第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当社グループは、ガスの販売拡大を中心として各事業分野において積極的な営業活動に取り組むとともに、保安をより一層強化するため安全高度化計画を着実に推進してまいりました。

当第3四半期連結累計期間(平成28年4月~12月)のガス販売量は、お客さま件数が増加したことや、春先及び11月、12月の気温が低めに推移したこと等により、家庭用が前年同四半期比14.7%増加し、全体で同9.5%の増加となりました。ガス売上高は原料費調整制度による販売単価の低下等により、同20.5%減の35,328百万円となり、連結売上高は同10.0%減の56,014百万円となりました。

また、売上高の減少に加え、ガスの原材料の在庫影響による粗利益の減少等により、866百万円の経常損失となり、883百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失となりました。

なお、当社グループの連結業績は、冬季から春先にかけてガス及びLPG販売等エネルギー関連の需要が大きく、多くの売上が計上されるという季節的変動要因があります。

 

① ガス

ガス販売量は、お客さま件数が増加したことや、春先及び11月、12月の気温が低めに推移したこと等により、家庭用につきましては、前第3四半期連結累計期間に比べ14.7%増の100百万m3となり、業務用につきましては同7.5%増の240百万m3となりました。他事業者向けの供給を含めました総販売量は同9.5%増の345百万m3となりました。一方で、売上高は、原料費調整制度の影響やLNG販売量の減少等により、同20.5%減の35,328百万円となりました。

また、売上高の減少に加え、ガスの原材料の在庫影響による粗利益の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ934百万円減益となり、136百万円のセグメント損失となりました。

 

② LPG

販売量は気温影響等により家庭用、業務用ともに増加しましたが、売上高は原料費調整制度の影響で前第3四半期連結累計期間に比べ7.0%減の3,995百万円となりました。

また、売上高の減少に加え、販管費の増加等もあり、前第3四半期連結累計期間に比べ66百万円減益となり、44百万円のセグメント損失となりました。

 

③ その他エネルギー

売上高は、気温影響で熱供給事業の売上が伸びたことと電力小売販売開始等により、前第3四半期連結累計期間に比べ51.8%増の8,275百万円となりました。

その結果、セグメント利益は、熱供給事業の原材料費の下落等もあり、同487.7%増の400百万円となりました。

 

④ 工事及び器具

売上高は、増改築工事の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ3.1%減の10,183百万円となりました。

その結果、セグメント利益は、同25.0%減の223百万円となりました。

 

 

⑤ その他

売上高は、コンピュータ販売において開発案件の受注減により大きく落ち込みましたが、自動車販売の売上高増により、前第3四半期連結累計期間に比べ6.0%増の1,082百万円となりました。

その結果、セグメント利益は、販管費の減少等もあり同1.1%増の69百万円となりました。

 

(注) 1 本書面は、ガス量はすべて1m3当たり45メガジュール(10,750キロカロリー)で表示しております。

2 消費税等については税抜方式を採用しております。

 

(2) 財政状態の分析

(有形固定資産)

有形固定資産に関しては、石狩LNG基地への追加投資等により、前連結会計年度末に比べ4,015百万円増加し104,663百万円となりました。

 

(無形固定資産並びに投資その他の資産)

無形固定資産に関しては、ソフトウェアの減価償却費が新規投資額を上回ったこと等により、前連結会計年度末に比べ320百万円減少し、2,768百万円となりました。また、投資その他の資産に関しては、投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べて726百万円増加し9,146百万円となりました。

 

(流動資産)

流動資産は、原材料及び仕掛品の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,544百万円増加し19,744百万円となりました。

 

(負債)

固定負債は、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,561百万円増加し65,780百万円となり、流動負債は、第3回転換社債型新株予約権付社債の期限到来が1年未満になったこと等により前連結会計年度末に比べ5,575百万円増加し31,088百万円となりました。

 

(純資産)

純資産合計は、利益剰余金の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,171百万円減少し39,454百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第3四半期連結累計期間末に比べて2,331百万円増加し3,505百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加等により、前第3四半期連結累計期間に比べ1,977百万円減少し、4,740百万円の収入となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出増等により、前第3四半期連結累計期間に比べ支出額が1,737百万円増加し、12,380百万円の支出となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの増加等により前第3四半期連結累計期間に比べ収入額が3,226百万円増加し、7,182百万円の収入となりました。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は179百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間の主な変動は、次のとおりです。

① 主要な設備の新設

当第3四半期連結累計期間に新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりです。

 

会社名

セグメント
の名称

設備の内容

投資予定額(百万円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定
年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

北海道ガス(株)

その他
エネルギー

ガス発電設備
及び送電設備

10,000

3,605

借入金及び
自己資金

平成28年7月

平成30年10月

発電容量78,000kW

送電容量100,000kW