り組むとともに、保安をより一層強化するため安全高度化計画を着実に推進してまいりました。

当第1四半期連結累計期間(平成28年4月~6月)の都市ガス販売量は、お客さま件数が増加したことや、春先の気温が低めに推移したこと等により、家庭用が前年同四半期比13.5%増加し、全体で同8.1%の増加となりました。しかし、ガス売上高は原料費調整制度による販売単価の減少等により、同24.4%減の12,625百万円となり、連結売上高は同15.8%減の18,160百万円となりました。

また、ガスの原材料の在庫影響による粗利率の低下等により、経常利益は前年同四半期比23.6%減の1,177百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同24.7%減の815百万円となりました。

なお、当社グループの連結業績は、冬季から春先にかけてガス及びLPG販売の需要が大きく、多くの売上が計上されるという季節的変動要因があります。

 

①  ガス

ガス販売量は、気温が低めに推移した影響等により、家庭用につきましては、前第1四半期連結累計期間に比べ13.5%増の38百万㎥となり、業務用につきましては同5.5%増の74百万㎥となりました。他事業者向けの供給を含めました総販売量は同8.1%増の113百万㎥となりました。売上高は、原料費調整制度の影響やLNG販売量の減少等により、同24.4%減の12,625百万円となりました。

その結果、セグメント利益は同50.6%減の1,044百万円となりました。

 

②  LPG

販売量は気温影響等により家庭用、業務用ともに増加しましたが、売上高は原料費調整制度の影響で前第1四半期連結累計期間に比べ8.5%減の1,380百万円となりました。その結果、セグメント利益は売上原価の下落等により同15.4%増の121百万円となりました。

 

③  その他エネルギー

売上高は、気温影響で熱供給事業の売上が伸びたことと電力小売販売開始等により、前第1四半期連結累計期間に比べ18.3%増の1,959百万円となりました。その結果、セグメント利益は熱供給事業の原材料費の下落等により3百万円となりました。

 

④  工事及び器具

売上高は、改修工事等の大口受注があったこと等により、前第1四半期連結累計期間に比べ5.0%増の2,783百万円となりました。その結果、セグメント利益は売上高の増加に加え経費の減少もあり同231.0%増の164百万円となりました。

 

⑤  その他

売上高は、コンピュータ販売における開発案件の受注減により大きく売上が落ち込んだこと等により、前第1四半期連結累計期間に比べ10.8%減の287百万円となりました。その結果、セグメント損失は売上高の減少影響等によって3百万円となりました。

 

(注) 1 本書面は、ガス量はすべて1㎥当たり45メガジュール(10,750キロカロリー)で表示しております。

2 消費税等については税抜方式を採用しております。

 

(2) 財政状態の分析

(有形固定資産)

有形固定資産に関しては、石狩LNG基地への追加投資があるものの、ガス導管の減価償却費が経年ガス導管の入替投資等の新規投資額を上回ったこと等により、前連結会計年度末に比べ351百万円減少し100,296百万円となりました。

 

(無形固定資産並びに投資その他の資産)

無形固定資産に関しては、ソフトウェアの減価償却費が新規投資額を上回ったこと等により、前連結会計年度末に比べ136百万円減少し、2,951百万円となりました。また、投資その他の資産に関しては、繰延税金資産の減少等により、前連結会計年度末に比べて88百万円減少し8,331百万円となりました。

 

(流動資産)

流動資産は、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ6,673百万円減少し11,526百万円となりました。

 

(負債)

固定負債は、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ237百万円減少し63,982百万円となり、流動負債は、コマーシャルペーパーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ7,529百万円減少し、17,982百万円となりました。

 

(純資産)

純資産合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ515百万円増加し41,141百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第1四半期連結累計期間末に比べて197百万円減少し755百万円となりました。

当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少等により、前第1四半期連結累計期間に比べ1,438百万円減少し、3,836百万円の収入となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産の取得の減少等により、前第1四半期連結累計期間に比べ支出額が327百万円減少し、3,380百万円の支出となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャルペーパーの減少等により前第1四半期連結累計期間に比べ支出額が1,907百万円増加し、3,664百万円の支出となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は47百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第1四半期連結累計期間の主な変動は、次のとおりです。

①  主要な設備の新設

当第1四半期連結累計期間に新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりです。

会社名

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

北海道ガス(株)

その他エネルギー

ガス発電設備及び送電設備

10,000

借入金及び自己資金

平成28年
7月

平成30年10月

発電容量
78,000kW
送電容量
100,000kW